2014年に軍艦の超小型化に成功し、艦娘という兵器が出来て37年間、2051年にやっと深海棲艦との戦いが終わった、いや、しばらくの停戦協定が結ばれた。
「はあー、この鎮守府に来てからもう50年か」
「そうですね、私が着任した時の提督よりだいぶ老けた気がしますね、今年で60歳ですか」
「言うな、大淀達は歳を取らんのだからな。君らも来週から退役が始まる、政府の監視付きだがな」
「全く、政府も面倒な事しますね」
「仕方ないさ、深海棲艦側がいつ協定を破棄するから分からんからな」
「しかも!私達は就職できないですし!結婚も出来ません!」
「俺は嬉しいがな!ここまで金と努力を注いだ娘の様な存在をどこぞの馬の骨に渡さなくて済むからな!」
「っ//もう!やめてください!」
「hahahaha!」
「で、誰から退役させるんですか!?」
2051年11月27日
第一艦隊解体
第二艦隊解体
第三艦隊解体
第四艦隊解体
艦娘の退役を開始
長門型
武蔵
蒼龍
利根型の退役が完了
「「「「ありがとう、幸せにな!」」」」
「こちらこそ、これまで御苦労だった、また会おう」
皆が鎮守府から去ってゆく、喜ばしい事なのだが何故か涙が出そうになる。
1951年12月24日
秘書艦以外の全艦娘の退役完了
「寂しく、なったな」
「そうですね」
「最初は長門と武蔵とかだったな」
「そうですね」
「お前も明日で退役だな」
「そうですね」
「今夜は雪か、寒いな」
「そうですね」
「いつか、また会えるさ」
「そう、ですね」
「じゃあ、今夜は俺が飯を作ってやるよ」
「ありがとうございます」
最後の大淀との夕食は砂を噛むような思いがした、だが大淀が涙を流しながら「美味しい」
と、言ったので全て良くなった。
1951年12月25日
全艦娘の退役終了
各艦娘の私物の運び出し終了
2052年2月23日
鎮守府の機能を停止
英雄 長岩提督が惜しまれつつ海軍を退役
2052年3月5日
鎮守府を記念館に改装
初来館者として元提督 長岩と全艦娘を招待
「お!来たな!久しぶり!」
「久しぶりなのです!」
「フン!久しぶりね!」
「久しぶりだな提督よ」
「みんな来るのおっそーい」
「あー、もうここに来たのは半年近く前だなー、よくここで艦載機の整備したっけ」
各自が昔の思い出を引っ張り出し、涙が溢れる光景を見ると実感する
「もう、ここには戻れないんだな」
「何言ってるんですか、あなたが死ぬまで私達は一緒ですよ」
「大淀!久しぶり」
「はい!久しぶりです」
あぁ、やはりここは居心地がいい
2052年12月24日
「1年ぶりだな、こうして食事をするのは」
「そうですね、だいぶ老けましたね」
「もう、61歳だからな」
2062年5月12日
南方鎮守府の
神田 俊雄(かみた としお)元提督
大腸癌で死去
享年72歳
中央鎮守府の長岩提督と共に戦った英雄、その英雄としての長い人生に幕を下ろした
「はあ、よく一緒に演習したよな、喧嘩も良くしたし、楽しかったな、なあ?トシちゃん」
2062年6月6日
西方鎮守府の
大西 波江(おおにし なみえ)元提督
老衰
享年84歳
女ながらに後輩の長岩、神田の姉の様な存在であった
「波姉さん、お疲れ様、良く世話のしてくれたいい人だったな、これでもう戦友はいないな、俺で最後か・・・・」
2069年12月24日21時34分
中央鎮守府の
英雄 長岩 和人(ながいわ かずと)元提督
老衰
享年79歳
最期の言葉は
「ありがとう」
元部下の艦娘に看取られ
安らかに亡くなられた
2064年12月8日
深海棲艦が停戦協定を破棄
中央鎮守府の元艦娘を緊急招集
2065年1月8日
人間の英霊を人工人体に移植成功
その記念すべき第一号の名は
長岩 和人
「ただいま」
「「「「「「「お帰りなさい!」」」」」」」
「本当に、ほんとうに、遅いですよ」
「すまなかったな大淀、でも今なら、この体なら言える、お前を2度と一人にしない約束する、だから、結婚して下さい」
「いいに決まってるじゃないですか」
2066年3月3日
英雄の英霊を人口人体に移植し英雄を創る
クリエイトヒーロー計画が発案される、
満場一致で可決、計画の開始が急がれた
2066年3月6日
2070年までに英雄の第13号までの製造決定
クリエイトヒーロー計画開始
2066年9月30日
中央鎮守府が空襲を受ける、鎮守府は壊滅
しかし、死体が見つけられず鎮守府は既にもぬけの殻だったと予想される。
2066年11月25日
政府は完全に捜索を停止、事実上の中央鎮守府114人全員の死亡を断定、中央鎮守府の再建を
決定。
同時に第一号の書類上での存在を消去
2066年11月30日
第二号大西 波江を第一号とし、製造
2067年4月17日
最南鎮守府に岩本 一真 着任
海軍兵学校史上最大の恥と呼ばれた
今回はこの世界の時系列とかをまとめました+α