戦姫絶唱シンフォギア/ブレイドッ!!   作:にゃはっふー

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これまでの、この響と剣崎一真で少し違うG編、三つの出来事。

一つセレナは生存、初恋の相手は剣崎一真。

二つフィーネは事実上生きているため、すでに二課はフィーネの名を語る武装集団と知っている。

三つ月読調、暁切歌は響に怯えている。

それではどうぞ。


第4枚・怪物咆哮

 なにもないまま一週間、フィーネなる組織が何もせず、何も起こらない。

 

 そんな中、緒川からある情報を得ることになるが、それをまだ知らない装者は、

 

「未来、学校行事はいまのうちしかできないから、力仕事回して」

 

 そう言いながら、荷物やら色々と運んだり、設置したりする。

 

 もうすぐリディアンで学園祭がある為、各々がその活動をできる限りしていた。

 

「響、手先器用になったね」

「ああ、バイト仕事してた時もあるから。一真から教えてもらったんだ」

「そうなんだ」

 

「ビッキーこっちもお願いっ」

 

「お~」

 

 私は一応、ここには慣れたのだろうか?

 

 周りの女子から剣崎さんと呼ばれて慕われてはいる。全部未来達のおかげだ。

 

「ビッキーの女子人気高いね、お願いしたいことがあるんだけど」

 

 そう、なぜか女子人気が高い。いや女子高だから女子しかいないのは当たり前だが。

 

 ともかく、弓美からあることを頼まれながら、少しだけ、

 

「そう言えばビッキー少し、気を付けた方がいいよ」

「ん? なにが?」

「女子たちからお姉さまとか言われてるよ、ヒナが奥さんとか、彼女とか言われてる」

 

 なぜそんな噂があるのだろうか? 一真ではないが最近の女子が分からない。

 

 そんな疑問の中、未来が訪ねてきた。少し休憩だ。

 

 弓美と別れ、未来とお昼を共にする。

 

「今日もいい天気だね」

「うん、野良猫たちも元気だろうね」

 

 そう言いながら、未来には少しだけ二課のことを話せている。外部協力者と言う肩書だ。

 

 一真が現れたことは、未来も知っている。あの後のことを、少し話し合った。

 

 そしてこれからのこと、一真と武装集団フィーネのこと。

 

「響、一真さんと出会ったら、一真さんと戦うの?」

「うん、一真を許す気は無い」

 

 私は静かに決意を言い、空に突き刺す拳。

 

 その拳を握りしめ、静かに降ろすと、未来はそっとその手を両手で包む。

 

「なら、私の分も持って行って。一真さんのこと、私も許してないから」

「うん、分かった」

 

 私達は怒っているのだ、あの日、一人消えたことに。

 

 一真、私はまだ一真に依存してる。クリスもだ。

 

 責任を取ってもらわなければいけない。新しく手を出したあの女、銀の腕についても聞きださなければいけない。

 

 いつ、どこで、どうやって手を出したか。聞く権利は私にはあるから。

 

「響、少しだけ本気で一真さんを殴ってね」

 

 なぜか未来の瞳から光が無い気がしたが、気のせいだ。

 

「分かったよ未来」

「うん」

 

 私達の決意は固いぞ一真、覚悟していろ。

 

 そう話しながら、その日の夜、物語が動き出す。

 

 

 ◇

 

 

「仮面ライダーですか、昔の都市伝説ですね」

 

 ドクターウェル。ソロモンの杖を奪取し、私達に協力。リンカー製造並び、マムの体調管理を一任するしかない相手。

 

 正直、私は、私達は苦手だ。

 

 だけど、この人無くしては活動できない。仕方ないし、私情で決めつけるのもダメだ。

 

「どんな話なんですか?」

 

「なに簡単なことです。悪の組織に改造された怪人が、正義の心で戦う英雄譚。様々な話がありまして、中には神になった者や、異世界から来た者もいるとかいないとか。そのような話です」

 

「なにか」

 

「現実味が無い話デス」

 

「その通り、そのような存在は存在しないんですよ。いまのような現状で現れない時点でね」

 

 そう言うが、私は昔の、あの後ろ姿を思い出す。

 

 どうしても考える、あの人のことを………

 

「セレナ、どしたデス?」

 

「う、ううんっ。なんでもないよ切歌」

 

「デス~」

 

 こうしてそれで話を終えて、会議に戻る。

 

 本当に仮面ライダーは、実在しないのだろうか………

 

 

 ◇

 

 

 ええそうですよ、英雄は………ただ一人いればいいんです………

 

 

 ◇

 

 

 町の外れ、ずっと昔に閉鎖された病院に、機材やらが運ばれたりしているらしい。

 

 深夜の夜、いまは三人の装者で動き出す。

 

『悪い………敵のことを考えて、時限式は待機で』

 

「謝る必要は無い奏、ここに剣、弓と槍がいる。案ずるな」

 

 連絡し終え、しばらく進むと、

 

「っ!? ガスか………」

「意外に早い出迎えだぞ」

 

 翼の一声に、私達はギアを纏う。

 

 ノイズが向かってくる中、それを吹き飛ばす。

 

「ノイズ程度と言いたいが」

 

 制御されているノイズだが、勘がささやく。

 

「ギアが重くなるっ、ナビゲートっ、私らの周りに異変は無いかッ!?」

 

『装者達、適合計数低下っ』

 

『このままでは戦闘維持できません!!』

 

「ギアの質量が落ちている………」

「ッ!! 翼ッ」

 

 翼に襲い掛かる何かを吹き飛ばし、それにイチイバルの弾丸が命中するが、

 

「この手ごたえ、生物型のなにかっ。ノイズじゃないぞ!」

「なんだとっ!?」

 

 その言葉に拍手をする者がいた。

 

 暗闇の中、眼を凝らして見ると、

 

「ウェル博士………」

 

「さすがルナアタックの英雄。戦い慣れていますね」

 

「まさか、彼奴は基地で………」

 

「まさか全部」

 

 その言葉に肯定しながら、あの時すでにアタックケースにソロモンの杖は無く、ソロモンの杖でノイズを操り、欺いている。

 

 ソロモンの杖の所有者を名乗り、ノイズをけしかけて来る。

 

 クリスが対処するが、

 

『適合率低下に伴い、ギアのバックファイアが酷いわよっ。クリスはそれ以上弾幕を使わないっ』

 

「んなこと言われたって」

 

「ちっ、道を開けろッ」

 

 黒い影を纏い、暴走状態になる。

 

「響っ!?」

【邪魔スルものハ、壊ス】

 

 ノイズを私が引き受ける間、生物型のそれは蠢く。

 

 翼は剣を構えなおすが、やはりギアが重く、僅かに顔をゆがめる。

 

 その時、

 

 

 ◇

 

 

「変身」

 

≪エボリューション≫

 

 そう鳴り響き、ワイルドカリスと言う姿でバイク、シャドーチェイサーに乗り現れた。

 

≪トルネード≫

 

 一陣の風と共に現れ、醒鎌ワイルドスラッシャーを構える。

 

 それを投げると意思を持つように動き周り、辺りのノイズを切り払い、翼の前に立つ。

 

「剣崎さん………」

「………」

 

 裏で無理矢理動こうとする叫び声が聞こえるが、カリスは無視して自立型聖遺物へと向かう。

 

「ネフィリム、貴様を封印するッ」

 

 カリスアローを取り出しながら斬り合う。その様にネフィリムと呼ばれたそれは、カリスに怯えていた。

 

「ど、どうしたんですネフィリムっ、くっ、下がりなさいっ」

 

 無数のノイズが現れ、弾幕のように突っ込んでくる。

 

 カリスはすぐに後ろに下がり、翼の前に立ち、全て切り伏せる。

 

「剣崎さん」

 

 少しだけ頬を赤くしかけたが、すぐに首を振り、ウェル博士を見た。

 

 ネフィリムと言うものはオリに入り、飛行型ノイズにより運ばれている。

 

「剣崎さん借りるぞっ」

 

 そのままシャドーチェイサーに乗り、翼は加速する。

 

 

 ◇

 

 

『そのまま飛べ翼』

 

「飛ぶ?」

 

『海に向かって飛んでください翼さんっ、どんな時でもあなたは』

 

『お前ならいけるッ』

 

 その時、その言葉のまま海へと飛ぶと、急速浮上した潜水艦が現れ、それに伝って飛び、バイクを乗り捨て、飛行するノイズへと飛ぶ。

 

 一太刀でノイズを討ち、落ちるオリを切り伏せようとするが、

 

『避けろっ』

 

 その言葉に槍が降り、それをギリギリで避けたが海に落ちてしまう。

 

 

 ◇

 

 

「あれは」

 

 槍が海面に浮き、その上に器用に立つ歌姫。

 

「時間通りですねフィーネ」

「フィーネだと?」

 

 そう言うウェル博士は、終わりの名を持つ巫女フィーネは

 

 マリアのことをフィーネと、再誕したと言うが、

 

(フィーネは生きてる、なら、嘘っ!?)

 

 マリアはガングニールを纏い、槍が海面に浮かび、オリを掴む。

 

 朝日が昇り、静かに顔色を変えずにいる。

 

「響達はここにいろ」

 

「一真っ」

 

「お前の身体はだいぶ侵食されてる」

 

「!」

 

「………ここにいてくれ」

 

 そのまま高く飛び上がり、潜水艇の上で戦い始める二人の下に来る。

 

 

 ◇

 

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 歌を歌う歌姫の中、マントが生き物のように蠢く。

 

 それを交わしながら、カリスの援護を受けたりするが、

 

「っ!?」

 

 その時、身体に激痛が走る。

 

(先の一撃かっ)

 

 

 ◇

 

 

「ちっ、完全によけきれてないかッ。つば」

 

 その時、身体が、息が、肺から全て、心臓が飛び出るような感覚に襲われた。

 

「がっ」

 

 暴走状態のバックファイアがいま、来た。

 

 瞬間、丸鋸が無数向かってくる。

 

 舌打ちして、その場から離れるが、身体が重い。

 

 クリスには鎌を振り下ろす装者、切歌が迫り、クリスはそれを避けながら舌打ちする。

 

 肩で息する中、無数の丸鋸が放たれ、巨大な丸鋸のようなものに乗り、突進する調。

 

「チィィィィィィィィィィィ」

 

 それに手を伸ばし、激突する響。

 

 歌う調はその中で、

 

「!?」

 

【ガルルルルルルルルルルルルルルルルッ】

 

 手で回転する丸鋸を掴み止め、静かにその顔を掴む。

 

「っ! 調っ」

 

 それを投げ飛ばし、切歌はそれを受け止め、吹き飛んだ。

 

「がっは、ぐっあぁぁぁ―――」

 

 瞬間的に暴走値まで適合率をはね上げたが、その所為で胸から鉱石が生まれ、それに、

 

(まだそんなに侵食はしてないはずっ!? 侵食スピードが上がってるのかっ)

 

 その現象は知っている。一番危険値が高い時の現象。だが、

 

「グッアァァァァァァァァァァァグ」

 

 無理矢理開く口を閉じ、身体の鉱石を投げ捨て、睨みつける。

 

 それを見て二人の少女は青ざめ、血の気が引く。

 

「な、なんデスかあの人………恐怖ドラマ真っ青デス」

 

「い、言わないで切ちゃん………」

 

 クリスは響の側に来て、ウェル博士の前に立つ二人を見る。

 

「おいガキ二人っ、いったいなにをたくらんでるッ」

 

「………正義では守れないものを、守るために」

 

 そう静かに、無表情に言った。頑張ったデスと小さく呟くが………

 

 こちらの行動や様子に少し臆しているが、それでも調と言う者はそう告げる。

 

 それには、

 

「はっ、なるほどね………正義………正義?」

 

 そう何度も口にし、

 

「「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

「「っ!?」」

 

 

 ◇

 

 

 二人の少女は突然そう叫び、静かに、

 

「クリスッ、こいつらをボコボコにして引きずり回すッ。気合い入れて適合率上げロぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!】

 

「んなもん、分かってるんだよくそったれがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 黒い影を纏いながらの、突然の激昂に驚く二人の装者。

 

 クリスは反動でダメージを負い、目から血を流しながら、それでも滅茶苦茶に撃ちつ続ける。

 

「怖いデスっ」

 

「な、なにあの二人っ」

 

 響達に怯え、すぐに丸鋸を構えるが、それをかみ砕きながら響が激突する。それはまさに獣だ。

 

【オマエらがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、お前ラみたイな悪にジぶんがナれば救エルと錯覚するノガいるからぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ】

 

「こ、来ないでっ」

 

 調は恐怖に顔を歪ませ、弾丸がウェル博士や響がいようと放たれる。

 

 いや、自分も含め、辺り一面に、

 

「ま、待ちたまえっ、ボクはなま」

 

「威力マシマシのぶっ飛びしようだクソッタレっ」

 

「ひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

 

 そして爆発する中、翼はそれを見た。

 

「響、雪音っ」

 

 

 ◇

 

 

 それが分からない。私は始め、偽善者のような人間と思った。

 

 だけど、

 

「調無事デスかっ」

 

「う、うん」

 

 ドクターを持っている切ちゃん。私はソロモンの杖を持ち、ロープにつかまり、マムに回収されている。

 

「ここまで来ればもう大丈夫デス、ドクターは気絶するし、私はもう………」

 

「うん………セレナには感謝しないと」

 

 船内の中、ネフィリムのオリを後ろに、先ほどの爆発から銀の風で守ってくれたセレナ。

 

 おかげでたすか

 

「おい」

 

 その時、私はゾッとした。

 

 顔を掴まれ、血まみれの彼女が、口元を釣り上げて目の前にいる。

 

「笑え」

「ぇ………」

 

 視界目の前にあるのは血まみれの、瀕死のはずの人。

 

 だけど勝てる気がしないッ。

 

 なにを言っているか分からない!!?

 

「笑えよおい………敵が死にかけてるんだ、笑ってみせろよ。正義を捨てた正義の味方」

「ぁ………」

 

 怖くて怖くて、怖くて、怖くて怖くて怖い怖い怖い怖い怖いッ。

 

「覚悟しろ、お前ら正しくても、犠牲で誰かを救うのが正しいとのたまうのならな………」

 

 そして手を放ち、地面に下りる。

 

 怖くて怖くて、もう会いたくない。

 

 私は彼女の認識を改めた………

 

 

 ◇

 

 

「クリス、弾幕は取っとけ………いまは動けない」

「ちっ」

「二人とも、無茶をするなッ」

 

 翼が駆け寄って怒鳴る中、だが、

 

「許せないんだよっ、正義では救えない? ふざけるなッ」

 

 そして周りを見る。いつの間にかいない。いるのか分からないが、叫びたくなるクリス。

 

「だったら彼奴はなんなんだっ、正義を捨てて、人間を捨てて、報われることを捨てて誰かを守る彼奴は、彼奴は」

「二人とも………」

 

 そして血を流しながら立ち上がり、静かに歯を食いしばる。

 

「絶対に許すか、自分を犠牲にすれば何もかも救われるなんてこと考える奴なんか、絶対に許すものかッ!!」

 

 だって、でないと許せない。

 

 彼奴は、正義ですらなくなった彼奴の戦いを、まるで他人がそれを正しいと思っているのが許せない。

 

 自分の全てを捨てて、全てを終わらした男。

 

 正義も、正しいも、仲間も、何もかも裏切った。

 

 彼奴は、

 

「彼奴は正しくない、それで彼奴は迷い、苦しんでるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 私は叫び、静かに消える飛行船を睨み、静かに拳を握りしめた。

 

「壊す為だけじゃない、この拳は」

 

 そんなバカをぶっ叩いても止める、拳だ。

 

 認めるものか、自分を捨てることで誰かを守った気になっている者達を、認めてなるものかッ。

 

 

 ◇

 

 

「調、調っ」

 

「………」

 

「………セレナ」

 

 調は無言のまま抱き着いて、切歌も怯えながら私に抱き着く。

 

「セレナ」

 

「マリア姉さん………」

 

 二人の様子にマリア姉さんは困惑している。

 

「二人とも、あのガングニールの装者の人、話と全然違うから、もう」

 

「会いたくない会いたくない会いたくない会いたくない―――」

 

 調は急にそう言いながら、私の胸に顔を埋める。

 

 本気で怯えている、切歌も後ろから抱き着いてきた。

 

 マリア姉さんは叱咤しようとするが、異常過ぎる為に言うのをやめて様子を見る。

 

「なにがいったいどうなってるの………」

 

 もう分からないことだらけで、これから先、どうなるの………

 

 

 ◇

 

 

「………」

 

 遠く離れたところで、歩きながら変身を解く。

 

「響の侵食………」

 

 少しずつスピードが上がっている。まさかと思うが、侵食が早まっているのかもしれない。

 

 だからと言って顔を出せば、二度と離れないようにされそうだ。

 

「俺は人の中には戻る気は無いんだ………」

 

 んなの知るかと怒られるだろう。

 

 分かっている、分かり切っている。

 

 正しい事をするために動いているはずが、どうしていつも誰かを傷つけるんだろうか。

 

「………なにより、いまはネフィリムか」

 

 あれは身体の中に、一部記録のように存在する。

 

 聖遺物を食らい、共食いしたその兵器。見過ごすわけにはいかない。

 

 過去の記憶から引っ張り出す、あの時は、側にいる誰かも敵として認識してしまい、行動不能にして終わらした。

 

 もしかすればあの日、ネフィリムを封印していたら、こんな事態にはならなかっただろう。

 

「だとしたら、やらないといけない。なんとしても」

 

 そして思い出す。白い小さな少女。

 

 生命力を跳ね上げようとしていた、明らかに肉体の限界を超えようとする。

 

 確か絶唱か、これも響の治療などで知り、二課と関わるときに知った知識だ。あまりの威力に、自身にダメージを負うほどの力を放つ歌。

 

「………あの子なのか」

 

 思い出す、戦いの中にいる子の中に、よく似た子達がいる。

 

 成長したのだろう、俺はしていない。

 

 あの日、みんなを裏切ったあの日から、ずっと………

 

「………俺は中途半端だな」

 

 そう呟きながら、決意して歩き出す。

 

 今度こそ、全てを解決する。いまはそれしか無いと考えながら………




自己犠牲で救う事を正しいと思うF.I.S。

自分の全てを犠牲にして、仲間を救おうとした剣崎一真。

どちらも正しくない行為と知りながら行動する。

違うのは、剣崎一真は間違ったことと知りながら、苦しみながら進む。

彼女達はそれでもやらなきゃいけないことと考え、正しいと信じ進む。

響とクリスはその違いに腹を立てて、激高しました。

調ちゃんはマリアの布団の中に入るので大丈夫。

それでは、お読みいただきありがとうございます。
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