"要塞空母デスピナ" スターティングオペレーション!   作:SAIFA

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「報告・連絡・相談が、組織では一番大事だ」
「教官もそう言ってたなぁ」



今回は、本来前話内に入れる筈だったモノを流用しておりますので、時系列は殆ど進行しておりません……orz

アレだ、距離やら速度やらを正確に計算しようとするから時間かかるんだなきっと。

あと、ひっじょーーーに今更ですが、あけましておめでとうございます。(激遅)

3月26日(月)、デスピナ航空妖精の数を間違えていたため修正。


第14話:ホウ・レン・ソウは大事。

――side 要塞空母【デスピナ】――

 

 

 

月日、6月18日。

現在時刻、午前6時。

 

別に、日本本州になかなか着けない事はさして問題では無い。いやそろそろ文字通り地に足はつけたいが、それよりももっと大事な事情が浮上してきた。

 

今俺の目の前には、レーダー/ソナー表示画面とは別に、小さい2つのホログラム画面が現れている。

 

【注意:着用者の身体より過度の空腹状態を検知。食事などの栄養摂取を推奨】

【警告:着用者の脳内より長期の不眠状態による脳内分泌物の異常値を検出。早期の睡眠を推奨】

 

そう言えば、俺が転生した日は単純に逆算して6月13日、転生してからもう6日は寝ずに活動し続けていた事になる。

航行の途中、深海棲艦の襲撃が無い間や翔鶴さん達と合流する直前の夜中には、つい目を瞑ってボーッとしてしまった事はあったが、流石に疲労を回復する程にはならなかったようだ。

 

デスピナ(これが本当の"船を漕ぐ"、ってやかましいわ)

 

一人ノリツッコミが出来る位には余裕があると信じたいが、果たして大丈夫なのか俺の身体は。

この世界における艦娘がどれほど人間と異なる存在なのかは分からないが、俺自身軍艦の生まれ変わりである艦息として転生したんだし、数日程度は不眠不休での活動も余裕だとは思いたい。

 

デスピナ「はぁー……」ピッピッ

 

溜息をつきながら、俺は二つの画面を消した。

 

横須賀に着いたら、適当なビジネスホテルのやつでも良いからまずはシャワーを浴びて、ふかふかの布団で泥のように眠りたいものだ。

一応、正式に横須賀――で無くても日本の鎮守府のどこかには着任させて貰いたいって事は伝えるつもりだが、艤装の性能だけ見るなら兎も角、果たして俺のような味方か分からない奴を置いてくれる提督が居るだろうか……。

 

デスピナ(ま、横須賀の提督は「是非来い」みたいな事を言ったらしいし、成るように成るだろう)

 

霧島「あの、デスピナさん」

デスピナ「はい、なんでしょうか?」

 

布陣中央に位置する複縦陣の、最後尾に並ぶ霧島さんが速度を落とす形で俺に近づき話しかけてきた。

 

霧島「デスピナさんは、一体どこから艦載機を発艦させていたのですか? 私たちが戦っていた地点から、少なくとも100km圏内には深海棲艦以外誰も居なかったはずなのですが」

デスピナ「あー……大体、南鳥島から東の方――東南東の方向500kmくらいのところから、北西に移動しながら飛ばしてましたね」

 

俺と霧島さんの会話を聞きつけ、複縦陣に並んでいる方々も少しだけ速度を落として近づいてきた。

 

霧島「そうだったのですか。かなり離れた所から見つけて頂いていたのですね、よくここまでご無事で……。今、南鳥島には陸上型の深海棲艦――私たちは離島棲鬼と呼称している個体が、付近の強力な主力艦を集結させて拠点を築いているんです。それらには捕捉されませんでしたか?」

 

霧島さんを始め、翔鶴艦隊の方々は首だけ後ろに向けて、俺の返事を待っているようだ。

いや捕捉も何も爆撃しちゃったけど、あの真っ黒な煙(まっくろくろすけ)見てなかったのか?

ついでにもう一つ訂正する部分を挙げるとすれば、「見つけた」と言うよりは「そこに味方がいるっ()()」かったから出撃させただけなんですけどね。

 

デスピナ「ええ、なので、南鳥島から飛び立った敵航空隊の追撃と、皆さんを追いかけていた深海棲艦達への奇襲と同時に、離島棲鬼は空爆して破壊しました」

 

ところで機動艦隊の皆さん、何でそんなビックリしたような顔でこっち見てるのん?

俺の右隣では黒潮ちゃんもこっち見てポカンとしてるし、どしちゃったの一体。

 

霧島「なっ――!? 空爆で…破壊!?」

デスピナ「はい、破壊しました」

瑞鶴「ちょっと、そう言う大事な事は早く言ってよ!」

翔鶴「こら、瑞鶴――私たち、離島棲鬼の破壊と南鳥島周辺の奪還を目的に出撃していたんです。結局は、失敗してしまいましたが…デスピナさん、本当に、破壊してしまわれたのですか? それも、艦載機だけで……?」

 

俺の話を聞いていた艦娘達は驚き、翔鶴さんに至っては段々語気が呆気にとられたようなものになった。

ん、まさか皆、俺が離島棲鬼を空爆し(ボコっ)てた事知らない……?

距離的に直接島の確認は出来なくても、ミッドナイト隊とカロン隊が爆撃して結構天高くに黒煙モクモクあげてたし、何より艦娘達にたかる深海棲艦の航空機を叩きに先行させた第零戦闘中隊(ファイターゼロ)達曰わく、翔鶴艦隊は偵察機飛ばしていたらしいから見えないことも無いと思うんだけどなぁ…。

 

デスピナ「あれ、皆さんはてっきり、もう存じているものかと思っていたのですが、違いました?」

瑞鶴「知らなかったよ!? 私たち応戦するのに必死だったし――て言うか南鳥島の様子なんて遠すぎて分かんないし!」

霧島「私達も、水上機が全て落とされてしまったので、離島棲鬼の様子はあまり…」

 

ファイター4妖精「戦闘終わってもみーんなおれ達のことぐーるぐる見てばっかりだったしねー」ヒソヒソ

ミッドナイト妖精「ねー」ヒソヒソ

 

やっぱり! なんか話が噛み合わないと思ったよこん畜生!

前世で通学していた高校の進路指導担当の教師から聞かされた「ホウ・レン・ソウ」の話を思い出した。初めて聞いたときに「小松菜じゃダメなのか?」と思った当時の俺は色々と抜けていた。

ごめんなさい先生、早速実践出来ませんでした。

 

デスピナ(……もしかして、マズかったか…?)

 

初めて食べたのは苦くて不味かった、てそうじゃねぇよ。

 

あの時は艦娘の救援と自身の身の安全を優先して勝手に攻撃してしまったが、もし日本側の立てていた戦略を邪魔する形になっているのだとしたら、俺は相当なありがた迷惑をしてしまった事になる。

 

後で怒られませんように……。

 

翔鶴「ぇ……そんな……()()()を単艦で……!?」

デスピナ「姫…ああ、そう言えば居ましたね、一隻だけ。航空隊からは、撃沈したと報告を受けました」

 

影薄くて忘れてたぜ。たしか、グラインドバスター8発であっさり沈んでくれたんだっけ。

ゴメンね、その内また合間みえると思うから、永久に現れないで下さい。(矛盾)

 

比叡「ひ…ひえぇー……! お…鬼や姫(オバケ)を二つ同時に……!?」

榛名「榛名、驚愕です……」

金剛「ohー…デスピナ航空団(wing)はvery storongネー……」

霧島「…私の計算では、百数十機の現用墳式機を扱うには大型の装甲空母が二隻は必要な筈…離島棲鬼も同時に攻略するなら、更に必要な母艦の数は多くなる……一体、どうやってそんなに沢山の艦載機を?」

 

おぉー、ついに訊いて来たか。

では説明しよう!

 

航空参謀「要塞空母デスピナは大型の陸上機を収容可能なバケモノっす! ジェット機の200機や300機くらい軽い軽い!」

副長「あーっ! だから勝手に言っちゃダメー!!」

 

クゥちゃんが。

副長、2回も決め台詞(?)言う機会取られちゃったね。

 

翔鶴「3びゃ……!?」

瑞鶴「離島棲鬼と同じくらいじゃない!? それで、どれくらい向かわせたの?」

デスピナ「ええっと…[ミッドナイト]12+[カロン]36=48で、[ファイター]36×2=72だから…爆撃機を48機、戦闘機を72機、計120機向かわせました」

航空参謀「ウチもその爆撃隊に参加したっすよ!」

瑞鶴「こっちに来たのも合わせたら二百何十機…もの凄いけど、離島棲鬼を攻撃した爆撃機は48機だけなのよね? 艦載機だけで破壊するにしては随分と少ないような…?」

 

確かにね。前世では三式弾を積んだ戦艦の特効も使わないと結構厳しかった記憶があるし。

 

航空参謀「まぁウチらのヒコーキは、ちょいとばかし特殊なもんでして…へへ」

 

左肩に乗っている航空参謀が再び話し出した。わっかりやすいくらい得意になっている。

副長は右肩でいじけている。砲雷長は副長の隣で背中をよしよししている。

 

カロン妖精「お、姐さん空母をナンパっすか? オレらもまぜてくださいよ!」

ミッドナイト妖精「今回一番活躍したのは我々っすからね、ちゃんとそう伝えてくださいよ!」

航空参謀「おうお前ら! 武勇伝語りたいんなら、ウチに任せず自分で言いな!」

 

俺の艤装の左肩前のドアから、今回の勝利の立役者であるデスピナ航空隊のメンツ(の一部)がちらほらと出てきた。

このままだと肩から妖精さんがこぼれてしまうので、左腕を前に伸ばして肘を折ってやり、航空参謀と航空妖精たちが横向きに並ぶスペースを作ってやった。

しかし、これでは妖精達は兎も角、後ろに首を回さねばならない艦娘達は話しずらそうだ。

 

デスピナ「すみません、私はそろそろ警戒に戻らねばなりませんので、差し支えなければ、航空妖精(コイツ)らの話し相手をお願い出来ますか?」

翔鶴「ええ、大丈夫ですよ」

デスピナ「では失礼して…」

 

今俺の腕には、今回の戦闘に参加した航空大隊からは代表格が1~3人ずつ、合計9体出てきていた。

俺は機関出力を少し上げて翔鶴さんと瑞鶴に接近し、二人の肩に6体乗っける。

折角なので、霧島さんにも残りの3体と、暇してそうな副長と砲雷長、そして航空参謀を持たせてあげた。

全部合わせて12体だな。

 

この後しばらくは、艦娘達とのコミュニケーションはデスピナ妖精達に任せ、俺は本来の任務である対空・対潜警戒に徹する事にする。

 

翔鶴「瑞鶴、また無線機取ってくれる?」

瑞鶴「ん、提督さんにだよね」

 

おそらく、俺と合流した事と離島棲鬼の状況を報告するのだろう。

瑞鶴が翔鶴さんの艤装に引っ掛けてある無線機を取った。

 

翔鶴「ええ。それと、デスピナさん、もう一度所属を教えて頂けますか?」

デスピナ「『連合地球海軍 日本支部』の『太平洋方面群』所属です」

瑞鶴「ねぇ、初めて聞いたときにも思ったけど、その"れんごうちきゅう軍"って何なの?」

デスピナ「あー……」

 

げぇしまった、ついに訊いて来たか。いやむしろ何で今まで深く突っ込んで来なかったのか不思議なくらいだけども……。

 

デスピナ「話すと長くなりますが、簡単に言うと『地球防衛軍』ってとこです。正式名称は『Earth Defence Forces』、頭文字を取って"EDF"」

翔鶴「地球防衛軍…いーでぃーえふ……? すみません、そのような名前の組織は存じ上げないのですが…」

デスピナ「ですよね……」

 

妖精さん達、今はちょっと黙ってなさいね。翔鶴さん今から大事なお話するから。

君達二人は特にだ。副長と航空参謀、お前らの事だよ。

 

デスピナ「翔鶴さん、自分の事について詳しく説明したいと思いますので、出来ればそちらの提督にお会いしたいのですが、お話をつけて頂いてもよろしいでしょうか?」

翔鶴「分かりました。少しお待ちください」

 

横須賀にはすぐに繋がったようで、すぐに翔鶴さんは話し出した。

 

翔鶴「こちら機動艦隊、横須賀鎮守府、応答願います――」

 

 

 

翔鶴さんの交渉の結果から言うと、横須賀鎮守府に着いたらすぐに、提督と面会する機会を頂く事が出来た。それも、俺の艤装に補給の確約つきで、だ。

俺の前世については、どう話すべきか……裕一としての前世も言っちゃった方が良いだろうか? 明日考えよう(定型文)

 

いずれにせよ、これで俺が横須賀所属になる確率が大きくなった。翔鶴さんには感謝しなければなるまい。いや、実際にさっきしておいた。

 

デスピナ(翔鶴さんは女神だ。異論は認めん)

 

さて話は変わり、翔鶴さんが横須賀に連絡を取り終えてからは、さっき渡したデスピナ航空妖精達が各隊(おのおの)の活躍ぶりを自慢気に話し始めていた。

俺はと言うと、相変わらず全画面表示のレーダー画面と睨めっこである。何も映らないから暇だ。

 

EJ24(ファイターゼロ)妖精「――んで、無事に離島棲鬼の情報を後続のチームに伝達したおれ達は、ついでに北西に急行して艦娘達(そちらさん)の上空に到達、交戦。あとはまぁ、そのまま制空とって後続の爆撃隊が――ってかんじだな」

瑞鶴「あ、私の偵察機助けてくれたのってあんた達なのね、さーんきゅっ」

ゼロ中隊「へへっ、まぁな」

ファイター1「こぉら、おれらの活躍端折ンな! 迫ってきた敵機の大群殲滅したのはおれらっすよ瑞鶴さん! ファイター2と二手に分かれて――」

 

翔鶴さん達の所には、彼女らの上空の空域制圧に向かったゼロ中隊・ファイター1・ファイター2それぞれの代表3体と、戦艦棲姫を初めとする深海棲艦隊の撃滅に向かったミッドナイト隊隷下のB・C中隊から2体、護衛のファイター4から1体の計6体が、作戦中に挙げた戦果や戦闘中の空からの様子などを語り続けていた。

「離島棲鬼航空隊追撃隊」と「深海棲艦隊追撃隊」の隊長たちだ。

 

アタッカーC妖精「――まっ、なんだかんだ言っても結局のところ、いちばん活躍したのは戦艦棲姫(デカブツ)どもを沈めた我々、ミッドナイト・アタッカーズだよな」

ファイター2妖精「なぁーにしれっと手柄独占してんだよ! 終始生きるか死ぬかの空中戦やってたのはおれ達戦闘隊だぞ!」

アタッカーB妖精「あんなノロマな蚊トンボ相手に無双されてもなぁw 制空とったっつっても、実際に空母連中たたいて制空完全に取り返したのはミッドナイト隊だし? おれの目が正しけりゃファイターさん達、むしろやつらのノロさに振りまわされてたようにしか見えませんでしたなぁw」

ファイター2「んだとぉー!?」

ファイター4妖精「そういや今回全然活躍できてないや……」

 

何だかこちらは、だんだんと身内内の自慢合戦になって来ているようだった。

 

もう一方、霧島さん達に渡した「離島棲鬼攻略隊」の連中はと言うと、

 

アタッカーA2「単純な戦果で言えば、完全にわれわれのほうが上のはずなんすけどねー」

航空参謀「ま、そう言うなって。ボマー1もお疲れさん」

ボマー1妖精「うっす」

 

こっちは割と大人しいかな。

内訳は、ミッドナイト隊・アタッカーAチームから隊長機も兼ねて航空参謀と同隊2番機の2体が、カロン隊・ボマー1から隊長が1体、その護衛のファイター3からも1体。

後はおまけに副長(出番なし)と砲雷長(空気)。 

ファイター5? 知らない子達ですね…。

 

アタッカーC「ハッ、離島棲鬼なんざ、目をつむってても当たる固定物じゃないすか! 我々は()()を多数撃沈したんすよ!」

アタッカーB「そーだそーだ! 」

ボマー1「ずいぶんと小さい戦果で満足してるのなぁおまえ達。実質的に南鳥島っていう戦略級の相手を潰したって意味でも、おれ達の絨毯爆撃の方がいちばん効果あったぜ」

アタッカーA2「あの、飛行場と砲陣地崩したのおれ達なんだけど……」

 

駄目だこりゃ、霧島さん――といつの間にか榛名さん――の手の上にいる連中と、翔鶴姉妹の肩に乗っている連中の間でも戦果自慢が始まってしまった。

もう機動艦隊の皆、デスピナ航空妖精の誰がどれで何のことを話してるのか、分かってないなきっと。

 

デスピナ「おーい、自慢話するのは良いけど、あんまり困らせるなよ。その人たち俺の()()()なんだからなー」

 

程々の所で止めるよう言っておく。あんまり航空妖精達の長話聞かされても鬱陶しいだけだろうし。

 

翔鶴「いえ、お気になさらず。皆個性的で、とても強い子達なのですね。良い事だと思います」

デスピナ「…ありがとうございます」

 

翔鶴さんマジ女神。

 

しかし、それでも航空妖精達は出しっ放しにする訳にもいかない。

艤装の中に残っている艦載機用の燃料は残り少ないが、万一に備えて戦闘隊だけでも出撃出来るようにしておきたいのだ。

まだ安全な海域に到着したわけでも無いし、気を緩ませっ放しにするのはマズい。今日の午前中には妖精達を全員収容するとしよう。

 

デスピナ(どうせ日本に着いた後、いくらでも話す機会はあるだろうしね)

 

その時には、俺も艦娘達とコミュニケーションをしっかり取っておこう。

 

え、なら今も妖精に任せず自分で何か話せって?いや、俺は周辺の警戒しなきゃだし、第一話すような話題も少ないし。

何? コミュ障? うるせぇ巡航ミサイルぶつけんぞ。

 

にしても、あと2日以上はこのスピードで航行し続けなきゃいけないんだよなぁ……。

 

 ――ピコーンッ

 ――ピコーンッ

 

【注意:着用者の身体より過度の空腹状態を検知。食事などの栄養摂取を推奨】

【警告:着用者の脳内より長期の不眠状態による脳内分泌物の異常値を検出。早期の睡眠を推奨】

 

デスピナ(また出たか……)

 

確か艤装の装着中は、弾薬と燃料が無くならない限り腹は減らないと副長から聞いたが、裏を返せばそれって艤装外した途端に凄まじい眠気と空腹が襲って来るって事じゃないだろうか……。

 

さっき翔鶴さんに連絡取って貰った時に、1日分だけでも飯と寝床をお願いしても良かったかも知れないな。もう遅いけど。

 

デスピナ(2日……せめて横須賀までは、持ってくれよ俺の身体)ピッピッ

 

心なしか重くなった気がする頭を軽く回しながら、もう一度小ウインドウの表示を消した。




いい加減、あと2,3話で横須賀に着けないと……。
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