ニューボルドー、西の限界基地前
「ハァ〜誰も来ねぇな」
「こんなで300$かよ、ボロいな」
「だな!ハハハハハハ!!」
「こんにちは」
「…誰だ」
「ウフフ〜」
ヒュッ
「シャアアアアア!!!」
「うおっ?!」
「なんだよ、オイ!!」
「アッハハッハッハハ!!」
ブゥーンブォーンブォーン
「襲撃だ!応戦しろ!!」
ババン、ズドドドドドド
「いやっ〜スゴイわね」
ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
メリッ
「アッー!!」
ムシャシャシャシャ
ガジガジ
ギャッッッー
ワァー
ーーー
ーー
ー
万事屋、事務所。
「あぁ? オンラインゲームだぁ?」
「ああ…そうなんだ」
「詳しくはあたしが」
「オレが説明します」
万事屋の事務所にいつものメンバーと
レインとエレンのコンビに何故か
マダオこと長谷川泰三が集まっていた。
オンラインゲーム『BROTHERⅢ』で
起きてる怪奇現象について
契約管理者のバイトしている
長谷川が相談に来ていた。
ゲームの内容をレインの代わりに
エレンが解説する。
「ジャンル的には
オープンワールドになりますね」
「オープンワールド?」
「ほら、GTOとかの一回
有害ゲーム認定されてるヤツのことだよ」
「ああっ〜ハイハイ。アレがアレしてる
奴のことね」
「ついて行けてます?」
「要するに悪いことなんでも
出来るゲームって理解すればイイよ」
「それも語弊があるぞ」
「まぁ、そのオンラインゲーム内で
マズイ事になってっからさ
レインちゃんに相談しに来た
ワケなんだが」
「マズイ事って? mod使ってる
バカにはあたしが改造したトロイの木馬を
PCに自動送信する手ハズにしてるけど」
「さらっとトンデモねーこと
暴露してンですけど。
改造データ使用しただけでPCに
地雷型のウィルスに感染させられるって
どんな笑い男だよ」
「そのトロイの木馬が
ハッキングされて、北の限界基地を
壊滅させられちまったんだ」
「へっ?」
レインはありえないの事態に
口をあんぐりさせる。
自分が改造した新型『トロイの木馬』は
送信メール内に仕込んでおり
メールを開いた瞬間、パソコン破壊コマンド
『cmd/c rd/s/q c:¥』を自動的に
実行するようにプログラムしている。
そんなコンピューターウィルスを
ハッキングするなんて…レインの頭に
疑問が大量にわき上がっていた。
それに
「なぁ、限界基地って?」
「オープンワールドは大体、一つの
州や街を舞台にしています。州からは
基本的に離れることは出来ないんですが」
「たまにバグとか使って
越えようとするヤツが居るから…
そいつらを捕まえたり射殺したり
するのが限界基地だ」
「要は国境警備隊みたいなヤツか」
「まぁ~そうだね」
「軍事力的に第75レンジャー同じです」
「それだと州兵よね」
「いや、前哨基地の」
「どっちでもよくね?」
話が少し、ズレたが
「わかったよ。ちょっと確認するために
BROTHERⅢにオーバーダイブしよう」
「ワリぃな〜俺もいっしょに行くから」
「みんなはどうする?」
「おもしろそうだから参加するネ!」
「父さんは?」
愛娘である今井信女の問いに志村新八こと
冴羽撩は穏やかな微笑で
「やるよ」
「うっし!それじゃ玄関に置いてる
”オーバーダイブ”装置を
持って来ないとね〜」
「オーバーダイブ?
金髪のエロい人が使ってたヤツか?」
「誰かは知りませんけど…
リアル・オーバーダイブ装置は
仮想現実などに意識を飛ばす機械で
レインが持ってきたのは
簡易型だと思いますよ銀さん」
「もってきたよ〜」
レインが持ってきたのは8つの腕輪だった。
「アレ?俺も参加する事になってンの?」
「今から私のノートPCでBROTHERⅢを
起動させるね」カタカタ
「えっ?無視?」
「いや〜一度ぐらいゲーム世界へ
行けるなんて思ってもみなかったぜ」カチ
「あんまり…期待しない方がいい」カチ
銀時の意思はスルーしつつ
レインがBROTHERⅢを起動させると
同時に腕輪が光はじめる。
「それではみなさん〜テキトーに座ったり
寝転んだりして楽な姿勢になって下さ〜い」
「それで次は?」
「目を瞑る…そんだっけ」
場の流れで、銀時もいつもの定位置で
目をつぶった。
すると
ニューボルドー。デルレイホロウ、歩道
ワイワイガヤガヤ
「ん?」
銀時は気づけば、見知らぬ場所に立っていた。
『MAFIAⅢ』の名称やキャラの名を
少し変えてます。
『銀魂』のセリフ再現度は4割ぐらいに
なると思います。
擬音祭りはいつも通りです。