第6艦隊 〜チート艦隊のイレギュラーの物語〜 【投稿休止中】 作:ティルピッツ
発見ポイントで敵潜水艦を再度捕捉した"ヴォルク1"は情報を2隻に伝達。2隻は受け取った情報を元に敵潜水艦に攻撃を開始使用としていた。
駆逐艦"長波"
『艦長より爆雷班。準備は?』
『こちら爆雷班。爆雷の用意完了。投下用意よし。』
『了解、そのまま待機。』
『了解。』
『通信士官、上空の友軍機に通信できる?』
『は。可能です。』
『私が直接話す。変わって。』
『はっ。』
通信士官からマイクを受け取った彼女は、上空の友軍機"ヴォルク1"に通信を入れた。
『こちら、"長波"』
『こちら、"ヴォルク1""長波" どうぞ。』
『爆雷の投下用意完了。攻撃準備完了。』
『了解した。"朝霜"からも準備完了の連絡を受けている。準備は良いか?』
『いつでもいけるぞ。』
『了解した。敵潜水艦の位置はこちらが把握している。』
『了解。すれ違いざまに爆雷を投下する。爆雷爆裂後の敵潜水艦の捜索をお願いする。』
『"ヴォルク1"、了解。任せてくれ。』
『爆雷班。』
『は。』
『すれ違いざまに爆雷を投下する。投下用意!』
『は!投下よーい!』
『"朝霜"、本艦と同航。』
『投下用意、、、、、、』
暫く間を置いて、長波はマイクに向かって思っきり叫んだ。
『爆雷投下ぁ!!』
『投下!投下!』
ほぼ同時に2隻から爆雷が投下された。
投下された爆雷はゆっくりと沈降していき、、、、、、
カ333潜の周りで炸裂。爆雷は水中に衝撃波を生み、その衝撃波が襲いかかり、海面には大きな水柱が立つ
『被害報告!』
『前部兵員室ニ浸水!』
『3番電池室ニ浸水!シカシ、応急修理済ミ!』
『ディーゼル室、閉鎖完了!』
『微速前進、取リ舵40。深度50!』
『微速前進、深度50!了解!』
『敵潜、移動開始しました。深度50!』
『"長波"、"朝霜"に打電せよ!』
『は!』
敵潜の動きを捉えた"ヴォルク1"はすぐさま情報を2隻に打電する。
『進路変更!取り舵いっぱい!爆雷投下用意!深度50に設定!』
『よーそろ!取り舵いっぱーい!』
情報を受けった2隻はそれに従いコースを変え、再びカ333潜に向けて、爆雷を投下する。
爆雷の衝撃波はカ333潜をひっぱたく。
『ダ、駄目デス。我々ノ姿ガ透ケテ見エル様ニ追尾サレテマス。』
『ソンナ馬鹿ナ、、、、』
『敵艦、爆雷投下!』
『投下!投下!』
『投下用意!投下!』
『何故ダ、、、、何故コンナ事ニ、、、、』
『艦長、落チ着イテ下サイ。』
『マタ来マス!至近!』
次の瞬間、カ333潜の至近距離で1発の爆雷が炸裂した。生み出された衝撃波はこれまでよりも遥かに強い衝撃でカ333潜に襲いかかった。
『ウワァッ?!』
『被害報告!』
『後部兵員室ニ浸水!』
『ディーゼル室、浸水!』
『コチラ後部魚雷発射管室!浸水ニヨリ発射管使用不能!』
『浸水ノスピードガ早過ギル!』
『ん?この音は、、、、』
『何か捉えたか?』
『敵潜に異常音、、いや、これは、、、、、、船体に亀裂が入ったか?』
『少しでも亀裂が入れば潜水艦には致命的な被害だ。もう潜る事は出来まい。』
『"長波"、"朝霜" コースそのまま!続けて攻撃!』
『"長波"、了解。』
『"朝霜"、了解!』
『各所デ浸水!』
『浸水ノスピードガ早過ギマス!コノママデハ沈ミマス!』
『ガスモ発生シテイマス!艦長!』
『ソンナ、、、、、、ソンナ馬鹿ナ、、、、、、』
『艦長!シッカリシテ下サイ!艦長!』
だが、次の瞬間彼らはそこで意識が途絶えた。
投下された爆雷3発が超至近距離で炸裂したのだ。衝撃波は先に生じた亀裂から艦内にも襲いかかった。
隔壁を吹き飛ばし、乗員たちを大量の海水が襲いかかった。
直後、カ333潜は大量の気泡と重油を放出しながら、海底に沈んでいった。
海面には大きな水柱が上がり、大量の気泡と重油などが浮いてきた。
『重油と気泡の流出を確認!』
『敵潜の反応、急速に低下しつつあり。』
『こちら"ヴォルク1"、大量の気泡と重油の流出を確認した。撃沈と認む!』
『やったぁぁ!!』
『やりましたよ!艦長!』
『ああ、これで少しは無念を張らせただろう』
『艦長!"はつせ"より通信です!』
『繋いでくれ。』
『は!』
『こちら"はつせ"。こちらでも敵潜水艦の撃沈を確認しました。良くやってくれました。2隻は艦隊に帰還して下さい。』
『了解!』
『了解!』
こうして駆逐艦"長波"と"朝霜"は2隻共同でカ333潜を見事、撃沈せしめた。2隻は撃沈を完全に確認した後に艦隊に戻るコースを取り、"ヴォルク1"も帰路についた。
対潜護衛群 旗艦 ミサイル巡洋艦"はつせ"
『早々に敵潜水艦1隻を撃沈。幸先は良いかな。』
『しかし、敵潜水艦は1隻だけでは無いでしょう。』
『だろうね。単艦ならそこまで被害は出ないけど、複数で群狼戦術を行っているとすれば被害は大きい。』
『先の敵潜は単独行動でした。他は複数で行動していると思われます。』
『心配いらないよ、副長。私に群狼戦術なんて通用しないよ。通常動力の潜水艦なら特にね。』
『ですな。』
『さて、、、、敵さんはどう出るかな?』
はつせは不敵な笑みを浮かべながら、敵潜水艦の潜む海面を眺めた
敵潜水艦1隻目撃沈です。
もちろん、敵潜水艦は1隻だけではありません。何隻いるかはネタバレ防止の為、お教え出来ません。
さて、次回もお楽しみに。