神無Side
翼「私の夢は、もっとみんなに私の歌を・・・ううん私だけじゃない神無と奏の歌をもっとたくさんの人に聞いて欲しい」
奏「そうか、ならその願い叶えないとな」
と言い合っていたが俺は『いそいそ』とそして『こそこそ』と部屋を脱出しようとしていたが、
弦十朗「どこに行くんだ神無君」
と言われて「ギギギ・・・」と言わんばかりにぎこちなく振り返った。
すると、いたずらっ子がしそうな満面の笑みを浮かべる奏と泣きそうな翼がいた。
翼「神無は私たちと一緒に歌うのはいやなのか?・・・」
と、今にも泣きそうな、そして消えそうな声音で問いかけて、
奏「まさかこーんな美少女たちの願い事を叶えてやれないなんていわないよなあ。神無」
と、とてつもなく俺にとっては恐怖の笑みで問いかけてきた。
だが俺は諦めなかった。
神無「けど、どうやって聞いてもらうんだよ。具体的な方法は?」
奏「ンなモン『アイドル』やるに決まってんだろ」
神無「だが俺は男だ」
?「そんな物、初めから公表しておけばいいんですよ」
と言って、入ってきたのは、救いの神のような顔をして逃げ道を塞いできた男性、緒川慎次だった。
神無「ちょっと緒川さん、何で貴方はそっち側なんですか」
慎次「まあ、いいじゃないですかやってみたら意外と楽しそうですよ」
神無「まあ、百歩譲ってアイドルやるのはいいですけど女物の衣装は着たくないなあ」
弦十朗「まあ、そこは諦めてくれ」
・・・神は死んだ(イヤ、死んでないよ!?)
と言いながら、みんなの長い長い説得によって俺は負けてしまった。(つまり、女物の衣装でアイドルを行う男の娘アイドルになることが決まった)
だがここで問題が起こった。いってしまえばユニット名の案がないのだった。
原作どおりなら奏と翼しかいないからツヴァイウィングという名前が使えたが今は使えない。なぜならツヴァイとは、どっかの国の言葉で2を現す言葉だからだ。
なら次のドライを入れてドライウィングにしようかとなると何故だか、乾くほうのdryをイメージしてしまうなどの事があり取りやめた。
また、スリーウィングなどの案もあったが、奏の「ダサい」と言う一言に沈んでいった。
そしてあーだ、こーだと進んで行く中で俺はユニットの名前を黙って考え、そして、
神無「種族を現す『トライブ』と3を現す『ドライ』、何処かへ行く意味の『ドライブ』で歌と言う翼を持つ種族・・・人間の中の三人・・・俺たちがどこまでも飛んで往くと言う意味をこめてドライブウィングってのは如何だ。」
と言うと、周りは一瞬ときが止まったように静まり返り、
奏「いいじゃねえかドライブウィング」
翼「神無と奏とどこまでも飛んでゆく・・・うん」
弦十朗「一人ではなく三人で・・・か、お前たちにぴったりだな」
奏「じゃあドライブウィング頑張ってやるぞ!!」
神無 翼「おお!!(うん!!)」
そして俺たちは訓練や出撃の合間に3ヶ月間みっちりアイドルになる為の練習をした。
基本の発声練習からダンスまでやった。
そして俺達は男1人、女2人のアイドルユニット『ドライブウィング』としてデビューして、たった1ヶ月で『東京ネオ国技館』(実際にはないよ)でライブを行う事になった。
また、大人の事情でネフシュタンの鎧の起動実験が裏で行われるようになってました。
・・・アイドル活動が楽しい自分としては複雑な気分だった。