生死を賭ける戦いから麻雀の世界に転生しました。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第37話 全国大会2回戦⑫

やっと団体戦で麻雀が打てることに対して私は気分が高揚していた。

 

いや、本当に楽しみだよ!今の点数が点数なので余り自由に打てないけど……。今の私にできる大将の役割は現順位の維持くらいかな?

 

会場に着くと臨海のネリーヴィルサラーゼが先に座っていた。

 

鈴音「よろしくね」

 

対戦相手なのだし軽く挨拶くらいはしておこう。

 

ネリー「……まさかうちがここまで削られるとは思ってもみなかったよ」

 

ヴィルサラーゼさんはそう言う。まぁシード校の臨海にとっては予想外の展開なんだろうね。私まだ何もしてないけど……。

 

鈴音「人生生きている限り何が起こるかわからないからね。起こる出来事全ての中で自分の思い通りになることの方が少ないんだよ」

 

ネリー「ネリーは勝たなきゃいけないの。だから……邪魔をするな……!」

 

おぉ……怖い怖い……。怒気を思いっきりこっちにぶつけてきたよ。でも勝たなきゃいけないのは誰だって同じ……。

 

鈴音「勝たなきゃいけないのは誰でも一緒だよ。気持ちの大小はあれどね」

 

ネリー「…………」

 

鈴音「そんなに準決勝に行きたきゃ有珠山を捲りつつ東白楽を飛ばせばいい。……できるものならね」

 

ネリー「っ!!」

 

私は静かな闘志をヴィルサラーゼさんにぶつけ返す。ヴィルサラーゼさんはそれに気が付いたのか体を後ろに下げた。

 

???「おっ、やる気だね2人共」

 

会場に来たのは有珠山の獅子原爽(ししはらさわや)さんだった。よく見ると後ろに東白楽の一堂紫(いちどうゆかり)さんも一緒だった。

 

鈴音「まぁ私にとってはこれが初めての団体戦なんだ。やる気に満ちあふれても不思議じゃないよね」

 

爽「そういえば大宮さんの牌符は個人戦のやつしかなかったね」

 

鈴音「そんなわけでオーラスまで楽しみたいものだよ」

 

紫「……うちはそんな余裕ないんだけど」

 

爽「それはドンマイとしか言いようがないな!」

 

紫「あなた自分達が2位へ食い込んだからって……」

 

何やら獅子原さんと一堂さんが険悪な雰囲気だよ?誰のせいだろうね?

 

ネリー「ねぇ!早く始めようよ!」

 

ヴィルサラーゼさんがそう言う。まぁ流石に雑談が過ぎたかな……?

 

~そして~

 

恒子『さあ!大将戦の始まりです!!』

 

さあ……麻雀(ゲーム)を始めよう……!

 

総武 225100

 

有珠山 92600

 

臨海 62800

 

東白楽 19500

 

 

~東1局 ドラ 6筒~

 

……とは言ってもしばらくは様子見なんだけどね……。このスロースターターみたいなの治らないかなぁ……。

 

 

~10巡目~

 

ようやくいい形になってきたよ……。一応上がれば跳ね満は確定だね。

 

紫「」タンッ

 

ネリー「ロン。5200」

 

紫「……はい」

 

一堂さんがヴィルサラーゼさんに振り込んでしまった。このままだと東白楽が飛んじゃってオーラスまで楽しめない……。

 

それに綾香じゃないけど準決勝のためにもある程度情報がほしいから一堂さんがハコになると不味いんだよなぁ……。

 

 




今回はここまでです。

次回、大将戦の行方は……?
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