Apokaiypse des Gott der Unterwelt 作:ムリエル・オルタ
起きたら湖の中。
辺りを見渡す。カメラに入る範囲には目がちかちかするレベルで真っ赤な館。どっかで似たような特徴の家聞いたな…。…………………………そうだ、彼女から聞いたんだった。それ以外は…、森だね、他は僕がいる湖、そして僕を見て驚いている人。うん?人?いや、人にしてはおかしな気配がするし、妖怪とか?あり得るな…。
僕はハイザックを消して地上に着地………出来なかった。こけた。逸れも盛大に。あぁ、年の所為かな。いや、不老不死だから関係ないけど。しかしよく見ると僕の足は骨だった。
はい?なんで骨?
「妖怪!?でも、骨なんて聞いたことが無い。何者!?」
「カタカタカタカタカタカタカタタカタ(いや、僕にもさっぱりなんです!。ていうか、此所何処ですか?)」
頭も白骨化してる。その所為で口動かしても音鳴るだけだ。悲しい。それが余計に相手に警戒される要因になってしまった。
「正体はよく分かりませんが、対峙させて貰いますね!」
「カタカタカタカタカタカタカタカタ(まって、話し合おう。話し合えばわかり合える!)」
やっぱり音鳴るだけだ。どうしよう…。そうだ、こんな時は。
思いついたが吉日とも言う。僕は花の様な魔方陣を展開した(創世のアクエリオンの敵が出て来たときのヤツ)。そこから銀色のとがった生物(本人?曰く、一応意識のある無機物であって生物では無いらしい)を出した。それを自身にくっつけ吸収する。すると、僕を中心に白銀の結経が広がった。
「な、何!?」
「あ、あー。OK、声は出ている。こんにちは、お嬢さん。僕はタルタロス。しがない一般人さ。まぁ、普通の人よりは生きているがね」
「信じるわけ無いですよ!?」
それもそうである。目の前で人骨がよく分からない物と合体したら誰だって警戒する。それもそれを実行した奴は一般人とか言っている始末。誰だってツッコむ。
だったらどうやって納得させよう。
「う~ん。どう証明しようかね…。そうだ、紫。どうせ見ているか藍が見ているだろう?出て来てくれないかい?」
「申し訳ございません、タルタロス様。紫様は現在冬眠中なので代わりに私が来ました」
謝罪と共に僕の横の空間がいきなり開き、その中から尻尾が九つの狐が現れた。彼女の名は八雲藍。紫の式神だ。僕らヨーロッパ勢で言う使い魔的な物。言い忘れたが僕は転生したらヨーロッパらしき場所に居た。正確にはその後に会った人達によってそう思った。そこで使い魔のことも知った。ていうか、転生してから若返った気がする。見た目的にも、精神的にも。
「いいさ。それで、彼女に説明してくれるかい?僕ではどうやら警戒されてね」
「そうですか…。中国の方の妖怪だな。彼は問題ない。私や紫様が保証しよう。それに攻撃しなかったらこうして…「今彼奴らと融合してるから触ったら駄目だぞ?」まぁ、大丈夫だ」
「さっきより不安なんですけど…「美鈴!」あ、咲夜さん」
話しているとお嬢さんの後ろからメイド服を着た少女が出て来た。………………にしても、今
「先程お嬢様から貴方を連れてくるように言われましたので付いてきて頂けますか?」
「まぁ、いいさ。それにしても、この真っ赤な館はなんて言うんだい?」
気になる。もし、僕の知っている名前だったら彼女を呼ぼう。きっと喜ぶだろう。
「この館ですか?この館の名前は紅魔館。吸血鬼であるレミリア・スカーレット様が住んでおられます」
「やっぱり。彼女の言っていた館か…。つまり、彼女の子孫?子供?まぁ、いいか」
「なんですか?」
「いや、何でも無いさ。それと、僕に触れないでくれよ」
そう言いながら僕は近くの木に手を触れる。するとその木は一瞬にして鉄のような物で出来たオブジェになり、ゆっくりと縮んで僕に吸収された。
「こうやって人生終わっちゃうから。もしくは妖怪生と言った方が良いかな?」
出来るだけ笑顔を心がけて話しかけた。