生死を賭ける戦いから麻雀の世界に転生しました。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


清澄の巻②

久「ふっふっふっ……」

 

鈴音「どうしたの久?えらくご機嫌だけど……」

 

久「なんと知り合いからケーキバイキングのタダ券をもらっちゃいました!」

 

後輩達『わーっ』

 

ケーキバイキングと聞くと何だかテンション上がるよね。特に女子はケーキとか大好きだし。

 

久「ただし1枚足りません」

 

後輩達『わ……』

 

未来「1人行けなくなるってなっただけでものすごくテンション下がったわね……」

 

久「冗談よ。ちゃんと7枚もらってきたから」

 

いや、それって……。

 

京太郎「」

 

未来「結局1枚足りないじゃない……」

 

久「あ……」

 

京太郎が固まってるのは多分条件反射なんだろうね。

 

鈴音「どうする?誰か1人行けなくなるけど……」

 

京太郎「大丈夫ですよ。女子の殿堂ケーキバイキングに同行する度胸はありませんから……」

 

久「あら、そういうものなのかしら?」

 

人によるんじゃないかな?多分だけど……。

 

優希「それならお土産を持ってくるじぇ」

 

和「バイキングのケーキは持ち帰れませんよ」

 

優希「なら仕方ない……。諦めろ」

 

京太郎「別に期待してないから……」

 

優希「その言葉……私への挑戦だな……?期待しておくんだじぇ」

 

京太郎「気にするなって意味だから!」

 

ということで京太郎を除く7人でケーキバイキングに行くことになった。

 

 

~そして~

 

優希「着いたじぇ!」

 

久「思ったより豪勢ね……」

 

未来「ケーキのビュッフェだから当然だと思うわ」

 

久「その言い方……格好いいわ!」

 

未来「……そうかしら?」

 

鈴音「まぁお洒落な感じはするけどね」

 

バイキングって言うよりビュッフェって言った方が何となく最先端を行ってるイメージがあるよね。

 

 

~そして~

 

咲「1つ1つ小さくカットされてるんだ」

 

和「色々なものを食べられるようにしてくださってるんですね」

 

鈴音「こういうお店だからこそこの大きさなのかもね」

 

久「でも見栄えを考えて並べようと思うと結構難しいわね……。まこはこういうの得意じゃない?」

 

未来「何を根拠にしての発言なのかしら……」

 

まこ「そもそもいっぺんに取らん方がええじゃろうが」

 

久「想像以上に得意だわ……」

 

まこ「何のことじゃ……」

 

一体何が得意なのやら……。

 

 

~そして~

 

優希「ジャーン!自分でセットを作ったじぇ!!」

 

鈴音「セット?」

 

未来「タルトにスフレに珈琲ね」

 

優希「そう!つまり『タ』ルト、『コ』ーヒー、『ス』フレでタ・コ・スってわけだじぇ!!」

 

鈴音「ああ……成程ね」

 

優希「納得するより笑ってほしかったじぇ……」

 

鈴音「なんかごめん……」

 

未来「笑うところがないから無理よ」

 

辛辣っすね未来さん……。

 

 

~そして~

 

和「遅くなりました」

 

鈴音「何かあったの?」

 

和「はい、実は取材を受けていまして……」

 

優希「私のことも取材してやってもよかったんだけどな!」

 

和「余りお時間がなかったようで……」

 

久「なら私が変わりに取材するわ」

 

未来「それで優希が納得するのかしら……」

 

久「まあまあ……。片岡選手、成功の秘訣はズバリなんですか?」

 

優希「発酵バター!!」

 

未来「麻雀の話よね?」

 

優希の中では多分ケーキバイキングの話が混ざってたんだろうね……。

 

 

~そして~

 

優希「デザートにカレーだ!!」

 

未来「……気のせいかしら。今おかしな単語が聞こえたのだけれど……」

 

鈴音「さっきカレーのバイキングを見つけたらしいよ」

 

咲「ケーキバイキングなのにカレーもあるんですね」

 

鈴音「ケーキだけだとマンネリ化するんじゃないかな?他にもパスタとかもあるよ」

 

優希「バランスだな!ケーキを食べたらカレーを食べて」

 

鈴音「カレーを食べたらケーキを食べるの?」

 

優希「カレーを食べたら……カレーを食べる!!」

 

最終地点がカレーなのか……。

 

 

~そして~

 

咲「ごちそうさまでした」

 

まこ「いやー食べたの……」

 

鈴音「ケーキバイキングなんて余り行かないから余計にね……」

 

未来「ところで京太郎へのお土産はどうするのかしら?」

 

優希「あっ……忘れ……ん?」

 

突如優希が和の手元に視線を向ける。

 

優希「これだ!!」

 

ああ……。まぁ他にないかな?

 

 

~翌日~

 

優希「楽しかったじぇ!!」

 

京太郎「それは何より」

 

優希「これはお土産だ。ケーキバイキングのタダ券」

 

京太郎「……だから女子の殿堂に同行するつもりはないって」

 

優希「孤独に耐えるのも修行だ」

 

京太郎「えっ……俺1人で行くの?」

 

鈴音「まぁ1人でも楽しめると思うよ」

 

京太郎「そんなもんですかね……」

 

 

 

後日みんなで行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

キャラ紹介

大宮鈴音……ある世界から転生してきた主人公。清澄高校の3年生で麻雀部副部長。1人バイキングはもちろん、1人焼き肉なども平気な猛者。

響未来……鈴音と一緒にある世界から転生してきた。清澄高校の3年生で麻雀部部員。今日も辛辣に、バッサリと突っ込みが冴え渡る。

宮永咲……原作の主人公。清澄高校の1年生で麻雀部部員。後に魔王と呼ばれる子。ビュッフェと上手く言えない。

原村和……清澄高校の1年生で麻雀部部員。ケーキバイキングでカレーを食べられなかったのがショックだったらしく後日行ったケーキバイキングで最初からカレーにパスタとバイキングを満喫する。

片岡優希……清澄高校の1年生で麻雀部部員。タルト、コーヒー、スフレでタコスセットを作る。成功の秘訣は発酵バター。

染谷まこ……清澄高校の2年生で麻雀部部員。実は広島出身で長野にいる今も方言をバリバリ喋る。眼鏡を外せばキングクリ……本気の証。

竹井久……清澄高校の3年生で麻雀部部長。悪待ちが得意だけど人数分のタダ券はもらえない。ちゃんと8枚もらっていれば全員で行けたのにね。

須賀京太郎……清澄高校の1年生で麻雀部部員。麻雀部の黒一点で雑用メイン。原作では女子が5人揃わなかったら女装させられていたかもしれないらしい。


次回もお楽しみに!
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