第6艦隊 〜チート艦隊のイレギュラーの物語〜 【投稿休止中】   作:ティルピッツ

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はつせ と対面した駆逐艦白露艦長の白露は、彼女の怪我を見かねた
はつせに連れられ、艦内の医務室に向かっていた。


第10話 救護班長

艦内に入った白露 は はつせと2人で医務室に向かって廊下を歩いていた。

はつせの後ろを歩く白露は目の前を歩く少女について考えていた。

身長は自分よりも高く、巡洋艦娘と同じくらい。銀髪の長髪、白を基調とした制服を着ている。何より気になったのが、彼女の名前だ。

 

 

 

『ついたよ、ここが医務室。』

 

 

気がつくと2人は医務室と書かれたプレートのある部屋の前に来ていた。彼女が扉を軽くノックしすると、中から どうぞ という男性の声が聞こえた。

 

 

 

 

『調子はどう?救護班長。』

『いつも通りですよ、艦長殿。』

 

 

 

そこに居たのは白衣を着た1人の初老の男性だった。彼はこの艦の救護班長を務める人物で艦医を40年勤めていた。彼ははつせとの会話を中断すると、白露の方を向いた。

 

 

『艦長、そのお嬢さんは?』

『駆逐艦白露 艦長の白露さんよ。』

『白露艦長の白露です。』

『始めました、白露さん。私はこの艦の救護班長をしています、よろしくお願いします。』

 

 

 

 

そう言うと彼は深々と頭を下げた。白露も頭を下げる。彼は頭を上げると、再びはつせの方を向き

 

 

 

『それで、私に何かご用でも?』

 

 

と、用件を尋ねた。

 

 

 

 

 

『怪我してるみたいでね。手当てしてあげてくれない?』

『そう言うことなら、任せて下さい。』

『じゃあ、外で待ってるね。』

 

 

 

 

そう言うとはつせは 医務室から出ていった。医務室には救護班長と白露の2人だけが残った。

 

 

 

 

『じゃあ、さっさとやって終わらせようか。』

『あ、は、はい。』

 

 

 

彼はそう言うと、治療をする為に準備を始めた。それを黙って見ていた白露だったが、準備をする救護班長に話しかけた。

 

 

 

 

『あ、あの、、、、』

『なんだい?』

『はつせさんって、、、、、、』

『艦長がどうしたんだい?』

『はつせさんって初瀬様、、、、、じゃないですよね?』

『初瀬様、、、、、あぁ、敷島型戦艦の方か。艦長は初瀬様じゃないよ。』

『初瀬様を知ってるんですか?』

『知ってるさ。艦長は、はつせ型ミサイル巡洋艦のネームシップだ。』

『みさいる巡洋艦?何ですかそれ?』

『ん?ミサイルを知らないのか。ミサイル艦と言うのはミサイルと呼ばれる兵器を搭載した巡洋艦の事だ。』

 

 

 

 

白露の腕の擦り傷を処置しながら、彼は会話を続けた。

 

 

 

 

『みさいるって何ですか??』

『あー、それも知らないか、、、、』

 

 

 

 

治療をしていた彼は頭を抱えた。ミサイルはこのはつせ以外にも搭載されており、一般人でも名前やどんな兵器知は大まかに知ってるはずなんだが、、、、、、、、、、。

 

 

 

『まぁ、詳しい事は艦長に聞くといいさ。なんせそのミサイルを搭載した艦の艦長なんだからね。よし、治療終わり。』

『ありがとうございました。』

『じゃあ、お大事にね。』

 

 

 

 

救護班長に礼を言いい、医務室を出ると廊下では はつせ が待っていた。

 

 

 

 

『包帯でぐるぐる巻きだね。』

 

 

 

白露の姿を見て、はつせはそう言った。彼女の腕や足は至る所包帯で巻かれていた。

すると、はつせのポケットに入っていた携帯端末が鳴った。

 

 

 

『こちら、はつせ。副長、どうかしたの?そう、分かった。報告ありがとう。』

 

 

 

携帯端末を仕舞うと、白露の方を向いた。

 

 

 

『事後報告になっちゃうけど、あなたの艦は損害が大きかったから、特務艦"あかし"で応急処置をさせてる。応急処置をする間は曳航する形になるんだけど、、、、、』

『その間私は、、、、、』

『副長さん達と一緒にこの艦にいてもらう事になるかな。』

『分かりました。暫く、お世話になります。はつせさん。』

『よろしくね、白露さん。』

 

 

 

 

こうして白露の船体の応急処置が終わるまでの間、白露達は はつせ で待機することとなった。




今回は 白露の怪我の処置の話でした。次回は、再び戦闘の回です。
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