君と僕のキセキの手紙   作:有栖川アリス

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こんばんは!今回は涼達のCM出演の回!
是非最後までお付き合い下さい!


涼が芸能界デビュー……………?!

皆俺の父に目を奪われている。流石だ!

スタジオは公園のような配置で真ん中に大きな噴水があった。

「急用で来られないから素人をよこすなんてお前らはバカか?!あっ、間違った、クズだからか!」

監督は熊のようなお腹を揺らしながら話す。

「宜しくお願いします!」

父は笑顔で挨拶する。

「顔はいいがな…。フンッ。リハなし、アドリブ。スポーツ飲料のCM。本番行くぞ。」

打合せもさせないとは意地悪いな。でもこのジーパンとTシャツでスポーツ飲料のCM?!

 

「本番五秒前。5、4、3…………。」

 

「涼!父さんと遊ぼっ?」

父は両腕を大きく広げ俺を迎える。カッコイイ…。

「は?なんで?父さんとこの歳で遊ぶなんて嫌だし。」

俺は反抗期。

「…………。」

父は落ち込む。(父さん、そこで俺に水かけてくれないかな…)

「ピチャ!」

父は俺に水をかけ、笑う。

「おい、父さん!公園だぞ?!」

「い〜じゃん!」

「はぁ…。やったなクソジジイ!」

俺は水をかけ返す。

それから軽く走ったりまた水をかけたりした。

「ほら。」

「ひゃっ!」

俺はベンチに座っている父の頬に冷たいペットボトルを当てた。

「俺、小さなことでイライラして父さんに八つ当たりしてごめんね。」

俺はへらっと笑う。

「無視された時は傷ついたな〜。でも僕は涼が大好きなんだ!」

父は満面の笑みで言う。

「あっ、ジュースありがと!」

父さんは言った。その後二人でカメラに出来るだけ顔を近づけて息を合わせて言った。

「「スポーツの後は○○○○(商品名)!」」

そしてベンチでふざけ合った。

 

「はっ!ハイカットー!!」

 

「お疲れ様です!」

水の掛け合いで少し濡れていたのでスタッフの人がタオルをくれた。

「父さん、ありがと!やっぱり俺の父さんだ。」

「ん?」

「水、かけてくれないかなって思ってた」

「まぁ皆やりそうな事だからね!」

俺はその言葉に納得した。さぁ監督はどうだろう…。俺は監督を見たあと、自分の目を疑った。あの熊さん監督が泣いている!号泣している?!

「監督、どうなさいましたか?」

俺は熊さんに尋ねた。

「おっ、お前達の演技が最高だったんだよ!俺が監督を務めてもう何十年も過ぎてるがこんな俳優いなかった!2人ともほんとに素人か?!しかもお前ら親子らしいな!」

あっ、そういうことか。感動でないているのか。てっきり最悪の出来で泣いてるのかと思った…。少しホットした。というか嬉しかった。自分の演技が認められて。今まで正直自分の演技はプロには通用しないんじゃないかと不安だったから。

 

「なぁ、芸能界デビューしてみないか?!親子ってのが売れると思うが父の方は今の仕事もあるだろう。せめて涼だけでも。それに涼は自分のオーラを消すということが出来る。父の方はずっとキラキラしてて主役向きだが涼は主役にも脇役にもなれる。どうだ?」

はっ?!名前覚えられてる…………。えっ?!芸能界デビュー……………。まだ春菜に手紙も書いてないのに。これ以上何も起きて欲しくないのに…………。




ありがとうございました!そろそろ進展させなければと思うながら書いていました。感動も入れたいのですが、私としてはコメディ系が向いているようで……。今度は普通の高校生活とかでもいいかも?!

今、jazzにどハマり中です!『moanin’』、『A列車で行こう』などが好きです。ちなみにmoanin’とは今話題の『坂道のアポロン』でも少しですが演奏されています。是非聞いてみてください!

では次回も見てくださると光栄です!(お気に入りユーザー登録も忘れずに?!)
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