グレイトな人に転生した   作:puni56

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一般人がディアッカ・エルスマンに転生するという在り来たりな話です。
転生者はディアッカのみです。文章力等色々不足していることは自覚しています。自分の妄想を文章化したものなので、SEED知らない人には厳しいかも。それでもOK!という人は読んで下さい。
ちなみにアストレイの設定は基本的に無視。
というかフォローしていくのは厳しいので名称とか必要な場合のみ使用します

SEED本編で進めていきます。


1話:SEED?何それ?

 

 

P.L.A.N.T(プラント)

 

正式名称Productive Location Ally on Nexus Technology

 

《総合的テクノロジーによる生産的配列集合体》を意味する。

 

これらのコロニーは別名“宇宙に掲げられた大きな砂時計”

 

そのプラントの12ある市の1つ、フェブラリウス市のある病院で一人の男が誕生した。

これはその男の物語である。

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

ディアッカ Side

 

 

突然だが自己紹介をしよう俺の名前はディアッカ・エルスマン。

金髪に褐色肌で見た目はギャル男、

 

「グウレイトォ」

 

が口癖なナイスガイだ。

 

ん?古い?センスない?言うな、自覚はあるんだ。

目が覚めたら赤ん坊になっていた。

普通に学校に行って、士官アカデミーを無事卒業してクルーゼ隊に配属された、以上!

飛ばし過ぎ?細けぇことはいいんだよ!!

 

クルーゼ隊長と初顔合わせ時に“赤い彗星?”と呟いてしまった俺は悪くないと思う。

それより今はヘリオポリスとかいうコロニーを襲撃する準備中だから集中しなくては‥

さて、ヘリオポリスの潜入だが拍子抜けだった。

一般的な映画のように赤外線を張り巡らされたセキュリティーエリアも簡単に解除でき、

新造艦の格納庫まで警備の人間には会わなかったし。

まあ、だからこそ爆弾を用いての破壊工作ができるわけで俺達にとってはありがたかったのだが。

 

 

 

 

―――――時間が進み予定時間まで地球軍の新型MS通称Gを監視しているディアッカ達。

 

「フンッ、隊長の言う通りだ。突けば蟻のように出てくる」

 

イザークはそう言うが、俺は仕方ないと思う。

中立国なんだからいきなり攻撃されたら焦るどころの話じゃあない。

戦争とは無関係だと思っているのだからな。以前の俺もそうだったし仕方ないと思うぜ。

まあ口には出さないが。そんな事を考えつつスコープで移動中のトレーラーを確認すると‥

 

「2機足りないんじゃないか?イザーク」

 

疑問を口にする俺。そう、トレーラーに積んであるのは3機しか見当たらないのだ。

 

「確かに。報告では5機だったはずだな‥」

 

『それなら俺とラスティの班で行く』

 

「OK任せよう。各自搭乗したら直ぐに自爆装置解除!」

 

どうするかと思ったらどうやら格納庫の方にアスランとラスティ他数名が担当するようだ。

さすがアスラン、イレギュラーな事も積極的にやるなんて俺には無理だぜ。

で、作戦予定時間通りヘリオポリス各所で爆発が起きジン部隊が潜入を開始する。

俺達もイザークの号令の下、上空から銃でGのスタッフを倒しながら手榴弾でトレーラーを破壊する。

 

 

 

 

 

―――時間は飛んでバスターのコクピットにいるディアッカ。

キーボードとコンソールを操作し自爆装置の設定を解除し危なげながらシステムを立ち上げていく。

 

(運がいいことに砲撃用らしいな。

 ビビりな俺には格闘戦とか近距離戦なんて恐ろしくてできないからな‥)

 

立ち上がるデュエル、バスター、ブリッツ。しかし周りにはまだ2機の姿がない。

疑問に思ったディアッカがイザークに問いかける。

 

「ラスティとアスランは?」

 

『奴なら大丈夫さ。ともかくこの3機先に持ち帰る。クルーゼ隊長にお渡しするまで壊すなよ!』

 

スラスターを下に向け浮上しそのままコロニー内を飛翔するデュエル、ブリッツ、護衛のジン。

しかし1機足りない。そう、バスターである。何故かバスターは棒立ちのままだ。

一体何があったのであろうか。

 

―――――――――――――――

 

 

その頃ディアッカは。

 

(ついに専用機きたーとテンションを上げ、いざヴェサリウスに帰艦しようと思ったら

 バスターが動かないぜ‥‥‥えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!ちょっとまてーぃ!!)

 

必死にレバーを動かすディアッカ、しかしバスターが飛翔する気配は無い。

 

「イザーク、助けてくれ動かないんだ!?」

 

持つべきものは友人だ、ということで親友に助けを求めた。

 

(最初からやり直せ?焦りすぎだって?

 無茶言うなよ、だって俺の目の前に知らない人が搭乗しているストライクが

 立っているんだもん。

 しかもこいつはたった今ジンを撃破したばかりなのだ‥

 何でこうなるの?バスターの立ち上げに時間が掛かったから?

 説明書無いからしょうがなくね?エザリアさん(イザークの母親)に求婚したから?

 だって美しいんだもん。現実逃避はここまでにして、どうするか考えよう)

 

①戦う:パスだって格闘用の武器バスターに無いし。

 

②逃げる:後ろからやられるぞ!

 

③会話する:これだ!!

 

通信は‥Gは共通のシステムだから使ってみるか。

チャンネルを合わせて‥よし、

 

「え~テステス、ストライクのパイロット聞こえますか?どうぞ」

 

呼びかけてみたがさて、どうなるか。

 

 

 

 

 

 

イザークSide

 

ディアッカの奴め、こんな時にまた妄想しているな‥作業しつつ横目で様子を窺う。俺は今アスラン・ニコル・ラスティ・ディアッカと共に連合が開発したGというMSを奪いに行く準備中だ。

クルーゼ隊長の話によるとヘリオポリスは連合及びザフトが攻撃を禁止している中立コロニーであるということを利用し連合とオーブが秘密裏にMSを開発したとのことだ。

ふざけた話があったものだ、我々の真似をするとはな。

このメンバーでは初任務だがナチュラル如きにやられる訳がない。

だが何事も準備はせねばならない。命令だしな。

ハッ、いかん話が逸れたな。

そう、ディアッカの話だ。

こいつとはアカデミーからの付き合いだが、同期の中では親友と呼べるのはこいつだけだな。

たまに妄想して意識が飛んだり、母上を紹介しろと言ってきたり、母上にアタックしたり、母上のファンクラブを作ったり(ちなみに俺は会員№2)、意味不明な発言をすることに目を瞑れば良いやつだ。そうやってディアッカを褒めて?いたらこれだ‥

 

「何をやっているんだ、馬鹿者!」

 

Gに乗り込み帰艦しようとしたところで急に入った連絡に、こう返答した俺は悪くないと思う。

どうやら機体が動かず、操作方法もわからないらしく、

 

「説明書はどこだ」

 

とか

 

「武器は無いのか」

 

とか

 

「俺がガンダムだ」

 

とかわけわからんことを言っている。相当錯乱しているようなので一言伝えてやった

 

「武器は背負ってるだろ」

 

と。冷たいようだが決して母上が最近あいつと仲が良い事とは関係がない、関係ないったらないんだ!!

 

 

 

 

 




最初なので短めです。その修正は活動報告にて

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