そして現れるは、鏡の世界に住まう怪物だった。
私はいま、マリアさんと共に歌いながらレイドラグーンであると連絡が入ったモンスターと戦う。
銀の剣と風と共に、飛び回るそれを倒す。
「気を付けてマリアさんっ、映るものからこれらが出たり入ったりしてます」
「ええ、分かっているわセレナ」
背中合わせでそれを話し合い、このままではいけない。
速攻で決める認識をして、私達はイグナイトに手を伸ばす。
「「イグナイトモジュール、抜剣ッ」」
銀の剣に黒が装飾され、私の纏うアガートラームも黒が混ざって、剣を構え歌いだす。
黒と銀、そして白の衣装。歌を歌い、銀の風に乗り滑る。
無数のナイフを取り出し、マリアさんも蛇腹剣を伸ばし、広範囲に攻撃する準備をした。
私は回転して、スカートが刃のように鋭くなり、銀の刃をまき散らす。それが雪を放ち、辺りに刃がばらまかれる。
マリアさんはそれと共に銀の風を纏い突風になり、辺り一面にいるレイドラグーンを切り刻む。
「これで殲滅完了ですね」
「………ええ」
気のせいか、やはり敬語を使うと妙に間がある。
ひょっとしたらこっちのマリアさんは、マリア姉さんと大して変わらない寂しがり屋なのかもしれない………
◇
「オッラアァァァァァァァァァァ」
槍を投げ、それが無数に分かれ、空を飛ぶレイドラグーンを貫き、翼は逆羅刹で倒し、こちらに来る。
「このままでは我々の体力が削れるだけ」
「なら、一気に歌うが、付いてこれるか?」
「無論だっ」
上等、私達はブローチに手を伸ばす。
「「イグナイトモジュール、抜剣ッ」」
翼は青に黒の鎧を纏い、私は黄色に黒い槍を掴み、ブースターがついた身体を見る。
私だけ少し鎧じみてないか? まあいいか。
歌いながら加速して、弾丸のように貫き、翼は炎と共に飛翔する。
私達は塊を見つけたとき、すぐに連携に入り、翼が私の背中に張り付き、炎の翼になり、私は槍を最大に回転させ、まさに炎の流星のように、レイドラグーンを粉々に蹴散らす。
「うし、問題ないっ」
「ああ、いまの我々は無敵だ!」
そして私は大爆発が轟き、お互い驚く。
あれは………
◇
「私に地味は似合わないっ」
「全部壊すゾ♪♪」
「それでは聞かせてください、あなた方の歌を」
「ま、久々だからやりますか」
「―――――」
オートスコアラー全員を取り出し、オレもダウルダブラを纏い、蹴散らせる。
たわいないが、少しばかりおかしい。
(数が今回は多すぎる………誘導か? なら狙いはなんだ………)
念のためインカムに連絡をつけ、エルフナインに話をする。無論渡されたものだ。
「エルフナイン聞こえるか」
『はいっ、キャロルなにか』
「少しばかり動きが気になる。他の装者は」
『響さんたちは外側付近で待機してます、これでレイドラグーン殲滅は問題ないと思います。それ以外はなにも』
「………そうか」
思い過ごしか? そう思うが、
「「ダブルエクストリーム」っ!!」
風を纏い、塊を蹴り飛ばすダブルが現れ、それに気づく。
「ダブル、一真は」
「ああ、彼奴は」
その時、大爆発が起き、オレ達はそちらを見た。
◇
虫が飛ぶ、めんどくさい。
「仕方ない、行くぞ魔剣ダインスレイフッ」
そう言い私はブローチを押し、魔剣を呼び起こす。
獣のようなうなり声と共に、黒い影が私に纏い、私の身体を闇に染め、巨大な爪を構え、拳を握りしめる。
「ぶち壊すッ、道を開けろ絶望!!」
ブースターから吹きだす炎と黒い闇を纏い、空を駆け、目につくレイドラグーンは全て千切り、大地にいる者達には、闇を纏った紅蓮の炎を塊にしてプレゼント。
大爆発が起きる中、一掃完了し、私は周りを見る。
「………一真がいない?」
◇
それは静かに見ていた。
「予想外に力が集まった、これは上々」
そう言い、なにかの欠片を手に持ち、ほくそ笑む。
「なにが上々だ、十面鬼」
それは一真の問いかけに驚き、球体に乗りながら、振り返る。
「仮面ライダーブレイドっ!? なぜ貴様がミラーワールドの中にッ」
「答えろ」
静かに戦闘の構えを取りながら、レイドラグーンを何匹か呼び出し、キングフォームのブレイドをけん制する。
「まあいい。我が名は十面鬼ユム・キミルっ、貴様を倒すものだっ」
「………行くぞ」
瞬間、13のレリーフからカードの光が飛び出し、ジョーカーの力により一枚になる。
「来いッ」
≪ワイルド≫
その音と共に加速し、レイドラグーンを切り捨てながら接近するが、
「ワイルド返しッ」
その時、爆発するエネルギーがぶつかり、少し吹き飛ぶ。
すぐに着地するが、困惑する一真。
「この私には、全てのライダーの技を返すという、ライダー返しと言う技があるッ。仮面ライダーブレイドっ、破れたり!」
そう言うが、すぐに重醒剣を捨て、そしてジョーカーに成る。
「はっ!!? ま、待てッ」
【ハアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ】
今度はマンティスを取り出し、それで斬りかかる。
「ま、マンティス返しッ」
そう叫ぶがそのまま切り裂かれ、欠片をジョーカーが握りしめる。
「ば、バカな………同じ怪人が………」
爆発すると共に、それを背にしながら、元の姿に戻る。
「悪いな、俺は怪人であると共に、ライダーでもあるんだ」
◇
ミラーワールドから出て来ると共に、時間が経つとエルフナイン達が来る。
「これがミラーワールド内で、敵が持っていた物ですね?」
「解析はここの組織に任せた方がいいだろう」
キャロルもそう言いながら、フィリップはその欠片を見る。
「何かの欠片のようだね、エネルギー? それをどこかに送るものかな。興味深い」
「この世界でエネルギーなら、フォニックゲインか」
「フォニックゲインって、なんだ?」
翔太郎の問いかけに、キャロルは腕を組みながら、
「かみ砕けば聖遺物を起動させるエネルギーであり、歌と言えばいいんだろうな。まあ代理エネルギーはいくらでもできるが」
そう言いながら横目で一真を見る、フロンティアを万能の力で起動させた男。
それにふ~んと反応を見せながら、そう言えばと懐に手を伸ばす。
「そう言えば、これを返すの忘れてた」
「………ああ」
そう言い、翔太郎が懐から、紙束を取り出す。
それを見た一真も思い出して納得して、手を伸ばすが、
「ふっざけるなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
キャロルは叫びながらそれを取り上げた。
「これはヤントラ・サルヴァスパ、だとっ!?」
「ああ、財団Xって言う組織と、少し面倒ごとがあってな。その時にこいつが異世界から来た」
「あの時は、キャロルが何度も追いかけて来て大変だったから、次元の隙間を通ったら関わった」
「その時のことかッ、異世界に逃げていたのか貴様ッ」
憤慨しながら睨み、エルフナインも驚愕していた。
響たちは呆れ、向こうの装者は驚いている。
「それのおかげで、奴らしか使えない装置の起動を止めて、どうにかなってな。んで、その次があった。その時に、そのままどっかに帰ったから、俺が持ってたんだ」
「聖遺物を置いて行くなバカっ」
そしてキャロルは懐にしまう。それに一真は少し考えるが、まあいいかと思い立ち上がると、
「!?」
後ろから響に刺される。
「えっ? なにキャロルにプレゼントしてるの一真? 刺すよ?」
「なにしてるの私っ!? そういうのは刺す前に言わなきゃっ」
「ちげぇだろバカっ」
「いつものことのような気が………」
「一真さん私も何か欲しいですっ」
「………セレナ」
緑の血を流しながら、どこから取り出したか分からないナイフをしまう響。
立花響は向こうの自分がヤンデレでびっくりしていて、困惑し、マリアはこの世の終わりのような顔でセレナを見る。
キャロルは悪くないと言う顔をして、オートスコアラーはとりあえず宝石に戻った。
◇
もう一つの世界の私は過激だ。
刺すとか壊すとか、少し分からない。だけどやっぱり私なんだなと、心のどこかでそう思う。
「ともかく明日の用事を終えないとな」
「明日か、あたしらは泊まればいいか」
「えっ、平気なの私? 夏休みの宿題とか、課題とか」
「んなもん、もう終わってるよ」
彼女は私なんだろうか?
ともかく、
「お願いッ、助けて私いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
◇
翌日の教室で、出された課題をこなすある少女の姿がいた。
教師はすぐに採点してくれて、少女は眠そうなのか、少し目つきが悪いが、本人はすいませんとすでに一声かけていたため、咎められない。
「はい、よくできました立花さん。よくやり遂げましたね」
「はい………すこし、いえ、かなり眠いですけど………」
「正直まだまだあるのですが、いまは休んでくださいね」
「はい………失礼します」
◇
そして私が教室から出ると、こちらの世界の未来がいた。
「お疲れさま響」
「そっちの私はちゃんと勉強してる?」
「それがしっかりさせてるよ。もう響ったら………」
課題の点数の結果では、まだまだ夏休みの途中で呼び出される数が増えるため、どうしても赤点回避しなければいけなかった。
だから平行世界から来た私が受けたのだが、
「疲れた?」
「正直。バレないように、全問正解も避けなきゃいけないし、赤点回避ギリギリがいいから、調整がね………」
苦笑する未来。私達はともかく歩いていると、
「お疲れ」
「デース」
「お疲れ様です」
そう言って、後輩とこちらのクリスが出迎え、私は調を抱きしめる。
抱き心地いいんだよな。
「調ーーーー」
こっちの切歌も取られたように叫ぶけど、しばらくすると慣れるのはこちらも変わらない。
帰り道の中、他の装者の様子を聞く。
「マリアはセレナと一緒デス。デスけど………」
「セレナは、異世界の人として接するから、じりじりと精神を削られてます。正直迷惑かけて申し訳ないです」
後輩ズからそう言われる。それでも離れられないのは、こちらのマリアも寂しがり屋のようである。どうするんだこれ。
「先輩の方はカラオケ程度なら問題ないって、奏先輩とすぐに打ち解けたりしてるんだけどな」
「仕方ないよ、二人とも、こっちの自分のこと考えてるんだしね」
難しい問題だと思いながら、静かに歩く。
そうして歩いていると、
「!」
その時、調を投げ、私はすぐに魔剣を開放して炎を防いだ。
◇
【ノックアウトファイトッ!!】
「なんだありゃっ!?」
突然あのバカじゃない方が後輩を投げ渡したと思ったら、炎を放つ、変なもんが現れた。
周りからも変なもん。ゲームの敵キャラのようなもんが現れる。取り巻きのように、やる気マンマンらしい。
「まったく、未来、平気?」
「平気だよ響」
「そっちは、イグナイトの力、かなり制御できるんだな」
「もう一つの相棒さ。とりあえずボスは任せろ、周りを頼む。けど近づくな、あれはバクスターだから」
バクスターってのは確か、ゲーム病とか言う、人に感染するコンピューターウイルスだったか。
私らにかかることを考えると、問題だが、
「お前は平気なのか」
「魔剣を纏う、問題ない。行くぞっ」
【ファイッ】
後輩はギアを纏わせず、小日向を守らせ、私は雑魚キャラを遠方で倒す。
彼奴は、暴走状態っ!? あっちとこっちじゃかなり違う。暴走状態で殴り合い始めた。
まったく、こっちとは別の意味で問題児のようだぞっ。
◇
「これはおもしろいことになっているな」
それを見下ろす男がいる。
整備された学園の道で戦いだすバクスターと未知の力。
「ノックアウトファイターを攻略できるかな?」
不敵に笑いながら、彼は彼で静かに観察する。
自分の為に………
「ふふ………この神の出番はあるか?」
そう静かに呟いた………
◇
炎を纏うノックアウトファイターの拳に対して、暗闇を纏い、獣のように殴り合うが、
「なんなんだあっちのバカはっ」
「暴走状態のはずデス!? なのにどうして」
理性的、技と言うものを使い、カウンターやフェイントを躱しながら、周りにいる雑魚キャラですら打ち倒しながら、攻め入っていた。
そして獣が蹴りを叩き付けるとHIT!と叩き付けたときに、
【!?】
その足を掴み、拘束するようにその場にとどめた瞬間だった。
「デスっ」
無数のパズルが頭上から降って来て、二人はそれに潰された。
「響さんっ」
「響っ!?」
「誰だッ」
クリスは何かがいた場所にガトリングを放つと、それをパズルのような壁が現れ防がれる。
「ほっほっほ。私はパーフェクトパズルのバクスターっ。レベル99!!」
そう言い、杖を持つバグスターが現れ、それにガトリングを放ったが、霧かノイズのようにそれがずれて、攻撃が素通りする。
「なっ」
「無駄です、我々バグスターはウイルスっ。落ち着いて対処すれば、あなた方の攻撃は無効化できるのですよ!」
そう言った瞬間、黒い炎がパズルから巻き起こり、全員が驚愕する。
「なっ!?」
GAМE CLEAR!と鳴り響くと共に、暗闇の炎から響が現れた。
その拳と言う名の爪で、ノックアウトファイターを貫いて………
「ふんっ、だったら一ミリも残さず壊してやんよ」
「響がロングっ!? いい………」
「ヒナさんっ!?」
「アニメかッ」
その様子に恐れて、また霧状になる。
それに舌打ちした響だが、
「ッ!?」
辺りが光に包まれ、逃げ出そうとしたバグスターがその場に姿を現す。
「なっ、なぜ逃走がっ!?!」
「ふっははははははははははッ」
突然何者かの笑い声が響き渡り、その男が姿を見せる。
「なんだっ!?」
クリスはそれを見ると、その腰には蛍光色のベルトが巻かれ、男は何かを握りしめ、叫ぶ。
「グレード0ッ。変身!」
≪ガッシャット!レベルアップ!マイティーアクショーンX!≫
それは黒い戦士。
ハンマー型の武器をすぐに剣へと変え、堂々と歩きながら現れたのは、
「仮面ライダーエグゼイドっ!?」
響の言葉に、
「違っうウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ、私は、神だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
そう叫び、仮面ライダーゲンムが姿を現した。
◇
「仮面ライダーゲンムッ!? 檀黎斗が外に出たのかっ」
バイクを走らせ、左翔太郎と共に現場に向かう中、インカムからの通信を聞き、そう叫ぶ一真。
『何者なんですかっ!?』
エルフナインの言葉に、
「神と自負する男だッ」
『そんなんだけで分かるかッ、詳しい人物像を言えっ』
キャロルに怒られた一真は、
「神だッ」
『殺すぞッ』
◇
「ふっははははははははっ」
「くっ、貴様のゲーマドライバーの所為で、逃げられないのかッ。このっ」
無数のパズルがクリス達の頭上に現れるが、ゲンムは気にせず、
「行ったぞっ」
そうしか言わない。
仕方なく、響や他の装者がそれを防ぐが、バグスターは叫ぶ。
「貴様っ、自分でどうにかしないのかっ」
「生憎と、できる者がやった方が効率がいい。貴様を倒せるのは、神である私だけだッ。ほかのことなぞぉぉ………知ったことかッ!」
斬り合う中で、ゲンムはバグスターにたびたび意味不明に触れている。
それにバグスターは、
「これは」
「気付くのが遅かったなッ、レベル0はその名の通りレベル0ォォォ。貴様のレベルはぁぁ、すでに0ダァァァァァァァァァァァァァア!!」
「早いッ、これは」
「無駄に牢獄の中にいたわけではなぁぁぁいいぃぃぃぃ。私はレベル0の能力を上げておいたのさ!」
そして静かに、
「さ・ら・にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい」
≪ウィザード!≫
「グレート0レジェンド!」
≪アガッチャ!シャッシャッシャバドゥビタッチで変身!プリーズ!マジッグウィザード!≫
赤い魔法陣が現れ、その姿が変わる。
手に持つ武器も変わり、ゲンムは叫ぶ。
「この通りっ、隠し持っていたライダーガシャットも使用可能ぉぉぉぉぉ。やはり………私は天ッ才だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
高笑いしながら、炎を纏いながら、トリッキーに動き戦うゲンム。
その様子に、
「な、なんか、嫌な人を思い出すデスっ」
「うん、似てる………」
そう言い合いながら、静かに見ているしかない。
「これで終わりだッ」
そう言い、いつの間にか設置されているコイン状の何かに触れる。
それと共に、ガシャットを腰ベルトの別口にセットした。
≪高速化!≫
≪キメワザ! マジックザクリティカルストライク!≫
高速に移動し、何度も炎が切りつけると共に魔法陣が拘束し、空にいつの間にか高く跳び上がり、魔法陣を叩き付けるように、バグスターに飛び蹴りを叩き付けた。
「ゲームクリアだ………」
そう言い、静かに仮面ライダーゲンムは勝利を収めた。
◇
「仮面ライダーゲンム」
「檀ッ、黎斗神だ!!」
「檀、黎斗神」
「言い直すなよッ」
一真と檀黎斗神が向かい合う中、周りに関係者、人が集まる。
「仮面ライダーW、仮面ライダー剣、このような形で再開するとは」
「一真、こいつ」
「雪音クリスくん、は、どうやら初対面のようだ」
こいつ私の事知っているのかと言う顔になるが、響が落ち着かせ、無視して話を進める。
「お前も、呼ばれた口か」
「そうとも、この、神の才能を求められたらしいが、どうやら求めていたものと違うらしく、危なく、残りの残機を消されるところだった」
そう言うと、立体映像のようにモニターが出て、1と表示されている。
その話を聞く中で、翼が気づく。
「待て、その口ぶり。この騒動を起こしている者と」
「出会った、そしてどうにか逃げ延びたのさ、この私はっ」
それに空気が変わり、全員が神を見る。
「少しばかり厄介だ、そろそろ奴らは」
その時、司令室から連絡が入り、それと共に地震が大地を揺らす。
全員が体勢を崩し、切歌と調を支えた為、響がギロリと二人を見る。
戦慄する二人だが、それより驚くことが起きた。
「これは」
空に、地球が映り出す。
「これは」
「あんときと同じ」
「どうやら動き出したらしい、相手はあの時の者だ、仮面ライダーブレイド」
「なん、だと」
「そして目的は………」
◇
一人の男が鏡と黒ローブに祈るように、装置を動かす。
「これで本当に………」
「ああ。お前の願いが、この魔法石と聖遺物と連動して、お前の願いを叶えてくれる」
「………また怪物を出すだけじゃないのか?」
「その怪物の力は見ていたはずだ。その力を使えば」
「………」
そして男は言われるがまま、魔法石に触れ続ける。
黒ローブ、ファントムは心の中で笑う。
全て、自分の願いの為に………
神です、この人です。
ライダーの奴とかきっと隠し持っているだろう神。
そして物語は終わりへと近づきます。