裁判から数日がたった。
裁判が終わった次の日からと言うもの俺の生活は恐ろしい速度で変化していった。わかりやすい変化は当主となったことで、使用人や部下たちの呼称が、『若様』から『当主様』、『神無様』と呼ばれるようになり、仕事をしながら覚えていく毎日になったことだろうか。執務室に入って引き出しの一番上に父さんが万が一に備えて作ってあった仕事のガイドブックが無かったらどうなっていた事か。
俺はあの日から万が一に備えるようになった。そのため、3歳の頃からやっていた(やらさせられていた)剣術も自分から取り組み、これまで以上に修行に熱が入り、仕事もやるようになった。
ああ、そうそう使用人はみんなやめることなくみんな残ってくれるそうだ。聞いた話では、龍我を退けた話が残る要因になったらしい。
そして今、俺は大変困っている。それは・・・朝のランニングのランニングコースで、捨て子を見つけてしまったからだ。T字路の電柱のした、捨て猫の入っていそうなダンボールの箱に入っているというベッタベタなテンプレで赤ん坊が捨ててあったからだ。
それを見て俺は今の自分と重ねてしまい助けたかったが、神威家に迎え入れればどんな危険に巻きこめれるか分からないがこの子を助けてくれる人があらわれるとは限らないからどうしても二の足をふんでしまうのだ。
そしてふとこんなことを思った。
「後で『自分の気持ち』が軽くなる道を選ぼう」
だから俺はこの子を助けることにした。
だからまず、朧さんに電話で連絡を入れた。2、3回コール音がなった後、
朧「はい、朧です。神無様どうなさいましたか。」
神無「朧さん、ランニング中に捨て子がいた。この子を助けたいから、車をよこしてくれる?」
朧「捨て子でございますか。分かりました5分ほどお待ち下さい」
5分かその間手持ち無沙汰だなじゃあその間にこれからのことを考えよう。まずは、2年後、つまり原作10年前に起こる事件、
そしてその5年後、原作5年前のネフィリムが暴走する事件に介入、マリア・カデンツヴァナ・イブとセレナ・カデンツヴァナ・イブ、
これが当面の目標d・・・ブロロロロ・・っと来たか。
じゃあこの赤ん坊をだいてっと。
朧「神無様、その子が」
神無「ああ、話していた子だこの子のことが分かるものがあるといいんだが」
朧「名前も無かったら悲惨でしょうね」
神無「その時は俺たちがつければいいさ」
朧「はい、そうでございますね」
そう話しながら家(屋敷)へと帰った。
・・・移動中・・・
館について、この子のことを調べたが名前がなかった。
だからみんなで名付けようとしたがみんながみんな『この名前がいい』『いやこの名前が』『いやいやこの名前こそ』といってきまらなかったため
『なら当主様に決めてもらおうか』
と言う事になった。正直ネーミングセンスに自信は無かったが決めざるをえなかった。どうしようかと外を見たら庭の桜が満開で綺麗だったので、そのまま
『
となずけた。
そして俺はこの子を当主代理まで勉強を教えれば自由になれるんじゃないかとき気付いたのはまた別の話。