鈴木正弘 本作主人公。大洗学園普通科2年1組。
西住みほ 大洗学園普通科2年1組。「戦車道」にトラウマを抱え、戦車道のない大洗学園に転 校してきた
ハイスクール&パンツァー 第一話 「春」
造船技術が発達した現代、人類は洋上に都市を建設するまでになった。
「学園艦」と称されるそれは航空母艦に酷似した外見をしており、飛行甲板に相当する位置に街が建設されている。
学園艦は、その名の通り学校を中心として構成されている。街の中心に学校が存在し、住宅地、コンビニ、公園があり、山林まで人工的に整備されている。道路も整備されていて、普通に乗用車が走っているのだ。
移動可能な洋上都市のため、住民の戸籍などはその学園艦が所属(母港としている)市町村の飛び地という扱いになっている。茨城県立大洗学園は茨城県大洗町の飛び地という扱いだ。
学校の規模によって学園艦の大きさは大小さまざまであり、今では全長20キロメートルもある学園艦もあると聞く。比較的初期に建造された大洗学園は、学園艦の中では小さい部類に入るが、それでも全長八キロメートルある。そこに3万人以上の人々が生活している。
大洗学園普通科の俺―――鈴木正弘もその3万人のうちの一人だ。
季節は4月、そう俺は一つ学年が上がり2年生になる。
今日は早めに起きた。早く学校に行くためだ。クラス分けの発表の掲示が行われている場所はいつも混むのだ。
さっさと準備を済ませ自宅を出る。多くの生徒が寮で生活をしている中で、俺は一人暮らしをしている。なぜ寮ではなくて一人暮らしなのかというと、門限やらいろんな規則に縛られるのが嫌だからだ。
学校までは徒歩で15分ほど。比較的近いほうだ。全長8キロメートルの大洗学園艦の中央に大洗学園は立っているが、学園艦の端に住んでいる者は徒歩で40分もかかるという。そういったやつらはほとんどが自転車で通学している。
俺が学校に着くと、すでに掲示場所には多くの生徒が集まっていた。おいおい、まだ7時45分だぞ。
新たな教室に向かう生徒と入れ替わりながら俺は掲示板を見る。
「ええと…」
見つけるのは難しくはなかった。
「1組…」
昨年と同じクラスだ。一応他のクラスメイトを確認……
「なるほど」
知り合いの名前を見つけて少しほっとした。なんとかうまくやっていけそうだ。
さっそく2年1組の教室へ向かう。
2年1組の教室は高等部普通科棟3階にある。1年のときより2フロアー上だ。
えっと、ここだな。
教室の前に立つ。中からは話し声は聞こえない。
…ということは、俺が一番乗りかな。
がらっ
「えっ……?」
ドアに手をかけたとき、いきなりドアが開いた。
「あっ……?」
目の前にドアを開けた人の姿が現れる。
女子だった。
「あれ……?」
どこかで見たことがある。
1年で同じクラスであった奴じゃない、去年他のクラスで見たことがあるわけでもない。しかしどこかで会ったような気がする―――
「……みほ…ちゃん……?」
思わず出た言葉にその女子はぴくんと反応する。
「え……正弘くん……?」
新学期が始まろうとしていた。
どうも鈴木大佐です
短い文章でしたがいかがだったでしょうか?
文章が稚拙で申し訳ありません。
第二話も近日投稿する予定なのでよろしくお願いします