AXZは分かりません。
物語に色々付け加えること、オリジナルフォームなりのタグ付けたり、変更する可能性があるので、今後の活動報告の方でアンケートを募集します。
そちらでの返信など反応が無いと思いますが、ご意見をお聞かせください。
それでは、物語をどうぞ。
コンサートは成功した。その際に、ツヴァイウィングの一時解散が発表された。
『私は、多くの人に歌を届けたい』
天羽奏はフリーとなり、多くの人、大小構わず歌を届けたい。そう願い、いまから風鳴翼、いまのテレビから離れていくと宣言。翼もそれに頷く。
その理由は、
『あたし達はあの日、助かった人達の風評被害になにもできなかった。だけど、いまは違う』
そう告げて、彼女達も歩き出す。
響もあの日から、未来と仲良く、ふらわーと言うお好み焼き屋に顔を出し、未来と会うようにしている。
響のお世話したい未来、響は別に何も無いと言うが、お世話されている響。
そんな日常の中で、クリスは思いつめている。
◇
「クリス………」
俺は買い物、響はふらわーに顔を出していたら、寝床に居るはずのクリスがいない。
「………」
そして予測通りと言うか、クリスは何も言わず、どこかに行ったようだ。
「たぶん、クリスでなんかしてた奴のとこだね」
そう言う響に、スペードのAを渡しながら、
「響は待っててくれ」
「………ち」
小さく舌打ちしつつも、カードを受け取る。
クリスのことは詳しくは聞いていない。ただ知っているのは、何かを企てている者の側にいた。ソロモンの杖と言う、ノイズを操る道具を使っていたこと。
おそらくそれに関係あるのだろう。
クリスだけ、問題が解決していない。案の定、一人で動いたため、忍ばせていたカード。クラブのAの気配を追うことにする。
「じゃ、行ってくる」
「ん………」
響が何か言いたげだが、いまは気にしてはいられないため、シャドーチェイサーに乗り、すぐに走り出す。
◇
森の中、音を最大限に消しながら進んでいると、
「弦十郎さん」
それは視覚と言うより、アンデッドの感覚で彼ら二課の人達を見つけ、バイクから降りて、人の姿のまま、彼らに接近する。
隠密、明らかに人目を気にしている様子だ。まだ気づかれないと思ったが、弦十郎さんは静かに止まれと指示した。
気にせず、と言うよりなぜ気づいたのか。スピードを上げてすぐに顔を出す。
「君か、悪いがここから先に少し」
「クリスも先にいる」
「なんだと………分かった、共に行こう」
部下の方々と共に、森の奥、とある屋敷が建てられている。
日本にこんなのがあるのかと思いながら、中に入っていくと………
「一真、おまっ、これは」
「分かってる。死んでからだいぶ経ちすぎだし、落ち着け」
死体の山と、クリスがいて、なんでわかったんだと言う顔に、ポケットを指さす。
蜘蛛の絵柄が蠢き、よりにもよってクラブを渡すなと怒鳴られる。
「とりあえず、周りに爆薬あるからな」
「だそうだ、気を付けてくれよ」
そう言われながら、気を付けている中、爆薬を俺が外し、彼らはここを調べるらしい。
クリスを利用した者はここにはいないようで、クリスは何か言いたげであり、弦十郎さんも気にしている。
少しだけ二人に会話させ、その後、俺は弦十郎さんに少しだけ話を聞くと、
「カ・ディンギル?」
「ああ、分かったのはそんな塔が関係あると言うことだ」
クリスはバイクの方に乗る中、距離を取って話をしている。塔と聞かれても、
「どでかい塔なんて目立つものを、どうやって………」
「敵さんの情報網は俺達、二課側にもいる。君達が聞かないこともあり、情報を制限していたが、クリスくんが動いたか。ともかく、君が計画を狂わす切り札だが」
「向こうも承知か………」
少し派手に動いているし、弦十郎さんの組織内に敵がいるのなら、もうほとんど知られている。
「その計画は、放っておけないよな?」
クリスを利用した事もあるが、あの死体、人達は殺された。
計画の為にすでに人を殺す段階なら、放っておくことはできない。クリスのこと、全て関わりがあるのなら、
「少し、相手の目をそむく手段はある」
「………頼めるか」
「ああ、俺は戦えない人の為に戦う。変わらない、それが俺だ」
◇
「………暇なの」
「ううん、響に会いたかったの」
「そ」
そう言いながら、お世話されている中、ポケットの気配に気づく。
ラウズカードを取り出すと、カブトムシが蠢く。
「響」
「ノイズ………」
その言葉に、だけど少し首をかしげる。
本格的に動いていない。まるでいるだけと言う、少し反応がおかしい。
それに首をかしげながらも、ノイズはノイズだ。この手で壊す。
「未来はリディアンのとこに行け、あそこは地下シェルターがある」
「響」
「私はノイズを壊す」
そして走り出そうとしたとき、その手を握られる。
「! なにッ」
「響の手は壊すだけじゃないよ」
それに少し驚く。なにを言っている。
「私の手は………」
「一真さんだって、私だって、この手を離さないから」
「………早く行け」
一真のバイク。ブルースペイダーが現れ、それに乗っかると共に、
「行ってくる」
「気を付けて………」
急いで向かう中、インカムで二課の人達から情報が入る。
カ・ディンギルとかいう塔が、フィーネとか言う、雪音クリスの後ろにいて、ノイズを出すソロモンの杖を持つ人間の目的らしい。
なにをどう使うかは知らないが、どうでもいい。壊すだけだ。
そう思う中、でかい塔の建物が見えて来る。
あれがカ・ディンギルの塔なのか。だがあれは普通の施設、建物だ。特別な意味を持つものではないはずだが、
「ともかく全部壊すッ」
巨大なノイズは戦艦のようにノイズをばらまき初め、空を飛ぶノイズが空に飛ぶが、
「天羽奏っ、風鳴翼っ」
すでに戦い始めていた二人の名前を呼ぶと、こちらを見る。
天羽奏は最近、リンカーとか言う薬を多用するが、一真のおかげで肉体の負担はリセットされている。だからと言って乱用できないのに。一真は私のなのに、頼るな。
「響っ」
「! 響以外に、このバイク音は!!?」
その時、バイク音と共に弾丸が空のノイズを蹴散らし始め、そしてそこからイチイバルを纏う、雪音クリスが現れる。
あのバイク。『グリンクローバー』か。
「一真からクラブのカード借りてるのか」
「なんであたしは他の奴で、テメェは一真のカードなんだよっ」
なんでだと? 私は一真と共に戦ってたんだぞ。後ろで見ていることしかしなかった奴がなにを言うんだか。
向こうが睨むから睨み返す。そんな風に睨み合っていると、
「そこッ、痴話ケンカは後か本人の前でしろ!」
「「一真はそんなんじゃない!!」」
そう言いながら、お互い後ろのノイズを倒す。空の戦艦ノイズを睨みながら、
カリスが現れ、ノイズを倒しだす。
「一真っ」
カリスは何も言わず、地上のノイズを倒す用意に、背中合わせに雪音クリスと合わさる。
「気付いてるかバカ」
「ああ、ともかく戦艦みたいに浮いてるの殺れるか?」
「ハッ、時間稼げるか?」
「分かった。天羽奏っ、風鳴翼!! 雪音クリスが戦艦ノイズを倒す、私らはその護衛」
「分かったッ。てか仲良いのか悪いのかどっちだよ」
「いまはいいっ、急ぐよ奏っ」
「あいよッ!!」
カリスは無言のまま、ノイズを倒す。
そして………
◇
「落ち着いてっ、落ち着いて地下に避難してくださいっ」
私は響に言われた通り、リディアンの方に避難していた。
だけど無数のノイズが襲撃してきて、いま避難の手伝いをしている。
そしていまは緒川さんと共に、地下の施設へと逃げるエレベーターの中、どうしてこうなっているのか。
「司令、カ・ディンギルとはおそらく」
その時、エレベーターが壊され、その時、鎧を纏った人が緒川さんを襲った。
◇
「まさかこうも早くかぎつけられるとはな」
「塔なんて目立つものを、人知れず建造となれば、地下へと上すしかありません。そんなことをできるとすれば」
特異災害対策本部二課は地下にある。それは塔を収めるのには可能なほどだ。
そしてその創立者は、
「くっ」
エレベーターが付いた途端、どうにか離れて銃弾を放つが、全く効かない。
ネフシュタンの鎧を纏う前では無意味であり、鎖で縛られる緒川さんの為に、未来ちゃんがどうにかしようとするが、なにもできず、それでもあきらめず、彼女を見る。
そして彼女に手を上げようとした瞬間、
巨大な鎌が回転しながら飛来し、それを避ける。
「なに………」
【無事か、未来ちゃん】
「貴方は………」
アンデッド体では気づかないか。すぐに人間体に戻り、彼女の前に現れる。回転しながら、手元に戻った鎌、デスサイズを手に静かに睨む。
「貴様、剣崎一真ッ!?」
「こんにちは、櫻井了子さん」
それに困惑しながら、すぐにこちらを睨み。不可解な疑問を口にする。
「貴様は陽動の方、向こうにいたはずだ!? カリス体で向こうにいたのは」
「俺はジョーカー………どの姿も俺だ。この姿は」
白い姿、始の戦い、戦士として登録されたジョーカーと対を成すもう一人のジョーカー体。
【アルビノジョーカー………統制者の戦士。人を殺す者】
「ジョーカーの姿がもう一つ………」
【そして】
≪リモート≫
数枚のカードを投げ、リモートの光をくぐると、そこからアンデッドが地面に着地して、武器を構えながら、緒川さんと未来ちゃんを守る。
「なん、だと………」
【封印されたアンデッドを、意思無くそれを操る。いまのリモートの能力だ。こいつのおかげで、人はだいぶ助けられてるよ】
「チッ、そのような力もあったか」
その時、天井を破壊し、遅かったと言う顔をしておくか。
「俺も話を聞いたときは驚いたさ」
「弦十郎くん………」
「まだそう言ってくれるのは嬉しいな了子くん」
静かに構える中、気が引ける中で語る弦十郎さん。
すでに調査部の米国政府の案内で、彼女の手の内は読んでいた。
陽動に陽動をぶつけ、いまこうして彼女をいぶりだしたのだ。
「悪いがここは任せろ」
【人の身で行けるか、下がれお前ら】
アンデッド達を下げたその瞬間、戦いが始まる。
完全聖遺物である了子を追い詰める、その光景に驚く二人。
「完全聖遺物を追い詰める………ふざけたことが」
「知らいでかッ、俺はこれでも、後ろにいる一真くんとは仲がいいんでね!! いつも時間があれば、ジョーカー体でいつも鍛錬に付き合ってもらっていたんだ。なによりも後は飯食って映画見て寝るッ。それだけで男の鍛錬は十分だッ!!」
【人間は俺が知らないうちに進化した】
「司令だけだと思います………」
その時、彼女はノイズを出す聖遺物を取り出すが、それには光弾を放ち、ノイズは現れる瞬間、吹き飛ぶ。
【悪いが、ここまで近ければ、別空間からノイズが出現する前に壊すことはできる】
援護射撃に配下のアンデッドもいる中、顔色が変わる。
「これで積んだなっ、終わりだっ」
そしてトドメの一撃を放つ瞬間、
「やめて弦十郎くんっ」
その叫びに、僅かに緩んだ瞬間、剣先のように鋭くなった鎖が弦十郎さんを貫いた。
【しまっ】
すぐにスモッグなどを放ち、射撃をしながらその場を離れる。
弦十郎さんを持って離れたが、
「だめ、だ………了子くんの目的が」
「司令喋らないでくださいっ、こちらへ」
すぐに後を追おうとするが、ノイズの群れを許したうえ、道を破壊された。
彼らを運ぶしか無くなり、急いでその場から離れる。
◇
「すまない………」
【気にするな】
司令室に連れていくが、内側からハッキングされ全機能を奪われる。配下はカードに戻して、静かに人間体に戻った。
「外に出るには」
「すぐにルートを出しますが、避難ルートに影響を出さないとなると少し時間がかかります」
「頼む、すぐに外に出る」
そして聞いたルートを聞いて、マッハ、ジャガ―アンデッドに代わり、すぐに走り出す。
◇
「カードが騒ぐから来てみれば」
リディアン女子学院は酷いありさまであり、もう夜の中、そこに、
「あんたが全部の黒幕か、櫻井さん」
そして笑い出すのは、天羽奏と風鳴翼は信じたくないと言う顔をするが、すぐに切り替え、彼女を見る。
完全聖遺物を纏い、櫻井了子、先史文明の巫女、フィーネは語った。
自身の血筋の関係者、それが聖遺物の起動に放たれるエネルギー波に触れれば、自分の意識が覚醒し、乗り移るように復活する。
歴史の転機、パラダイムシフトと言うタイミング、いつも立ち会ってきたらしい。
「全てはカ・ディンギルとかいうのを創り出す為に、全部利用したのかッ」
「そうだ、全てはカ・ディンギルのためッ!!」
その時、大地から、地下から巨大な塔が現れる。まるで砲身のように、それが現れた。
実際砲台らしい、それで、
「それでいったいなにを、なにを撃つって言うんだよッ」
「そんなんで世界から争いが無くなるのかよ!!」
天羽奏、雪音クリスの叫び声に、先史文明の巫女、フィーネは笑う。
「ああ、これで、この一撃で。月を穿つッ」
「なっ」
なにを言っているか全員が分からないが、なぜかと問われたとき、まるで話が変わるように語りだす。
あの方と言う存在に並びたいがために、塔を作り、並び立とうとした。
だけど、あの方はそれを許さず、雷鳴で塔を破壊するどころか、人類から統一言語を奪い取ったらしい。
「バラルの呪詛、人々から相互理解を奪い、統一人語を奪ったもの。それが月だっ、月を、バラルの呪詛を破壊し、人類を開放する。そのために、私はカ・ディンギルを創り出した」
「バラルの呪詛………」
「それで、争いを無くすッ。ざっけんなッ!! 結局それは、あんたがこの世界を支配したいだけじゃないのかッ。安い、安さが爆発し過ぎてるッ」
「んなふざけた計画に、付き合ってられるかッ」
全員がシンフォギアを纏う歌を歌い、全員が纏う。
「ここまでくるのにどれほどの時間を労したか、邪魔はさせぬぞ小娘ども!!」
いまここに、月の下で最後の戦いが始まる。
アルビノジョーカー参戦、間に合うか。
それでは、お読みいただきありがとうございます。