戦姫絶唱シンフォギア/ブレイドッ!!   作:にゃはっふー

44 / 54
物語の針は動き出す。


第4枚・いつもの?

 燦然と太陽が大地を照らす中、彼女達は、

 

「エルフナインちゃん、次はこれを着てみようか」

「これなんかも似合いそうですね~」

「じゃあさじゃあさ、次は」

 

 とある少女たちが集まり、一人の少女、エルフナインと言う子の洋服を着せたりしている。

 

「あれ? 響は」

「あのバカなら」

 

 小日向未来が疑問に思い、雪音クリスへと尋ねる。クリスは疲れた顔で答える。

 

 そして大量の服を持ってきたのは、

 

立花(・・・)、少し買い過ぎだぞ」

「まったく………」

 

 帽子とサングラスで顔を隠す二人の女性が呆れながら、後輩二人に手伝ってもらいながら、

 

「えへへっ♪ せっかくだからいっぱい買っちゃいましょうよっ♪♪」

 

 そう笑顔(・・・)で話しながら、響と言う子は洋服を見せる。

 

「せっかくの夏休みなんだからっ、楽しまなきゃっ」

 

 そう呟きながら、エルフナインに微笑む。

 

 

 ◇

 

 

 燦然と太陽が大地を照らす中、彼女達は、

 

「エルフナインちゃん、次はこれを着てみようか」

「これなんかも似合いそうですね~」

「じゃあさじゃあさ、次は」

 

 とある少女たちが集まり、一人の少女、エルフナインと言う子の洋服を着せたりしている。

 

「あれ? 響は」

「ああ、彼奴なら逃げたぞ」

 

 小日向未来が疑問に思い、雪音クリスへと尋ねる。クリスは自分も逃げようかと考える。

 

「誰が逃げるか誰が」

 

 そう言いながら、ちゃんとした服を持ってくる響。

 

「デス~」

「似合いそうな服持ってきたよ」

 

 そして後輩二人は、各々が似合うと思った衣類を持ってきた

 

「二人とも、少しは(・・・)を見習ったらどうだ? 少し買い過ぎだぞ」

「まったく………」

 

 帽子とサングラスで顔を隠す二人の女性が呆れながら、後輩二人の後ろから、

 

「まあまあいいじゃないか、せっかくなんだからよ」

 

 同じように顔を隠す、天羽奏が後輩達をそそのかしたらしく、服を持っていて、それを微笑ましく見るセレナ。

 

 それに二人はやれやれと、お互い諦めて微笑む。

 

「ま、こんな日もいいか」

 

 そう微笑み(・・・)ながら話し、響と言う子は洋服を見せる。

 

「せっかくの夏休みなんだ、楽しもう」

 

「はひっ」

 

 そう呟きながら、エルフナインに微笑む。

 

 

 ◇

 

 

「ん」

 

 その時

 

 

 ◇

 

 

「あれ?」

 

 鏡を見つめ合う。

 

 

 ◇

 

 

「「えっ」」

 

 お互いがお互い、違う自分を見つめた。

 

 

 ◇

 

 

「ん、どうした立花?」

 

「あっ、えっ、いえっ。気のせいだよね? 着てる服もフード付きのものじゃないし」

 

 

 ◇

 

 

「どうした響?」

 

「? いや………まさかね。あんなしゃれたもの着てないし………けど、まさか」

 

 少し考え込む響。静かに嫌な予感がする。

 

 

 ◇

 

 

「なにか食べられる場所だとオレは聞いた」

 

 オレは錬金術師、キャロル・マールス・ディーンハイム。いま世界を知る為に、世界中を巡り、聖遺物、オーバーテクノロジーでできた物。異端技術の品々を封印する。

 

 現在は首から五つ色のペンダントを下げている。これはオートスコアラー達のデータが入ったペンダントだ。

 

 そして同行と言うより、オレより先に、聖遺物封印をしている者、剣崎一真と共に、砂漠のど真ん中にいたッ。

 

「ここのどこに食べられる店があるッ、砂漠のど真ん中でオアシスも無いぞ!!?」

「………」

 

 だが一真の目は青く光り、静かにバイクを走らせると、

 

「!?」

 

 突然建物がポツリとあり、オレは驚く。

 

「日本語? 光写真館?」

 

 そう書かれている管板で、一真は気にも留めず、中に入る。

 

 

 ◇

 

 

「ともかく、写真館なら写真を撮るのであって、食い物は出ないはずだが?」

「ここはコーヒーは出してくれるし、飯もあり合わせ食わせてくれる。よくクリスと響を連れてきたしな」

 

『おやおや、マスターは三人目ですか。初めてじゃなくって残念でしたねあっははは』

『地味に傷付く話だ』

『地味でしょうか?』

『早く活動したいゾ』

『―――』

 

「やかましいわッ」

 

 なにかこいつらの身体を用意したら、うるさいことになった気がする。

 

 一応ゴーレムなどを基本に、身体とペンダント状態で過ごさせていた。

 

 レイアの妹はでかいからミニサイズだぞと言ったが、本人は気にしていないからいいが………

 

「それより一真、誰もいないぞ」

 

「おじさん? 誰もいないのか? ディケイド、夏ミカンさん、クウガ?」

 

「おい一つおかしいぞ」

 

「そうディケイドから聞いた」

 

 そう一真が言いながら奥へ進む。

 

 中を探りながら入っていくと、

 

≪シニガミハカセ≫

 

「!? まさかっ」

 

 突然中に飛び込む一真だが、何かが飛び出て、それと共に窓の外、建物の外へと吹き飛んだ。

 

「!? 一真っ」

 

「まさかッ、ちっ」

 

≪チェンジ≫

 

 ジャガーアンデッドになり、高速に動き出す。

 

 

 ◇

 

 

【やはりワームかっ】

 

 ウカワームと言う、防御力が高く、盾に変形する左腕と、ハサミのような右腕を持つ。

 

 それが光速で動き回り、同時に動くが、何度も切り裂かれ吹き飛ぶ。

 

「一真っ!?」

 

【来るなキャロルっ、光速移動、いや超感覚で動く生物だ!! 高速移動できなければ対応できないぞ!】

 

「??? ! そういうことか、くそっ」

 

 そう言い、すぐに言いたいことを理解し、

 

「どれほど早く行動できようとッ」

 

 砂漠と言う足場に術を使用する。大量の水がばらまかれ、泥が生み出される。

 

 それがウカワームの身体に絡みつき、クロックアップを強制的に使えなくした。

 

「おそらくその身体は、つまるところ時間の流れを変えたり、思考が高速で動き、高速移動と同じように動くのだろう。少なくとも一真の言い方でそれ以外あり得ない」

 

『ツーカーですねマスター』

 

「るっさいぞガリィッ。ともかくその泥は少々特殊なものでな、対象の感覚を遅くする」

 

【これなら、変身っ】

 

『ターンアップ』

 

 ブレイドへ変化し醒剣を持って斬る。

 

「ウエェェイイィィィィ」

 

 切り払う中、その腕を切り落とし、殴る前にラウズカードをスライドする。

 

≪ビート≫

 

 拳を叩き付けると硬い甲羅にヒビを入れ、そしてすぐにラウズアブゾーバーを出現させ、ジャックフォームへと成り、空へと羽ばたく。

 

≪サンダー ファイア トルネード ブリザード エクストリームショット≫

 

 四属性を纏い、飛来し叩き斬る。

 

 ワームは爆散し、ブレイドの姿を解く。

 

 

 ◇

 

 

「一真、あの生き物は」

 

「ワームだ、感覚が鋭く、光より早く行動できる」

 

「感覚が早い、生物だと?」

 

 つまりあれは光速で動くのではなく、感覚がそのレベルまで早く活動できる。

 

 まあ難しいから、光速移動できる生物で片付けた方がいいか。

 

 オレはワームなる生物のサンプルを確保しつつ、一真は光写真館へと入っていく。

 

 

 ◇

 

 

 俺は写真館のとある場所に来る。

 

「これは」

 

 それは背景ロールがある、撮影場所でもある場所。

 

 その背景ロールは、六人の歌姫が歌を歌い、星が歌を歌う背景。

 

「まさか」

 

 そしてすぐに背景ロールが揺らぎ、場所が変わる。

 

「! 一真っ」

「分かってる、ここはそういうところだ」

 

 そう、いつの間にか、砂漠の熱気が無くなり、都会の熱気にかわり果てていて、

 

「砂漠とは別の意味で暑い………」

「………」

 

 そう都市のど真ん中、ここは日本、そして、

 

「マリアと翼のポスター」

「なにがどうなってるんだ」

「ここは」

 

 平行世界、新たな運命が動き出した………




物語はこうして交差し出します。

お読みいただきありがとうございます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。