Wild Card   作:アンデッド

3 / 4
銃器とかは全て改造してあるので
実在とは口径や性能が違います。


[出逢い]

「邪魔だ!」

 

「サーセン」

 

「握手して下さ〜い」

 

「ああっ…ども」

 

 

カフェ・ジョリリ

 

 

「いらっしゃい」

 

「ワリぃけど甘いモン一つ」

 

 

銀時は混乱しながらもとりあえず

カフェに入り、パフェを頼んだ。

 

小汚いハーレム街みたいな場所に

天人や日本人などではなく

アフリカやブラジル系の隣人たちが

代わりに歩いている。

 

挙動不審気味に周りを

キョロキョロしていると

 

 

「おい、兄ちゃん」

 

「あ?なんだてめーら」

 

シャキッ

 

「カネ貸してくんね?」

 

 

銀時はめんどくさそうな顔しながら

立ち上がろうとした瞬間

 

ビシ

 

パァーン!!!

 

 

キャーワァー

 

 

「あん?」

 

「まただね…」ゴシゴシ

 

「バァさん、あれなんだよ」

 

「知らないのかい?アレは

最近、勢いづいてるチンピラどもさ」

 

 

ドドドドドド!!

 

 

「ヤッフー!!」

 

 

WASR 10/63を上空に乱射する

サングラスかけたガタイのいい禿げた

髭面の男とホームレスみたいな連中が

付近の商店やATMを襲撃していた。

 

 

銀時は流れ弾で撃ち抜かれ、ゆっくり

崩れ落ちたチンピラを眺めながら 

ため息をつく。

 

 

カランコロッ

 

 

「ババア!有り金全部だ!!」

 

「奥だよ」スッパー

 

 

 

アフリカ系のふくよかな

中年ウエイトレスは慣れたように

タバコを吹かして、店の金の

場所を教えた。

 

 

袖がないフード付きパーカー着た

オレンジの長い髪したヤク中並み

細いおっさんが

 

A2ハンドガード装着のコルトM16を

片手にカウンターを乗り越えて

厨房に入っていく。

 

 

「おい、そこの」

 

「あっ?ンだよ、金持ってねーぞオレ」

 

「無いなら服をよこせ」

 

「ったく…なんでこんな目に

あわなきゃいけないわけー

神さまーエホバさまー助けてくださーい」

 

「なんで準備体操してんだ」

 

 

グサッ

 

 

「えっ」

 

「ワリィな~手ぇスベッたわ」 

 

「ぎゃああああああああ!?」

 

 

 

銀時は準備体操しているふりして

死んだチンピラが持っていた

フォールディングナイフを上体倒しで

囚人服きた、禿のガタイがいい

サングラスひげ男の左目に突き刺す。

 

サングラスひげの叫び声を聴いて

フードのヤク中が戻ってくる。

 

 

「てめえ!やりやがったな!!」ジャッ

 

「いやっ、渡そうとしたら

刺さちまってよォ」

 

「うるせぇ!ブッ」  

 

 

バキン

 

トッ

 

 

 

「っ?!」

 

 

ババスッ!

 

 

 

「なんだ?!」

 

 

 

「クソッたれ!」バンバン

 

 

シュカカカカカカッ

 

 

 

サングラスをかけた蒼い前下がり

ボブヘア・スタイルの黒スポーツブラと

穴だらけになったカーゴパンツ履いた

美女が

 

サプレッサ付きSOCOM16風

スプリングフィールドM14を

前かがみの体勢で走りながら

トリガー引き続ける。

 

 

WASRを持っていたハゲは右手の

中指、薬指を高速破甲弾で

弾き飛ばされた。

 

ハゲは眉間にしわを寄せながら

背中からグロック19 2ndを抜き放つ。

 

ホームレスみたい男たちは

FN LARやM1ガーランド、MP40などで

美女に応戦する。

 

 

銀時は銃撃戦の合間にカウンターへ

飛び込み、こめかみを撃ち抜かれた

ヤク中のそばにあるA2ハンドガード

装着したM16A1を拾う。

 

カウンター越しにテイクカバーしながら

外の様子をチラ見した。

 

次々と抵抗する男たちの頭を銃撃する

美女にハゲは大量の汗をかきながら

G19を虚しく引き金を絞る。

 

 

ババスッ!

 

ドサッ

 

 

「クソッ?!」バンカチカチッ

 

 

ドン!!ガンッ

 

 

 

路地裏の壁際に隠れていた

赤いタオルを頭に巻いてM1Gを持つ

最後の男が射殺された。

 

たった3分ほどでハゲのグループは

1人を残して壊滅する。

 

美女はアイテム欄にM14をしまい

代わりにコルトゴールドカップ・

ナショナルマッチでハゲの弾切れした

G19を撃つ。

 

あらぬ方向へ飛んでいった

G19を見つめ、美女は

ハゲの頭部に片手で

銃口を向けながら近づいていく。

 

 

銀時たちがいるカフェの横から

S&W76を立射で引き腰気味に構えた

生き残りの男がゆっくり照準を

美女に合わせる。

 

 

それに気づいた銀時が息を潜めて

窓から狙撃しようと引き金に

人差し指をかけた時

 

 

ドン!!

 

 

ヒュンッ

 

 

「大丈夫か?」

 

 

交差点から銃声が響き、男が

静かに歩道へ倒れた。

 

美女は上半身だけ振り返り

コルトGCMの銃口を片手で

交差点へ向ける。

 

すると第二次世界大戦仕様の

コルトM1911A1の銃口を上に向けた

緑の軍用ジャケットを羽織る

アーミーヘア・スタイルの大柄な黒人が

ゆっくり、美女の元へ近寄ってくる。

 

銀時とウエイトレスは黒人に

銃口を向けるが

 

 

「落ち着け。コイツらの仲間じゃない」

 

「証拠はあるのかい?」

 

 

チキッ

 

 

モスバーグ500ATの銃口を向ける

ウエイトレスの言葉に

黒人はM1911A1を

アスファルトに置こうとするが

 

 

「待って」ヒュッ

 

 

「オイオイ、何してやがる」

 

「助けてもらったお礼だよ。銀さん」

 

「やっぱ…レインか」

 

「うん。そうだよ」

 

 

 

美女改めレインは黒人に何故か

FNハースタル ハイパワーM7を

投げ渡し、名前を訊いた。

 

 

「あたしはレイン。貴方は?」

 

「俺は…」

 

 

黒人はゆっくりとハッキリした声で

 

 

「リンカーン・クレイ。

リンカーンファミリーのボスだ」

 

 

と名を名乗った。

 

 

レインは穏やかな笑顔で

 

「よろしくねクレイ」

 

と名を呼び、挨拶した。




銃器は最初は正式名称ですが

後は、略称です。


ちなみにレインと銀さんのアバターは

レインが『Cowboy bebop』の
フェイ・ヴァンレンタインで

銀時がブラピという愛称で
親しまれているあの某ハリウッド
俳優さんです。


アバターは今後、映画の役名やゲームキャラで
表記していきます。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。