Dr.ゲムデウス   作:Haganed

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IF NEW GENERATION FINAL second

 高山は困惑している。何故か玄関のドアを開けて白い光に視界を遮られたかと思いきや、知らない内装の場所へと出たからだ。

 

 向こうの者たちも困惑している。彼方(あちら)側には冤罪とは言え()()()を匿っているからだ。だからこそ1人の青年は隣に居る脱獄犯の頭を押さえつけ机と椅子の影に隠し、作り笑いを高山に向けていた。

 

 

「ははは……ど、どうも~」

 

「………………は、ははは。お邪魔しました~」

 

 

 かなり気まずい雰囲気に耐えられなくなった高山は振り返りドアを開けて外に出た。しかし目に映った光景はビルの壁、現実逃避をさせてくれない。

 

 

「……いや、まさか…………」

 

 

 丁寧にドアを閉めて裏路地であろう場所から少し早足で出ていく。建造物は似てはいるが、何処か違う雰囲気を感じられる高山とゲムデウス。そして極め付けが……

 

 

『……宿主、少し言うことがある』

 

「(いや何?俺ちょっと困惑してて『バグスターウィルスが微弱ながら存在している』…………はっ?)」

 

 

 バグスターウィルスの存在。ゲムデウスが示す地点が見える場所まで走り、その光景を目撃した。

 

 高山とゲムデウスが見たことの無い“壁”が存在していたのだ。これには何がどうなっているのやら、さらに困惑する高山であった。

 

 

『バグスターウィルスの反応……あの壁から発生されているな』

 

「……あっはっはっはっはっ。じゃあつまり……こういうこと?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『平行世界(パラレルワールド)だ』ってか?」

 

 

 高山は頭を抱え(うずくま)った。時折人の視線が高山に突き刺さるが、そもそも気付いていない。徐にスマホを取り出して日付を確認すると“5月9日”であった。

 

 

「ここは……過去?それとも未来?」

 

『いや平行世界』

 

「知ってるよぉ」

 

 

 溜め息を吐いてこれからの事を思案していた矢先、ゲムデウスが反応をキャッチした。ゲムデウスが反応するのはバグスターウィルスのみ、とどのつまり反応がある場所にはバグスターが居るということだ。

 

 

『……宿主、話は変わるがバグスター反応が』

 

「……ふぅ。先ずは此方からか」

 

 

 高山は立ち上がり背を反らして背骨を鳴らすと姿勢を戻し、反応のある場所まで()()ことにした。ゲムデウスウィルスによる過剰適合者故の出来ることである。しかし他者から見ればかなり速い為、陸上選手が急いでいる様にしか見えない。

 

 その後ろから2人乗っているバイクが追い抜いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ゲムデウスが示した目的地から少し離れた場所。そこから戦闘を行っている()が耳に入る。高山は走りながらバッグからゲーマドライバーを取り出し、腰に取り付ける。

 

 そして再度バッグからガシャットを取り出して起動させる。

 

 

【ドクターマイティXX!】

 

 

 ゲームエリアが展開され辺りにカプセルが出現していく。後ろのゲーム画面が消えたと同時に目的地に到着すると、バグスターがそこかしこに存在しているが何か様子がおかしい。

 

 

「ゲムデウス、これは?」

 

『通常見かけるバグスターでは無さそうだな……だがウィルスであることには変わり無い』

 

「だな!」

 

 

 高山はゲーマドライバーにガシャットを差し込んだ後、両腕を交差させてレバーを開き変身する。別の場所から()()()()()()()()が見ていることに気付かずに。

 

 

「MarkX-2!変身ッ!」

 

 

【ガッチャーン!レベルアーップ!】

 

【ドクターマイティ/!2人で作る/!ドクターマイティ/!2人でメイキーング/!X/!ウェアハッハアッ!いやノリノリだな神】

 

 

「えぇ…………」

 

 

 高山が2つのタッチパネルを選択するとゲムデウスと分裂しXLゲーマーとXRゲーマーに変身したのは良かったが、黎斗神と貴利矢の内蔵されていた音声で調子が狂ってしまった。

 

 

「へ、変身しやがった!?おぉい戦兔!一体どうなってんだよ!?」

 

「!?エグゼイド……か?でも何か白いな、俺が夢で見たのってピンクだったし」

 

 

 どうやら他の者がこのバグスターの戦闘中だったらしい。高山とゲムデウスは声のした方へと向くと赤と青の者と龍をモチーフとした者が武器を持ち戦闘を繰り広げていた様だ。

 

 

「ゲムデウス!赤と青の方に!」

 

「承知!」

 

 

 高山とゲムデウスは互いに離れて跳躍し、それぞれの者の近くに着地する。狭い建造物にバグスターが数体程来ているが、高山とゲムデウスは先ずバグスターを取り除きそれぞれ蹴りと拳でバグスターにダメージを与える。

 

 

「大丈夫ですか!?」

 

「おっ!おまっ!お前!仮面ライダーなのか!?()()()と同じ!」

 

 

 高山の方では交互に指先を高山の方に向けては自分を指差しという行為をしながら尋ねた。しかし先程の発言に気になった点があった為、高山も尋ねる。

 

 

「え、えぇ。というより貴方もなんですか?」

 

「お、おぉそうだ。って後ろ後ろ!」

 

「ッ!らぁッ!」

 

 

 目の前の仮面ライダーに指摘され高山は後ろ蹴りでバグスターから距離を取り、離れたバグスターに飛び膝蹴りを与えて消滅させる。

 

 バグスターが倒されたことを確認した龍の仮面ライダーは、高山の両肩を掴み少し揺らしながら尋ねる。

 

 

「おい!何でコイツら倒せたんだよ!?」

 

「えっ?……ッ!すいません!」

 

「のおわぁ!?」

 

 

 高山は龍の仮面ライダーを後ろに退かせ勢いのままに来ていたバグスターにドロップキックを与えた。一撃が入ったことで【GREAT!】のエフェクトが発生しバグスターは消滅した。

 

 高山は龍の仮面ライダーの方に視線を向ける。

 

 

「今はバグスターを倒すことが先決です!話はそれからにしましょう!」

 

 

 高山はバグスターに向かって走りヤクザ蹴りを与えると、そのまま猛攻を続けていった。

 

 

「ちょ、おい!スマッシュじゃねぇのかよ!?」

 

 

 龍の仮面ライダーはバグスターに翻弄されつつも、高山に向かって叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ───────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方ゲムデウスの方では……

 

「ふっ!」

 

「□□ッ!」【HIT!】

 

 

 ゲムデウスは向かってくるバグスターに対し肘打ちで牽制し、赤と青の仮面ライダーを庇う様にして後ろから来ていたバグスターに左ストレートを放つ。

 

 

「やっぱり違うなぁ……」

 

「ボサっとする暇があるならば戦え!」

 

 

  少しイラつきを覚えつつゲムデウスはバグスターの槍を掴み押し込んだ後、接近してアッパーを顎に叩き込んだ。

 

 ゲムデウスはゲムデウスで()()()()()()が気になって仕方がない。しかしゲムデウスがそんな考えをしている中、赤と青のライダーは白とピンク2つのボトルを用意し振り始めた。

 

 

「……これは?」

 

 

 ボトルが振られたことによって様々な数式が飛び出し空中に映される。赤と青のライダーは特殊なベルトに2つのボトルを差し込んだ。

 

 

【ドクター!】【ゲーム!】【ベストマッチ!】

 

 

 そして赤と青のライダーはベルトにあるハンドルを回していくと何やらフレームの様なものが出現し、パイプから着色されている何がが流れ形を作る。

 

 

【Are you ready!?】

「ビルドアップ!」

 

 

 そのライダーはハンドルから手を離すと、フレームとフレームが合体し別の形態に移った。だが、その姿はゲムデウスにとっては見覚えのある姿で……

 

 

【エグゼイド!マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション!X!】

 

 

「なっ!?」

 

 

 

 そう、ゲムデウスが見ている姿というのは“エグゼイド”であったのだ。しかも本物とベルト以外は寸分違わずに。

 

 

「勝利の法則は決まった!」

 

 

 エグゼイド(仮)は建物から飛び降り地面にいるバグスターと敵対していく。ガシャコン・ブレイカーと他の装備の状態でバグスターにダメージを与えていく。

 

 

「□□□────!」

 

「ッ!ぬぅん!」

 

 

 向かってくるバグスターの片腕を掴み、一本背負いを行い倒れたバグスターの胸に拳を叩きつけ消滅させる。ゲムデウスはそのエグゼイド(仮)の元へと着地し、バグスターを消滅させる。

 

 ちょうど同じ頃、高山も地面に降り立ちバグスターを消滅させていく。ゲムデウスと高山はお互い背を預ける状態でバグスターと対峙する。高山もエグゼイドの姿を見て驚いている中、ゲムデウスと話していく。

 

 

「ゲムデウス、何でエグゼイドがここに居るの?」

 

「私が聞きたいくらいだ。若しくはそこのエグゼイドにでも聞けば良い」

 

「だな!」

 

 

 高山はエグゼイド(仮)に近付き肩を置いて注目を此方に向けさせる。そのエグゼイド(仮)は高山の方を見るが、バグスターの方に向かおうとして足止めをくらい腕を退けて再度高山を見た。

 

 

「ちょっとちょっと。何の様?」

 

「失礼。お聞きしたいことがありまして」

 

「今それどころじゃn……」

 

 

 そのやり取りの最中、高山とエグゼイド(仮)の間に何者かが通り過ぎダメージを受ける。

 

 

「ぐおっ!?」

 

「おぉ!?」

 

「ッ!宿主!」

 

 

 通り過ぎた際にエグゼイドのベルトから2つのボトルが外れ変身が解除される。高山の方は変身解除はされなかったが、ライダーゲージが少々減っていた。

 

 その者は左半身が青い機械で覆われていた。2つのボトルはその相手の手元に存在しておりそれを見た高山の隣に居る人間は驚きの表情を浮かべる。

 

 

「俺のボトル!」

 

「ッ!ゲムデウス、高速化!」

 

「言われずとも!」

 

 

 高山とゲムデウスはタッチパネルを操作し高速化を選ぶと、ゲムデウスの方に高速化のエナジーアイテムが出現しゲムデウスに付与される。

 

 

【高速化!】

 

 

 ゲムデウスはその者に一瞬で近付くも、構えられた銃らしき物で撃たれ怯んでしまう。

 

 

「くっ!」

 

 

 そしてその者は銃から発せられる煙によって消え去り、姿を消した。ゲムデウスは取り逃したことを悔やみつつ、高山とその人間を起こす為に手を差し出す。

 

 

「立てるか?」

 

「んまっ、何とか」

 

「ゲムデウスこそ、平気だったか?」

 

「私なら平気だ」

 

 

 そこで龍の仮面ライダーも合流し、変身を解除する。

 

 変身解除され、高山はゲムデウスと融合し1人の成り龍の仮面ライダーの方は先程喫茶店で出会った者だったようだ。

 

 

「お前!あの時の変な奴!」

 

 

 高山はズッコケて体勢を崩すが立ち直し咳払いして提案をする。

 

 

「ゴホン……えー先程ぶりですね、お二方」

 

「お前も、仮面ライダー……でもさっきの姿は。それに……」

 

「あー……その事も踏まえて、何処かで話しませんか。立ち話は何でしょうから。僕は高山明と言います」

 

「俺は戦兎、桐生戦兎だ。こっちの脳筋馬鹿は万丈龍我」

 

「宜しく……って誰が馬鹿だ!?」

 

「お前しか居ねぇよバーカ」

 

「テメェなぁ!」

 

「あーもう無茶苦茶」

 

『だんだん諦めてないか?ツッコミ』

 

 

 この様なやり取りがあったものの高山と戦兎、万丈の3人は戦兎たちの隠れ家である喫茶『nascita』へと赴いた。高山はゲムデウスに人格変更しモータスの能力でバイクを出現させたことで2人から質問攻めにされたが、ゲムデウスは適当にあしらいバイクを走らせた。

 

 

 

 

 

 

 

 




ヤバい……うろ覚えになってる。映画の内容ガガガガ……。

よし休みにもう1回見に行こう。何か新しい入場者特典も出たし。
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