戦姫絶唱シンフォギア/ブレイドッ!!   作:にゃはっふー

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なぜだ、考えれば考えるほどに深くなる。

そんな思いで出来上がりました、どうぞ。


第5枚・一真

 それはパパもママを失い、捕虜として大人達に捕まっていた時だ。

 

 どうやら私は大事な商品で、無理矢理小さな檻の中に入れられ、これからどうなるか、当時は分からず、震えていた。

 

 大人は何を言ってもやめてくれず、私はこれから酷い事になる。そうとしか分からなかった。

 

 彼奴が現れるまでは………

 

 眠れぬ夜、銃声が響きながら、耳を防ぎ、身を縮ませていると、目の前に、血まみれの、私を無理矢理ここに押し込めた男が倒れた。

 

「ひぃ」

 

 小さな悲鳴の中、誰かが入ってくる。

 

 それは人じゃなく、化け物だった。

 

 青色の姿、ベルトに青色のハートみたいな機械をつけて巻いている。身体は鎧を着た何か。

 

 その身体から緑の血を流し、両腕に刃物が付いている。その刃先は赤く染まっていた。

 

 もう片手に剣のようなものを握りしめて、化け物は部屋の中を見渡し、こちらに振り返る。

 

 怖くて怖くて、他にいる子達も騒ぎに気づき、泣き叫ぶ。

 

 化け物が右腕を大きく振り上げた。

 

 私は目を瞑ったけど、どこかで安心していた。

 

 これでパパとママのところに行けると………

 

 目を閉じて大きな音が鳴り響いた瞬間、金属音が鳴り響いた。

 

 化け物はオリと鎖を壊す。

 

「えっ………」

 

【まだ終わってない、ここにいろ】

 

 そう言って、化け物は私達を繋ぐ鎖や手錠を壊してくれるのだ。

 

 それでもそれが怖く、恐ろしいなにかなのは変わらない。何人かは怯えて泣いていたが、私は不思議と、もう怖くなかった。

 

【すぐ終わらせる】

 

 そして化け物はそのまま外に出ると、銃声が鳴り響く。それが鳴りやむまで、私は静かに待ち続けた。

 

 

 

 全てが終わり、化け物はもう出て平気だと言って、私達に缶詰や水が入った木箱を置く。

 

 そしてそのまま、人の姿に変わった。

 

 血の色だけは変わらなかったが、黒い髪と黒い瞳の男で、男はそのまま、

 

「騒ぎを聞きつけて、いま保護する人が来る。ここにいろ」

 

 そう告げて、男はそのままどこかへ出向く。

 

 

 

「………どうしてついてくる」

 

「………なんで」

 

 私は、なぜか化け物を追って歩いていた。

 

 だいぶ歩いて、もといた場所から離れかけたときだ。

 

 しばらくして化け物は話しかけ、そして尋ねた。私は、

 

「なんでもっと早く助けてくれなかったんだよッ!! パパとママは死んだんだッ、なのに、なのにいまさら、いまさら助けやがってッ」

 

 そう叫び、化け物に言った。

 

 我ながら理不尽だ。あの時、パパやママが死んだ時、こいつは側になんかいなかったのに、私は自分だけを助けたこいつを許せなかったんだ。

 

 それを聞き、化け物が近づく。殺されてもいいと、私は思っていた。

 

 だけど、

 

「ごめん………」

 

 そう言って、私を抱きしめてくれた。

 

 受け入れた。理不尽極まり無いことなのに、化け物は受け入れたんだ。

 

「助けるのが遅くて、ごめん………」

 

 その後からほぼ記憶は無い。ただ泣いた、泣いた記憶と、忘れたい記憶しかない。

 

 一真とはその後、一緒に旅をした。

 

 大人は信用できないと、そう言って何度も困った顔をする一真と行動する。

 

 一真は、大人達と戦う。ずっとだ。そんな日々の中、

 

「いいか、ここにいれば保護される。だからここにいろ」

「なんでだよッ、なんでだよ一真!!」

 

 五年後、一真は急にそう言い始める。

 

 いや、前々から一真は私のことを考えて、何度も人里で情報を集めていたことは知っていた。そして何度目かのやり取りだと思っていた。

 

 だけどその時の一真は引かないまま、かたくなに私を置いて行こうとする。

 

「お前は人間で、俺が化け物だからだ」

「そんな、そんな理由」

 

 分かっていた、化け物である一真の足を引っ張っている。一真を縛り付けている。

 

 だけど、いまなら分かる。本当はそれが嬉しかった。

 

 私だけの一真、私だけの化け物。私を理解する、私だけの。

 

 そして一真はパパとママの夢を、化け物だけど同じように見ていると………

 

「なのにッ」

 

 彼奴は私を置いていった。人間だから、そう言って国連に、大人に預けて私を置いて行った。

 

 だから私は力を欲したんだ。彼奴の側にいられるために、大人なんかに頼らなくていい力が欲しい。一真の側にいられるためにも………

 

 再会した彼奴の側に、別の女がいる。

 

 そこは私のだッ、私の、私の一真ッ。

 

 フィーネに教えたのは一真のジョーカーの、緑色の姿だけだ。他にもいろいろあるが、言うつもりなんかない。あれは私のなんだから。

 

「誰にも話さないし、渡さない………」

 

 その時、私は彼奴の顔を思い出す。

 

「融合症例一号………」

 

 そこは私の居場所だ。お前のじゃない………必ず奪い返す。

 

 一真は殺す。殺して、殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して、殺し続けて、傷付け続け、私のだと言う証を刻む。痛みを与え続ける。

 

 一真は私のだ。あのバカは、私だけのバカなんだッ。

 

「はははっ………」

 

 考えただけで、笑いがこみあげて来る。

 

 待ってろ一真、すぐに殺すからな………

 

 

 ◇

 

 

「ブッハションっ!! シャケカ?」

 

 アンデッドは風邪をひくことはないだろ。私は呆れる。

 

 いまの寝床。静かに身体を休ませる中、そろそろあのチビの話をするか。

 

「一真、あの子のこと知ってるの」

「………俺が日本に来た理由だ」

「確か、人売りしてる組織潰した時に拾ったおもらし少女のこと?」

 

 これ、本人が他人に話したこと知れば、比喩無く殺すだろうな。一真不死身だもん。

 

 一真のことが怖くて、最初おもらししたらしい話。後をついて来た時、しばらくして気づいて大変だったと………

 

 日本に来た理由としてそのエピソード言うんだもん。私なら、必ず殺す。

 

 途中まで一緒にいたけど、少し大きな組織を根本から潰す為に、もう連れて歩けなくなったらしい。というより、私くらいの年頃の子になったから、これやばくない?っていまさらながら思い国連に預けたらしい。

 

 だからこの化け物はバカなのだ。考えずに連れまわしてたら美少女になるけど、同時にがさつな子になっていって、本当にまずいと思ったらしい。親御さんに申し訳ないからと、人の中に戻したら、行方不明。

 

 だから日本に来たら、コンサート事件に遭遇して今に至る。

 

 こいつは時々、別の意味で本能のままに動きすぎるんだよね。

 

 ………イライラする。色々な意味でイライラする。

 

 そう思っていると、

 

「誰か来る」

 

 私は立ち上がり、構えていると、すぐにやめた。敵わないからだ。

 

 風鳴弦十郎、その人が訪ねてきた。

 

「すまない、力を貸してほしい」

 

 

 

 話としてはこうらしい。あの秘密基地の地下には、完全聖遺物『デュランダル』があり、そして防衛大臣暗殺事件が起きた。

 

 様々な思惑が重なり、二課にあるそれが狙われていると推測される。

 

 それを別の場所に輸送する計画があり、できればと頼まれた。

 

「その話、あの鎧の子も出る可能性はあるか」

 

 一真がそう聞くと、風鳴弦十郎は静かに頷く。それに一真は決めるのには十分だ。

 

「響はここにいろ、輸送は俺が守る」

「なんで」

 

 そうイラつきながら答える。

 

「あの子を捕まえるのなら、手を貸す。てか、ノイズは私がこの手で壊す。一真にだってそれは否定させない………」

「………そうか」

「………すまない」

 

 そう話が纏まり、私達は動く。

 

 だけどイライラする………私をイライラさせないでほしい………

 

 

 ◇

 

 

 立花響、ツヴァイウィングコンサート事件の生存者。

 

 二年前の事件にて、ガングニールの破片が心臓付近に刺さり、重傷を負うものの、回復し、リハビリ後退院。

 

 だがその後、彼女の父親蒸発時に姿を消す。

 

 その後は行方不明。現在も捜索願は出ている。

 

 学園生活など、風評被害に遭った形跡有り。それが原因であると考えられ、それは天羽奏、風鳴翼と言う少女達の心を揺さぶるには、十分だった。

 

「緒川、二人は」

「表向きは立ち直ってますが、父親の蒸発や、学園内でのいじめなど………軽く当時のネット掲示板も調べておきました。無論、一課に問い合わせ、消させましたが」

 

「酷いってもんじゃありませんでしたよ。事実を知る我々からしたら、ぞっとする内容ばかりの尾ひれでした」

 

「そうか………」

 

 藤尭の言葉にコーヒーを飲み、紙コップを握りしめる。

 

 これは自分達の失態だ。

 

「このような形で、あの日の失態が顔を出すか。いや、目を背けていたのだろうな俺達は」

 

 あまりのごたごた、畑違いから対処も他人任せ。それがこの結果だと、歯を食いしばる。

 

「奏さんや翼さん、二人のフォローは僕が」

「すまない、俺はその間、やらなきゃいけないことをする。ここが俺の踏ん張り所の一つか」

 

 そう言い、紙コップを捨て、次の作戦について考え込む。

 

「………この状態では翼達と合わせては戦えない、二人は俺と行動させ、一真くんと響くんに、デュランダルの警護を任せるか」

 

「それしか無いですね」

 

 緒川の言葉を聞き、いまはこうして、作戦は決行するしかない。

 

 

 ◇

 

 

 バイクを二台あり、一つは『ブルースペイダー』であり、それに響が乗り込む、ハンドルは持つだけだ。操縦などは自動に動くから、それ任せだ。

 

 もう一つは一真が乗る『シャドーチェイサー』に乗り、カリスへと変わっている。

 

「は~い♪ 二人とも♪♪」

「………」

「あんたが櫻井了子か」

 

 カリスの姿で陽気に話しかける者は少なかったが、話しかけて来る者がいた。

 

「ええ♪ できる女、櫻井了子よっ♪♪ 一真くん、よね。できれば今度メディカルチェックさせて、もらうわけにはいかないようね………」

 

 途中から響から鋭い殺気を受け、渋々引き下がる了子に、一真は何も言わないが、

 

「あんたに少し話がある、響の中の欠片だ。できれば時間があるときに聞きたい」

「あら、デートのさそ、いや、もう。時間ならいつでも作るからね~」

 

 響からの殺気の所為で、変に冗談も言えず、渋々自分の車に乗り込む。あそこにデュランダルがある。

 

 獣のように鋭い眼光の中、静かに、

 

「イライラする………」

 

 そう呟きながらも、行動を開始する。

 

 

 

 複数の車と共に、輸送先までついていく二人。ヘリが二台空を飛び、そこに二人の装者が乗り込んでいる。

 

 司令官である弦十郎さんもいて、そして、

 

「来るぞ」

 

「!」

 

 ノイズの群れが、襲い掛かってくる。

 

 

 ◇

 

 

 カーチェイスの中、化学工場らしい場所にたどり着き、バイクを捨てるしかなく、私はここでノイズを睨み、握りつぶす。

 

「誘いこまれた………!?」

 

 鎖を放たれ、それを避け、相手を見る。

 

「よお、また会ったな融合症例第一号」

 

 ノイズを従えて、チビが現れた。

 

「………ああそうだな、おねしょ少女ちゃん」

 

 それを聞き、バイザー越しでも分かるほど真っ赤になり、鎖を握る手が強まり、トゲが一層鋭くなる。

 

「一真の奴ッ、殺す!!」

 

「また漏らさないうちに、大人しく捕まれおねしょちゃんッ」

 

「一真アァァァァァァァァァァァァァァァァア」

 

「一真の名前を口にするなァァァァァァァァァ」

 

 あれは私のだ。その名前を口にするなッ。

 

 私は歌いながら、あの子は歌わず、戦い始めるが、スペックとノイズの数だけは多い。

 

 だけど一真の風を感じながら、歌を歌う。まだ早い、奥の手はまだ取っておく。

 

 そう歌いながら、私は壊す衝動に身を任せる。

 

「一真の側にいけしゃあしゃあといやがってッ」

 

「あれは私のだッ、捨てられたんだからもう諦めろ!!」

 

「黙れッ、彼奴を殺す。殺して殺して殺しつくす………お前が私達の間に入り込むな!!」

 

「あれに手を出すなって言ってるだろガキッ」

 

 地面を砕きながら、蹴り技を放つ。瓦礫を吹き飛ばして目くらましするが、向こうも気にせずに向かってくる。

 

 私達の間に割り込む異物、昔、一真が面倒を見ていても、いまはもう異物だ。

 

 そうしていると、何かが飛び出し、煙や煤を吹き飛ばす。

 

「なにッ」

 

「あれは、デュランダルッ!?」

 

 確かに剣のようなものであり、それが僅かな光を放つ。

 

 おねしょちゃんがそう呟き、舌打ちを盛大にし、急いでそちらに跳ぶ。彼女も跳んだ。

 

 このままあれを渡すのは癪に障る。絶対に渡さないため、足蹴にしてさらに跳ぶ。

 

 そして剣を手にした瞬間、世界が暗転した。

 

 

 ◇

 

 

「ッ!?」

 

 柱のような黒い光が立ち上ると共に、悲鳴が聞こえる。これは、

 

「響ッ」

 

 その時、何かが吹き飛んでくるため、受け止める。それは、

 

「クリス………」

「かず、ま………」

 

 バイザーが僅かに砕け、片目だけだが忘れられない。その顔………

 

「やっぱり、俺のこと見てもらしたクリぐふっ」

 

 鎖が刃物のように、思いっきり腹を貫き、クリスは本気でキレた顔でこちらを見る。少し赤面していた。

 

「お前は………お前はぁぁぁぁぁ」

「待てクリス、いまはあれ。まさか響か」

 

 その時、無数の鉱物が鎧のように輝き、暗闇を纏う響が剣を掲げている。

 

 あのままならまずい。

 

 そう思い、クリスを静かに置き、Kのカードを取り出す。

 

≪エボリューション≫

 

 ハートの十三枚のカードが飛び上がり、全て一つへと集まる。

 

 ワイルドカリス。いまの姿に成り、急いで構える。

 

「響」

 

【アァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ】

 

 暗い柱がこちらへと振り下ろされるが、ここでそれはまずい。

 

 すぐに『醒鎌ワイルドスラッシャー』をカリスアローに合わせ、13のカードを一枚へ変える。

 

≪ワイルド≫

 

「響ッ」

 

 放たれる矢は、柱へと激突するが、その場に止まるだけであり、勢いは殺せていない。

 

「響、一真ッ」

 

 翼や奏が後ろから話しかけてくる。だが、構っていられない。

 

「この一瞬があれば」

 

 その瞬間、響から一枚のカードが飛び出て、それを使う。

 

『ターンアップ』

 

「アァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

 

 全ての過程を飛ばし、13のカードが黄金へと変わり、全てが自分の中へと戻る。

 

 これがブレイド、これが俺の、最強の姿の一つ。

 

 スロットにラウズカードを差し込む暇は無い。ただ力を、13の力を『重醒剣キングラウザー』へ流し込み、ただ振るう。

 

「オッリィアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

 

 黒の柱を叩き折る、黄金の一撃。

 

 暗闇を斬り、反動ですぐに変身が解けたが、俺はすぐに響へと駆け寄った。

 

 

 ◇

 

 

「響」

 

 急いで響の側でリカバーを使う。呼吸も正しく、問題は無い。

 

 緑の血を流しながら、周りを見る。余波だけでノイズは消し飛び、クリスは………

 

「もういない………クリス………」

 

 腹の傷は、もう塞がっていた。

 

 だがクリスになにがあった? それが分からない。

 

 そうこうしていると、二人の装者が近づいてくる。

 

「あんた、傷が」

「俺は不死身だ」

 

 奏にそう言い、響を見つめながら、その手を握りしめる。僅かだが、その手は握り返された。

 

「貴方は、やっぱりあの時の………」

 

 あの一瞬で、あの日の姿を見られたようだ。

 

 一真は少しだけ目を閉じながら………

 

「………俺があの時、もっと早ければ、響をこんな風にはしなかった」

「! 違うッ、そんな「そんなことあるッ」」

 

 この小さな手を握りしめながら、

 

「俺はジョーカーッ、不死身の化け物だ!! あの日、もっと多くの命を救えていればッ、もっと多くのノイズを切り伏せていれば、この子の人生を壊さずに済んだんだッ」

 

 ネットやテレビなんて見ない。本能のまま静かに戦う。

 

 声が聴こえ、そこに出向き、本能のまま、獣として戦う。怪物、不死の戦士アンデット。

 

 だから知らなかった。あの日の生還者、その中で風評被害が広まっていたなんて………

 

「あんた………」

「俺が助けられなかった、もっと大勢の人を助けたかったッ。俺は、俺が遅かったばかりに、この子の人生を守れなかった、大勢の人を救えなかった」

 

 もっと早く声が聞こえていれば、もっと早くノイズを探知すればよかったと、彼は叫ぶ。

 

「それは我々とて同じだっ、あの場にあなたがいなければ、被害はもっと」

「被害に大きいも小さいも無いッ」

「「ッ!?」」

 

 二人はその言葉を聞き黙り込み、静かに響を持ち上げる一真。

 

「俺は守る、そして戦う。戦えない、全ての人の為に、俺は戦う………俺は運命と戦い続ける。言い訳も何もしない、俺はこの子を救えなかった。だからこそ、いまの俺はこの子を支える、全てを、支えると決めている」

 

 その瞳を見て、二人は黙る。弦十郎もヘリから下りて、それを見た。

 

 本気で言っている。彼は、本気でそう決意している。

 

「俺は全てを守る為、戦い続ける化け物。仮面ライダー………ブレイドであり、アンデッドジョーカーだ」

 

 そして化け物の姿に成り、そのまま響を連れていく。

 

【こんな事態だ、もうデュランダルの輸送はいいだろう。この子を連れていく】

「………ああ」

 

 弦十郎とすれ違いながら、彼はそう告げて消えていく。

 

 負傷者は出たが、誰も死なない。

 

 それでも彼は背負う。なにも救えない罪を背負い、永遠に戦い続けるために………




僅かになりました。そしてクリス、クリスあれクリス?

響、あれグレ響?

困惑しながら、この調子で頑張ります。

お読みいただき、ありがとうございます。
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