次の日起きてみると腕にあった模様は消えていた。きっと夢を見ていたのであろう
「キョウモイイテンキ!」
私は,暇つぶしのため,この街にある図書館に向かった。図書館に行くと,ズラリとたくさんの本達が並べられており,口が空いてしまった
「おにいさん、口開いてるよ」
口が空いている私の後ろから女の声がした。声質から予測すると女の子であろう。そんなことはおいといて振り向くと,車いすの女の子とつきそいの女性がいた
「ああ、どうも。この図書館に初めて訪れたものですから、こんなに本がいっぱいあるとは思わなかったんですよ」
「ふふ、お兄さん。ここに引っ越してきたばっかりなん?」
「まぁ、そんなところです」
少し会話して,彼女らから立ち去り,私は目的の本を探しにいった
図書館が閉まる直前まで本を読みふけっていると,さっきの女の子がいたので、話しかけてみると付き添いの女性がどうしても抜けられない用事ができてしまったので,終わり次第向かえに来るというのに,遅いなぁという状態だった
「嬢ちゃん、今家には誰かいないのかい?」
「いないよ、今日はみんな用事で外出中や」
「そうかぁ、私が送ろうかと思ったが,君から見ると不審者だからなぁ・・・困ったもんだ」
そうこうと話していると,図書館は閉まり二人は外に出されてしまった。女の子は少し外の風のせいで、寒さで震えていたので自分が着ていたコートを着させた
「お兄さんのほうは寒くないの?そんな薄着してて・・・」
「鍛えるために、半そでを着ているんだよ。き、きききき気にしないでいいよ」
と言いつつもガタガタと震えるライをみて、女の子は笑っていた
「お兄さん、ほら」
ポイっと何かを投げられ受け取ると暖かいココアを渡された
「一緒に飲も、お兄さん」
ああ、女の子の笑顔が眩しい。夜になっているのにすごく明るいと思えた。
ココアを飲んだ私身体が異様に熱くなり始めていた
「ねぇ、お兄さんは今日どんな本を読んでいたの?」
少女から話題が振られたので
「ああ、知り合いから
<<変身>>
ライの両腕が光り,光が収まると腕には赤い模様が描かれていた
「お、お兄さん、大丈夫?」
「お、おう(あ!うっせやろ、身体が暖かいから炎なのかな)」
???サイド
ん?あそこにいるのは・・・・はやて!と半そでで赤い腕をした半そで不審者!
はやてにちかづくなあああああああああ!
「ん?」
ライが声がした方向に振り向く時間はなく,ぶん殴られた
「・・ぐがぁ!」
「お、お兄さん!ヴィータ!あんた何してるの!」
「な、何で怒っているんだよ。はやて、今こいつに襲われそうだっただろう!」
(な、何が起きた。いてぇいてぇ・・・・あ、あ、あ......)
ライは殴られた衝撃により意識が朦朧とし,そのまま気絶した