神無Side
研究が始まって一ヶ月なんともう適合指数を引き上げる薬・・・LiNKERが開発された。
その間に、翼(当人からそう呼べといわれた)や奏(当人からry)と友好を深めていた。
初めて会ったときは凄く警戒されていたけど、今では仲良くやっている。が、翼があまり緊張していた為か、仲良くなる事に時間を取られていた為、まともな戦闘訓練ができていない。
そのため今、ノイズが現れたらまともな連携ができずに、どちらかが多大な負荷をになったり、被害が広がる事が懸念されている。
だが、今は実験に集中する時である。
何度も、LiNKERを打ち込まれてボロボロの奏に注射が打ち込まれた。すると、奏が酷い悲鳴を上げ始めた。
すると、俺の横にいた翼は「ヒッ」という声を上げ俺の後ろに隠れて様子を伺い始めた。
朔夜「適合指数、上昇。しかし、ギアを纏うほどの指数になりません」
了子「やっぱりあの子じゃ無理なのかしら」
といい終わるかどうかというタイミングで悲鳴が終わった。
了子「実験は終了よ。今回も失敗ってとことね」
といっていると、
奏「何勝手に終わらせようとしてんだよ。こっからが大事なとこなんだろうが」
了子「なッまさか!」
というと、奏は予備のLiNKERを取り出し自分の首に注射した。
すると、奏はまた悲鳴を上げたが今度は、これまでとは違った結果が出てきた。
朔夜「適合指数上昇。こんどは纏えそうです」
というと、奏が
奏「Croitzal ronzell Gungnir zizzl」
と、歌うと奏はギアを纏っていた。そして奏は、
奏「これがあいつらに復讐する力か」
といいながら高笑いしていた。
なんてことがあってから2年と8ヶ月たった夏、原作開始のコンサート事件が起きる年の6月。連携や仲の良さは自分的にはまぁまぁあるほうだと思う。
そして、なんと弦さんと了子さんが数年前に結婚していた事が分かった。最初は何故フィーネがと思ったがここにはフィーネの魂がないのを思い出して納得した。
なんて考えていると警報がなった為現場に向かっていった。
そしてギアを纏いノイズを殲滅していった。
奏は防御を捨てた圧倒的な攻めでノイズを近ずかせなかった。
アームドギアの槍を右に振るったらその勢いのまま右足の後ろ回し蹴りが入り、そして右足を地面につけたら突きや縦振りをかましていた。
翼は刀のアームドギアを縦横無尽に振って一体一体を確実に減らしていった。
俺はというと、まず砂鉄モードにしたアームドギアを振るい、大雑把にノイズを片ずけて刀モードにして切り裂いていった。
そしてノイズを片ずけた。
Side out
奏Side
アタシは今、埋まったりした自衛隊隊員を助けていた。すると若く、まだあどけなさの抜けない隊員がこう言ってきた。
若い隊員「ありがとう。埋まってもうだめかと思ったけれど、歌が聞こえたんだ。その歌に、勇気をもらったよ。本当にありがとう」
奏「あ、ああ。どういたしまして」
お礼言われて驚いたアタシだけど何とか返事をしておいた。
すると、若い隊員は満面の笑みで仲間とともに戻っていった。
それを見た、アタシはとても嬉しいような恥ずかしいような複雑な気持ちになった。
Side out
神無Side
俺達はいま、海を一望できる道路でランニングをしていた。
すると奏が話しを振ってきた
奏「なあ、神無、翼」
神無「ん?どうした?」
翼「どうしたの奏?」
奏「誰かに歌を聞いてもらうって、いいモンだな」
翼「ああ、そうだな奏」
神無「全く、そんなことも知らなかったのか」
奏「なんだよ神無、その言い方。お前は誰かに聞いてもらったことあるのかよ」
神無「ま、俺の家は孤児院もやってるから、その子供達に聞いてもらったことがあるからな」
翼「そうだったのか」
奏「マジかよ」
といった風にランニングを終わらせて休憩室で休憩していると、弦さん(弦十朗のこと)が入ってきて雑談をしていると少し真面目にそれでもって優しいOTONAの顔をしてこう切り出してきた
弦十朗「君達には夢はあるか?」
翼「夢・・・ですか」
奏「夢か・・・」
神無「夢ねぇ・・・」
三人ともおかしな顔になった。
翼は、夢を持ちたそうな顔をしているが何かに葛藤している顔に、
俺と奏は、自分の夢がよく分からないという顔になった。
それを見て弦さんは少し悲しそうな顔をした。
弦十朗「お前たちくらいになれば夢の一つや二つは持ちそうな物なのだが」
神無「翼はなんつーか持っているようだがな」
翼「なッ」
奏「なあ、翼の夢ってなんだ?聞かせてくれよ?」
翼「だが私は・・・剣でなくては・・・」
神無「そんなの如何でもいい。心のそこから如何でもいい。それよりも翼、俺はお前の夢が聞きたい。どんな夢でもいい、弦さんや奏、俺なら笑わずに聞いてやるから。な?」
翼「ッ!!」
神無「どうした・・・って、うわぁ!?」
翼がうつむいたかと思うといきなり抱きついて泣きはじめた。
すると奏から鋭い視線が飛んできた。
どうしたものかと悩んでいると
翼「神無、奏、おじ様。私の夢を聞いていただけますか?」
翼は決心した顔になった。
弦十朗「おう!」
奏「ああ」
神無「うん」
翼「私の夢は、もっとみんなに私の歌を・・・ううん私だけじゃない神無と奏の歌をもっとたくさんの人に聞いて欲しい」