炎絶唱シンフォギア   作:形無刀

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8話

神無Side

とても高い位置からの急降下がおわった。

そして扉が開くと、いきなりクラッカーのパンッという音が神無を出迎えた。そのうえ、上を見上げると『歓迎、神威(かむい) 神無(かんな)様』と、書いてあった。

そして、赤いシャツにピンクのネクタイをした大男が、

 

弦十朗「ようこそ、神威神無君、ここは、特異災害対策起動部第二課、そして俺は、ここの指令をしている風鳴(かざなり) 弦十郎《げんじゅうろう》だ」

 

神無「どうも、俺は・・・ってもう知っているんでしたね」

 

弦十朗「まあな」

 

了子「ハイハイ、私はできる女こと桜井(さくらい) 了子(りょうこ)よん♪」

 

神無「はい、よろしくお願いします」

 

といった和やかな雰囲気から一転、

 

神無「それで俺に何のよう・・・って待てよ、あのノイズを倒せる鎧の事か?」

 

弦十朗「そうだ・・・君にはいくつか聞きたい」

 

神無「いいですよ」

 

1つ目、どういった経緯を持って手に入れたか。

 

2つ目、その力のことをどこまで知っているか

 

3つ目、その力をどう使うのか、また願望として自分たちにその力を貸してくれないか

 

といってきた、なので少し嘘を混ぜて、

 

1つ目、よく分かっていないが記憶のある頃からもうあった

 

2つ目、運動能力が上がること、原理は分からないけどノイズを倒せること

 

3つ目、具体的には思いついていないが、協力する事には肯定的である

 

と伝えた。すると弦さん(弦十朗)は、

 

弦十朗「こんな小さな女の子(・・・)にこんなことさせるなんてな申し訳ないとしかいえんな」

 

とつぶやくと、それに俺は待ったを掛けた。

 

神無「あの・・・」

 

了子「どうしたの?」

 

神無「俺、男です」

 

その瞬間空気が凍った。

 

弦十朗「な、なにぃ!?」

 

了子「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

オペレーター二人「エッ」

 

っと、みんなに驚かれた。女顔だと思っていたけど流石にへこんだ(グスン)

 

 

 

弦十朗「ゴホン、ま、まあ色々とあったが聖遺物が体のどこにあるかを調べなければならんな」

 

了子「りょうかーい♪」

 

神無「分かりました」

 

 

 

・・・検査中・・・

 

 

 

まず、結論だけいうと心臓にあった。ただ、心臓の真ん中にででん、とあったが。

そういえばあの女の子のことを聞いてなかったと思い、聞いてみた。

 

神無「あの、俺とはバラバラで来た女の子はどうなりました?」

 

弦十朗「嗚呼、あの子か・・・あの子は今、とてもじゃないが話せるような状態じゃないぞ」

 

神無「それでも構いません」

 

弦十朗「・・・分かった」

 

 

 

・・・移動中・・・

 

 

 

奏「フザケルナッ!!どうして父さんと母さんが死んだんだ!!」

 

といって赤髪の女の子が椅子に縛られながら暴れていた。そして、両親の死を受け入れてなかった。

 

弦十朗「あの子は天羽 奏、君がいた遺跡の唯一の生き残りだ」

 

奏「お前等ッ!!あのバケモンと戦う力を持ってんだろッ!!ソイツをアタシによこせッ!!」

 

神無「すみません、弦十朗さん。あの子と一対一で話がしたいです」

 

弦十朗「ううむ・・・。わかった。何とかしよう」

 

といって一対一の場を作ってもらった。

そして俺はすぐさま、椅子の拘束を外した。するといきなり獅子のように赤髪を荒らぶらして、飛び掛ってきて俺を押し倒して馬乗りになった。

そしてそのまま全力で殴ってきた。

 

奏「オマエの所為だッ!!オマエがもっと早く助けにこれば父さんや母さんは死ななかったんだッ!!フザケルナッ!フザケルナッ!!!フザケルナァァァァァァァァッッッ!!!!!」

 

といって泣きながら全力で殴っていたがだんだんと勢いはなくなっていき、最後は俺に馬乗りのまま泣きだした。

 

奏「どうしてだよ・・・どうして殴り返さないんだよぅ・・・」

 

と、聞いてきたので俺は

 

神無「本心で殴りかかってきてない優しい子を殴れるかよ」

 

といったら、驚いた顔をしてから抱きつきながら泣き出した。

 

そして、五分くらいすると弦十朗さんが入ってきて状況を見て、

 

弦十朗「あんな風に女の子を泣かせるのはどうかと思うぞ」

 

と、いわれた。

しかし、それでも復讐だけはやめることができないといったのでどうにかしようという研究が始まった。

 

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