戦姫絶唱シンフォギア~未来へと響くは始まりの音楽~   作:Dr.クロ

2 / 38
この日の始まりから物語は変化する。


序章
プロローグ~全てが始まった日~


始まりは本当に唐突だった。

 

小学校からの幼馴染とのいつも通りの日常、いつも通りに笑いあったりしてそういう感じに過ごす筈だった。

 

本当にそれが起こったのは唐突だった。

 

彼女、立花響と幼馴染、小日向未来は誘拐された。

 

それもただの誘拐ではない、異形によるどこぞも知らない場所に連れていかれてだ。

 

怯えていた2人に異形はお前たちを俺の忠実な人形にしてやると言い、2人に何かをしようとして…2人にとっての希望が来た。

 

???「そこまでよ。蛇の残党」

 

異形「!その事を知っているということは貴様、始祖か!」

 

現れた女性に異形は憎々しげに吐き捨てた後に攻撃を放ち、女性は声を発すると女性に放たれた攻撃は見えない何かに阻まれる。

 

そのまま女性は異形を押して行き、響と未来は助かったんだと安堵する。

 

その安堵と言う名の油断が命取りとなり、自分達の運命を変える事になった。

 

異形「おのれ、こうなったら…!」

 

女性「!しまった!!」

 

不利と悟ったのか異形は女性の隙を付いて響と未来へと向けて口から2匹の子蛇を放ち、放たれた2匹の蛇を2人へと咬ませるとそのままどこかに逃げ去る。

 

女性は慌てて2人に駆け寄ってから蛇を握りつぶして確認すると2人は息を荒げ、目を見開いて痙攣していた。

 

その状態に女性は顔を歪める。

 

女性「この毒は始祖にしか耐えることができない猛毒…あいつなんてことを…!」

 

このままでは2人とも命が消えてしまう。

 

助ける方法はあるがそれをしたら…と女性は悩んでいて気づく。

 

未来へと必死に手を伸ばす響と響へと手を伸ばす未来。

 

言葉はなくてもお互いに互いを思い合っているその姿に女性は心を撃たれて決心する。

 

女性「……ごめんね。これから貴女達は人ではなくなり、この先永遠と言う時を過ごす事になる。友の死を見ていく事になる。そんな罪を背負わせた事を怒っても良い。これは私の我儘。だから…生きて!!」

 

その言葉と共に重なった2人の手に置かれた女性の手が輝き…

 

 

そこで目が覚めた。

 

1年前の懐かしい夢を見たな…と考えながら響は体を起こす。

 

んーと背伸びしてから自分の布団が自分以外に盛り上がっている事に気づいて苦笑してから布団を捲る。

 

響「みーく♪」

 

自分に抱き着いた幼馴染の未来の頬に響はキスすると未来はううんと声を漏らした後に響に微笑む。

 

未来「おはよう響」

 

響「さっきね。あの日の夢見たんだ」

 

挨拶した未来は響のにあの時ね…と懐かしそうに呟くと隣からふわーと言う声が聞こえてそっちを向く。

 

そこには夢で自分達を助けてくれた女性が半透明でいた。

 

女性「あーよく寝た」

 

未来「おはようございますミューチェさん」

 

響「おはようございます!」

 

ミューチェ「おはよう、響、未来」

 

んーと背伸びしながら挨拶する女性、ミューチェに2人は挨拶し、ミューチェも返す。

 

響「ミューチェさん、実はさっきあの日の夢を見ました!」

 

ミューチェ「あの日の夢ね……ホントごめんね二人とも」

 

出て来た言葉にミューチェは悲しい顔をして謝ると響は慌てて手を振る。

 

響「いえいえ!別にミューチェさんが謝る必要はないですよ!」

 

未来「そうです。もしミューチェさんが助けてくれなかったら私と響はあの日に死んでいたんですから」

 

必死にそう言う2人にミューチェはありがとうと言う。

 

ミュ「もしも辛かったら言ってね。なんとかしてみるから」

 

響「いえ、平気へっちゃらですよ!」

 

未来「逆に体調が良いので」

 

むふん!と胸を張る響に未来も笑って言う。

 

未来「あ、でも響がちょっと無茶しすぎかなって思うかも」

 

響「えぇぇ~未来~」

 

付け加えた未来のに響は思わず声をあげる。

 

それにミューチェは笑う。

 

ミューチェ「大丈夫そうで安心したわ。二人ならもしあの辛いことにあったとしても乗り越えられるわ」

 

そう言える程ミューチェは2人の絆の深さを感じたから2人を助けたのだ。

 

自身の存在が幽霊へと変わってしまったがそれをした事は悔いはない。

 

その時の気持ちを思い出しながらミューチェは感慨深くなっているとごはんよ~と言う響の母親の声が聞こえて来る。

 

響「あ、はーい!」

 

ミューチェ「あらちょっと話しすぎたみたいね」

 

未来「それじゃあ響、ご飯食べたらいつも通りのをね」

 

そう言ってウィンクする未来に響はうんと頷く。

 

そんな2人をミューチェはくすりと笑って見送ってから外の太陽を見る。

 

ミューチェ「良い天気ね…」

 

そう呟いた後に響達の後に続く。

 

別の家にて…

 

???「本当に転生したんっすね…」

 

ほわぁ…と目の前の光景や自分の手にあるのを見て少女は呟く。

 

その後にそれを握り締めて決意した顔で呟く。

 

少女「絶対にお二人を助けて見せるっす!」

 

強く真剣な目つきで少女は青空を見る。

 

少女は知らない。

 

自身の知るのより、少女達に変化が起きている事を…

 

こうして、変化が起きた物語は幕を開ける…




???「次回、『始まる変化した物語と転生した者』っす!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。