君と僕のキセキの手紙   作:有栖川アリス

18 / 53
こんばんわ!アリスです!(❁´ω`❁)Alice
今回の内容、癒し系、涼の父登場です!

是非最後までお付き合い下さい!


涼と涼の父のCM撮影?!

その夜、俺は夢を見た。

春菜がひたすら俺の名前を呼ぶ。声がする方へ走る。どれだけ走っても春菜はいない…。

 

「涼、涼、涼!!!!」

ハッ。俺は目が覚めた。父が心配そうな眼差しで俺を見ていた。

「大丈夫?!凄い魘されてたよ。何かあった?」

俺は自分が着ているTシャツを見た。冷や汗で少し濡れてしまっていた。髪も僅かだが湿っている。

「怖い夢見ただけだよ、父さん。」

我ながら痛々しい嘘だ。あっ、でも嘘でもないか…?そんなくだらないコトを考えていると父は満面の笑みをこちらに向けていた。正直言うと少し怖い……。何を企んでいる…?

「ねぇねぇ、涼~!お買い物行こ!」

強請るような仕草で俺を買い物に誘ってくる。ほかから見たら親と子の立場が逆に見えるほど父はあざとく甘えてくる…。こんな親子他にいないだろうな…。

「今日って休みか……」

今週は演劇部に行ったりで色々あって曜日感覚がズレてたようだ。

「いいよ。出掛けようか。」

別に用事もないから了解した。そう言えば父は母が亡くなってショックで閉じこもりになり気味の俺を春菜と一緒に作戦立てていろんな所に連れてってくれた。今、ニートじゃないのは父のおかげだ。

 

 

 

「楽しみだね!」

父は幼稚園児の遠足のようにはしゃいでいる。電車の中だからうろちょろは出来ないが先が思いやられるな…。

「あ……の……もしかしてモデルとかしてるんですか?」

声がする方を見ると俺の後ろに小柄な女性がいた。大学生くらいに見える。

「す、すみませんでした!し…失礼ですよね、急に電車の中で………。」

女性は黙り込んでしまった。

「お嬢さん、どしたの?僕達に御用ですか?」

正直なんと言えばいいか分からなかったから父の存在が助かった。

「えっとあのその………。実はお願いがありまして……。」

俺達は別に急いでる訳じゃないから話を聞くことにした。途中の駅で降り、カフェに入った。カフェに入った途端、店内にいた男女皆がこっちを見た。流石父、皆が認めるイケメンだ。それに比べ俺は……。

席に着いたところでさっきの女性から話を聞く。

「私、実はこの芸能事務所で働いてるんです。」

そう言って名刺を見せてきた。ムーンライト芸能プロダクション…聞いたことない。

「それで、どうしたの?」

「この芸能事務所は私の父が創立者なんです。でも事故で死んでしまって私が社長なんです。でも全然ダメダメで、タレントも男性アイドルが1組とガールズバトル1組だけなんです!」

えっ?!よくそれで今までやってこれたな。凄いな。

「そして今日、CM撮影予定だったアイドルが……違う番組に出演する予定で…。私の、私のスケジュール管理の仕方が悪かったんです!でもその監督、とても厳しい方で………。」

「それでどうしても代役がいるから探していて僕達を見つけた。そのCM撮影に協力して欲しいってことかな?」

「はい…。無理百も承知です!でもお願いします!ちゃんとお金は支払います。」

「面白そうだね!やるよ、やりたい!お金なんて要らないよ!楽しそう!いいよね、涼?」

そんなキラキラした瞳でいわれたらNOとも言えない。それに父だけならいいか。

「嗚呼、いいよ。頑張ってね。」

そう言うと2人とも目を丸くして俺を見ていた。

「えっ?何ですか?」

怖い……。えっ?!

「涼も出るんだよ!」

えっ?!はっ?!へ?!嫌だ!

「俺は…………」

「よーしじゃあ行こっか!」

反論する暇も無く連行…。

 

 

CM撮影のスタジオは意外に広かった。ちょっとワクワクしている…。

「じゃああそこでメイクをしてもらって下さい。」

メイクなんて人生初だ。

 

「涼く~ん♡座って♡」

ん………?この声………って……………

「ほ~ら~早く♡バイトの時みたいに動いて♡」

おっっ、オーナー?!!!!

「なぜ、いるんですか?!」

「あ~ら、涼くんのビックリした顔初めて見たわ♡」

いやいやいや、そんなことはどうでもいい……。

「私はいろ~んな所で働いてるのよ♡」

ああ、そうですか。もうツッコむとキリがないので諦めた。

「髪型と服だけ変えましょう!メイクなんて要らないわ♡充分カッコイイも~ん♡」

俺はなるようになれと思って言われた通りにした。

「か~んせ~♡」

鏡を見る。服、髪型はとてもいいが顔が…はぁ。俺は美人な母にもイケメンな父にも似ていない。誰に似てるんだ…。自分の顔を見てため息をつきそうになるのを抑えて父の所へ向かった。父もメイクはしていなかった。だけどカッコイイ!流石だ。

「ではお二人共、宜しくお願いします!」

さっきの女性が来た。しっかりしているじゃないか。大学生と間違ってすみません。心の中で謝った。

 

「ムーンライト芸能プロダクション、おせぇぞ!どんだけ待たせんだ!クズ会社!どーせタレントもクズなんだろ!早くしろ!」

女性は今にも突っかかりそうな顔だった。でもそれを父が制した。

「まぁ、まぁ!」

何か企んでいる……。




ありがとうございました!

最近、トレンチコートを買ってもらって浮かれてます!凄いデザインが可愛い!あと大好きなキャラクターのグッズを友達から貰って嬉しかった!

今日はエイプリルフールです!イギリスは午後は嘘をついちゃいけないそうです。起源が不明なのがまたいいですよね~!(是非同意して下さいw!)



それでは次回も4649おねがいします!



※ホントは4649を夜露死苦にしようかな~って思ったけどやめました!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。