コラボ作品は『夜南 黒姫/小南 桐絵』様の作品です。
タイトル『戦姫絶唱シンフォギア ~とある転生者の物語』。初コラボのお誘いで、嬉しい限りです。皆さんぜひご覧ください。
さて、このオマケの内容は、キャロルを連れて、帰還後の装者たちの日常です。どうぞ。
それは嬉しい限りです。
ボクはキャロルにまた会えました。
色々な話を奏さんから聞き、少し騒動がありましたが、いまではキャロルと暮らしています。
「こうして暮らせる日が来るなんて、ボクは嬉しいです」
「そうか……、ほら、口にシチューがついてるぞ。拭いてやろう」
キャロルはボクに優しく、なんだか嬉しい。
帰ってからのキャロルは、ボクと仲良く、家族として………
『マスターったら、エルフナインのことを娘のように扱ってますね』
『ヤンデレは自己解決が凄いゾ』
『地味に確実な事実を拾うな』
『エルフナイン逃げて、キャハハハハハ』
………えっ………
◇
特別監獄、内部1。
「セレナがセレナがセレナがセレナがセレナがセレ―――」
◇
特別監獄、内部2。
「………………………………………………………ははっ」
◇
特別監獄、内部3。
「やばい、第五から第三ロック破壊されてます! このままでは解放されますッ」
「響やめてッ、異世界の一真さんとセレナさんがいちゃいちゃしてるからって」
『こノ衝動ニぃぃぃぃぃぃぃぃぃいイィィィ、ミをマガゼロぉぉぉぉぉぉぉ―――』
◇
「………なんデスかこれ、世紀末?」
「クリス先輩が無表情でこっち見てるんだけど………カメラ隠れてるんだよね?」
「姉さんはもう、早く独り立ちして欲しいな~♪」
「セレナ、おま………」
「………よかった、我々はまだ正気のようだ」
だがしばらくしてエルフナインは風鳴家へ避難し、キャロルからも逃げ出した。
◇
「というわけで~私たち、平行世界組が、剣崎さんたちの世界に来ましたよ~」
「こっちは平気なのだろうか? 我々の世界の実験で大変なことになったらしいが」
「あたしはとりあえず、こっちの自分に会うのが怖いぜ………」
そして異世界から来た彼らが異世界の自分を見て、戦慄するまであとちょっと………
◇
「こっちの響、少し明るくって、女の子の格好はちゃんとするんだね」
「うんっ♪ こっちの私はオシャレしないの?」
「うん。だから………」
その手を掴む未来。立花響はへ?と暢気な顔をするが、彼女の背後の部屋は、真っ暗であり、彼女はハイライトが消えた目で、微笑んだ………
「おしゃれの時間だよ、響………」
◇
「こっちの私はまともでよかった」
「少しは違うと思うが、あそこまで取り乱す気は無い」
そう言いながら、自分の部屋へと案内して、部屋を開ける。
そこは腐海で広がって………すぐ閉めた。
「………私?」
「最近緒川さんが響たちの世話で………奏~」
「あーはいはい」
◇
大人しく、風鳴と雪音は、翼の部屋を掃除していた。
「こっちの先輩は変わらないのか………なんか安心するのがおかしいな」
「言うな雪音」
「かなで~かなで~」
「全く翼は、よしよし」
そして静かに雑誌を縛って、外に出すとき、
「このままの翼でいいんだぞ………」
そう呟き、部屋に戻る。
たまたま、そうたまたまそこに、エルフナインが通りかかっていた。
「………ああーーーーーー」
エルフナインのヤンデレ恐怖は終わりは無い。
◇
結局、マリア以外、一か所に集めて、しばらく反省を促すが、
「捨てられた女は黙ってろッ」
「ああっ!? 捨てられたのは貴様だろクリスっ」
「貴様らこそっ、オレにはエルフナインがいることを忘れるな!」
「「あの子は私がもらうッ」」
全員は警戒して攻撃はしないものの、お互いけん制し合い、睨み合う。
別にエルフナインは関係ないが、つまるところ、彼女を手に入れればいいと全員が納得して、一時的にまとまった。
◇
「そんなこんなでだいぶデータ取れたし、そろそろ帰るか」
「ぬ? そう言えば、この世界に来てから、立花は小日向のところか」
「ただいま………」
女の子っぽくなった立花響がやってきて、映像と写真を手に満足な未来。
平行世界組はなにも言わず、最終日まで平和に過ごす。
◇
「それじゃ、こっちは頑張るから、あんたは勉強頑張れ」
「ありがと私っ♪」
「ともかく、少しだけの間だったけど、まあ元気でな」
「ああ………」
雪音だけクリスにびくびくと怯えていたが、こうして平行世界組は、
「あっ、そうだ。せっかくだから模擬戦しようっ♪ 私のこの手は繋がるためにあるんだもん」
こうして………
「この身こそがアームドギアッ!!」
彼女たちは、
「消し飛べえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
彼女たちの鬱憤を、
「やめ、やめるんだお前たちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
受け止めた………
「………まだしばらく響の面倒をみられるのねっ」
「小日向さん………」
「オヨヨ………もうだめデス」
「セレナ、どうして私まだ手錠のようなもの付けられてるのかしら?」
「私からの贈り物だから外さないでね♪」
「ともかく全員で止めに行くぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
彼女たちの戦いは終わらない………
かなり短めですが、いかかでしたか?
それでは、お読みいただき、ありがとうございます。