深き森の騎士団長   作:リリィウッド

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第4話 「悪い夢」

「キシャアアアアアアアアアアアーー!!」

 

大型の蟷螂型害虫が家などを壊している

そこを逃げ惑う人達その中に俺もいた

 

「兄ちゃんの手を離すなよ!マユ!」

 

俺は妹の手を引き必死になって走った

俺達が遊んでいたとき・・・・突然のことだった俺達が暮らす集落に害虫の集団が押し寄せてきた

 

警ら中の花騎士さんたちが俺達を逃がしてくれたり、集落に知らせに来たが害虫どもの侵攻は早かった

 

「「スグル!マユ!無事だったか(のね)?!」」

 

父さんと母さんが俺達を見つけすぐに俺の手を引いて走り出す

 

「この先に避難用の馬車が来ている・・・いくぞ!」

 

俺達と同じように馬車に向かう人々が周りを同じように走っている

花騎士さんたちが害虫を引きつけて俺達のために戦ってくれているけど

数が違いすぎる俺の頭の中は恐怖で一杯だったけど妹の手は離さないようしっかり握って走った

 

大分走り馬車が見えてきた俺は馬車が見えて少し安堵してしまったのかもしれない――――――

「きゃ!・・・・お兄ちゃん・・・!!!!」

「マユ?!」

 

妹の手は俺から離れ妹は転んでしまったのだ

妹が俺を呼ぶ、起こしに行こうと踵を返そうとした時

 

「スグル!お前は母さんと先に行くんだ!マユは」

 

父さんがマユを助けに行ったマユを抱き起こし自らも走り出す父さんだったがその眼前に大型の蟷螂害虫が飛来した

 

「キシャアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

ほんの数秒だった俺を母さんが馬車に連れて行く

 

「母さん!?」

「ごめんなさい・・あなた・・マユ・・」

 

母さんが涙を流しながらそう呟く

その腕の中で俺は見てしまった

妹と父が蟷螂害虫の鎌で切り刻まれる姿を・・・・

 

「うわあああああああああああああああああああああああ」

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

俺はベットから飛び起きる

 

「また・・・あの時の夢かよ・・・」

 

少ししてドアを凄い勢いでノックした後

 

「どうしたの?!団長さん!?」

 

その声はレッドチューリップだった

そして後に続くようにホワイトチューリップも入ってきた

 

「すまないちょっと悪い夢を見てしまったんだ・・」

 

「そう・・ちょうどホワイトチューリップと歩きながら、

話をしてたらいきなり団長さんの部屋から悲鳴がしたからびっくりしたわ」

 

レッドチューリップが言うとスグルが続けるように言う

 

「他の皆には聞こえてないみたいだな」

 

ホワイトチューリップが尋ねる

 

「そうみたいですね、皆さん召喚の儀などでお疲れのようでしたのでお休みになっているのだと思いますよ

ところで、念のために私の問診を受けますか?」

 

二人が体を気遣ってくれる

 

「無理してない?」

 

「気分が悪いとかはないですか?」

 

「いや大丈夫だよ、ありがとう二人とも」

 

二人をを納得させ部屋に戻ってもらった後

静かになった部屋でスグルは呟く

 

「いつまで引きづってんだ・・俺・・・・・ふぅ・・」

 

目を瞑り頭を切り替えるスグル

 

「絶対に守ってみせる・・・!!これはあの人との約束でもあるんだからな・・!」

 

「明日はエダ商業区の領主と会うんだったな・・・よし、もう一度寝なおそう・・」

 

スグルはベットに入り、明日会う領主との会談内容を考えていると

意識が落ちていった

 

 

 

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