Apokaiypse des Gott der Unterwelt 作:ムリエル・オルタ
オリ主異変に協力
原作?知らない子ですねぇ。え?知ってるって?いや、そんな事は無いですよ。まぁ、家出でもしたんじゃ無いですかぁ?
あれから数ヶ月経った。レミリア達は異変への準備を着々と済ませ、後は起こすだけになった。
「では室内には僕のジンクスを巡回させるけどそれで良いかい?」
「えぇ、あの人形の知っていわ。アレが我が屋敷内を巡回するとなると少しばかり過剰戦力な気がするけど」
この数ヶ月でレミリア達とは随分と打ち解けたと思う。最初の頃は下級悪魔、小悪魔と言うらしいが。小悪魔は僕を見ると何故か敬礼し出すし、メイドの咲夜は何か聞こうとする前に息を切らせて何故か来るし、パチュリーはMコードについての質問やそれを自分でも使えるように改良することに精を出していた。多分パチュリーだけいつも通りだろう。
それと、書庫のちょうど下にレミリアに近い魔力の反応があった。これに関しては異変が終わった後にでも聞こう。
「さぁ、今から幻想郷に私達吸血鬼の恐ろしさを知らしめるわよ!」
「「はい!」」
「まぁ、協力すると言ったんだ。敵は倒すさ」
意気込んでいる咲夜と美鈴。まだ若いからだろうか。元気が有り余っているのか、まぁ、僕は僕だ。気ままに行こう。
こうして、レミリア達紅魔館勢による異変『紅霧異変』が起きた。
「パチュリー、君は今回の異変中は休んでいてくれないかい?」
「あら、何故かしら?私は貴方から教えて貰ったMコードの改良版の
僕がそう言うとパチュリーは明らかに不満そうに顔を顰めた。しかし、今回は引くことが出来ない。
「此所に来たときに言っただろう?僕の同僚の医神のアスクレピオスがちょうど今日都合が付いて此方に来るんだよ。だから、君にはアスクレピオスの診察および治療に専念して貰おうと思ってね。勿論、君の図書館は僕自ら防衛しよう。ついでにジンクス以外にも近くは巡回させる」
そう言うとパチュリーは少し考えるようにあごに手をやった。暫くすると此方を見て頷き。
「分かったわ。だったらよろしくね、師匠?」
「はは、師匠はやめてくれ。いつもはアダムと呼ぶのにどうしていまそう呼んだんだい?君にしては珍しい」
「悪かったわね、珍しくて。ただ、そう言う気分だったのよ。じゃあ私は奥に引っ込んで医神様でも待っているわ。貴方には小悪魔を付けておくから何かして欲しかったら遠慮無く言ってやりなさい。私が許してあげるから」
「人権ならぬ悪魔権は無いんですか!?パチュリー様!?」
哀れ小悪魔。まぁ、やらせることなんて敵が来るまでの暇つぶしに本を持ってこさせるか紅茶でも入れさせるか位だろうけどね。
さて、ちょうど近くに椅子もある。あそこに座って本でも読んでいよう。
~数十分経過~
ジンクスの一部からの通信が途絶えている。どうやら侵入者に破壊されたようだ。まぁ、本来の三割ほどの出力で今回は動いているからしょうがないだろう。
小悪魔が入れてくれた紅茶を飲みながら来るか分からない敵を待ち構える。
するとこの場所に繫がる廊下の先の方で何やら爆発が起きたようだった。
「おや?どうやら咲夜がやられたようだね。これは敵は相当な手練れのようだ。彼女の時止めは厄介だからね」
「えぇ!?咲夜さんがやられたんですか!?」
僕の呟きに反応して小悪魔が驚きの声を上げる。まぁ、確かに彼女の実力を知っている身だと彼女がやられることに驚くだろう。とりあえず此所に来るかは置いといて侵入者に挨拶と行こう。
「Mコード:転移」
その言葉と同時に僕の体は光に包まれその場から消えた。
そして光が収まるとそこは見慣れた大広間。その先にはレミリアが待ち構えている扉がある場所だった。そこにはボロボロな咲夜、思わず二度見してしまうような謎の巫女服を着た日本風少女、いかにも魔法少女然とした少女が居た。
「ん?お前も敵か?」
「そうじゃないかしら。そこのメイドをかばって居るように見えるし」
「だったら一発マスパして良いか?さっきから打てなくてウズウズしてるんだぜ」
「良いんじゃ無い?」
最近の女の子恐ろしい…………!いきなり出て来た僕も悪いかもしれないけど、出会い頭に敵認定を受けた挙げ句問答無用で攻撃されそうだ。僕はそそくさに咲夜を抱きかかえる。
「僕は敵だけどここで戦うわけにはいかないな。僕と戦いたいなら僕を見つけてご覧なさい。そうすれば戦ってあげよう。それでは、Mコード:転移」
そのまま僕はその場を後にした。
~大図書館~
「咲夜、あまり無理はいけない。君は君が思っている以上に周りの掛け替えのない存在なのだから」
「もう、しわけありません」
「はぁ、全く。君は美が付く少女なのだからもう少し可愛げがあっても良いと思うよ?Mコード:回復」
その言葉と同時に咲夜を包むように緑色の光が発生し、光が消えるとそこには傷一つ無い咲夜が居た。その咲夜は顔を赤くして口をパクパクとさせているが。
アレか?餌を貰うときの鯉の真似か?いや、止そう。そんな事言った日には僕の体がハリネズミみたいになる。
「咲夜、君はまだ人間だし年頃だろう。なら体が傷つくことはあまり感心しない。しかし、咲夜にも信念があるだろう。僕もとやかく言わないが…」
僕はそこで咲夜の耳元でそっと。
「傷物になっちゃったら僕が君を奪っちゃうかもよ?」
「!?!?!?!?!?!?!?」
咲夜は完全に茹で蛸になった。
しまった。遊びすぎたかな。でも、こういう時はこうすれば良いとアテナの奴が言ってたし大丈夫だろう。うん。きっと。多分……………maybe…。
そんなところでこの大図書館のドアが思いっ切り開かれた。あれま。ここまでの防衛役のジンクスが軒並みやられているようだ。
「おぉ~!此所には沢山の魔導書が揃っているぜ!」
「そうだろうね。ここの持ち主もまだ読み終わってないようだし」
奇抜な巫女服の少女と居た魔法使いが来ていた。その魔法使いは興奮したようにあちこちを見て回り独り言を呟いていた。僕はそこにかぶせるように言う。すると此所に人は居ないと思っていたのか、僕の居る方向を見て驚いたような顔をした。
「さっきの奴だな。此所にある魔導書、何冊か借りてくぜ」
「それは別に良いが、一週間ほどで返してくれよ?」
「ケチ臭いこと言うなよ。こんなに魔導書があるんだから死ぬまで借りてくぜ」
「そうか…」
うむ、窃盗は良くないね。タルタロスは奈落の神だけど地獄の神と同列視されている。その為か、僕は地獄を作ることが出来る。つまり、咎人を罪人を裁くことも出来る。まぁ、面倒くさいが。それでも、目の前で行われそうになっている窃盗を見過ごすほど腐っちゃ居ない。
「それは、了承しかねる。力ずくでも止めさせて貰おう」
「それなら早速弾幕勝負だな!私の名前は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだぜ!」
「では、此方も。僕の名はアダム・タルタロス。普通の人外さ」
さぁ、