今回は蒼井のお家紹介~♡です!今年ももう終わり。もうすぐお年玉が( ̄ ̄ ̄ー ̄ ̄ ̄)ニヤ
是非最後までお付き合い下さい。
蒼井さんとバス停に向かおうとしたら蒼井さんは鞄からスマホを取り出し、どこかに電話をかけていた。その5分後、学校の校門の前に1台、白の高級車が止まった。俺は驚きながら蒼井さんに誘導されその車に乗った。止まったのは凄い広い豪邸の前。そこが蒼井さんの家だった。俺はその大きさに対して一瞬、門の前で固まってしまった。中は予想以上に広くてエントランスだけで俺の教室くらいの広さ。靴を脱ぐとメイドさん(?)が俺の靴をすぐなおして、スリッパを持ってきて、鞄を預かってくれた。蒼井さんに案内されてリビングに行くと蒼井さんのお母さんがこれまた高級そうなソファーでコーヒーでお茶をしていた。これはブルーマウンテンの香りだ。実は俺は明とイケメンカフェでバイトしているから分かる。お母さんはとても綺麗で穏やかな笑みを浮かべていた。
「お母様、ただ今帰りました。」
蒼井さんはあたかも他人に挨拶するかのような態度だった。深々と頭を下げ、いつもの優しい笑顔も見せていなかった。
「蒼井さんにお世話になっております、同じクラスの小雨涼と申します。この度はお招き頂きまして心より感謝申し上げます。以後お見知りおきお願い致します。」
俺は蒼井さんのお母さんが女王様に見えてしまってよく演じている王子のようにお母さんの前で膝間づいてしまった。その後俺はやってしまった…。と冷や汗が止まらなかった。でも蒼井さんのお母さんは口を手で隠しながらお淑やかにクスクスと笑っていた。
「今時貴方のような礼儀正しい青年がいらっしゃるなんて。お育ちが宜しいのでしょうね。どこの御令息でいらっしゃって?」
俺は一瞬戸惑った。だってまず、令息の使い方が違う!人様の子供を敬う言い方なのでどんな人にでも使える言葉。お母さんはお金持ちをイメージしているのは確かだがどのように答えればいいのやら。でも蒼井さんが助け舟を出してくれた。
「お母様、小雨君は普通のご家庭でいらっしゃいます。あの学校に社長令嬢、令息はいらっしゃいませんよ。」
「あら、そうよね。ごめんなさい、涼君。今日はごゆっくりしてらしてね。」
「ありがとうございます。失礼します。」
俺はスッと立って蒼井さんの後ろに続いてリビングを出た。大きな線対称の螺旋階段の向かって右側の階段を上がって奥の部屋に入った。
「ごめんなさい、変な気を使わせて。そこの椅子にお掛けになってて。」
そう言われて俺はとなりの椅子に腰掛けた。高級すぎて座り心地が悪い。蒼井さんはマカロンとフレーバーコーヒーを持ってきてくれた。
「ありがとう。フレーバーコーヒーか。チョコレートとシナモンが効いてるいい香りだ。」
いつもの調子でボソッと小さな声で感想を言ってしまった。蒼井さんは大きく目を開いた。
「あっ、違った?ごめん。」
俺が思わず謝ると蒼井さんは大きく首を振った。
「コーヒー分かるの?嬉しい!」
そう言って蒼井さんは嬉しそうな顔をした。その時だけは敬語がとれていた。
「あっ、そうでした!ちょっと待ってて下さい。」
そう言って蒼井さんは白塗りの可愛らしい机の引き出しから一枚の手紙を取り出し、俺に渡した。
「裏です。」
裏を見た。そこにあった名前に驚き、俺は思わず立ってしまった……。
ありがとうございました!今回は蒼井さんのお家紹介になってしまいましたね。次回に乞うご期待!