戦姫絶唱シンフォギア~未来へと響くは始まりの音楽~   作:Dr.クロ

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自身の知るのより最悪に至る可能性を知るファナ、悩む彼女は秘めし決意を出す為に……



第三十五話~転生者と科学者の邂逅~

二日後、響達は健康診断の結果一部分を除いて異常なしと判断され念のために一日休んでから学園に登校していた。

 

授業を受けながらファナは朝のHR前にクリスと翼から告げられた事を思い返していた。

 

 

 

 

ファナ「消滅…っすか…!?」

 

翼「ああ……今の立花と小日向をノイズなどと戦わせていたらいけない状態になっている」

 

驚いているファナに翼は苦い顔をして返す。

 

ファナ「な、なんでそんなことになっているっすか!?」

 

クリス「二人の身体の中の聖遺物の欠片と始祖の力が影響しあった結果だそうだ……しかも消そうにも未来の神獣鏡は使えねえ……」

 

使えないと言う言葉にファナはえ?となる。

 

ファナ「ど、どうしてっすか?」

 

翼「…今の小日向の神獣鏡の光は始祖でさえも消してしまう光になっている。下手すれば2人は……」

 

言葉が途切れるがファナはその先を聞きたくもなかった。

 

ファナ「(…そんな…)」

 

ギュっと胸元で手を握り締めるファナはどうして……と考えずにはいられなかった。

 

顔を伏せる2人にファナは言いたくなった。

 

自分がもう1つの神獣鏡を持っていると……

 

だが、それは言えなかった。

 

なぜなら……自分は持ってるだけで使えないからだ。

 

リンカーを使えば出来るかもしれないが弦十郎の事だ。

 

例え命に関わる事であろうとその為に誰かが命がけになる事を承認しないだろう。

 

奏でさえ、リンカーを何度も使って血反吐を吐いてやっとガングニールを纏える様になったのだ。

 

どれだけ必要なのか分からない状況を弦十郎や他の面々は良しとしないだろう。

 

ファナ「(……私のせいっす。私が転生するときちゃんとお願いすれば…!)」

 

自己嫌悪する中でどうすればとファナは必死に原作の知識を思い出していく。

 

そしてその中で思い出す。

 

どうやって響の中の聖遺物を消し去る経緯が出来たのかを……

 

ファナ「(FIS…マリアさんたちと行動すれば……そうしないと)」

 

やるべき事は決まったとファナが今後の事を決めた時にチャイムが鳴り響く。

 

翼「次の授業が始まるか」

 

クリス「んじゃファナ。またな」

 

ファナ「あ、はいっす」

 

それぞれの教室に向かおうのを見送ってファナも向かう。

 

ファナ「(それにはまずあちらとコンタクトを取らないと…)」

 

 

 

 

思い返した後に肩を叩かれてハッとなって顔を向けると心配そうな詩織の顔が目に入る。

 

詩織「どうしましたファナさん。授業はもう終わりましたよ」

 

ファナ「そ、そうっすか。すみません、少し考え事してたっす」

 

そう言う詩織のにファナは謝罪して片付ける。

 

ファナ「(…でもどうやってマリアさんたちとコンタクトを…)」

 

どこにいるか分からない現状、彼女達と出会うには……と考えて自分の知識と現状のを照らし合わせる。

 

ファナ「(確か今だったらフロンティアの近くにいると思うっすが…)」

 

そうなるとどう行けば良いのかで悩む。

 

考えようとするが良い案が浮かばず、下校時間になり、響達と歩いていた。

 

ファナ「(……困ったっす。どうしたら…)」

 

困っていたファナはふと、階段を降りた後に左側を見る。

 

自分たちを見ているミセスSの姿が目に入る。

 

ファナ「(あれはミセスS!?なんでこんなところに…!)」

 

自分に気づいたミセスSはまるで誘う様に背を向ける。

 

ファナ「……すみません。ちょっと用を思い出したので失礼するっす!」

 

創世「え、ファナ」

 

響達に断ってファナは走る。

 

追いかけて来ないのに好都合だとファナはさらに足を速めて追いかける。

 

ノイズ騒ぎもあって人気もない所まで来ると……

 

ミセスS「よく付いて来たのう。転生者」

 

振り返って告げられた事にファナは心臓を掴まれた様な衝撃を受けて目を見開く。

 

ファナ「何故、そのことを…!」

 

ミセスS「わしはどんなものでも解析できるからのう。お主を解析してわかったんじゃよ」

 

なんとか声を出すファナにミセスSは笑って返す。

 

ミセスS「でお主は一体何がしたいんじゃ?」

 

ファナ「……あんたたちは神獣鏡が欲しいんっすよね」

 

その言葉にミセスSは眉を顰める。

 

ファナ「その神獣鏡を私が持っていると言ったらどうするっす?」

 

ミセスS「…なんじゃと?」

 

出てきた言葉にさらに驚くが、すぐさま納得する仕草を取る。

 

ミセスS「なるほど。転生特典か」

 

ファナ「そうっす。でも適合率が低すぎて使えないっすけどね」

 

返された事にミセスSは彼女が名乗り出たのにさらに納得する。

 

ミセスS「それでわしらに協力したいというわけか。その代わりに、リンカーで神獣鏡を使えるようにしてほしいと」

 

そうっす!と頷いたファナにミセスSは確認する。

 

ミセスS「じゃがそうなると響ちゃんたちと敵対してしまうことになるが良いのか?」

 

ファナ「……っ、覚悟の上っす。そうしないと2人が死んでしまう……いえ、消えてしまうっす」

 

消えてしまうという言葉にミセスSは眉間を顰める。

 

ミセスS「ということは知っておるのじゃな。二人の異変を」

 

ファナ「はいっす。だから自分はどんな手を使っても二人を助けるっす。自分の命を懸けてでも…!」

 

真剣な顔と目で宣言するファナにミセスSはしばらく無言で見ていて……

 

ミセスS「(こやつ…どうやらかなりの覚悟を持っているようじゃな。転生者にしては良いほうじゃのう)」

 

面白いとミセスSは笑みを浮かばせた後……

 

ミセスS「良いじゃろう。その取引に応じようじゃないか」

 

ファナ「ホントっすか。嘘ついたら許さないっすよ」

 

つかんつかんとミセスSは手を振る。

 

ミセスS「んじゃ早速マリア達のところに行くか?それとも一度帰って準備してからにするか?」

 

そう言われてファナは考える。

 

ファナ「(なにも言わずにいったら義母さんたちが心配するかもしれないっす。時期的に原作ので未来さんが行くタイミングが良いっすね)」

 

決まった後にミセスSへ顔を向ける。

 

ファナ「じゃあ一度帰って義母さんたちに話してくるっす。合流タイミングは未来さん、タワー、襲撃でわかるっすよね」

 

ミセスS「うむ、ばっちり分かるぞ」

 

良かったっすと返すファナにミセスSは背を向ける。

 

ミセスS「ではその時にまたあおう。それまでにしっかり準備するんじゃよ」

 

ファナ「はいっす」

 

行こうとして、おお忘れてたと再びファナの方を向いて近寄ると空の注射器を取り出す。

 

ミセスS「お主専用のリンカー作るためにちょっと血液貰うぞ」

 

ファナ「う、強い痛みがしないのをお願いするっす」

 

分かっとるわいと言いながら消毒のをどこからともなく出して消毒してから注射針を刺す。

 

ファナ「っ…!」

 

ミセスS「…ほい、採血完了じゃ」

 

やっぱり慣れないっすと注射された所を顔を顰めながら抑えるファナにミセスSは注射器を慎重に仕舞って、後これと通信機を渡す。

 

ミセスS「合流するための連絡用じゃ。見つからないように頼むぞ」

 

ファナ「は、はいっす」

 

そんじゃあ改めてとミセスSは手を振ってその場を去る。

 

ファナ「(…さて今度は義母さんたちにどう話すか考えないといけないっすね)」

 

見送ってからエル達への事情説明をどうするか悩みながら帰宅するのであった。

 

 

 

 

エル『ミセスSたちのところに行く!?』

 

ファナ「は、はいっす…」

 

夜、誰も聞かれてない様に確認してから電話をかけたファナの言葉に驚くエルはすぐさま状況から察するが一応確認する。

 

エル『…それはファナちゃん自身が決めたことなのよね』

 

ファナ「…はい。私がそうしなければいけないと思ったから選んだことっす」

 

その言葉に向こう側で唸っている声が聞こえる。

 

まあ、エルが唸るのも仕方がない。

 

神獣鏡へのファナの適合係数を上げるのはジェルが言った様に転生する前ならまだ出来たが今は出来ない。

 

リンカーのはまだ良いだろうがエルの心配はミセスSだ。

 

彼女は基本的に言うならば善人だ。

 

ただし、難解を攻略する者を見るのが好きなので結構厳しくする時がある。

 

今回もしそうなのが彼女のもっとも心配することであった。

 

エル『……いいわ。それがファナの選んだ道なら私は反対しないわ』

 

ファナ「本当っすか義母さん!」

 

喜ぶファナにただし!と付け加えてエルは言う。

 

エル『でも約束して。無茶はあまりしないように』

 

血が繋がってなくても私はあんたの母親だからねと言うエルにファナは胸が熱くなる。

 

ファナ「義母さん…!」

 

エル『そうせざるを得ない事にしちゃった私のミスもあるから虫の良い話だけど……2人を救ってあげて』

 

はいっす!とファナは元気よく返す。

 

ファナ「それじゃあ義母さん。おやすみなさいっす」

 

エル『ええ、おやすみなさい』

 

通話を終えて、ファナはベッドに入って眠る。

 

 

 

 

通話を終えたエルはふうと息を吐いてから外に出る準備をする。

 

エル「ちょっと出かけてくるわね」

 

玉藻「あら、何処へ行くんですか?」

 

ちょっとね……と体をほぐす様に動かしながら返し……

 

エル「義理の母親として釘刺し行ってくるわ」

 

そう言って出ていくエルにいってら~と玉藻は手をひらひらさせる。

 

 

 

 

一方、ヘリの中でミセスSと共にナスターシャの容態を見ていたウェルは息を吐く。

 

ウェル「ふう……教授がまだ生きていられると考えればいいんでしょうかね……」

 

ミセスS「そうじゃな。まあほんとならわしがちゃんと完治させたいのじゃが断られてしまったからのう」

 

ポリポリと頬を掻くミセスSのにウェルは落ち込んだ顔をする。

 

ウェル「やはり、話に聞いた彼女(セレナ)の事を負い目に感じているからでしょうか」

 

ミセスS「そうなのかもしれないのう…」

 

ホント優しい男じゃな……とミセスSは悲しい顔をするウェルを見て内心思う。

 

ウェル「(ですが今の状況をひっくり返すには神獣鏡に必要が不可欠。一体どうしたら…)」

 

考え込んでいたウェルはん?とセンサーを見る。

 

ウェル「おや、何か近づいて……」

 

ドーン!!

 

直後、強い揺れが起こる。

 

ミセスS「な、何事じゃ!?」

 

切歌「た、大変デスSちゃん!外に浮いている人がいるデス!」

 

慌てて近くのに掴まって倒れない様にしてると切歌が慌てた様子で伝え、ミセスSは画面を展開する。

 

エル『………』

 

ミセスS「なっ、あやつは…!?」

 

そこには無言で両手を光らせて浮かぶエルの姿があった。

 

ウェル「ミセスS!まさかあなた関連のですか!?何をやったんですか今度は!?」

 

ミセスS「そんなもんワシが知りたいわ!何故あやつが此処に…!?」

 

切歌「誰なんデスかあの人!?」

 

思わず聞くウェルに怒鳴り返したミセスSは切歌のにえ、あ……と目を泳がせた後……

 

ミセスS「…女神」

 

切歌「………は?」

 

ウェル「………もう1回言ってくれませんか?私、耳がおかしいようで」

 

思わず現実逃避するウェルにミセスSはもう一度言う。

 

ミセスS「…正真正銘の女神さまじゃよ。あやつは」

 

切歌&ウェル「……はぁああああああああ!?

 

今度は絶叫した。

 

だってそうであろう。

 

世界に宣戦布告したから国からの刺客とか来ると分かっていても、まさか女神が来るなんて誰が予想できるだろうか

 

ウェル「まままままま、マジで何やったんですかあなたは!?女神様に喧嘩売ったんですか!?」

 

ミセスS「ワシとて驚いているんじゃよ!この世界に居るのは知っておったがわざわざ戦いに来るとは思わなかったんじゃよ!」

 

切歌「な、何か心当たりはないんデスか!?」

 

詰め寄る2人にミセスSは困った顔をする。

 

ミセスS「心当たりといっても……む?」

 

そんなのは……言おうとして思い出す。

 

昼にあった転生者(ファナ)を思い出し、え?んなアホな……とミセスSはえーとなる。

 

ウェル「あ、あるんですね!その反応はあるんですね!!」

 

切歌「一体何をやったんデスか!?」

 

ミセスS「いや、まさかそんな…えぇ?」

 

戸惑うミセスSにマジで何をやったのと2人は思っていると……

 

エル『そこに居るんでしょミセスS。うちの娘に変なことをしないよう釘刺しに来たわよ』

 

ウェル「え、まさか切歌くんと同じ感じのをしたんですか?」

 

切歌「へ?それってどういう…」

 

ミセスS「いやー、それとはちょっと違うんじゃが…」

 

ホント違うと手を振るミセスSにホントかなとウェルは訝し気だったが続いての揺れにすぐさま言う。

 

ウェル「とにかくこのままなんとかしないと教授の寿命がヤバくなりますから止めてください!!」

 

ミセスS「わかっておる!すぐにヘリの武装で反撃じゃ!」

 

切歌「武装デスか!?」

 

そう言ってミセスSは操作する。

 

 

 

 

エル「…まだ答えないわね。ならもう少し……!」

 

呟いてから再び攻撃しようとし……ヘリが変形しだす。

 

エル「変形…ミセスSらしい改造ね」

 

ロボへとなるヘリを見ながらエルは呟いて攻撃を再開する。

 

 

 

 

ウェル「こんな改造を入れてたんですか!?」

 

切歌「さすがSちゃんデス!」

 

ミセスS「対装者用じゃ。マムのところにはバランス制御を付けているので彼女への心配はないぞい」

 

驚く2人に何時の間にか現れた操縦席に腰かけたミセスSがそう言う。

 

ウェル「あの……マリアくんは教授の所に行ってるだろうから大丈夫でしょうけど……調くんは?」

 

ミセスS「……あ、そう言えば今どこに…」

 

切歌「え……調ぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

恐る恐る確認するウェルにうっかりしてたとミセスSは呟く。

 

うえぇぇぇぇぇぇ!?と切歌が青ざめているとまた揺れる。

 

ミセスS「うおっと…反撃開始じゃ!」

 

その言葉と共に指先から機銃を乱射する。

 

エル「ふっ!」

 

乱射された銃弾にエルはバリアで防いでから飛び回る。

 

ミセスS『やはりこの程度は防ぐか』

 

エル「久しぶりねミセスS」

 

呆れるミセスSの声にエルはそう返す。

 

ミセスS『居るのは知っておったがまさか介入してくるとはのう。んで娘というのはあの子のことかのう』

 

エル「ええそうよ。あの子が私の娘よ』

 

ええ!?とミセスSの横でウェルと切歌が驚いている間にエルは続ける。

 

エル「あなたが面白さ重視であの子に変なことしないように釘を刺しに来たってわけ」

 

ミセスS『なるほどのう。にしてもまさかあの子が娘とは…』

 

これは予想外じゃとミセスSは呟く。

 

ウェル「確かに、ミセスSなら面白いと言う事で色々とやっちゃいそうですからね……」

 

切歌「Sちゃんならやりそうデス;」

 

ミセスS「あはは…手厳しいのう」

 

そんなエルのに同意する味方にミセスSは苦笑する。

 

ウェル「いやだってあなた、結構限度を示さないと見てる側がハラハラする事を一緒に行動していてやってますし」

 

切歌「確かに時々やりすぎってところあるデスね」

 

ミセスS「おっと、味方が味方しておらん」

 

続けざまのにミセスSは空笑いしてしまう。

 

エル『話している余裕があるのね。ならもう少し厳しく行くわよ』

 

その言葉と共に弾幕が展開されてヘリロボへと殺到する。

 

切歌「沢山来たデスよ!?」

 

ミセスS「ミサイル、発射じゃ!」

 

飛んで来るのにミセスSは冷静にミサイルを発射して相殺していく。

 

ウェル「話の内容が全然わかりませんが!とにかく相手を落ち着かせましょう!なんか様子的に言えば攻撃をやめてくれるようですし!」

 

ミセスS「ふむ、それもそうじゃのう」

 

ウェルの意見にミセスSも賛成なのでエルに言う。

 

ミセスS『お~い、エル。わしとてあの子に変なことは考えておらぬから安心しろ』

 

エル「…ほんとよね?変な薬で死にかけたりさせないよね?」

 

その言葉にウェルと切歌は眼を反らしかけて根性で留まっているミセスSを見る。

 

ウェル「(あ、これ絶対に死にかけるかもしれないのありえそうだ;)」

 

ミセスS「……まあ絶対にとは言えないが死なせるつもりはない。そこは信じて貰いたい」

 

凄い呆れ顔で見てる2人に凄く悲しくなりそうだったがミセスSはそう言う。

 

その言葉にエルは弾幕を消して、頭を掻く。

 

エル「はぁ…しょうがないわね。良いわ。その条件なら飲んであげるわ」

 

ミセスS「感謝するぞい」

 

ほっと安堵した後にエルは背を向ける。

 

エル「それじゃあ帰るわ。おやすみなさい」

 

その言葉を残して消える。

 

それを見て切歌とウェルはふはぁ……と息を吐いてへたり込む。

 

ウェル「し、死ぬかと思いました」

 

切歌「ドキドキしたデスよ…」

 

そんな2人のにミセスSは苦笑しているとドアが開く。

 

マリアかなと3人は見てギョッとなる。

 

調「…………」ポタポタ

 

何やら頭から水を滴らせている調がいたのだ。

 

ミセスS「し、調ちゃん…風呂に入っておったんか?」

 

調「……料理の準備をしてたら突然の揺れと振動に傾きとか起きたせいでお鍋に入れていた水が飛び出した結果」

 

oh……と誰もが声を漏らす中で調はスタスタとミセスSに近づき……ガシッと彼女の肩を力強く掴む。

 

その目はハイライトがなくて凄く怒ってますと言うのが伝わっていた。

 

調「Sちゃん、ちょっとこっちに来て」

 

ミセスS「いや、あの…ちょ…調さん?」

 

思わずさん付けで呼ぶミセスSだが調は何時の間にかギアを纏ってズリズリとミセスSを引っ張って行く。

 

ウェル「あ、あれは完全にキレてますね……」

 

切歌「Sちゃん、南無…」

 

そんな引き摺られて行くミセスSに2人は手を合わせてナンマイダをする。

 

ミセスS「ちょ、助け……」

 

ガシャン

 

閉じた扉に2人は手を合わせ続けた。

 

ウェル「さて、我々は片付けしましょうか」

 

切歌「そうデスねドクター」

 

先ほどのもあって散らかってるであろう物の片付けに袖を捲るウェルに切歌も続く。

 

なお、後日切歌が気になってミセスSに調のお仕置きについて聞いてみた所……

 

ミセスS「………バラバラにされるところじゃった……」

 

と述べたのであった。

 

これを聞いた切歌は未来の次に調を怒らせない様にするのを心に決めるのであった。




ファナ「次回『繋ぐ手と手…良きしない襲撃…』、やって見せるッス」
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