ライダー
魔霧が漂う都市の中、飛行船がポツリと停まっていた。
「やあ、少佐」
茶色いスーツを着た男は飛行船の中で高級そうな椅子に座っている肥満体型の男に挨拶をした。少佐と呼ばれた通り、男は白い軍服を着ていた。
「やあ、教授。英霊として呼ばれた感想はどうだい?」
少佐は黄色いレンズの眼鏡を煌めかせながら皮肉げに教授と呼ばれたスーツの男に言った。
「そうだね、悪くはないよ」
ニコリ、と教授は笑った。それに対して少佐は笑みを返す。少佐の笑みは不気味さを醸し出しており、目が笑っていなかった。
「それで教授はこんなところまでなんの用かな?」
「少佐も人が悪い。私がなんの用でここに来たかも分かっているのだろう?」
「ああ、愚問だったね。今のは取り消そう」
パァン!と飛行船の中で乾いた銃声が鳴った。
「…………」
銃声が鳴る直前、少佐の前に長身の男が少佐の顔の前で何かを握っていた。
「なるほど
顔が半分隠れるほどのロングコートを着た男を見て教授は何処か納得した様子を見せる。
パラ、とロングコートの男、大尉が握っている拳を開くと潰れた銃弾が落ちてきた。
「全く、本当に教授は恐ろしい」
「褒め言葉として受け取っておくよ」
「それは良かった。では始めようか……私達の戦争を!」
少佐がそう言うと少佐と教授の背後から何かが現れた。
「少佐からのお呼びですか、仕方がありませんねぇ」
「始まるのね戦争が」
「アタシも呼ばれたのかい」
「少佐は私も呼んで下さるのか」
「敵をぶっ殺せるんだから気にすることはないぜ、あんちゃん!」
少佐の背後から現れたのは一千人もの戦闘集団であった。
シルクハットを被った伊達男、トバルカイン・アルハンブラ
魔弾の射手と呼ばれる黒髪の女性、、リップヴァーン・ウィンクル
大鎌を持った女性、ゾーリン・ブリッツ
白いスーツを着た金髪の男、ルーク・ヴァレンタイン
顔の至るところにピアスをしている黒ずくめの男、ヤン・ヴァレンタイン
達もその中にいた。
「チッ、今はお前の呼びかけに応じてやる」
「妾に頼るのは仕方のない事」
「ふぅん、あれが少佐ね」
「一千人もの戦闘集団を相手に戦うのか」
「そういえば純銀の十字剣、トオヤマに貸したままだったような……ください」
「どの敵も可愛くなーい!」
「あれがヒットラー総統の親衛隊の少佐!」
対して、教授の背後にも一千人もの戦闘集団が現れた。
化物のような巨体を持つ『無限罪のブラド』
クレオパトラのような姿をした砂礫の魔女、パトラ
黒色の鎌を持った三つ編みの女性、カナ
騎士のような甲冑を着た銀氷の魔女、ジャンヌ・ダルク30世
何処か女らしさを漂わせる男の子、エル・ワトソン
ヒラヒラとした改造制服を思わせる金髪の少女、峰・理子・リュパン4世
魔女のような姿をした厄水の魔女、カツェ・グラッセ
達もその中にいた。
「やあ、
少佐は不気味な笑みを浮かべながらカツェとその後ろにいる連隊に言い放った。
「これは戦争だ。諸君らが教授の宝具ということは分かっているのだろう?だから、私は敵になっている理由は聞かない。君達は殺されても文句は言えない」
そう言って少佐は椅子から立ち上がり両手を広げた。
「さあ、始めよう!私達の戦争を!!」
少佐の高らかな叫びとともに幕は上がった。
―――――――――――――――
あれからどれ位経ったか不明だった。
少佐の残存勢力は少佐、大尉、トバルカイン・アルハンブラ、リップヴァーン・ウィンクルの五人、対して教授の残存勢力は教授、ブラド、カナの三人、教授の劣勢だった。
「大尉、私がやるわ!」
今までずっとブラドと戦ってきた大尉だったがリップヴァーンの声で上空に飛んだ。
「ガッ!?」
直後、リップヴァーンが構えた旧マスケット銃から銃弾が放たれた。
放たれた銃弾はブラドの体の中に入るとグチャグチャ!と中を掻き回す。
そして、ドサッ、とブラドは力なく倒れた。
「…………」
そして上空に飛んでいた大尉は銃身がかなりの長さを持つモーゼスM712を二丁取り出し教授に発砲する。
だが、ギンッ!ギギンッ!と目の前で銃弾が何かに弾かれた。
「教授!」
トバルカインと戦っていたカナが大声を上げて叫んだ。
「おっと、余所見はいけませんね、お嬢さん」
直後、トバルカインが放ったトランプがカナの体を貫いた。
「くっ!」
カナは苦虫を噛み潰したような顔をするとその場から消滅した。
「これで私の勝ちだよ、教授」
「いや、相討ちだよ。少佐」
大尉が上空から踵落としを決めにかかった。それと同時だった、教授の目の前でマズルスラッシュが発生したのは。
ドッ!と鈍い音が教授の頭部を襲った。
「後は
そう言って教授が消滅した。
「流石だよ教授」
それを見た少佐の頭部は額に穴が空いていた。それは教授が放った不可視の銃弾によるものだった。
「ああ、せっかく宿敵、アーカードともう一度戦争ができかもしれなかっのに。だけど、教授との戦争、中々楽しませてもらったよ。そうだ、次はカルデアのマスターに私を呼んでもらおう」
少佐がそう言いながら目を閉じた。大尉、トバルカインも消滅し、飛行船が消滅した。そきて、そこにはもう誰もいなかった。
今後書くサーヴァント
Devil May Cryからダンテ
METAL GEAR SOLIDからソリッド・スネーク
テイルズオブシリーズからクレス・アルベイン、ダオス、バルバトス・ゲーティア
ワルキューレの冒険からワルキューレ
るろうに剣心から比古 清十郎
東方projectから蓬莱山 輝夜
ぐらいかなと思っています。
何か要望があれば言ってください出すかもしれません。