Dr.ゲムデウス   作:Haganed

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第12話 決意のNew Form!! 

 時が経ち、1月15日。現在の高山は……!

 

 

「……ほへぇ。これ凄いですね、味覚再現」

 

「まだプロトタイプだが、発展すれば私たちが食べているもの全てが味わえるぞ。さぁ次だ次」

 

「えっと今度は……触覚ですか」

 

『待て待て待て待て』

 

 

 茅場の理論解明の為の実験台(お手伝い)として仮想世界での5感体験実験を行っていた。頭に特殊なヘッドセットを着けて脳波と同じ程の微弱な電流を神経シナプスに伝達する為に、丸型のパッドを額に着けて暫く横になっていた。

 

 結果は良好。何れかの神経に電流が流れた結果、高山の味覚からはステーキ、シチュー、ケーキが味わえた。序でに乾パンの味も再現されており体験していた。

 

 さて次の触覚体験を行おうとした時、ゲムデウスが高山の行動を口頭で制止させた。

 

 

何ゲムデウス?今忙しいんだけど?

 

『阿呆!お前の今の体質を忘れたのか!?バグスターに近い人間だぞ今!』

 

「…………あっ」

 

「どうしたか?高山君」

 

「……ちょ、ちょっと待ってて下さいね。ハハハッ」

 

 

 高山は一旦個室から出ると少し離れた場所でゲムデウスと対話していく。

 

 

「(確かに僕は被験体とは言い難いよな。そもそもゲムデウスが居てウィルスの培養体質なのに、何で電子機器で実験してたんだろ?)」

 

『お前の御人好しだ馬鹿者。兎も角何でも良いから他の被験体を探す様に促せ』

 

「(ラジャ!)」

 

 

 高山とゲムデウスの対話が終わると個室へと戻り、茅場と話していく。

 

 

「あの……茅場先輩」

 

「何か用かな?」

 

「いえ、茅場先輩なら知ってますから敢えて言いますと……僕ウィルス適合者です」

 

「うむ」

 

()()の人とは違う訳でして。実験データを取るなら僕以外の人も連れてきた方が良いかと……」

 

 

 高山がそう言うが、茅場は待ってましたと謂わんばかりに口角を上げて答えた。

 

 

「心配は無用だ、勿論他の人も選んでいる。高山君の場合はウィルス適合者のデータサンプルが欲しいというのもあるからね」

 

「用意周到過ぎませんかね?」

 

 

 そんな会話の中、高山のバッグからバイブレーションの振動音が聞こえてきた。断りを入れて高山がスマホを取り出すとCRからの連絡が入っている。

 

 着信に出るとスマホからポッピーの声が響いてくる。高い音と大きな声量で、高山の頭と鼓膜にダメージが少しだけ通った。

 

 

「はい高山です」

 

『アキラぁぁ!緊急事態だよぉ〜!』

 

「ッァ……!あ、あのポッピーさん?少し落ち着いt」

 

『お願い早く!このままだと患者さんが!』

 

「ッ!?……了解しました。今すぐそちらに向かいます」

 

 

 電話を切ると高山はスマホをスボンのポケットに入れバッグを肩に掛ける。茅場は高山の様子を見ながら尋ねた。

 

 

「緊急の用事か?」

 

「えぇ。人命優先ですからね」

 

「そうか。なら先に通常の被験体のデータを取ることにするよ。しっかりと仕事をしてきたまえ」

 

「了解しました!」

 

 

 高山は一目散に部屋を出ると大学内の駐輪場に停めてあるバイクを走らせて聖都大学附属病院に向かう。救うべき者を救わずして、何が仮面ライダーか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すいません!お待たせs…………」

 

 

 高山が到着しCR内に入るまでは良かった。だがCR内は些か暗い雰囲気に包まれていた。集まっていた永夢、飛彩、パラド、ポッピーが意気消沈している。

 

 かなり話しかけずらい雰囲気で、高山が入室した事で存在に気付く4名。ポッピーと永夢が高山に近付く。高山も雰囲気を悟ったのか話しかけずらかったが、見兼ねたゲムデウスが人格を交代させて話をする。

 

 

「随分と暗いな。何か失敗でもしたか?」

 

「ゲムデウス……」

 

「……どうやらかなり難航しているらしいな。患者のカルテを見せろ、恐らくバイラスの可能性だと思うが」

 

「これ……」

 

 

 手渡されたカルテは全部で4つ。その1つ1つを名前、性別、症状の項目を見ていく。

 

 

『……!?ゲムデウス、変わって!』

 

「む?承知した」

 

 

 ゲムデウスから高山へと人格を変えると、高山は症状の方に注目して全員分のカルテを拝見する。

 

 

「まさか…………こんな事あるのか?」

 

『……成程、お前の予想は分かった。だが先に話を聞け』

 

「お、おぅ……」

 

 

 高山はゲムデウスの言う通りに患者の発症したゲーム病についての説明を求めた。

 

 永夢からの話では発症したバグスターは『バイラス』、しかも4人同時発症である。発症した4名は家族であるがゲーム病同時発症はあまり例を見ないのだ。起きた事例を挙げたとしても檀正宗の起こした大規模ウィルスパンデミック位なのだ。

 

 今回の案件は考えられる可能性としては『バイラス』がパンデミックを起こせるバグスターなのか、はたまた()()()()()()()()()()したか。ゲムデウスの例があるので可能性があるのは後者だろうと予想は付く。

 

 そしてここからが本題である。患者についてなのだが……これがまた厄介であり、尚且つバイラス4体に手古摺(てこず)った原因である。

 

 【HIV感染者】これが最大の要因である。

 

 今までのバイラスはウィルス散布をあらゆる場所から行い、相手にダメージを蓄積させるというのが主な戦い方でありドクターマイティでのウィルス抑制を行わなければ安全に戦えない。

 

 だが今回は違った。予めバイラスの出現によって永夢がドクターマイティのガシャットを黎斗神に頼んで貸してもらっていたが、相手は弱体化する気配すら見えなかった。進化しているのは分かったが、ここまで早く進化するのは異例である。

 

 予想されるのはH()I()V()()()()()()()ということだろう。

 

 

「でも……何で感染したのに発症まで時間が掛かったんでしょうか?」

 

「そこなんだよ。普通なら感染して、ストレスを与えられれば活性化するのに。ましてや……」

 

 

 “ストレスを受けやすい状況にあった”という事を言い切る前に黎斗神がテレビ画面に現れ、発症までの空白期間について語り出す。

 

 

『恐らく手間取ったんだろうな』

 

「黎斗神さん」

 

「ねぇ黎斗、一体どういう事?」

 

『檀!黎斗神だぁ!……まぁさて置いてだ。HIVも1つのウィルスであり、ゲーム病発症にはバグスターウィルスが必須だ。だが何方も()()()()()()に寄生する、つまりは性質の似たウィルス同士だからこそ起きた拒絶反応だろうな』

 

「拒絶反応……」

 

 

 黎斗神の発言は発症までの空白の期間についての説明が不思議と合致している様に思えた。そして1拍置いて高山以外全員が黎斗神を二度見した。

 

 自分の名前を間違えられたら即効で訂正させようとするのは同じだったが、その後の“まぁさて置いてだ”という言葉に違和感しか覚えていなかった。

 

 

『何だ、この視線は?』

 

「いや……だって……」

 

「データに悪性腫瘍でも患ったか?切除するか?」

 

「黎斗がそう言ったの初めてで……」

 

『私を何だと思っているぅ!?』

 

「汚い大人」

「不治の病」

「神(笑)」

 

『君達ィ!』

 

 

 埒があかなくなってきたので高山からゲムデウスへと人格を変えて話題を元に戻していく。

 

 

「ゴホン……あー檀黎斗。お前が出てきたという事は何か解決策でもあるのか?」

 

『檀黎斗神だとぉお!言っているゥゥウ!』

 

 

 訂正、ゲムデウスによって更に埒があかなくなった。

 

 

『ハァー……ハァー……フゥ。ゲムデウス、先程の答えだ。ある』

 

「本当ですか!?」

 

 

 永夢が黎斗神に期待の眼差し(一時的なもの)を向けるが、黎斗神は“だが……”と言うと続けざまに言う。

 

 

『まだ完成していないのが現状だ。あと4%といったところか』

 

「ほぉ……つまりガシャットが完成してないと?」

 

「新たなガシャットだと!?」

 

 

 飛彩が立ち上がり黎斗神に言い放っていく。

 

 

「貴様!今度は何を企んでいる!?」

 

「黎斗!衛生省から許可は取ったの!?」

 

『既に高山明の要望を衛生省から受理したぁ……そして、これは高山明が望んだ!使()()()()()ガシャットだぁ!』

 

 

 腕を組んで徐々に背を反らしながら答えていく黎斗神。その発言で全員がゲムデウスに視線を集めるが、ゲムデウスは高山と人格を交代して高山が話していく。

 

 

「以前厄介事がありましてね。それに僕も戦力を拡大させなきゃ皆さんの負担に成りかねませんから」

 

「そんな!負担だなんて思ってません!寧ろ感謝してるんですよ!僕たち!」

 

 

 永夢に和らいだ表情で一礼する高山。顔を上げると黎斗神が口を開く。

 

 

『残るはインストールのみ、それが後5分で終了する。高山明には新たなガシャットで治療に……』

 

 

 その時、永夢と飛彩のゲームスコープからバグスターの発生を知らせる音が鳴り響く。確認をするとバイラス4体が表示されていた。

 

 そんな出来事に舌打ちをする黎斗神。高山が2人に一時的な足止めを依頼すると、2人とも頷いて現場へと急行する。その後、高山は残ったポッピーに4人の患者の部屋番号を尋ねた。

 

 それを聞くと今度は黎斗神にガシャットが後何分で完成するのか聞いた。見積もって4分30秒、充分だと言って高山は走ってCRから出ていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高山は先に患者のお見舞いの為に許可証を貰い、ポッピーから聞いた部屋番号に到着し入っていく。

 

 急に現れた高山に驚く4人。その内の2人は、まだ育ち盛りの子どもであった。

 

 

「すみませんが……どちら様でしょうか?」

 

 

 父親らしき人物が尋ねた。高山は何時も通りの笑顔と優しい物腰で対応していく。挨拶を終えて高山はCRの仮面ライダーと伝えると、姉妹と思える内の1人が表情を綻ばせて喜んだ。これには高山も嬉し恥ずかしといった表情をせざるを得なかった。

 

 高山は姉妹が居るベッドの中間に椅子を持ってきて腰掛けると、ゲーマドライバーを見せる。その時の表情が高山にとっても、姉にとっても、両親にとっても幸せそうだと感じる表情だった。

 

 

「ボクね!信じてるんだ!」

 

「何をだい?」

 

「仮面ライダーが、ボクたちを笑顔にしてくれるって!」

 

「そっか、じゃあ僕も皆を笑顔にしなきゃね」

 

「よーし!がんばれ!仮面ライダー!」

 

「おー!」

 

 

 こんな空気は家族にとって久しく味わっていなかったものであった。永夢が訪れた時はこの感染症の事もあって笑っているというより()()されている感覚を覚えていた。

 

 高山に対する見方は少し違った。同情というよりも、()()()()()()()()()のだ。普通に接するのと何も変わっていない。例えHIVの事を話したとしても。

 

 そして高山に連絡が入る、ガシャットの完成の連絡を聞き高山はポリ手袋に包んだ小指をその少女の小指をしっかり組んでおまじないを掛けた。

 

 

「皆の病気は、僕らが治すよ。だから安心して待っていてね、木綿季ちゃん」

 

「うん!約束だよ!」

 

 

 高山はそれが()()()()()()だと知っている。紺野家全員も、それを知っている。だが高山には希望があった。新たな力の判明された能力の内の1つ。

 

 高山は救う為に新たな力を手にする。例えそれが代償の大きい物だとしても。例えそれが()()()()()()()()()()()()()()能力だとしても。救うべき人の為に高山は力を手にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 高山がゲーム病患者が居る病室で話をしている中、4体の強化されたバイラスの元に大我と西馬ニコの2人が駆けつける。ニコが周囲に居る人を救助している間に大我はギアデュアルβで変身する。

 

 

「第五拾戦術」

 

 

【BANG BANG SIMULATION!】

 

 

「変身」

 

 

【デュアルガッシャット!】

【ガッチャーン!デュアルアーップ!】

 

【バンバンシミュレーションズ!発進!】

 

 

 シミュレーションゲーマがスナイプの体に装着され先手必勝と謂わんばかりに砲撃を開始する。だが大我もバイラスの能力を知らない訳ではない、寧ろ嫌という程体験した。

 

 今の目的は遠くに離れさせること。バイラスのウィルスが届かない範囲にまで本体を後退させようとしていた。だがバイラス達はビクともしていなかった。

 

 

「くそっ!話に聞いた通り強化されてやがる!」

 

 

 バイラス達を攻撃した為、ウィルスが散布されていく。徐々に距離を取りつつ連続で砲撃を浴びせていく。だがこのままではジリ貧なのは確実である。

 

 

「大我さん!」

「無免許医!」

 

「来たかッ!」

 

 

 遅れて現場に到着した永夢と飛彩の2人が駆けながらガシャットを起動させて変身していく。

 

 

「「変身ッ!」」

 

【マキシマムガッシャット!ガッチャーン!レベルマーックス!】

【タドルレガシー!】

 

【ドッキーング!パッカーン!ムーテーキー!】

【ガッシャット!ガッチャーン!レベルアーップ!】

 

【ハイパームテキーエグゼーイド!】

【タドルレガシー!】

 

 

 永夢がバイラス4体に特攻を仕掛け飛彩は大我と同じように遠距離から複数の光剣の攻撃を放つ。同時に大我に回復能力を使用してライダーゲージを回復させると、大我は連続で撃ち続ける。

 

 永夢の方はガシャコンキースラッシャーでの攻撃を行っている。飛彩や大我が遠距離攻撃の支援が来ている場合は、瞬間移動によってバイラスを盾にしたあと攻撃を続けていく。

 

 バイラス4体は何か行動しようとするが、その前に遠距離からの攻撃で少し体勢を崩され永夢の攻撃によってダメージが蓄積されている。このままの状態が続けば、バイラスは消滅する。

 

 勿論、そう簡単には倒させてくれない。

 

 

「ッ!?ォア!」

 

「ぐおっ!?」

 

「あがぁ!?」

 

 

 バイラス4体を中心に赤黒くなったウィルスが大量に放出された。これによって近くに居た永夢はダメージは入っていないものの吹き飛ばされ、遠くに居た飛彩と大我にはダメージを受けて吹き飛ばされる。

 

 それだけならまだ良かった。次の瞬間ウィルスが一斉にバイラス達に集まっていき、バイラス達に全て吸収されると、まるで活気を取り戻したかの様に永夢たちに襲い始めた。

 

 

「ッ!くそっ!」

 

「何だコイツら!?今までのとは何か違う!」

 

「くっ!埒が明かない!」

 

 

 永夢は襲ってきた2体のバイラスと対峙し、大我と飛彩には各々(それぞれ)1体ずつ対峙していく。だが以前よりも威力が上昇しており、大我の方は防戦一方の状態となっている。

 

 飛彩の方でも防戦一方の状態にある。1つ1つの攻撃威力はそこまでだが、連続で攻撃しているため隙が見当たらない。大我の方に回復能力を回したいが、それもキャンセルされる始末。

 

 永夢の方では一方のバイラスが永夢を押さえ付け、もう一方が永夢に攻撃を与えていく。無敵状態なのでダメージは通らないが、このお邪魔行為で飛彩と大我の加勢に行けないのが鬱陶しいと感じる。しかもこのままでは埒が明かないし終わりが見えない。

 

 永夢は一瞬だけGN粒子を解放させてバイラスから逃れ、飛彩と大我をバイラスから離れさせる。

 

 

「飛彩さん!大我さん!大丈夫ですか!?」

 

「すまない小児科医、助かった」

 

「まっ、感謝しといてやるよエグゼイド」

 

 

 実際は死の瀬戸際に立たされそうになった所を救われたのだが。飛彩は漸く大我に回復能力を発動させて態勢を立て直す。

 

 相手のバイラス4体は急激に体力の回復と凶暴性、攻撃力が増した事で厄介な存在となってしまった。恐らく次にあのウィルス放出を行えば、さらに凶暴性と攻撃力が上昇する恐れがある。

 

 だが分かった事もある。あのウィルス放出は自らが危険となった時に発動された。つまりそのギリギリのラインまでダメージを蓄積させて必殺技を放てばバイラスは倒せる。しかしかなり至難の技なので、出来るかどうかは分からない。

 

 然れど、やらねばならない。医者として有るまじき行為は絶対にしない。

 

 

「「「ハァアアッ!」」」

 

 

 3人同時に駆け出す。永夢は4体の集団の中に突っ込んで行き擦れ違い様に斬りつける。大我と飛彩は遠距離攻撃を続けてダメージを与えていく。違う所は遠距離攻撃に時間を開けていない所だろう。

 

 連続で発射される遠距離攻撃の数々にバイラス4体は動きを止め、その瞬間に永夢が攻撃を与えていく。

 

 バイラス4体は地面に倒れ伏せる所を確認すると、3人は必殺技の準備に入る。

 

 

【キメワザ!】

【ガッシャット!キメワザ!】

【ガッチョーン キメワザ!】

 

 

「フィニッシュは一斉に決める!」

 

 

【HyPER CRITICAL SPARKING!】

【TADDLE CRITICAL STRIKE!】

【BANG BANG CRITICAL FIRE!】

 

 

 永夢と飛彩が宙に浮かび、大我は全ての砲身をバイラスに向ける。永夢の合図で同時に飛彩もキックを行い、大我は放つ。

 

 一気に3つの最大威力とも言える必殺技がバイラス4体を襲う。これで終わりになる。

 

 

 

 

 

 

 

 筈だった。

 

 

「「「!?」」」

 

 

 バイラス4体が各々に攻撃を加えたのだ。つまり今まで蓄積されたダメージギリギリのラインを越したということ。それと同時に赤黒いウィルスが4体から同時に放射され必殺技と相対する。

 

 ウィルスと衝突した砲撃は余所へと弾かれ、飛彩はウィルスの量に負けて変身を解かれながら大我の元まで吹き飛ばされる。永夢の方はウィルスの中を突き進み近くに居たバイラスの1体に当てる。

 

 必殺技が当たったバイラスは、それだけで上限を超えたのかまたもウィルスを放出させた。永夢は直ぐに飛彩を庇い盾となってウィルスを防ごうとするが、これでは終わりが見えてこない。バイラスを倒せないのかと、そんな不安が頭を過ぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな時、この悲惨な現場に割り込んで来た白き1人の戦士。盾の特殊効果を発動させて永夢と飛彩と大我の3人の周囲を守る。現れた戦士に永夢は思わず声を出す。

 

 

「高山さん!」

 

「すみません皆さん!遅れました!」

 

 

 ドクターマイティゲーマーLv.XXの状態に変身している高山がガシャコン・シールドの能力によってウィルスを防いでいた。やがてウィルスがバイラスの元に全て集うと、周囲を取り囲んでいたバリアは消えた。

 

 高山は次にレバーの開閉を行い、レベルダウンして2名に分裂する。

 

 

【ガッチョーン ガッチャーン!レベルアーップ!】

【ドクターマイティ!2人でメイキーング!X!】

 

 

 分裂した姿Lv.XLの高山が1つのガシャットを取り出す。これこそ高山の経験と黎斗神の才能から産み出された奇跡の産物。それを見ていた3人は確信した。あれが策なのだと。

 

 高山はギアデュアルタイプのガシャットを使用する……前に、何故かLv.XRであるゲムデウスにガシャットを投げて渡した。ゲムデウスはそれを受け取ると、ガシャットを自らに刺した。

 

 

「アグァッ!」「くっ!」

 

「医学生!ゲムデウス!一体何をしている!?そんな事をすれば体が持たんぞ!」

 

 

 しかし聞き入れる様子は見当たらない。暫くしてゲムデウスがガシャットを離すと、高山の方が先に膝を着いてしまう。しかし高山は意地で立ち上がった。今高山が動かしている1つの意思から出来た意地でだ。

 

 ゲムデウスが高山にガシャットを投げて渡すと、次にゲムデウスの体から()()()()()()()が出現した。2つの同じガシャットを用いて変身手順を踏む。

 

 

【MEDICINE TREATMENT!】

 

【INFECTION VIRUS!】

 

【Who's the next patient?Who's the next patient?】

 

【The illness cause!(end world)finish creatures!The illness cause!(end world)finish creatures!】

 

 

 高山はギアを右に、ゲムデウスは左に回すと待機音声が鳴り、各々出現したゲーム画面から2つの新しいゲーマが登場する。1つは白く染まった()()()()()()()()()ゲーマ、もう1つは赤黒く変色した装甲1式であった。

 

 高山とゲムデウスは先にガシャットを引き抜き、手に持っている新たなガシャットを差し込む。

 

 

【【デュアルガッシャット!】】

 

【ガッチョーン】

 

 

「「Mark 50!変身ッ!」」

 

 

 レバーの開閉を行うと上空からゲーマと装甲が降りてきて装着されていく。

 

 

【【ガッチャーン!デュアルアーップ!】】

 

【メディスン!ワクチン!メイキングスタート!治療終了!お大事に!】

 

【感染進行!バ・バ・バ・バイラス!】

 

 

 高山は両脚にインジェクターが描かれた装甲を見に纏い、額に円形が半分に割れV字を(かたど)っている物を着けている。一方のゲムデウス両腕が赤黒く肥大化し、脚の一部が溶けている様なゾンビゲーマーの姿となっている。

 

 極めつけは両者共に白いインカムの様な物が高山には左側頭部に、ゲムデウスは右側頭部に装着されている。

 

 

「「患者を救う為に、僕/私は礎となろう!」」

 

 

 高山は左腕を前に突き出し、ゲムデウスは右腕を突き出して交差させながら言い放つ。目の前のバイラス4体は一斉に2名に接近していく。

 

 高山とゲムデウスは戦闘態勢に入ると、向かってくるバイラスに向けて蹴りと拳を放つ。瞬間、その攻撃が当たったバイラスの1体は他1体のバイラスを巻き込んで吹き飛ばされる。

 

 続いて回し蹴りとラリアットを各々のバイラスに当てていく。かなりの威力を有しているので、かなりの距離を飛ばされる。

 

 そして攻撃された事でバイラスからはウィルスが……放出されなかった。それもその筈、どちらも高山とゲムデウスの変身体の能力による効果が発動しているからだ。

 

 ゲムデウスが何やら電子パネルを出現させると、両手を動かして何か操作をし始めた。それらが終わって電子パネルが消えると、高山が突っ込んで1体のバイラスに蹴りを放った。

 

 そのバイラスは吹き飛ばされたが、同時に白い炎の様な物に包まれながら苦しんでいた。そして同時に他のバイラスまでもが同じ様に苦しみ始めた。

 

 高山とゲムデウスがレバーの開閉を行うと、両者の左足と右拳に各々白と黒のエネルギーが纏われていく。

 

 

【【ガッチョーン キメワザ!】】

 

【【ガッチャーン!】】

 

【MEDICINE CRITICAL CRUSH!】

 

【INFECTION CRITICAL PUNISH!】

 

 

「「ウォオオラァアアアアア!!」」

 

 

 一気に各々2体ずつ、必殺技を撃ち込んだ。バイラス4体は諸に食らって吹き飛ばされ、遂に爆発四散した。

 

 

【GAME CLEAR!】

 

 

 上空にはゲームクリアのエフェクトが映し出されたが、高山とゲムデウスは意識が保てなくなり、地面に倒れながら変身が解除され1つになる。

 

 それを見ていた3人は直ぐに高山の容態を確認する。単に意識を失っただけだが疲労が溜まって倒れた為、直ぐに休ませる為にCRに帰還していくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 漸く目覚めた高山が目にした光景は、最初はぼやけていたが徐々にしっかりと見え始めた。CRの天井であった。起き上がろうとすると体の節々から痛みが走り、一苦労した。

 

 

『漸く目覚めたか』

 

「ゲム……デウス。やったんだな、俺たち」

 

『やった?(たわ)け大損だわ。私がガシャットデータを読み込ませた際に起きた連動、さらには能力使用と膨大なエネルギーによる急激な疲弊……よく生きていられたというのが奇跡だ』

 

「…………そっか。奇跡か」

 

 

 高山が起き上がろうとするが、関節が主に痛んで起き上がるのが困難な状況である為か診療台にまた背を預けてしまう。見かねたゲムデウスが高山の右腕を操って鳩尾に掌打を当てて強制的に寝させる。

 

 ゲムデウスによって腹に一撃を食らわされ、腹を抑えて悶えつつ横になる高山。かなり不服だそうだ。

 

 

「ゲ……ゲムデウス…………!おまっ、これは……無いだろ……!」

 

『お前みたいな馬鹿にはこれ程の処方でなくては無理矢理動くからな、さっさと休んで回復させろ』

 

「くそっ……!全部正当だから言い返せない……!」

 

 

 そう悶えているのも束の間、扉が開かれる音が聞こえると聞きなれた声が高山の心配をする。

 

 

「た、高山さん!?一体どうしたんですか!?」

 

「ほ、宝生……さん……」

 

「高山さん!……ハッ!まさかバイラスとの戦いで怪我を……!?」

 

「ぃや………違……」

 

「今すぐ精密検査の手続き済ませますから、高山さんは安静に!」

 

「だから……違……!」

 

「待ってて下さい高山さん!今すぐに「うおっ!?」あイッタァ!」

 

 

 高山の様子を見て永夢が勘違いを起こしたのも束の間、大我がやって来て永夢を避けると直ぐに転んで地面に倒れた。

 

 

「あっぶねぇな!急に来んなエグゼイド!」

 

「すみません大我さん!」

 

「あ、おい!」

 

「は、花家……さん……」

 

「あっ……?どうしたゲムデウス?」

 

「宝生さんを……止めて下さい……お願い……しま」

 

 

 高山が言い切る前にパタンと意識が途切れる。大我が高山の様子を見て心配を掛けるも、大丈夫だと分かると高山の言い付け通りに永夢を止めていく。

 

 暫くして高山の元に大我と永夢が駆け付けるが、その背後には他の医者と救急台が配備されていた。何とか永夢と大我にこの状態がゲムデウスによって起こった事だと言うと、永夢は安堵するが後始末をしなければと自分の思い込みを治そうとするのであった。大我も大我で永夢の言い分だけを聞いた事を反省している。

 

 そしてこの現状を作ったゲムデウス自身は無理矢理意識を変えて話せば良かったかと一部反省していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで?患者の方々の容態は如何でしたか?」

 

 

 時間が経って痛みも大分引いた頃、集まっていた4名に尋ねた。先に言っておくが高山が眠っていた時間は凡そ5時間弱、昼寝をする時必ず2時間ほど眠る高山にとっても寝過ぎと思わせる程の時間である。

 

 その5時間弱の間、他のドクターが現在の体調と精神状況の観察。今回は一部例外として血液検査の確認をした……そこまでは良かった。

 

 

「治ってました。でも……1つ不可解な事が」

 

「…………不可解、ですか?」

 

「えぇ。そこで高山さん、1つ質問させて下さい」

 

「質問……ですか。別段それは構いませんが」

 

「では……高山さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやってH()I()V()()()()()()()()()んですか?」

 

「………………ですよね」

 

 

 高山は状況を察し観念したのか、新たに作られたギアデュアルタイプのガシャットを取り出し全員に見せる。2つのゲームがあるが、一方は白い背景に様々な器具が散りばめられた表紙。もう一方は赤黒い背景に世界地図が赤く染まっている表紙。

 

 それらを見せた後、高山は口を開く。

 

 

「このガシャットには2つのゲームが入ってます。ゲーム名は【メディスン・トリートメント】と【インフェクション・バイラス】です」

 

「投薬治療と……ウィルス感染?」

 

「はい。簡単に説明すると『そこは私の出番だァ!』……あーもう面倒な」

 

 

 高山が説明しようとした途端、またもや檀黎斗神の傍迷惑な登場によって阻害され饒舌に自分の作ったガシャットについて話し始めた。

 

 

『高山明の情報を元に私が作り上げた傑作だ!それこそ……世界を思うがままにする事もなぁ!』

 

「世界を……って黎斗何作ってんのよ!?そんな事したら、どんな処分が下るか火を見るより明らかだよね!?」

 

「そこは……僕の使い方次第ですよ」

 

 

 ガシャットを振って注目させると、黎斗神は話を続ける。

 

 

『先ず始めに1つ目のゲーム【メディスン・トリートメント】。これはドクターマイティの進化系ガシャットとも言えるゲームだ。多種多様な患者に適切なワクチンや薬を与えて治していく、正に“人々を救う医療ゲーム”。もう1つは……【インフェクション・バイラス】。感染シミュレーションゲームでウィルスの効果を選択し世界中の人間をウィルスに感染させ、絶滅させる“人間を殺せるゲーム”だ』

 

「長ったらしい説明だったが、要は医療ゲームと感染シミュレーションを入れたガシャットって事か」

 

『そうだ。そしてそのガシャットに備わった特殊効果が、今回高山明が起こした事象の要と「まぁウィルス操作です」高山明貴様ァ!』

 

 

 ウィルス操作。高山がそう言った直後明日那の体が震える。他の3人も高山の言った事を余り理解出来ていない様子である。

 

 

「ウィルス操作……?」

 

「インフェクション・バイラスの能力です。このゲームはウィルスの効果を変えたり感染方法を変えたり……()()()()()()()()()()()()事が可能なんです」

 

「……まさか……!」

 

「えぇ、()()()()()()()()()()H()I()V()()()()()()()()()()()()()。ゲムデウスに性能の合成をして貰って、僕の使ったメディスン・トリートメントの能力“濃度調整”によって両方諸共消しました」

 

「濃度調整?」

 

「ゲムデウスワクチンの濃度を20倍にまで濃縮させたんです。勿論材料さえあれば()()()()()()()()()でも可能です」

 

「「「!?」」」

 

 

 今度は高山の意識を無理矢理変えて、ゲムデウスが話していく。

 

 

「これが私たちの新たな力、これこそ檀黎斗が“世界を変えるゲーム”と豪語する理由だ。……尤も、この馬鹿は体の負担なんぞ考えてもいなかったがな」

 

「成程、確かにそんなガシャット使ってたら自分の身が持たないのは何となく理解できるぜ」

 

 

 ゲムデウスの言い分に大我が答える。嘗てゲームエリアに連れ去られたニコを救う為に、クロニクルガシャットを用いてクロノスに変身したからこそ分かる負担。

 

 新たに作られたガシャットは医療ゲームと感染シミュレーションゲーム。つまり相対するゲームが一纏めとなっている為か、変身した場合は必ず訪れる副作用が生じるのだ。

 

 現在の高山の体がそれに値する。副作用によって満足に体が動かせず、動かしたとしても関節部分が錆びたロボットの様に遅い。にも関わらずゲムデウスはソルティの能力を使用して何とか立てる様にさせた。

 

 

「ふっ……と。全く、体の節々が悲鳴を挙げてるじゃないか」

 

「ってゲムデウス!高山さんの体に何してんの!?」

 

「心配せずともソルティの能力で何とか立っていられるが?」

 

「そういう事じゃなくて!」

 

 

 ゲムデウスのこの行動を永夢が指摘しつつ、ゲムデウスをベッドに寝かせていく。結局の所、1つの体を共有しているためゲムデウスが動けば体に疲労が溜まるのは目に見えていた。

 

 永夢の意見を聞いたゲムデウスはそのままベッドに寝そべり、高山と人格を交代する。意識が戻った高山は先程のゲムデウスの行動で悲鳴を挙げた全関節部位から痛みが走った為、悶えてしまった。

 

 思い出したかの様に飛彩が咳き込ませて注目を集めると、5名の視線が飛彩に集まった。

 

 

「医学生、お前に1つ伝えるべき事があった」

 

「は……はぃ…………?」

 

「お前の手術(オペ)によってHIVウィルス諸共消え去った現象を聞いた衛生省が、お前と檀黎斗に話をしたいそうだ。そのガシャットについても」

 

「……………別に構いませんよ。でも」

 

「でも?」

 

「……体治してからで良いですか?」

 

「分かった、そう伝えておこう。檀黎斗の方は先に衛生省に向かう様にするから、医学生1人の対談となるが」

 

「それでも別に……アイテテテテ」

 

「了解した。ゆっくり休んで早く治せよ」

 

 

 各々が高山に対し一言添えていくと大我は帰宅、永夢と明日那は高山を別の病室に運ぶ準備をしていた。黎斗神は先に衛生省へと向かっていったらしい。

 

 高山はまだ疲れが抜けきっていないのか、ゆっくりと瞼を閉じるとそのまま寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして幾ばくかの日が流れ1月22日、高山は不自由無く体を動かせるまでに回復していた。そして衛生省の前に高山は現在立ち尽くしていた。

 

 まぁこのままでは何も始まりもしないので、高山は一歩踏み出して衛生省へと入っていく。予め指定された会議室まで入り日向審議官や他の役員共々からの視線を受けながらの話し合いとなった。

 

 今回は衛生省からの要件として1つ、高山の持つ【ガシャットギアデュアルγ(ガンマ)】のゲームの1つ【メディスン・トリートメント】を医療系統に使用させてほしいということ。要はメディスン・トリートメントの製薬能力が役に立つと考えたからである。

 

 しかし高山は断った。患者を救える大きな足掛かりになるにも関わらず、御丁寧にお辞儀をしながら。もし使ったとしても誰がそれを扱うのか。高山自身しか扱えない上に体に負担が掛かるガシャットをそう何度も使えないのは目に見えている。

 

 そしてガシャットに内蔵されている、もう1つのゲーム【インフェクション・バイラス】。感染シミュレーションゲームなだけあって変身すれば患者に潜伏しているウィルスの様子が丸分かりではあるが、ウィルスを操る事から一度制御を失ったウィルスが他者に感染する可能性もある。

 

 何よりこれを()()()使()()()()()()()()と考えている高山だからこその言い分。高山はこれを“自分が仮面ライダーとして救う為にある”と豪語した。

 

 かなり不服の様子を見せていた衛生省の者たちだったが、危険性や使用者限定などを言えば話はそれで済んだ。

 

 高山は帰り際にギアデュアルγの表紙を見ながら、それを握る手に力を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




【ガシャットギアデュアルγ】
・檀黎斗神が新たに開発した()()()()()ガシャット。今回の話ではゲムデウスと分裂し、ゲムデウスウィルスにガシャットデータを読み込ませる事で別形態にそれぞれ変身できたが、本来は高山の意識だけが表に出てゲムデウスとは遮断される。

【メディスン・トリートメント】
・高山の変身した形態。Lv.50

パンチ力 63.7t  キック力 72.1t
走力 100mを2秒  ジャンプ力 60m

特殊能力【製薬】【濃度調整】
・製薬は文字通り、材料さえ揃えば難なく可能。
・濃度調整はワクチンや薬の濃度を最小で¼、最大で20倍にまで濃縮させられる。

音声
・待機【Who's the next patient?】
   パーフェクトパズルと同じ音程

・変身【メディスン!ワクチン!メイキングスタート!治療終了!お大事に!】
   ←パックアドベンチャーと同じ音程


【インフェクション・バイラス】
・高山が変身する形態。Lv.50

パンチ力 64.2t  キック力 70.5t
走力 100mを2秒  ジャンプ力 59m

特殊能力【ウィルス操作】
・一纏めにするとこれ。内容にはウィルスに感染法や耐性、効果などを付与させたり消したり出来る。劇中にもある通り、ウィルス同士の合成も可能で引き継ぎたい能力を3つ選んで誕生させる。但しそうするにはポイントを使用しなければならない。今回はサービスとして黎斗神が入れてくれた。

ポイント獲得方法
・バグスターに攻撃 ・ウィルスを弱体化させる
・ウィルスを消される(リプログラミングは対象外)

音声
・待機【The illness cause!(end world)finish creatures!】←ノックアウトファイターと同じ音程

・変身【感染進行!バ・バ・バ・バイラス!】
   ←ギャラクシアンと同じ音程










次回『Dr.ゲムデウス』は!


 高山と檀黎斗、そしてラヴリカが揃う!

「勘違いしないで下さい。今の目的を思い出しただけです」


 檀黎斗が企むものとは!?

「私の神の才能にぃ…………不可能はぬぁあい!」


 探る為に、ドクター達を裏切る高山!

「ごめんなさい……!本当に……!ごめんなさい……!」


 次回【Ending of Parallel】
 『Braver 対 Sniper』



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