あらすじ。
オリ主「ここどこ」
王様「戦争でろ。勝ったら元の国に返すから」
オリ「ざけんな」
戦争───
オリ「し、死にたくなーい」
そんな感じ。
「起きてください!朝ご飯ですよー!!」
耳が痛い。声がうるさい。
「ほら起きてください!!」
「ぬぐぅ。うるさいなぁ...」
思わず思ったことを口出してしまう。
「え」
「え?あ、」
やばい!やってしまった!そう言えば泊まらせてもらって居たんだ。
大急ぎで言い訳を考える。
「あ、いやえーと」
「う、うぅぅ。ひどい。せっかく起こしに来たのにぃ。うわぁぁぁん!!」
「ご、ごめんなさーーーい!!」
目覚めの良い朝が来た。
────────
「流石に酷いですよ?うるさいなんて」
「はい...誠に申し訳ございませんでした」
「まぁ反省してるならいいんですが」
あの後マリーさんがガチ泣きしてしまったため、ガチで謝ったら何とか許してもらえた。
「じゃあ朝ごはんにしましょう。朝はシチューです」
「はい、ご馳走させて貰います」
リビングらしき部屋に行くとテーブルの上には木の皿の中にはいったシチューがあった。
「頂きます」
「何ですか?それ」
「え?あー食べる前の挨拶みたいなものです。一緒にやりますか?」
「じゃあ、お願いします」
そうか、頂きますの概念はこっちにはないのか。分かりにくいな。頑張って慣れていこう。
「では気を取り直して」
「「頂きます」」
木製のスプーンが置いてあったのでシチューを飲む。
うわ、温い。
「温いですね...」
そう言えば朝15分くらい慰めてたな。
「はい...少し」
これをどうしようか。
「あ、僕食べま───「『炎』」──へ?」
いきなり温いシチューの上に『炎』という文字を書き始めた。
書き終わると文字がシチューの中に吸い込まれていき、文字は消えていた。
するとシチューからなんと湯気が立ち上ってきた。
「へ?何で?」
「え?何がです?」
「いや何で文字が、湯気が、え?」
頭が伝えたいことの多さに少し混乱する。
「?...あー《魔法文字》の事ですね」
魔法文字?それは何なのだろうか。
「魔法文字とは、その名の通り魔法の文字なのです」
....結論よく分からん。
「その顔は分かってない顔ですね。えーと魔法を使うための文字です。例えば、『雷』」
手のひらの上に書いたため、バチバチッ!といい音をたてて青白く光る雷が手にまとわりついていた。
少しすると消えてしまった。
「おー!なるほど」
「と、こういう感じになります」
「あ、じゃあ次は...」
「いやまずご飯食べましょう」
は!そう言えば!
「は、はい...食べましょう」
シチューをスプーンですくい、一口分飲んでみると、昨日と同じで凄く美味しかった。
「美味しいです!」
「それはよかったです」
ニコッとマリーさんはこちらに微笑む。少しだけドキッとしてしまった。
マリーさんが食べている所をずっと見つめている自分に気づき、急いでシチューを食べに戻った。
「ご馳走様でした」
「ご馳走様でした」
マリーさんが後に真似して言ってくれる。少しだけ嬉しい。
「あのーこれからなんとお呼びすればいいんですか?」
「私のことはマリーとお呼びください。そちらの名は?」
は!言っていなかった!
「俺の名前は佐々木龍一、龍一って呼んでください」
「分かりました。あの、楽な話し方でいいんですよ?」
「えーとマリーさんがその、敬語だったんで...」
「私はこの話し方があっているんです」
「じゃあよ、よろしく頼む」
「はい、よろしくです」
話し方が今まで敬語で話していて慣れてしまったため、少しぎこちないが砕けた話し方が出来た。
「じゃあ質問良いで....いいか?」
「はいはい!どうぞどうぞ!」
じゃあ遠慮なく。
「世界No.ってどういうものなんだ?」
俺の世界No.は全然覚えてない。桁が多かったのは覚えてる。
「世界No.ですね。世界No.とは、自分の力を表すものです。その数字が低ければ低いほど、強いということです」
ランキングか。まぁそんな所だろうな。ん?てことは。
「さらっと前に言ってた気がするんですけどマリーさんって何番ですか?」
「良くぞ聞いてくれました!!」
まっていましたと言わんばかりの顔。凄い聞いて欲しかったみたいだ。
「私は世界No.2です!」
「2!?」
マジか。この世界で2番目に強いのか。強すぎじゃね?
「と言っても正確には5番くらいですけど」
「?何故5番くらいなんですか?」
「...お恥ずかしい事に2番目なのに世界No.5、4、3に...勝てないんですよ」
「えっ」
そんな事があるのだろうか。まぁ数値上の強さだと考えてみると負けてしまうかもしれない。ただほんとに勝てないのだろうか。
「世界No.は何にをすれば上がりますか?」
これは聞いておきたい。世界No.が上がる=強くなるの式が成り立つため早く上げたい。そしていつか復讐を...いや今は話を聞くことに専念しよう。
「世界No.が上がるには基本的に技術力やスキル、魔法の使える幅などで上がるんです。どこの誰が見ているのかは知りませんが勝手に上がるんです。不思議ですよね」
勝手に上がる、誰が世界No.を決めているか分からない。それはなかなか面白いな。
「まぁ簡単に言えば、強くなればいいんです」
「だよな。だったら早く強くなりたいなー、なんて...」
もしかして鍛えてくれる?という期待を持って口に出す。顔をみると目がキラキラして凄く嬉しそうな顔をしていた。
「い、いいでしょーう!!この私が鍛え上げても良かろうよ?」
興奮し過ぎて言葉が凄いことになっていた。
ということで、二日目を無事迎えた龍一くん。
龍一くんは早く強くなって復讐がしたいようです。
ただ、作者が思ってるより龍一くんはお気楽な性格のようで、復讐をあまり強く考えてないご様子。
次回!
龍一くん、強くなる?