Dr.ゲムデウス   作:Haganed

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要らないかも知れない前書き

ガシャットギアデュアルとデュアルβ買ったどー!
(゚∀三゚三∀゚)計1万2200円!←オイバカ

では本編どうぞ。


IF NEW GENERATION FINAL sixth

 日の出近く、永夢と高山が建物内でライトカイザーの野望を阻止するべく準備を整えていた。永夢は命を守る為、高山はゲムデウスウィルスを採取されたことから自らの失態を取り返す為と平行世界同士の衝突を避ける為に向かう。

 

 そんな中、1人高山の準備を見ていた人物が居た。あの上空に見える世界から同じくやって来た万丈龍我であった。高山がドクターマイティXXのガシャットを体に突き刺しワクチン摂取を行っている様子を見たあと高山に尋ねた。

 

 

「なぁ……明」

 

「ん……何ですか?万丈さん」

 

「……お前も行くんだろ?」

 

「えぇ……それが?」

 

「何でそこまでして行くんだ?」

 

 

 高山からの反応は疑問のみであった。何故万丈がそう思うのかが理解できなかったが、万丈が話してくれた自身のことを聞いて理解を深めていった。

 

 

「俺さ……何でお前らがそこまでして命張れるのかが分かんねぇんだよ。仮面ライダーになったのも、本当に成り行きみてぇなモンだし……正直地球がヤバくなってるのは分かってるんだけどよ、実感が湧かねぇっつうかさ」

 

「あー…………ははっ」

 

 

 話を聞いた高山が少しだけ笑った反応を万丈は突っ込む。が、高山の表情は変わらずに笑顔のままであった。

 

 

「……何で笑うんだよ?」

 

「いえね、万丈さんの反応って本当はそれが()()()()()だなぁって」

 

「……はっ?」

 

 

 高山はドクターマイティのガシャットを片付けるとバッグを持って万丈の隣に座り、今度は自らの考えを出していく。

 

 

「そりゃあ、誰だってこんな規模の大きい事象に対して実感なんて湧きませんよ。万丈さんの反応は普通ですよ」

 

「……じゃあお前らの反応は、普通じゃねぇってことか?」

 

「えぇ、勿論。……まぁ僕の場合は宝生さんとは違う理由で行きますけど」

 

「人を助ける……とかじゃ無くてか?」

 

「えぇ」

 

 

 ゆっくりと頷いた高山は徐にゲーマドライバーとドクターマイティのガシャットを取り出し、それらを見ながらポツリポツリと話していく。

 

 

「僕の場合は……()()()()()()()()()()っていう感じです」

 

「生きる……為に?」

 

「僕はゲムデウスウィルスに感染して適合した。でも普通の適合じゃなくて、他人に害を成す適合なんです」

 

 

 “でもね……”と一言置いて話す高山の手は力強く握りしめられており、その時の目には過去を見つめ今を見る目があった。

 

 

「それでも僕らは生きていきたかった。例えどんなことがあっても、生きたいと願った。だからこそ、僕はこの2つを使って【贖罪】を……この罪を償い続ける義務を選んだんです。自分たちが生きる為に」

 

 

 その時の高山は笑っていたが、同時に悲しんでいる様にも見えていた。その2人に歩み寄る足音が聞こえたかと思い、見上げると永夢が2人の近くにやって来た。

 

 永夢の要件は高山であった為、高山は立ち上がり外へと向かおうとした。だがその途中、その2人を追い掛ける様にして万丈も付いて行く事となった。移動手段に関しては高山がゲムデウスの能力を使用することで解決し、平行世界移動装置に向かって駆けて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バイクでの移動中、永夢がパラドから“永夢の力を奪ったビルド”について話されていた。成分を採取したビルドは最上の目的を知っておりその対策の為にエグゼイドから採取したということらしい。

 

 大方高山の考えと合致している辺り、恐らくエグゼイドの力を奪ったのはそれが理由なのだろう。

 

 パラドからの通信が切れ暫く進んでいると、ゲムデウスがバグスターの反応を検知した数分後に人の悲鳴が聞こえた。高山と永夢は戸惑いなくバイクを走らせるが、永夢の後ろに乗車していた万丈が叫ぶ。

 

 

「おい!エニグマはどうすんだよ!?」

 

「今は助けるのが先です!高山さん!」

 

「ゲムデウス!行くよ!」

 

『承知!』

 

 

 高山がドクターマイティのガシャットを使用しXR・XLゲーマーに分かれてバグスターに対峙していく。永夢は高山が対処している間、救出に当たっていく。

 

 

【ドクターマイティ!2人でメイキーング!X!】

 

 

「セアッ!」【HIT!】

 

「シャアッ!」【HIT!】

 

「今の内に!早く逃げて下さい!」

 

 

 ネビュラバグスターの戦闘能力は大して高くは無い。ある程度の連打や数回の蹴りで対応できるが、ゲームの力を持つライダーのみでしか倒せない。

 

 だがその点を考えて尚、戦う者も居る。万丈が変身し永夢の手助けをしていく。それを見ていたゲムデウスが万丈のサポートに入り対処していく。

 

 人の救出が終わった所で、永夢もガシャコン・ブレイカーを使用して戦いに当たっていく。万丈は永夢の不可解とも取れる行動に目を見張るが、直ぐにネビュラバグスターの攻撃に意識を移す。永夢の方はゲムデウスが死守してくれている。

 

 永夢はガシャコン・ブレイカーにビルドガシャットを差し込むとバグスターに向けて振るう。

 

 

【がっしゃっとぉ!】

 

【きめわざ!ライダークリティカルフィニッシュ!】

 

 

 永夢の攻撃で2体のバグスターが消滅し次に行こうとした時、突如高山とゲムデウスの動きが止まった。そして直後……

 

 

 

 

「「アッ……がァ……!?」」

 

 

 高山とゲムデウスは頭を押さえて膝を着いた。それを見た永夢と万丈が声を掛ける。

 

 

「ッ!ゲムデウス!?」

 

「お、おい明!?」

 

「アグゥ…………!あ、頭が……!」

 

「これは……!?何だ……!?」

 

 

 高山とゲムデウスは二心同体。だからこそお互いの視覚や聴覚、嗅覚、味覚、触覚から得られる情報も共有される。例えば()()()()()()()()時など。

 

 

「くほっ……!かほっ……!」

 

「ッ!……不味いッ!」

 

 

 突然ゲーマドライバーから白い電流の様なものが流れると、ゲーマドライバーからドクターマイティのガシャットが排出され変身が解除される。変身が解除されたことで高山とゲムデウスが1つとなり人格は高山のものとなる。

 

 それを確認した残りのネビュラバグスターが永夢と万丈に襲い掛かる。

 

 

「くそっ!」

 

 

 万丈は装備している剣『ビートクローザー』のグリップエンドを2回引っ張り、ネビュラバグスターを退けようとする。

 

 

【ヒッパレー!ヒッパレー!】

 

 

「ハアァ……!おりゃああ!」

 

 

【ミリオンヒット!】

 

 

 剣から衝撃波を放つもネビュラバグスターには有効打にならず、押し返される。それにより衝撃波が万丈に衝突し変身が解除される。

 

 

「おあああ!」

 

「ッァ……!万丈……さん……!」

 

 

 高山がフラフラとした足取りで立ち上がり再度ゲーマドライバーとガシャットを用意し、ガシャットを挿そうとしたがまたも白い電流の様なものが流れて阻まれる。

 

 すると突然万丈の近くの地面が陥没し万丈が落ちそうになる。それを見ていた永夢が万丈の手を掴んだ。

 

 

「ァァ……永夢、さん……万丈さん」

 

 

 ふらふらに成りながらも高山はゲムデウスと人格を交代し、なけなしにソルティの能力で全身の力を強化させて向かう。だが如何せん距離が距離な為、間に合わない。

 

 そんな時、誰かがその場にやって来て万丈の手を掴んだ。ゲムデウスも高山からは理解できない中、永夢とその人物は万丈を引き上げ地面に座った。ゲムデウスは高山の体を酷使しつつ3人に歩み寄っていく。

 

 その人物はゲムデウスに気付くとボロボロの状態なのを気付きゲムデウスに駆け寄るが、ゲムデウスは手を出して静止させる。

 

 

「ちょっと君!大丈夫!?」

 

「あぁ……心配するな。あと来るな感染するぞ」

 

「か、感染……?」

 

 

 何が何だかよく分かっていない様子を見せる目の前の人物。ゲムデウスは手に持っていたドクターマイティのガシャットを差し込む……が、機能していない。

 

 

「!?」

 

 

 ゲムデウスがドクターマイティのガシャットを何度も挿すが、どうやってもゲムデウスワクチンが介入しない。ゲーマドライバーに差し込もうとしても白い電流の様なものが流れて阻害される。

 

 つまりゲムデウスウィルスの抑制が出来ないということだ。それを見ていた永夢と万丈も何かが可笑しいと感じてゲムデウスに尋ねた。

 

 

「まさか……!ゲムデウス、そのガシャットも!?」

 

「……使えん。機能すらしていない」

 

「うぇ!?じ、じゃあネビュラバグスターはどうすんだよ!?」

 

「ね、ねびゅら……何?」

 

「ネビュラバグスターは私の力でどうにでもなる。だが問題はウィルスの増殖だ、このままでは不味い」

 

「げ、ゲムデウス?ウィルス?増殖?ガシャット?」

 

「お前さんには関係無い、万丈を助けてくれたことは礼をしておこう。ではな」

 

 

 相変わらずゲムデウスは淡白な所があるが、そう言われたのに対しその人物は引けを取らなかった。ゲムデウス前に出て両肩を掴み歩みを止めた。

 

 

「ちょ、ちょっと待ってよ!そんなボロボロの体で!」

 

「……宿主には悪いが、それがどうした?」

 

「無茶はしないでくれ!それに、関係あるよ」

 

「何…………?」

 

 

 その人物は離れたあと、ゲムデウスに手を差し出してこう答えた。

 

 

「俺もこの現象を追って来たんだ。だから此処に居る」

 

「……成程。目的は同じ、か」

 

 

 ゲムデウスは渋々ながらも腕を伸ばしてその人物の手を握りしめる。相手もその反応に思わず手を握り返した。

 

 

「俺は火野映司。君たちと同じ『仮面ライダー』だ」

 

「私はゲムデウス、そしてこの体の本来の人格が高山明という。今は宿主を休ませている所だ」

 

「そっか、宜しくゲムデウス」

 

 

 そう答えた火野映司の表情は笑顔に溢れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 暫くして火野の案内に従い歩き続けていくと1つの建物を発見した。曰く今回の件に『財団X』と呼ばれる存在が1枚噛んでいるとの情報を聞きつけ、火野はここまでやって来たのだという。

 

 そして4名はその建物の中に入り階段を上っていた。ここで万丈がゲムデウス以外のライダーに尋ねた。何故そこまでして他人を救うのかと。

 

 

「例え誰であろうと僕は患者を救う。だから助けるんです」

 

 

 そう言った永夢の表情は清々しいものとなっていた。それを見ていた万丈は言葉を詰まらせるも、火野とゲムデウスが万丈に告げた。

 

 

「君も見つけられると良いね」

 

「私たちみたくは成らないでくれよ」

 

「……何だ、そりゃ?」

 

 

 そう言う万丈の表情は楽なものとなっていた。

 

 そして……最上階らしき場所にて、目的の人物はそこに居た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様、新年明けましておめでとう御座います。今年も宜しく、お願い致します。新年1発目は午前2時位に投稿する……大晦日に間に合わなかった(´;ω;`)

あと恐らく、この日中にもう1本出すと思います。思うので出さない場合も勿論ありますが今度ともこのDr.ゲムデウスを御贔屓にお願い致します。
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