構わない、ただそれがうまくいくかどうかだけが心配なんだ………
「………成功はする、理論上。君の肉体を使えば、可能だ」
なら始の為に、力を貸してくれ………ヒューマンアンデッド
「ああ、君のたった一つの願い、その先へ………」
人類、ヒトが地球を制した背景には、進化論で説明できない理由が存在する。
彼らはそれに仮定を立て、研究する機関。人類基盤史研究所、通称BOARD。
その研究の中、ある事実を彼らは見つけ出す。
それは統制者と呼ばれる存在により、管理された戦い。52種の不死身の存在、アンデッド、『バトルファイト』の存在。
バトルファイトは、種族の始祖とも言える不死の戦士達が戦い合い、たった一人の勝者が現れるまで戦い続ける物である。
敗者は統制者が管理する『モノリス』により封印、一枚のカードにされる。
我々人類は、人類の始祖であるヒューマンアンデッドの勝利の下、万能の力を得て、いまの世界が生まれたのだ。
だが、これはその戦いを語る物語ではない。
万能の力に目がくらみ、終わりを告げた戦いを、もう一度幕開けた男。その陰謀の為に、運命に翻弄されながらも、運命と戦い続ける選択をした戦士。仮面ライダーの話である。
◇
仮面ライダーギャレン、橘朔也。
BOARDに所属する人間で、ある人物がアンデッドの封印を開放してしまう。
結果、解放されなかった数枚のカードを利用、彼らの力を安全に運用する為のシステムとして、ライダーシステムを創り出す。
そのシステムは不死身である彼らを再封印することができる、唯一の対抗策。
彼はギャレンと言う第一号のライダーシステムを纏う戦士である。
仮面ライダーレンゲル、上城睦月。
このバトルファイトは、不完全な物と言っていい。
第三者により、不完全に封印されたアンデッド達が解放されただけの戦いで、バトルファイトが新たに始まったと言うより、再開されたと言った方が分かりやすい。
そのバトルファイトでは、敗者のアンデッドがいたとしても、モノリスに封印されないことを知った上級アンデッドの一人が、新たなバトルファイトに勝利する為に、彼らライダーシステムの戦士を利用する方法を選び、その所有者に選ばれた学生。
最初はそのアンデッド並び、封印されたアンデッドに操られたりするが、多くの苦難を乗り越え、完全にレンゲルの力を手に入れた。
仮面ライダーカリス、相川始。
この物語のもう一人の主人公。BOARDの作り出したライダーシステム以外のライダーシステムを使い、アンデッドと戦い、封印できる存在。
当初はすれ違う事が多かったが、その後、この後語る彼のおかげで和解し、全員が仲間として、運命と戦う道を選ぶ。
仮面ライダーブレイド、剣崎一真。
BOARDの新入り、ライダーシステムに適合し、BOARDに入った男であり全てを、運命を変え、そして永遠に一人戦うと決めた。優しくも愚かな男。
おそらく、この本が何年後の世界で読まれていようと、いまだ一人、運命と戦う存在。
彼ら四人が交差する中、運命と戦い、不死身の戦士アンデッドと、万能の力を得ようとした男の戦い。そして始まりだ。
終わらせることのできない戦いを終わらすため、運命と一人戦う男の物語を語ろう。
◇
翼はそう語りながら、古い本を読み上げていく。
貸してもらったそれは本当に古く、そして都市伝説として語られるそれは、真実味がある物語であり、そして、本当の話だと、彼らは知る。
◇
相川始は、53番目のアンデッド、ジョーカーと言う存在であった。
それは統制者が課した、最後の試練。全ての生物の始祖から外れたそれは、もしも勝者になっても万能の力と、種族の繁栄は無く、世界のリセットを担う存在である。
リセットとは文字通り、生命のリセット。モノリスから無数の怪物が生まれ出て、星の生命体が絶滅するまで生まれ出る。
彼の勝利は新たな世界創造の為に、現在存在する生命の絶滅を意味する。
これは予測ではあるが、生命のリセット後、再度バトルファイトを開催されると、我々は相川始からも聞いているため、ジョーカーは報われない戦いを永遠にする存在なのだ。
我々の戦いでは、彼以外のアンデッドが封印された瞬間、統制者の意思の下、世界のリセットが始まった。
すべての生物、文化、何もかもを一度無に帰すシステムは、ジョーカーである彼も望んでいなかった。彼は活動の中、人と手を結ぶと言うこと、誰かと共に生きる事の素晴らしさを知り、それを拒んだ。
だが、統制者はけしてリセットをやめない。我々が助かる為には、アンデッド、全てを封印するしか手が無くなってしまう。
それが例え、相川始と言う存在を慕う者達を悲しませてしまうことでもだ。
その運命を壊したのは、剣崎一真の選択肢であった。
◇
「選択? それって」
あたしは疑問に思い、翼に問いかけた。読み手である翼も首をかしげたが、
「ここに、別のページで黒幕の男のことが書かれてる」
「なんだと? それは何者だ」
「天王路博史と書かれてます叔父様。彼はバトルファイトを現代で再開させ、自身を研究により、最強のアンデッドになるため、人造アンデッドを創造並び変化させ、自身を勝利者にしようと、ライダーの人達も利用した。と」
「それは」
旦那の顔が歪む。そう言ったのは旦那の嫌う人種だ。いや、誰も好きになれない。
そいつは表向きにも、アンデッド解放事件の責任で組織から脱退したが、その後も裏で暗躍していた。
自分が究極のアンデッドになり、現在の人類を消滅させ、新人類の頂点に立ち、万能の力を得ようと計画。
だがそれは仮面ライダー達によって、阻まれた。
「けど、自分をアンデッドに変えたりするって話ですが、それを含めて、なにを」
「少し待ってください藤尭さん。どうもライダーシステムはカテゴリーA。アンデッドのカード、ラウズカードは、トランプのようなもののようです。そしてライダーはライダーシステムを使い、カテゴリーAの力を借りて変身していたようです」
「そう言えば、一真も響が持つ、カブトムシのAを使って、変身してたな」
「うん奏。ブレイドはスペード、ギャレンはダイヤ、カリスはハート、レンゲルはクラブのAで、変身してるみたいだよ。カリスはそれが無くても、他のアンデッドの姿になれたみたい」
「トランプ………ポーカーでは、ジョーカーは全てのカードの代わりになるからな」
「続きを読みます」
◇
彼はライダーシステムの中で、上位アンデッドである、スペードのKと融合して、その力を行使するシステムを使用した際、その融合を遥かに超え、13枚のアンデットの力と融合した。
だがそれは人の身には過ぎた力であり、彼の身体や意識は、アンデッド達に操られかける。
それでも彼は、その力を行使した。
最後の戦い、ジョーカーの戦いの中、その力を行使した結果、彼は死んだ。
人として死んだのだ。
13枚のアンデッドとの融合は、彼を新たなアンデッドへと変える。これによって二人っきりのアンデッドが世界に存在する。
統制者から戦いを求められるが、彼らは戦うことを放棄。
相川始は人の中で生きる。
剣崎一真は、人の世から離れ、たった一人で居続ける選択をした。
◇
「なんだよそれ………」
奏はそう呟く。私もそれに驚く。
つまり剣崎さんは、ここに書かれているように、ライダーシステムがアンデッドの力を引き出す機能と適合率が高すぎて、もはや融合の域まで達してしまった人間だった。
まるで響とシンフォギア、彼女のようなものではないか。
だが彼の場合、適合し続けた結果、アンデッドになってしまった。
そして彼は相川さんの為に、人の世界から離れたのだ。
「アンデッド同士が側にいれば、本能と、モノリス。統制者の意思で戦い合う宿命………剣崎さんは相川さんの為に、一人、人々から遠ざかったようです」
「そのような戦いが、過去にあったのか………」
「風鳴機関も当時活動していたはずですが………」
「私も疑問に思いましたが、天王路博史を調べた者は闇に消えると書かれています。もしやこの男、風鳴機関や他の国家機関ですら欺き、闇に消していたのだと思います」
緒川さんの疑問にそう答える。
まさかと思うが、この二課設立に深く関わる風鳴機関ですら欺き、情報を消す男。そんな男は、自分を異形の姿に変え、いまいる人類を滅ぼし、新たな人類の頂点に立とうとした。恐ろしい計画であり、思考だと思う。
「た、戦いは、それで終わったんですか?」
藤尭さんが震えた声の中で、私は続きを読む。
「………いえ、どうも戦いは終わっていません」
◇
その数年後、54体目のアンデッド、アルビノジョーカーが暗躍し、統制者による強制バトルファイトが行われかけるが、剣崎一真達が戦い、全てを終わらせる。
だが、剣崎一真はその時、全てを悟った。
おそらくだが、彼はその時に気づいたのだろう。だからあのようなことをしたと我々は思う。
統制者、モノリスと言うシステムが、アンデッドの本能に働きかけ、いずれ一体になるまで戦わせようとする。
これは封印されたアンデッドを管理する、元BOARD所長、烏丸啓が研究の中、封印が弱まっていると言う推測から、何十年後、またバトルファイトが始まると推測された。
だからこそ彼は最低で、悲しい選択を選んだ。
「剣崎………」
「橘さん………終わりです」
「な、なぜ………」
突如封印が解かれたアンデッドの一体を再封印した後、アンデッド解放を察し、人の前に現れた彼は、突如昔の仲間に刃を向けた。
初めはアンデッドの闘争本能により、戦いだしたと思われた為、我々は困惑の中、彼と戦うことになる。
キングラウザーがギャレンを討ち、ギャレンが持つカードが舞う。
全て舞い上がり、それと同時に、全てのカードが剣崎一真の中へと入り込む。
「………行くぞ、睦月」
レンゲルも同じように倒し、全てのカードが彼の中に、そして、
「剣崎ィィィィィィィィィィィ」
「始ェェェェェェェェェェェェ」
その日、彼は戦わないため、最も救おうとした仲間。相川始、人を愛したアンデッドの為、離れたはずの彼らが我々の目の前で戦い始めた。
二人は戦い、そしてモノリスの前で、決着を付ける。
だが、
「ウオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ」
倒されたカリスからも、無数のカードが舞い上がるが、一つだけカリスラウザーを通る。
それは意思を持つように、彼に合わせるように………
≪スピリット≫
それに驚く中、カリスラウザーを通ったハートの2も、一真の下へ飛んでいく。
現れたモノリス、勝利者を宣言するために現れたのだろう。
だが、
「待っていたぞ!! この瞬間っ」
モノリスへと彼は拳を放ち、モノリスが彼の中に吸い込まれていく。
「俺は、俺はバトルファイトを、戦いを、封印する!! 俺の中に封印されろッ、全て、全てをッ」
その瞬間、彼から理解できない音のような言葉が鳴り響き、この音が鳴り響いた。
≪バニティ≫
それは生贄を封印し、邪神を呼び出す為のカード。
彼は融合するシステム、そしてカードの力、自分と言う全てを使い。
万能の力も、統制者も、モノリスも、ジョーカーも、ライダーシステムも。
何もかも全て自分の中に封印した。
輝きが止み、全ての力、概念、何もかも。
モノリスすら、剣崎一真と言う生物の中に封印された。
「剣崎………お前は」
【全て俺の中に、アンデッド、モノリス、万能の力。全てを封印した………】
そして彼は手を掲げた。その手のひらから光が現れ、無数の空間に亀裂が走り、いくつもの光が空間を壊して溶け込む。
「これ、は………」
【アンデッド達の意思、始祖である彼らの、彼らだけの新たな世界を創造したよ。俺の願い、全ての救い】
「剣崎、お前、まさか全てのアンデッド達の世界を、創り出したのかッ!?」
それに静かに頷く。彼は全てのアンデッドの意識を別の次元に送り、新たな星、新たな世界で、始祖になる権利を与えた。
そう告げたとき、我々は相川始から流れるそれを見て、全員が驚愕する。
「これは………」
【人間になったんだ、お前は】
相川始から赤い血が流れる中、我々の前にいるのは、もはや始祖でもなんでもない、
【万能の力、その名の通りだ。統制者から無理矢理奪ったかいはある】
「剣崎………お前、お前はどうなんだッ。例え統制者がいなくても、意識を奪われなくても、アンデッドの本能がお前を獣、怪物に変えるッ。お前だけ永遠を生きると言うのか!?」
その叫び声を聞きながらも、彼は何も答えず、静かに後ろに下がる。
後で分かったが、彼は統制者やモノリス。バトルファイトを統制する力、バトルファイト関係、万能の力もまた己の中に封印した。
だからと言って、アンデッドである限り、他の生物との闘い、闘争本能は消えない。
永遠にそれと戦い合う関係に、彼はなった。
【始、お前は人間たちの中で生きろ………これは俺だけが背負う。もう二度と、バトルファイトは起こさせない、もうお前は、運命から解放された】
彼は穏やかに言うが、その時の我々は、叫び声として放たれる。
彼はアンデッドの戦うと言う本能と戦いながら、いずれ一人になる。我々は人間、彼は不老不死の存在。それがどういう意味かはすぐに分かった。
「答えろ剣崎ッ、お前だけ、お前だけに俺達は、全てを背負わせるのか!!?」
【俺はこれでいい………幸せになってくれ。さよなら、みんな………】
「剣崎ィィィィィィィイイイイイイイ」
それが我々が最後に見た、彼の姿だ。異形になった彼だった。
彼は世界でたった一人、いまもなお一人戦う。
独りぼっちと言う運命と、いまも戦っている。
私がこれを書き上げている中、紛争地域などに謎の化け物が現れ、人々を救うという都市伝説が語られる。
これは都市伝説では無く、一人運命と戦う選択をした、一人の怪物の物語。
どうか彼が何年後、何十年、どれほどの時が過ぎても、一人でいないことを祈ろう。
◇
「白井虎太郎………」
その言葉に全員が黙り込む。
「この話、もし本当なら」
「彼は不死身の存在であり、全ての始祖を取り込んだ、元人間………」
驚きを通り越して信じられない。だが、合点が行く。
彼はこうして人で無くなり、響を始めとした者達を守る為に戦う。
ずっと一人で………
「本では、組織の情報などは、当時の所長が全て闇に消し去った。残ったのは都市伝説としての物語だけと書かれています」
「すでに話に出た人物の情報操作と相まって、それで完全に組織の情報が消されたんでしょうね」
「全部背負ったと言うのか、彼は。なにもかもッ」
そしていまも背負い戦う。
彼は静かに、運命と戦い続けていた。
◇
「………響」
響は一人小さく座り込み、帰りを待っていた。
「遅い」
小さく呟きながら、その手を握る。
隣に座り、それに体重を預けて来た。
「一真、一真はこの世界をどう思う」
「俺は」
「私は一人だよ一真、ううん。一人がいい、一人ならもう」
「………響」
そして静かに眠りにつく、膝を枕に、手を握りしめながら、
「………俺は」
いつからか分からない。あの日、クリスと出会った日から、俺は人の意識を取り戻した。
人として、剣崎一真としての人格なんて必要ない。
長い時の中、俺は獣と人、その繰り返しの中に意識を置いていた。
だが時折取り戻す人の意思が、俺をクリスと会わせて、五年も維持される。
クリスと言う少女の面倒を見ながら戦う中、俺は人としての色々な感情を取り戻した。
(俺はクリスを失い、今度は響で繋ぎ止めている………)
やはり俺は、一人が嫌なだけなのではないか?
本当は救いたいと言っていながら、救われたいから、響を縛り付けているのではないのか。
「………響」
「かずま………行かないで………」
小さな声で呟かれた言葉が、心に響く。
「響、一人ってのは辛いよな。苦しいよな………だから、必ず」
握りしめながら、クリスを思う。
あの子も救う。俺が俺であるために………
◇
「あたしはなにしてるんだろうな………」
「奏………」
全てを話し終え、小日向、リディアンの生徒が帰ってから、もうぐちゃぐちゃだ。
「助けたと思った子は、あんなになるまで心が壊れてて………生きるのを諦めるなって言っておきながら、その後なーんもしないで」
「奏………」
「………あの日から歌いたいって思うことより、ノイズをいち早く倒すことが一番って思って、翼のフォローに回ったからよくなったと思ったけど、全然じゃねぇか」
もうあたしは疲れてきた。全部彼奴、一真に任せてしまってる。
そう考えていると、パンッと言う音が鳴り響いた。
「………」
痛いと言う感情より、目の前の、泣いてる相棒が視界に入る。
「私とて同じだッ!!」
そう叫び、その場に座り込む。
「何が剣だ、何が防人だッ!? 本当の防人、剣が人の世から離れ戦っているのに、私は気づかなかった。響のことは私達の責任だっ、奏一人で背負わないでくれッ」
「………翼」
「まだだ、剣崎さんが言ってたじゃないか。『人じゃないといけないのに』と………彼は響が救われてほしいと思うから、奏が来ていることに何も言わなかったんじゃないのか!?」
「それは」
「私達はもう過去の立花響を救えないのかもしれない、けれど、いまの彼女を救おうとするのは彼だけじゃない。彼は諦めないと言っていたじゃないかッ」
「!」
そうだ。彼奴は、響が救われることを、諦めていない。
どんな状態であろうと受け入れてる。諦めていないと言っていたのに、
「なにあたしは………勝手に救った気になって、勝手に諦めて………あたしは」
「考えよう、私達がするべきこと。彼がいまに繋げた可能性、響を救う。あの子が本当に幸せなことを。剣崎さんが傷が治るからと言って傷つけるような、あの状態だけは間違ってる」
「………今度は傷付けるかもしれない」
「それでも、あの状態が救いでない」
「………ああ」
諦めない。響の為にも、一真の為にも。
あたし達も諦めるわけにはいかない。
◇
「一真………」
目を覚ますと一真はいない。一真のコートだけが私にかけられていた。
一真がいない中、私は一人小さくなりながら座る。
彼奴は誰かの為に戦う。私だけじゃない。
「あめ………」
その日の雨が降る日だった。
私はあの後倒れ、一真に救われたんだ。
一真………
「私には、一真しか」
その時、私はある子を思い出す。まだ親友と呼べていた頃の、あの子を………
「違うッ、ダメだっ」
そう言って、雨の中小さくなる。
一真に側にいて欲しい。一真しか側にいてくれないんだ。
一真しか………
「一真………」
私は一真がいなくなった後、ただ静かに一真を待つ。
世界で私の側にいてくれる。優しい化け物を待つ………
◇
全部話を聞いた。響のこと、剣崎一真と言う人のこと。
私はどうすればいいのだろう? どうすればいいのか分からない。
初めて学校を休みたいと思う中、私は、
「………えっ」
雨の中、倒れている赤い服の子と出会う。
そして交差する物語は、どんな変化を起こすか、誰も分からない。
◇
二人の人間を救おうとする。だが反発するように争い、どちらの少女も心が壊れかけている。
俺はもう救えないのか?
「いや」
………諦めない、俺は、俺である限り、救いたいと願う限り、
「諦められないんだ………俺は、弱いな………」
そう思いながらも、ただ足掻くことしかできず、クリスを探す為に、歩き続けた。
彼は仮面ライダーブレイドの物語に、何度も統制者、モノリスのバトルファイト再開があった世界の剣崎一真です。
選んだ選択肢は、バトルファイトでモノリスや統制者の不意を衝き、バニティカードで取り込むと言う選択肢。
万能の力を先に取り込み、それを使いさらに統制者を初めとした者達を自分の中に取り込む。
それが彼が思いついた、バトルファイトを本当に終わらせる選択。アンデッドと言う存在と融合、適合できる自分が選べる方法と思い、行動しました。
こうしてたった一人のアンデッドだけが残り、バトルファイトは幕を閉じたのです。
それでは、お読みいただきありがとうございます。