東方Projectかと思ったらFateでした 作:働きたくないでござる
原作:Fate/ 順番:日間
一ページ目は全部読んだことがあるなぁー
二ページ目の一番上 東方projectかと思ったらFateでした
へぇー、東方×Fateの作品がかなり上のところにあるなぁー
って、これの俺の作品じゃん!
しかも、評価バーが赤になってるし!
ひゃっほおおおぉおぉぉぉぉぉおおぉぉお!
昨日の昼こんな感じでした。
今回はグロ(?)注意があります
心が弱い方や気分が悪くなる方は未来を明るくして、現実と切り離して見てくだい
今回は八雲紫とオリ主の契約と九尾についての蛇足と他に参加している一部英雄から見たオリ主の英雄譚です
森の中に一人の男性と二人の女性が向き合っている。
女性たちはどこか期待と不安が含まれた視線を男に向け
男性の方は何かに驚いた顔をしながらも、記憶にあるセリフを思い出しながら言葉を発する。
「サ、サーヴァント、ルーラー。召喚に応じ参上した。
問おう、
ルーラーと名乗る男は傘をさしている女性に向けて戸惑いながらも言葉を問いかける。
対する女性は表情を笑顔に変える。だが、背中に嫌な汗が流れるのを感じながらも手をさしだす。
「ええ、間違いないわ。私があなたのマスターよ」
女性は思う。
ルーラーは妖怪を殺してきた英雄。
対して自分は妖怪だ。ルーラーにとって妖怪とは故郷を友を仲間たちを
そんなルーラーを妖怪である自分が召喚をしたのだ。
ルーラーからしてみれば悪夢にほかならないだろう。
しかし、ルーラーは感情を殺そうとしながらも己のマスターかと問いを投げかけた。
だからこそ、自分は表情を笑顔に変えながら手を差しだした。友好を示すために。
「そうか。名前はなんという?」
ルーラーは女性から差し出された手を握り返した。
それでも、女性の緊張は解けない。
手を握り返してくれたということは自分のことを一応マスターとしては認めてくれたようだ。
しかし、何がきっかけで殺されてしまう可能性があるのだから。
「八雲紫よ。人間と妖怪や神たちが共存できる世界を管理している一妖怪よ」
保険というわけではないが自分は人間の敵ではないということをルーラーに知ってもらうために遠回しながらも幻想郷を管理していることを話す。
心なしかルーラーの雰囲気が柔らかくなった。
「そしてこちらが」
「八雲藍です。紫様の式神をやっております、九尾でございます」
そして、自分の従者である九尾の八雲藍を紹介する。
藍は自身の式神で家族であり願いのためにも必要な存在だ。
そして、今回の戦争では彼女の力が必要になるかもしれないのだから。
そんな藍にルーラーは視線を向ける。
その視線は懐かしさを含みどこか遠い目をしていた。
「九尾っていうとあの天照様にゆかりのある妖怪だったか?」
「天照は私の姉でございます」
九尾とは伝承では天照大神が下界や人間に対して興味を持ち自身にある神聖を封じ人として下界したと言われている。
自身に宿る神聖を封じて人として過ごしている間に妖しになってしまい人々を誑かし安倍晴明に討伐されている。
「しかし、歴史では玉藻前は安倍晴明に討伐されたと記憶しているが?」
「そちらは天照の妹にあたり私のもう一人の姉ということになっております」
藍は微かに嫌悪感をだしながら姉のことについて話す。
ルーラーはそんな藍の感情を察して深くは聞かなかった。
「そうか。さて、話の腰を折ってしまってすまない。紫といったか。
聖杯戦争についての知識は聖杯から得ているがこの身には裁定者としての逸話はなかったはずだが」
本来、聖杯戦争とは七つのクラスに過去の英雄の一側面を限界させ戦わせ、最後の一人が聖杯に願いを叶えてもらう儀式である。
セイバー、剣の逸話がある英雄
ランサー、槍の逸話がある英雄
アーチャー、弓の逸話がある英雄(?)
ライダー、何かしらを乗りこなす逸話がある英雄
キャスター、魔術にゆかりのある英雄
アサシン、暗殺者の英雄
バーサーカー、狂ってしまった英雄
これらの七つが基本クラスとなる。
しかし、どんなものでもイレギュラーというものは存在する。
イレギュラークラスであるルーラー、裁定者のクラスである。
ルーラーとは聖杯戦争の概念を守る絶対的管理者である。
本来は基本の七クラスとは異なり、マスターがおらず他のサーヴァントに対して命令権を聖杯から受け取り、世界に歪みを出さないようにするためにどこの勢力にも加担しない中立的立場のクラスである。
勿論、選定条件が他のサーヴァントよりも多くある。
一つ、『現世において望みがないこと』
一つ、『どこかの勢力に加担することがないこと』
などがあり、聖杯戦争でルーラーが戦争に参加することはありえない。
しかし、ルーラーは八雲紫というマスターがいる。
この時点で『どこかの勢力に加担することないこと』という条件に当てはまらなくなる。
さらに、ルーラーの逸話において何かを裁定するものがなくルーラーで召喚されることなどありえないのだ。
「確かに、あなたの逸話においてルーラーのクラスで呼ばれるなんてことはないわね。
でも、逸話になくても当てはめることはできる」
紫はどこからか出した扇子を口元を隠すように開いた。
その姿は掴みどころがなく胡散臭く見える。
「当てはめる。ということは何か?
マスターは聖杯に干渉して英霊を特定のクラスに無理矢理当てはめることができるということか?」
「正解よ」
ルーラーは頭に手をおいてため息を吐いた。
「そのような芸当が出来るのならこの儀式に意味はあるのか?
これではまるで、マスターが過去の英雄たちの殺し合いが観たいがためにこの戦争に参加しているように聞こえてしまうな」
そう、聖杯に干渉して英霊を操れるのなら聖杯に干渉して願いを叶えることも出来るはずだ。
しかし、紫はルーラーを召喚した。
客観的に見るとルーラーの言っていることには一理ある。
「私にそのような悪趣味はなくってよ。
聖杯に干渉できるのは私の能力のおかげよ」
「なるほど。そういうことか」
「今ので理解できたのね」
「能力・・・いや、俺の時代風に言うなら権能というべきか。
確かに、聖杯に干渉なんてものは簡単にできることではないはずだ。
しかし、マスターは限定的とはいえ干渉することができる。
これは権能を持っているとすれば納得できる話だ」
能力―権能とは神々たちが扱う力のことである。
古代において炎、雷、風などは人々が扱うことはできなかった。
だからこそ、人々は理解の及ばない力を神々が使う力だという認識が古代においての常識である。
そして、幻想郷では能力者が多くはないが存在している。
『空を飛ぶ程度の能力』『魔法を使う程度の能力』などがある。
紫もこれに外れることはなく能力者である。
「そうね。私の能力・・・あなた風に言うなら権能は『境界を操る程度の能力』よ」
「これはなんとも、たった一妖怪が持っている力なのかそれは」
『境界を操る程度の能力』
全てのものには境界が存在している。
紫の能力はその境界を操ることが出来るのだ。
簡単に説明すると夢と現実の境界「白昼夢」を操れば夢の中に入ることができるわけである。
そして、これは概念だけにとどまらず物体や生物にすら有効であろう。
「確かに、強力な力よ。だけど、私の理解が及ばない事柄については操れないのよ」
「ということは、マスターは聖杯について理解が及んでいるという認識で間違いないか?」
紫が聖杯に干渉したということはそういうことである。
「全てというわけではないのだけどね。
さて、自己紹介は終わりよ。
今から場所を移して聖杯戦争の作戦会議をしましょう」
紫は後ろに振り返り腕を何もない空間で振るう。
そこには空間が裂けており中からは無数の瞳がこちらを見ていた。
「それがなんなのかは理解できているが
なんというか、あまりいいものではないな。それは」
ルーラーは顔を青くしながら空間の裂け目―スキマを覗く。
「あら、私はかなり気に入っているのだけれどね」
そう言うなり、紫は藍を連れてスキマの奥へと消えていった。
その場にはルーラー一人残されておりスキマを見つめている。
「ハァー、絵で見るのと現実でも見るのがこうも違っているとはな。
いや、当たり前か。何を言っているんだ俺は、動揺しすぎだろう」
そんなつぶやきを残してルーラーはスキマの中へと入っていった。
◇◆◇◆
ある街の中、金髪のスーツを着た青年と見間違う(?)ほどの女性とまるで雪の妖精のような女性が歩いていた。
「ねえ、セイバーは何か欲しいものはないの?」
スーツを着た女性―セイバーの腕には複数の紙袋があった。
「いえ、今の私に必要なものはありません。
それよりもアイリスフィール。良いのですか、このような所で油を売っていて。」
雪の妖精のような女性―アイリスフィール・フォン・アインツベルンは子供のように顔を輝かせながら街の中にある店を見ていた。
「うーんー。私って今までお城の中で過ごしてきたじゃない?
だから、こんな風に買い物とかしてみたかったの。
それに、もし私に何かがあってもあなたが守ってくれるのでしょう?」
「勿論です。私の剣に誓ってあなたに危害を加えさせません」
アイリスフィールの少し後ろを歩くセイバー。
その二人はまるでお姫様とその従者のように見えるだろう。
「あれは・・・」
ふと、セイバーが書店にある一冊の本に目を向ける。
アイリスフィールもセイバーの視線を辿るように本へと視線を向ける。
「これって、確か『月の英雄』だったかしら。
切嗣が持ってきてくれた物の中で見たことがあるわ。
でも、これって作られたお話なんでしょう?」
『月の英雄』
昔の時代から存在している英雄譚であるが詳しいことが記されているものはなかった。
この英雄譚の詳細が広まったのが平安時代の初期頃である。
昔から存在しているはずなのに、その詳細が平安時代から広がっていることから、専門家たちから昔からある言い伝えのようなものを美化させた与太話であると言われている。
「そうですね、もしかしたら作られた英雄譚かもしれません。
しかし、私が抜いた裁定の剣はこれが元になったと聞いています」
「え、そうなの?
あれ、でもセイバーの時代には『月の英雄』の詳しいことはわからないんじゃないの?」
「確かに、私の時代には今の時代のように詳しくは書かれていませんでした。
ですが、マーリンによく子供の頃に聞かせてもらいました。
そして、彼の英雄が命尽きるまで使っていた剣。それを元に選定の剣を作ったと言っていました。
そして、私も彼の英雄のように民たちを救いたいと憧れていたものです」
「ロマンチックなお話ね」
そののまま、二人は楽しそうに話しながら街の人ごみの中に消えていった。
◇◆◇◆
ある下水道の中。
夥しいほどの血と生きた死体が存在している場所。
そこで一人の青年が一冊の本を見つけた。
「ねえねえ、旦那!
この本知っている?えーと、『月の英雄』」
旦那と呼ばれた男。
奇抜な格好をしており、その目はまるでカエルのように飛び出ていた。
「これはこれは。
彼の英雄様の書ではないですか!
龍之介、これをどこで?」
「えっとね、確かあそこの楽器の子がもっていたものだったかな」
龍之介と呼ばれた男は体に穴が空き腕や足がいろんな方向へと向いている今死んでもおかしくはない少女へと足を向けた。
「この子がさ、楽器にされる前に言ってたんだ。
お月様のヒーローが来て俺たちを倒して助けてくれるんだって」
そう言って、龍之介は少女のお腹を力いっぱい押した。
「――――――!!」
少女の声にならない叫びが響き渡る。
しかし、龍之介は叫びが聞こえないかのように押し続ける。
「この子が今までの中での一番の最高傑作だよ!」
「――――――!!」
「そういえば、旦那。
結局、『月の英雄』ってどんな話なの?」
龍之介は飽きたのか少女から離れて旦那の方へと戻っていく。
「そうですね。彼はとても強く清らかなで可哀想なお方でした」
旦那はカエルのような顔を下に向けて体を震えさせる。
「彼は神たちの理不尽に人生を狂わされて!
そして、最後は神たちが生き延びるための生贄にされたのです!」
顔を上げた旦那は飛び出た両目から涙を流し天に拝むように膝をついた。
「彼はまるでジャンヌのようなお方でした。
神のために戦って、そして必要なくなったら容赦なく捨てられて!
ですが、彼は言っていました!
神なんてものは所詮ろくでなしだと!
ええ、その通りです!
主は存在するのでしょう!しかし、主は自分勝手で我々のことなんて代えがきく人形としか思っていないのです!
そんなことが許されるだろうか!許されていいはずがありません!
神こそ罰せられるべき存在なのですから!」
これから一時間近く男の叫びが続いたとか続いていないとか。
◇◆◇◆
あるホテルには二人の男性と一人の女性がいた。
金髪をオールバックにした男性はソファーに座りカップの中に入っている紅茶を飲みながら机の上にある大量の本を眺める。
「過去の英雄について調べるためとは言え
他の
金髪の男性の対面に座る女性―ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリはため息を吐きながらカップを机の上に置く。
「そうは言っても、情報はあって損はないはずよ。
それに、いかなる天才と言っても努力をしなかったら努力をしている人に負ける。あなたの座右の銘でしょ。ケイネス」
ソラウが金髪の男性―ケイネス・エルメロイ・アーチボルトに微笑むとケイネスは顔を赤くしてそっぽを向く。
「努力を怠ればそれは人生の敗北といもの。
確かに、情報は多くても損にはならないな」
「あんたのその初心も努力しなければならないわね」
ソラウは微笑みながらも机の上にある一冊の本をとる。
「努力をすればいつか天才さえも超えることができる。
確か、この本に書かれていた言葉だったわよね」
ケイネスはソラウの手元にある本に意識を無理矢理持っていく。
「『月の英雄』か。
ふん、我ながら存在しない英雄の言葉に心動かされたとはね」
『月の英雄』にはこのような言葉が残されている。
「才能がなくたって、必死で努力すれば天才を超えることができるかもしれない」
パクリなんて言ってはいけない。
「ランサー、あなたはこの『月の英雄』についてどう思っているの?」
ソウラはケイネスの後ろに立っている男性―ランサーに本を掲げながら問いかける。
「私たちの時代は強さだけが至上でした。
『月の英雄』は神にもとどきうる強さだと伺っています。
才能はあったのでしょう。ですが、努力をして神々たちの領域にまでに至った彼の英雄を私は尊敬し嫉妬しています」
ランサーは頭を少し下げながらソウラと聞き耳を立てているケイネスに答える。
「あら、あのディルムッドともあろう騎士が嫉妬なんてするのね」
ソウラはランサーに微笑みながらからかう。
「私自身の騎士道に不満なんてものはございません。
しかし、私は不謹慎ながら相手が神であろうと忠義を貫き死んでいった彼の英雄に嫉妬を隠せません」
ランサーはいつもどおりにしかし悔しさが少し見え隠れするように嘆く。
「ふん、存在しないものに嫉妬など意味のないことを」
それを聞いた、ケイネスは鼻で笑いんながらランサーに顔を向ける。
「ならば、此度の戦争でこそ忠義を貫き通してみせてみよ」
ランサー勢いよく顔を上げてケイネスの顔を見る。
そして、膝をつきながら頭を垂れる。
「はっ!このディルムッド、我が主に勝利をお届けしましょう!」
その姿は主に心から忠誠を誓う騎士のごとくだった。
◇◆◇◆
「……Ar……thur……」
◇◆◇◆
「ほう、此度の現界はつまらぬものと思っていたが
なに面白くなりそうではないか。なあ、『最初』よ」
実はこの小説で一番救われているのってケイネスとディルムッドだったりする。
ケイネス
『月の英雄』にある
「才能がなくたって、必死で努力すれば天才を超えることができるかもしれない」
この言葉で原作以上の努力家+努力は認める派
そのおかげでソラウにかかっているディルムッドの黒子の魅了を解除することができた
旦那
なんか、病んでます
裁定の剣
マーリンが妖精や神々のところを訪問して『月の英雄』の話を聞いて
「そうだ、月の英雄が使っていた剣を裁定の剣に関連性つけてみよう♪」
なんてしてしまった。
ちなみに、カリバーン微強化されてたり
『月の英雄』著作:XX永琳
オリ主が月に来なかったので1億年ぐらい寝込んでてから
彼のことを後世に残そうとしてとりあえず、簡単に書いたのを地球に落とした。
そして、輝夜姫事件の時に本格的に作家化
実は、オリ主が英霊になれたのは永琳のおかげ
八雲紫
ゆかりんはどんな作品でもチートになれるキャラクター
オリ主とゆかりんの召喚された時の心中
オリ主「(・・・あれ?この世界って東方じゃなかったけ?あ、でも目の前にゆかりんいるじゃん)」
ゆかりん「(なんか、不機嫌そう。やっぱり、妖怪に召喚されるなんて屈辱的よね。だけど、私は願いを叶えるためにどうしても聖杯が必要なの!)」
圧倒的に噛み合ってない!
そして、本文でもありましたが九尾についてです
天照大神(長女:信仰により現界している神様。100%神聖
玉藻の前(次女:信仰と負の感情で生まれた半神半妖。50%神聖、50%妖力
八雲藍:(三女:負の感情によって生まれたが人間大好き。100%妖力
このような感じになっています。
ちなみに、藍と玉藻の前の二人に面識はありません
それに、玉藻の前が都で好き勝手するものだから藍にも被害が行くものだから藍は玉藻の前のことが大っ嫌いです。
評価を付けてくださった
カメロパスダリス様 黒セツ様 Ricky様
ありがとうございます
感想を書いてくださった方も感謝感激ですm(_ _)m