数々の星々が銀河に存在する中、青く水の星「地球」では戦争が起こっていた。
「シャア!また、貴様は地球を崩壊させようとしているのか!」
「アムロ!どの世界でも地球上に住む人間が地球のノミだとなぜ分からん!」
「またその話か!いい加減にしろ!!」
赤い機体『サザビー』と白い機体『νガンダム』がビーム兵器を撃ち合う。だが、それは安々と躱しながら巧みに機体を動かしていく。
「そんなことはどうでもいいよ」
「チィっ!新手のガンダムか!?」
「三日月か!」
だが、その間に入ったのがいた。νガンダムやサザビーと同等の大きさを持つ『ガンダムバルバトスルプスレクス』だった。
バルバトスが手に持つ巨大なメイスでサザビーに振り下ろす。
サザビーがそれを左に躱しながらビームショットライフルを放つ。
バルバトスのツインアイの右目がやられ、更にはサザビーが左足で蹴りを放ちバルバトスを吹き飛ばす。
「ファンネル!」
更にはサザビーから二つの攻撃端末『ファンネル』が放たれた。
「何!?アムロか!」
ファンネルがバルバトスに向かうも別方向からビームが現れ撃墜させられた。
「三日月、下がれ!シャアは俺がやる!」
サザビーのファンネルを撃墜させたνガンダムがバルバトスの前に現れ、サザビーに向かってバズーカを放つ。
「いや、まだやれるよ」
バルバトスがブースターを噴出させながらサザビーに向かって駆ける。
「させません」
だが、バルバトスの真横からミサイルが現れ、バルバトスはそれに反応し急停止した。
「邪魔」
三日月がそう言うと両手でもう巨大メイスでミサイルを殴った。
ミサイルの爆風をものともせずミサイルを放ってきた敵『メカエリチャン』に手首部分に内蔵させている『腕部200mm砲』放ちながら近づいた。
「くっ!」
メカエリチャンはなんとか砲弾を躱すも近づいてきたバルバトスの巨大メイスによって吹き飛ばされる。
「また、貴様はこれを落とすのか!」
「アムロ!貴様にこれがもう一度止められるか!」
アムロが巨大なそれを見てシャアに言い放つ。
彼の宝具であり小惑星『アクシズ』。
巨大な核パルス・エンジンを4基を設置されており、地球に落ちれば核の冬が到来し地球は崩壊させてしまう対地球宝具である。
「あれがシャアとかいう男の宝具か……」
鉄の華をモチーフにしたデザインが描かれた赤い戦艦『イサリビ』
「あれを地球にぶつけるというのですか……」
「ライダーによればあれが落ちれば核の冬が来るらしいんだ」
「だから、セイバー……」
「私の出番ですね」
「うん」
セイバーがイサリビを出て、イサリビの上に立つ。その手には黄金に輝く聖剣を携えていた。
「……束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。受けるがいい!」
高密度な黄金の魔力が彼女の聖剣に収束し、更に一層聖剣が輝きを放つ。
そして、セイバーが聖剣を頭上に掲げると膨大な魔力が放出され巨大な刃となった。
「ーーー『
セイバーが聖剣を振り下ろした。巨大な魔力の刃がシャアの宝具を縦に切り裂いた。
「チィ!今度は何だ!?」
「これは……セイバーか!」
νガンダムとサザビーの間に振り下ろされた黄金の魔力を見てそう呟く。
「だが、これではあの時と同じだぞ!」
「そんなのは分かりきった事だ!だから俺がいるんだぞ!」
「まさか!」
νガンダムがバズーカをサザビーには放つ。だか、サザビーは腹部のメガ粒子砲をνガンダムに向けて放った。
「くっ!フィン・ファンネル!」
「ファンネル!」
νガンダムがサザビーのメガ粒子砲をギリギリのところで躱すも、バズーカに被弾し爆発した。
そして白と赤の二つは激しくぶつかり合う。
ガンダムバルバトスルプスレクスはアクシズにメカエリチャンを叩きつけていた。
「お前……消えろよ」
「それは貴方です」
高い筋力や耐久を持っていてもガンダムバルバトスに押されていた。巨大メイスだ叩き潰されても壊れないのは相手が正規のサーヴァントではなかったことが幸いなのだろう。
メカエリチャンが両腕をガンダムバルバトスに向けた。そして、腕が切り離されガンダムバルバトスに飛んだ。
「一矢報いりました」
ロケットパンチと化した腕がバルバトスの左腕の関節部分と右足の関節部分に激突し爆発した。
それと同時にメカエリチャンが消滅した。
「左腕と右足が……」
三日月が左腕と右足が無くなったことに実感していると背後から機体を揺らされた。
「まだ、いたんだ」
ガンダムバルバトスの残りのブースターを使って後ろに振り向いた。
そこには銀色のメカエリチャン、『メカエリチャンII号機』がこちらにミサイルを放っていた。
「くっ!」
メカエリチャンII号機から放たれる弾幕はガンダムバルバトスを追い詰めていく。
「もっとだ……」
「?」
メカエリチャンII号機は思わず動きを止めた。理由は簡単だった。ガンダムバルバトスが動きを止めたからだ。
「もっとよこせ、バルバトス!!」
「なっ!?」
だが、突如バルバトスの左目が赤く光出し、フッ、と消えた。
それと同時だった。メカエリチャンII号機の体が前方に吹っ飛んだ。
「正規のサーヴァントでもないのにこの速度!?」
更にはメカエリチャンII号機の目の前に何かがぶつかってきた。
『テイルブレード』その名の通り「剣の尾」でありガンダムバルバトスのパイロット、三日月・オーガスな思惑通りに動く尻尾である。
前方からの攻撃で先程いた場所におしだされるしかメカエリチャンII号機。
そしてさらにガンダムバルバトスが巨大メイスをメカエリチャンⅡ号機に投げつけた。
亜音速で投げられた巨大メイスとガンダムバルバトスのテイルブレードがメカエリチャンⅡ号機を挟み撃ちにした。
「あ、れ……?」
メカエリチャンⅡ号機を倒すと同時にガンダムバルバトスも消滅させた。
シャアはアムロに破れ、コクピットだけの状態になったシャアをアクシズに叩きつけた。
「これをあの時と同じように止めるのか、アムロ!」
「やるしかないんだよ!」
「無理だ。そんな奇跡、二度も起こりはしない!」
「情けない奴ッ!たかが石ころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」
セイバーが切り離したアクシズの片方が地球に落ちていく中、νガンダムが折り返そうし始める。
それを傍らで見ているイサリビにいる、オルガや立香、マシュ、そしてセイバー。
「すみません、マスター。やはり真っ二つにして軌道を逸らせませんでした」
「落ち込まなくても、大丈夫だよ。ライダーもそのくらいは予想していたんだから」
「けど、νガンダムだけでアクシズを押し返せるとは思いません」
「同感だ。ミカに同じ事をさせてもできやしねぇ……」
「ッ……!」
立香はは歯ぎしりをしながら拳を握った。立香だって信じられない。だが、可能性が1%もあるんだ。信じるしかない。
だが、そこで立香は疑問に至った。
「本当に1%なのか?」そう思ってしまう。
そして立香は思い至ってしまう。自分の力が可能性を高める事が出来るんだ、と……
「令呪を持って命ずる」
「マスター?」
藤丸が拳を目の前に持ってきて令呪を顕にする。
「ライダー、力を開放せよ!」
立香の令呪が光出し、一画消えてしまった。
「なっ!?」
「サイコフレームが……共振した!?」
シャアもアムロも思わず目を疑った。もう二度と起きないと思っていた現象がもう一度起きたのだ。
「マスターの令呪か!!」
アムロが思わず叫んだ。νガンダムやサザビーのコクピット、更にはアクシズまでもがνガンダムから発せられる美しい緑の光に包まれていたのだ。
「っ!?それだけではない!聖杯までもがサイコフレームと共振しているだとっ!?」
そして更にはシャアが持つ聖杯までもが共振していた。
「ありがとうマスター。シャア!分かっただろう!これが人の持つ可能性だ!!」
「くっ……!」
シャアが悔し紛れに声を出す。
「うおぉぉぉぉぉぉ!νガンダムは伊達じゃない!!」
アクシズが段々と地球から離れていき戦艦やサーヴァントでは追えないほどの速度で離れていく。
そして、それは刻の彼方まで消えていった。
また最後もテキトーです。スミマセンm(_ _)m
令呪と聖杯は万能。いいね?