君と僕のキセキの手紙   作:有栖川アリス

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こんばんは!アリスです(❁´ω`❁)Alice

今回は明編!是非最後までお付き合い下さい!


明の思い

俺は中野明。そして俺には大切な人が1人いる。その人の名前は…小雨涼。涼は中学の頃からの友達。自分の気持ちに気づいたのは高校に入ってから。

 

春菜が亡くなって一週間ほど経ったが涼は立ち直れなかった。学校にも来ず家に篭っていた。俺はそんな涼のために宿題などのプリントを届けに涼の家に行った。珍しく涼の父さんもいて、俺に「涼の力になってくれないかな?」と言ってきた。力になるに決まってる。俺の大切な親友だから。

「涼…入っていい?」

「明…。いいよ。」

扉を開けると真っ暗な部屋で涼は寂しそうに座っていた。寂しそうというよりも苦しそう。水の中で溺れているようだった。

「大丈夫?!」

俺は思わず涼の肩を掴んで聞いた。肩は震えていた。

「俺のせいだ。俺が春菜の体調に気づかなかったから……。」

涼は自分のせいだと言う。父さんにも言わず、1人で責任を感じていた。

俺は思わず涼の頭を撫でた。勝手に手が出てしまったのだ。すると涼は甘え方を知らない幼稚園児のように不器用に俺の胸に体を預けた。す少し立ってから涼の顔を覗くと寝ていた。その瞬間、俺は自分の気持ちに気づいてしまった。そして春菜に抱いていたイライラという感情の意味も。

クマだらけの目からは寝れてないことが分かる。でも俺の傍では寝ている。それが無性に嬉しかった。

 

今日の涼はずっと笑顔だ。それはいいことだと思う。でも他の人に『涼』と呼ばせたくない、とられたくない。こんな独占欲が強いなんて自分でも驚いた。俺は最低だと思ったが涼のシャツの袖をあざとく引っ張ったりした。何も事情を知らない人が俺達の間に入ってきて涼を傷つけるのは嫌。俺達の間には誰にも入って欲しくない。こんな醜い自分、涼には知られたくない。この気持ちも隠す。この思いを知られてしまったら、涼に嫌われる。そんなの嫌だ。醜い、醜い、醜い。自分が醜い。恋をしたら誰でも独占欲がつよくなってしまうのか?どんなに追求しても分からない。ただ分かるのは涼が大切だということだけ…。

 

本当のことを言うと俺は蒼井が嫌いだ。ズカズカと俺達の間に入ってくる。涼は何かと頼りにしてるようだが…。蒼井はどこか春菜と似ている。一緒に居てイライラする。でもこんなことは言えない。だって涼に嫌われたくないから。俺の全ては涼の為。俺なんかより涼の方が何倍も辛い。心のどこかで涼が俺よりも辛いということに安心している俺もいた。俺よりも辛かったら涼は俺を頼ってくれる、そう思っている自分が大嫌いだ。俺の持っている感情は絶対涼にバレてはいけない。どんなにイライラしても隠し通す。皆の前では涼をとられないように涼にくっつき、皆からも嫌われないようニコニコする。そうすれば誰にも本心はバレない。今までもこれからもそうしていけばいい。

 

 

明はそう思っていた。たった1人、明の思いに気づいていることも知らずに………。




ありがとうございました!

明の裏の顔(?)を書かせて頂きました。さて、ここからどうしよう…と考えております(笑)

中間テストの順位、返ってきました。結果は………………なんて言いませんよ!でも前よりも成績が上がっていました!!次の期末も頑張ります(ง •̀_•́)ง
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