君と僕のキセキの手紙   作:有栖川アリス

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こんばんは!アリスです(❁´ω`❁)Alice

今回は演劇部出ます!文化祭に向けていよいよ?!

是非最後までお付き合い下さい!


涼と明と連絡先 (演劇部出ます!)

「おはよ!涼ー!!会いたかったよー!」

バスから降りると明が俺に抱きついてきた。その手を自然に払い除け、学校まで3人で歩いた。

「明、蒼井さんには話したんだけど…出したよ、手紙。なんか勢いで出しちゃった。」

そう言うと明は俺の頭をポンポンと軽く2回ほど叩いた。

「はぁ。一限目の国語だるいな…………サボロッカナ……」

「中野さん、サボったら私が告げ口させて頂きます!」

明は敢えて(?)なのか分からないが手紙の件に関しては何も口にしなかった。だが、俺は感じた。明は頑張ったねって思ってくれていると…。

 

四時限目になり、やっと昼休みがきた。(国語、ちゃんと受けさせました)今日は蒼井さんは他の女子達と過ごすらしい。つまり明と2人だ。クラスの殆どが屋上や中庭に行き、教室には俺達だけだった。正直少し寂しい。

「なぁなぁ、りょ~」

明は卵焼きを食べながら話しかけてきた。りょ~と伸ばしているのは口に含みすぎて喋れないからだ。

「ん?どうした、明」

「芸能界にスカウトだって~?」

明はニヤニヤしながら聞いてきた。な、な、何故それを知っている?

「情報源」

「your father!」

明はそう言ってスマホの画面を見せてきたので、それを見てみると『涼父』と表示してあった。

「いつから連絡とってる?」

「んー、中1」

「へー……………。」

俺の父は連絡先をよく交換する。でもまさかそんな昔に明と交換していたとは…。

「話すことあるの?」

「あるよ!一番よく話すよ!」

それはとてもとても意外だ。一体何を話してるのやら。

「何話してるの?」

聞くと、何故か明は顔を赤くした。

「え……あのね……小さい頃の涼の話して写真貰ったり、涼についての情報を交換してるの…。で、でも、手紙のことは言ってない!!」

そう言って明は胸を張った。幼少期の写真だと?俺についての情報とは一体……。

「怒った?!」

明は心配そうに聞いてくる。

「怒るわけないだろ!言ってくれてありがと。」

俺は明の頭を撫でた。(待ってろ、父さん!シバく………)

 

 

昼休みも終わり、放課後になった。

「明、蒼井さん、今日は部活。」

俺達は演劇室へと向かった。

「え?!なぜ、美しさtop3の方が演劇室にいるんすか?!」

教室のドアを開けるとこんなことを言われた。そう言ったのは1年の男子生徒だ。その周りにたくさんの部員が集まってきた。

「美しさtop3とはなんですか?」

蒼井さんが俺の脇下からヒョイっと顔を出しながら聞くと男子生徒は顔を染めた。

「え…っと…その、学校で美少女、美少年は誰だってなって…投票であなた達3人に…。」

そんな投票あったのか?!

「俺知ってた笑)」

明は笑いながら答えた。

「俺は知らなかったぞ……。」

俺は正直に言うと周りは驚いていた。

「いやいや、普通気づきますよ!先輩、めっちゃカッコイイです!俳優よりイケメンっす!」

男子生徒は俺の手を握った。

「そんな事ないよ…。」

俺はカッコよくない。優柔不断で、弱虫だ。

「涼は照れてるから気にしないで!」

明は俺の肩に手を回し、俺を引き寄せた。このホローはとても助かる。場を暗くせずに済むからな。

「おいおい、お前達。早速フェロモン振りまくな…」

後ろから呆れた声が聞こえる。

「小野先輩!」

俺は少し安心した。小野先輩はまとめるのがとても上手だからだ。

「こら!皆、中入って!文化祭の打ち合わせ始めるよ。」

先輩はパンパンと手を叩いて後輩達を中に無理矢理押し込んだ。

 

「今回の文化祭は桃華姫をしようと思ってたんだが昨年も大河風だったから生徒達から他のものにして欲しいと言われた。だから学園モノにしようと思う。予算は大河モノよりもかからないと思っているがそこら辺は副部長の小雨から聞いてくれ。」

ん?副部長?だれがって言いましたか?

「涼ー、副部長なの?凄い!流石俺の涼!」

「えっ、いや、俺、今初めて聞きましたけど?」

「ああ、だって言ってないからな!」

小野先輩はニコニコの笑顔で当たり前のように言ったが、それでいいのか?

「でも小雨さん、大変じゃないですか?バイトに学級委員長に生徒会長。その上副部長なんて。」

蒼井さんはとても心配そうな顔で俺を見ている。

「大丈夫だよ。今までと一緒だし。気にしてくれてありがとう。」

俺はお辞儀をした。そして小野先輩の方を見て言う。

「先輩、予算の件は俺に任せて下さい。慣れてるんで。その代わりと言っては何ですが役割は俺が決めたいです。」

「配役とかは全てお前に任せる!」

小野先輩はニコッと笑って2枚の紙を俺に渡した。

「必要な裏方とかはここに書いてある。脚本は出来てないから配役はまだだ。」

「脚本は決まってますか?」

「まだだ。」

先輩は不思議そうに首を振った。

「では小野先輩、宜しくお願いします!他の方も案を出したりしてもらえると嬉しいです。」

小野先輩はうんと1度頷き、部員達は拍手をしてくれた。自意識過剰なだけだと思うが認められたような気がして嬉しかった。幸せだと感じた…。




ありがとうございました。

一つお知らせがあります。もうすぐ中間テストが始まるので誠に勝手ながら投稿をお休みさせて頂くかも知れません。すみません。



次回も宜しくお願いします!
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