カルデアにこいつらを召喚してみた   作:Million01

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今回は
バーサーカーのやべぇヤツです


バーサーカー

〜亜種特異点? ??〜

 

「さあ、来てやったぞ。雑種」

 

英雄王と呼ばれる男、ギルガメッシュは高い段差から大男を見下した。

 

「フン……」

 

大男の名はバルバトス・ゲーティア。異界の反英霊であり、『英雄殺し』の異名を持つ男。

青い髪と緑色のマントを靡かせながらギルガメッシュとそのマスター、他のサーヴァントを見上げた。

 

飢えた獣の目はマスターの背筋を凍らせるほどのもの。だが、アーチャーのギルガメッシュ、ランサーのディルムッド、バーサーカーのランスロットの三人は怯まず、前に出た。

 

「では始めようか」

 

「さあ、足掻いてみせろ!歴史を戻してみせるとなぁ!!」

 

インパクトのある声は大抵の人間を恐怖させる。マスターもその一人ではない。だが、サーヴァント達がいるお陰か早い内に恐怖心が取り除かせた。

 

「ハッ!!」

 

素早い勢いで接近するのと同時に前衛のディルムッドに斧を振り下ろす。

ディルムッドは迫りくる斧を躱しながら黄金の槍で受け流し、右手の真紅の槍で敵を突き刺した。

 

「ヌゥッ!」

 

バルバトスは突かれた真紅の槍を掴むと力任せにディルムッドごと後方に投げ飛ばす。

 

灼熱(しゃくねつ)のバーンストライク!」

 

バルバトスが詠唱を唱えると上空から複数の火炎弾が降り注ぐ。

 

「鬱陶しい」

 

ギルガメッシュが降り注ぐ火炎弾を見て呟くと背後から無数の武器たちが放たれ、火炎弾を撃ち落とした。

 

「ブルァァァァァ!」

 

「Arrrrrr!」

 

バルバトスは巨体から出せる速度とは思えない速さで急接近して斧を振り下ろす。

ランスロットもバルバトスと同等の速さで手に持つ宝具で斧を受け止めた。

 

ギィン!!

 

と金属同士がぶつかりあい、空気が振動しその場にいた者の髪が揺れる。

 

ギィン!キギィン!!ギィン!

 

バルバトスとランスロットのお互いの得物が幾度なくぶつかり合う。

 

「英雄王……」

 

「フン、存分に足掻くがいい」

 

ギルガメッシュがスキルを使用した。味方全体の力を上げるカリスマAのスキルであった。それを使用したことによって、ギルガメッシュやディルムッド、ランスロットの力が上がった。

だが……

 

「スキルなんぞ……使ってんじゃねぇ!」

 

バルバトスが斧の先から巨大な衝撃波を放ち、三人の英霊を襲った。

 

「何!?」

 

バルバトスのスキルの一つ。スキルを使ったことに対して怒りをぶつける理不尽なスキルだ。

これを使ったことでギルガメッシュ達の力が戻ってしまった。

 

「縮こまってんじゃねぇ!」

 

バルバトスがそう叫ぶとギルガメッシュを中心に闇の空間が現れ、ギルガメッシュ達を引きずり込もうとしている。

 

「くっ……」

 

「死ぬかぁ!」

 

さらにはギルガメッシュに斧を振り上げかち上げた。

 

「消えるかぁ!!」

 

そこから連続でギルガメッシュを踏みつけるた。

 

「土下座してでも生き延びるのかぁ!!!」

 

そして、最後に首を掴まれると斧で薙ぎ払った。

 

「おのれぇぇぇぇ!」

 

英雄王の後方からディルムッドが飛び出すと黄金の槍を突き出した。

 

「英雄王下がっていろ」

 

「ハッハァー!」

 

だが、バルバトスはその攻撃を躱しながらディルムッドの首を掴み斧を振り下ろした。

 

「Arrrr!」

 

背後を見せているバルバトスに対してランスロットは宝具を振り下ろす。

だが……

 

「俺の背後に……」

 

バルバトスは振り下ろされる前よりも早くランスロットの首を掴み……

 

 

 

「―――立つんじゃねぇ!!」

 

 

 

斧を思い切り振り上げた。いとも簡単に凶悪な攻撃はランスロットを吹き飛ばした。

 

「どうした?その程度か?」

 

その言葉に対して立香が令呪を使って三人を復活させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ……ハァ……」

 

「くっ……」

 

「Arrrr…」

 

三人の英霊は肩で息をするように呼吸を整える。

 

「皆……宝具を使って!!」

 

立香が思い切り叫んだ、このままでは負けてしまう。ならば全力を持ってバルバトスを倒すしかないと考えたのだ。

 

「Arrrrrthurrrr!!」

 

ランスロットが立香の言葉に意味早く反応し宝具を構えた。

 

ドドドドドドッ!

 

宝具から放たれた無数の銃弾がバルバトスの体を貫く。

 

「グォッ!!」

 

「好機!」

 

怯んだバルバトスを見てディルムッドはランサー特有の速さでバルバトスに急接近した。

 

「穿て!破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)!」

 

ランサーの速さを生かしたまま右手の真紅の槍で突き刺した。

 

「―――必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)!!」

 

そして、左手の黄金の槍でトドメの一撃を放った。

傷付けば治せない宝具の槍で突き刺したのだ。これは致命傷のはず。

なのだが……

 

「もっと楽しもうぜ!この痛みをよぉ!!」

 

痛みに顔を歪めはせずむしろ、楽しんでいる顔であった。

それだけではない、バルバトスの力が跳ね上がる。

スキル、ヴァイオレントペインの効果の力であった。

 

「よくやったお前達」

 

英雄王はそう言いながら二人の前に出た。

 

「裁きの時だ。世界を裂くは我が乖離剣! 受けよ!」

 

ギルガメッシュが目の前の空間に手を入れると、一つの宝具を見て取り出した。

赤く螺旋状のような刀身を持った宝具であった。

 

「一発で沈めてやるよ……覚悟はできたか?」

 

バルバトスはそれを見て斧を構えた。その斧からは今までにない闘気と魔力が溜まっていく。

 

天地乖離す(エヌマ)……」

 

ギルガメッシュが手に持つ。宝具を構え腕を引いた。

 

世界を(ワールド)……」

 

バルバトスの斧に溜めた闘気と魔力が最高潮に達し、斧を持つ腕の力が強まった。

 

 

 

 

 

「―――開闢の星(エリシュ)!!」

 

 

 

 

 

「―――破壊する者(デストロイヤー)!!」

 

 

 

 

 

 

 

カッ!という音と共に宝具と宝具がぶつかりあった。

どちらも世界を破壊する程の威力を持っていた。双方の宝具はどちらも敵を殺すのに十分な程の威力を持っており。

バルバトスの宝具は三人を、ギルガメッシュの宝具はバルバトスを襲った。

 

「ランスロット!ディルムッド!ギルガメッシュ!?」

 

立香が目の前の光景を信じられないかのように三人の真名を叫んだ。

 

「―――――――――」

 

だが、現実は非常であった。三人の声は聞こえず沈黙が帰ってくるだけであった。

 

―――その後、彼らの行方を知るものはいなかった

 

 





ギルガメッシュを見ていた時の感想、
「CV.関 智一……金髪……英雄……あっ(察し)」

にしてもFate/ zeroの声優さん、TODの声優さん多すぎませんかねぇ……
リオンやディムロス、空気王までいますし……そしてFGOにはフィリアまで追加されましたし……

その後、彼らの行方を知るものはいなかった(三人の英霊だけとは言ってない)
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