戦姫絶唱シンフォギア~未来へと響くは始まりの音楽~   作:Dr.クロ

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歌姫の邪魔を刺せない様に始祖と赤き装者は頑張る


第十八話~歌姫の為に、響とクリスの戦い~

前回から数日経ち、翼が参加するアーティストフェス当日になった。

 

そんな当日に響はと言うと…遅刻しかけていた。

 

遅刻してる理由はフェスのに浮かれて授業を全く聞いていなかった分の説教を受けていたのだ。

 

ちなみに未来はファナと共にもう会場に着いてるとさっき連絡を受けた。

 

響「あーもう!早くしないとライブ始まっちゃう!!」

 

ミューチェ「楽しみだったのは分かるけど、ちゃんと授業も聞かないとね」

 

必死に走る響にミューチェは呆れてそう言う。

 

急がないと!と響は足を速めようとし…

 

ピリリリリリリリリ!

 

2課からの通信機が鳴り出す。

 

それに響は立ち止まって出る。

 

響「……はい、響です」

 

弦十郎『ノイズの出現パターンを検出したッ!翼たちにもこれから連絡を――――』

 

その言葉に響は渡してくれた時の翼の顔を思い出す。

 

だからこそ響は決めた。

 

響「師匠ッ!……現場には私一人でお願いします。今日の翼さんは、自分の戦いに臨んでほしいんですッ!あの会場で、最後まで唄いきってほしいんですッ!お願いしますッ!」

 

ミューチェ「響…」

 

頼み込む響にミューチェは止めなさいと言いたいが音楽の始祖として確かに翼には最後まで歌って欲しいと言う思いがあった。

 

そんな響のに弦十郎はやれるのか?と少し間を開けてから確認し、響は力強くはい!と答える。

 

弦十郎『……分かった。ただし、無茶はしないでくれ!』

 

響「分かりました!」

 

友里『し、司令!ノイズの出現地点にてイチイバルの反応が!クリスちゃんが先行してるみたいです!』

 

答えた後に友里の言葉に響は駆け出す。

 

響「(もしかしてクリスちゃんも…!)」

 

途中でシンフォギアを纏いながら必死に走る。

 

 

一方、目的地にてクリスが先にノイズ達を殲滅していた。

 

クリス「ブッ飛びやがれ!」

 

ズドドドォン!!

 

建物を破壊しない様に注意しながら撃ち抜きながらクリスは駆け抜ける。

 

クリス「(チッ!数が多いな……だがまあやるしかねぇか)」

 

舌打ちしながらも次々と来るノイズを撃ち抜く。

 

それをやり続けるのも自身の罪と向き合う為だ。

 

クリス「(それに今日は確か響が楽しみにしていたあいつのライブがある日だったな……だったらなおさら、こいつ等はいかせねえ!邪魔はさせねえ!!)」

 

そして翼が頑張ってる事もあってクリスは奮闘するが相手は善戦してるとはいえ多数で大して今はクリス1人だけ…

 

クリス「このっ!」

 

ズガガガガガガガガガガッ!!

 

一方に目が行ってる後ろで別のノイズがクリスを攻撃する。

 

それに対応できなかったクリスは吹き飛んで尻もちを着く。

 

クリス「(クソッ!数が多過ぎて対応しきれねぇ!)」

 

追撃が来るのにやべぇと思った時…

 

響「たあっ!!」

 

ズドォオン!

 

響が現れ、クリスを攻撃しようとしたノイズを殴り飛ばす。

 

クリス「響!?」

 

響「援軍到着!クリスちゃん、大丈夫?」

 

あ、ああ…と響の問いにクリスは頷いた後に差し伸べられた手を握って立ち上がる。

 

クリス「ってお前なんで此処に!?ライブ見に行かなくていいのかよ!?」

 

響「ライブはまあ見たかったけど仕方ないよ。それにいる理由はクリスちゃんと同じ理由だよ」

 

そう問うクリスに響は笑って帰す。

 

クリス「べ、別に私はあいつのためにやってるわけじゃ…」

 

響「え?私、一言も翼さんのためにっては言ってないよ?」

 

顔を逸らして言うクリスに響は笑って指摘するとああもう!とクリスは顔が赤いままノイズをみつえる。

 

クリス「取り敢えず今はこいつらを全部ブッ飛ばすぞ!」

 

響「うん!」

 

頷いた後に響が飛び出し、クリスは援護する様に動く。

 

響が加わったのもあってクリスは響の死角から襲い掛かろうとするノイズを撃ち抜いて行く。

 

ミューチェ「(へーなかなか良いコンビネーションね)」

 

それにミューチェは未来とはまた違う動きに感嘆する。

 

クリス「後ろに居るぞ!」

 

響「はっ!」

 

クリスの言葉に響は後ろ蹴りを放って襲い掛かろうとしたノイズを粉砕する。

 

響「ありがとクリスちゃん!」

 

クリス「さっきの借りは返したぜ」

 

お礼を言う響にクリスはそう返した後に巨人型ノイズが出現する。

 

クリス「デカいのが出やがったか!」

 

響「気合を入れようクリスちゃん!」

 

だな!とクリスは頷いた後に巨人型ノイズの攻撃を避ける。

 

クリス「食らいやがれ!」

 

ズガガガガガガッ!!

 

響「たぁああ!!」

 

我流ビートパンチ

 

ズドォオオオオオン!!

 

クリスが射撃の雨を食らわせた所に響が強烈な一撃を叩き込んで粉砕する。

 

響「やった!」

 

クリス「!響、あっちにもう一体居るぞ!」

 

倒せたと喜ぶ響だがクリスの言葉にうえ!?となる。

 

確かに言われて見ると巨人型ノイズがまだ存在していた。

 

ミューチェ「ちょっと待って、確かあっちって…」

 

クリス「あのノイズ!会場に向かってやがる!」

 

響「なんで!?」

 

驚いた後に慌てて2人は前に出る。

 

響「行かせないよ!」

 

クリス「行かせるかよ!」

 

ズガガガガガガガガガガッ!!

 

クリスが連続射撃を放ち、響も銃撃の合間を潜って巨人型ノイズにパンチを叩き込む。

 

巨人型ノイズ「!」

 

クリス「ちっ、堅いな…」

 

響「さっきの奴よりも伝わり難いね」

 

攻撃を受けているのにそのまま攻撃を仕掛ける巨人型ノイズにクリスは舌打ちし、響も手をプラプラさせながら同意しつつ避ける。

 

ミューチェ「どうするの響?あまり時間は長引くと厄介よ?」

 

響「(確かに、このままじゃあ…)」

 

そう考えて響はならばと次のに至る。

 

固いのならばそれを打ち砕く程の力をぶつけるだけと

 

響「……クリスちゃん、ちょっと時間稼いでくれない?私にいい考えがあるんだ」

 

クリス「大丈夫か?ってのは愚問か…なら嫁の頼みだ。やってやらぁ!」

 

その言葉と共にクリスは飛び出し、響は構える。

 

響「(力を一点に集中させて、散らばらない様にし、貫く様に!)」

 

ガントレットのを撃鉄を引く様に動かしてから力を収束していく。

 

収束されて行くのが分かる様にガントレットが輝く。

 

ミューチェ「(凄い力を感じる。これなら…)」

 

響「クリスちゃん!」

 

クリス「おう!」

 

その言葉と共にクリスは目隠し的なので巨人型ノイズの顔部分に弾幕を展開した後に響が突っ込む。

 

響「たぁああああああああ!!!」

 

そして収束させた力を炸裂させる。

 

ビートネイルガン!

 

巨人型ノイズの腹に命中すると共に一気に巨人型ノイズへと迸り…

 

バゴォォオオオオオン!!

 

巨人型ノイズは灰となって四散する。

 

クリス「やるじゃねぇか響!」

 

ミューチェ「(ホント、大事な物が危ない時の響の成長が凄いわね…)」

 

それにクリスは笑い、ミューチェは感嘆する中で響は着地してからピースする。

 

クリス「さっきの技、凄かったじゃねぇか」

 

響「いやぁ~お父さんが読んでた漫画に出てたのを合わせたんだ。あのノイズを倒すのに良いのに最適な技でな感じで」

 

あははと頭を掻きながら響はそう返す。

 

クリス「そうなのか。にしても復帰ステージ、残念だったな響」

 

響「うん…だけど…翼さんの歌に、そんな翼さんの歌を聞きに来た人達を守れてよかった…」

 

そう言うクリスに響は見上げて感慨深く返す。

 

ミューチェ「(ホント良い子よねこの子は…)」

 

そうか…とクリスもふっと笑ってからフェス会場のある方を見る。

 

クリス「(ライブでのアイツの歌…どんなのか聞いて見たかったな…)」

 

響「終わってると思うけど会場行く?未来たちが心配していると思うし」

 

そう提案する響にクリスはそうだな…と呟き…

 

クリス「んじゃ行くとするか。復活の歌を歌った歌姫を見に」

 

響「うん!」

 

2人はフェス会場へと足を進ませる。

 

ミューチェ「(ライブの方、どうなってるかしら)」

 

そんなミューチェの心配は憂鬱であった。

 

翼は歌を歌い終えた後に自身の我儘、"私は世界に歌を届けたい"と言うこれから1人ではなく、みんなの心を乗せて歌いたいと言うのを告白し、それを聞いたファンからの激励や応援に感動して感謝し、見ていた未来やファナも奏と共に喜び、丁度なんとか来れた響も感涙してクリスに宥められたのであった。




ファナ「次回!『新たな事実と突き出す塔』に続くっす!」
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