第6艦隊 〜チート艦隊のイレギュラーの物語〜 【投稿休止中】   作:ティルピッツ

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第21話 会談Ⅳ

大規模な艦隊増強計画により、戦力を一気に増強させた扶桑皇国とリベリオン合衆国は再び、占領されたハワイ諸島の奪還作戦を決意する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『7度目のハワイ諸島奪還作戦か………』

『後に『第7次ハワイ諸島攻防戦』と呼ばれる大作戦です。この作戦は、過去に6回行われた攻防戦よりも大規模な戦力を動員しました。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第7次ハワイ諸島攻防戦に参加した兵力は扶桑皇国・リベリオン合衆国 とも過去最大の物であった。

 

 

 

扶桑皇国 海軍

 

 

艦隊総司令官……嶋田 繁太郎 大将

 

 

戦艦………12隻 重巡洋艦……6隻 補給艦……8隻

空母………6隻 軽巡洋艦……8隻 輸送艦……10隻

軽空母……4隻 駆逐艦……28隻 潜水艦……14隻

 

 

 

リベリオン合衆国 海軍

 

艦隊総司令官……ジョン・O・リチャードソン大将

 

戦艦……18隻 重巡洋艦…8隻 補給艦……16隻

空母……12隻 軽巡洋艦…12隻 輸送艦……10隻

軽空母…9隻 駆逐艦……46隻 潜水艦……20隻

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『両国合わせて、参加艦艇は約200隻。』

『さっ!200?!!』

『この数は………幾ら戦力増強をしたとはいえ………1方面に投入過ぎでは……』

『恐らく、保有していた全兵力の半数以上を動員したのだろうな……。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扶桑皇国海軍とリベリオン合衆国海軍は、両国合わせて約300隻もの艦艇を投入した。

 

 

 

 

ー対する深海棲艦は…………

 

 

戦艦……16隻 重巡洋艦……18隻 海防艦……42隻

空母……7隻 軽巡洋艦…26隻

軽空母…18隻 駆逐艦………84隻

 

 

 

 

 

『深海棲艦は太平洋上に展開していた全水上艦艇、約200隻で迎え撃ちました。』

『200 対 200 か…………』

『それで、戦いの結果は?』

『…………結果だけを言いますと、『扶桑・リベリオン艦隊の全面撤退』………です。』

『『!!』』

『全面撤退………とな?』

『そ、それって……………攻略に失敗したって事ですか?』

『はい。主目的である『敵深海棲艦を撃破し、ハワイ諸島を奪還する。』事は出来ませんでした。ただ、成果はありました。』

『成果?』

『今回の大海戦で、扶桑皇国・リベリオン合衆国海軍ともに少なくない損害を出しましたが、深海棲艦はそれを上回る損害を出しました。』

 

 

 

 

 

 

 

 

第7次ハワイ諸島攻防戦で、扶桑・リベリオン艦隊はハワイ諸島を奪還出来ずに撤退した。両艦隊ともに2割から3割の損失艦を出した。

 

だが、迎撃に当たった深海棲艦の被害は予想以上のものだった。

開戦から、ハワイ諸島を占拠し根拠地としていた 深海棲艦太平洋艦隊は、今回の大海戦で所属艦艇6割を失った。これは深海棲艦 過去最大の被害であった。

 

その理由は、今回の大海戦に扶桑・リベリオン海軍が潜水艦を動員した事にある。

今回の大海戦では、両国合わせて34隻の潜水艦が動員された。

 

深海棲艦太平洋艦隊 主力部隊は、扶桑・リベリオン艦隊と戦っていた最中、潜水艦隊からの奇襲を受けた。最終的に撃退したものの主力である戦艦・空母はおろか、護衛の巡洋艦や駆逐艦も大損害を受けた。特に42隻いた海防艦は、40隻が撃沈されていた。

 

 

 

 

 

 

『とはいえ、深海棲艦も簡単には降伏せずハワイ諸島は『第8次ハワイ諸島攻防戦』でやっと、奪還に成功します。』

『8回目でやっとか…………』

『もちろん、ハワイ諸島以外の場所でも激戦は行われました。』

 

 

 

 

 

ハワイ諸島攻防戦以外で、太平洋上で行われた主要な海戦は以下のものである。

 

 

 

 

 

 

第一次 〜 第二次ミッドウェー海戦

クリスマス島沖海戦

タスマン海海戦

第一次 〜 第六次ダッチハーバー沖海戦

第一次 〜 第八次ソロモン海戦

第一次 〜 第四次珊瑚海海戦

第一次 〜 第五次トラック沖海戦

第一次 〜 第三次マリアナ沖海戦

第一次 〜 第二次レイテ島沖海戦

第一次 〜 第二次小笠原諸島沖海戦

第一次 〜 第七次沖縄諸島沖海戦

 

 

 

 

『沖縄沖や小笠原諸島沖でも大規模な海戦が起きるのか、、、、、、。』

『太平洋の各地で戦闘が起きているな。』

『これらは太平洋で起きた海戦で、他にも大西洋、インド洋でも大規模な海戦が起きています。』

『世界の大洋で海戦が起きたのか、、』

『特に欧州戦線では、地上戦も発生し歴史上に残る激戦となりました。』

『欧州の各国は、陸軍力が強いからな………』

 

 

 

 

宇垣の言う通り、欧州には陸軍力が強い国が多く、はつせ達の世界では海でも陸でも大激戦が繰り広げられた。

特に大戦末期になると、複数の国家が絡む事態となった。

中でも、カールスラント奪還戦、スオムス・オラーシャ攻防戦は歴史上に残る大激戦だった。

欧州以外の国家も参戦した為、大激戦となったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ふむ………………そろそろ本題に入ろうか………はつせ殿?』

 

 

 

 

 

 

 

三笠はそう言い、真剣な眼差しではつせを見つめた

部屋の空気が一気に張り詰めた。

 

 

 

 

 

 

『三笠様……………』

『処遇は早く決めねばならぬ。陸軍馬鹿共が嗅ぎ付けると色々と厄介になる。特にはつせ殿の艦隊はな。』

『……………。』

『味方にも敵にもバレてはならぬのだ。』

 

 

 

 

 

三笠は、そこまで言うと彼女は山本達に顔を向けた。

 

 

 

 

 

 

『私としては、艦隊を直接ここトラック泊地に入れるのは許可出来ぬ。理由は………ここに居る者なら言わずとも分かるだろう。』

『しかし三笠様。彼女達は白露達を救ってくれた恩人です。如何に秘匿しなければならないと言えども………』

 

 

 

三笠の意見に宇垣が意見を述べる。

宇垣にとって、艦娘は娘のような存在であり常に寄り添って接してきた。艦娘達も彼を深く信頼していた。

 

 

 

 

 

 

 

『宇垣よ、気持ちは儂も良くわかる。だが、こればかりはどうしようもないのだ。口の堅い者は兎も角、先の見えない馬鹿共が嗅ぎつけたら何を言ってくるか………』

『軍令部の連中ですな…………』

『うむ…………取り敢えず、はつせ殿の艦隊には泊地の裏の岩礁地帯に仮停泊してもらいたい。』

『死角になり、人目に付きにくい所ですね?』

『そうだ。もちろん、燃料武器弾薬の補給は行わせていただく。白露を助けて貰った、礼をしたいのでな。』

『ありがとうございます。ですが、我々の武器は特殊な物ばかりで………』

 

 

はつせの言う特殊な物とは、ミサイルの事である。

当然だが、この時代にミサイルなどある訳が無い。せいぜい、噴進弾があるくらいだ。

ミサイルは電子機器の塊である。単純な構造の砲弾や魚雷とは違い、簡単には作れない。この時代なら尚更である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ふむ…………兎も角、できる限りの事はやってみよう。』

『ご気遣いありがとうございます。私としては異論はありません。』

『ありがとうはつせ殿。交渉成立だな。』

『はい、三笠様。』

『まずは、会談に応じてくれてありがとう。そして白露達を助けれくれてありがとう。直ぐにでも補給を手配する事にする。』

 

『ありがとうございます、山本長官。』

『では副長、あとはお願い。』

『はい、大和艦長。』

 

 

 

はつせ は山本らに礼を言いつつ、大和副長に連れられ、会議室をあとにした。その後はつせと白露は、大和副長に礼を言い、スキッパーに乗り、大和を離れた。

 

 

 

 

『ひとまず、補給が受けられるのは良かった、補給なしでは戦えないから。』

『一安心ですね。』

『それだね、、、、それよりも疲れたよ、堅苦しい喋り方は苦手だ、、、、。』

『そうなんですか?』

『目上の人と話すのは苦手なんだよ、緊張しちゃうから。』

『なるほど、、、。』

『それじゃ、艦に戻ろうか。』

『はい。』

 

 

 

 

 

艦に戻ったはつせは、各艦に交渉の結果を伝え、休息を取るように伝えた。白露は艦の様子を見るため、工作艦"あかし"に向かった。

 

 

 

『うーん。取り敢えず、一休みしよっと。』

 

 

彼女は艦の指揮を一旦副長に任せ、自身は艦長室で休息を取ることにした。




海戦の話ばかりだとかなり長くなるので今回で終了させました。
次回をお楽しみに。
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