期末テスト終わりました!やーっと投稿しましたよ(´>∀<`)ゝ
今回も是非最後までお付き合い下さい。
これはまだ俺と春菜が中学校二年生の時の話だ。
俺達は幼馴染みで小さい頃からドラマと映画が大好きで、夢は俳優。中学では演劇部に入部した。元気のいい春菜は毎回配役を貰っていた。でも一年生の二学期になって春菜は配役が無くなってしまった。原因は咳。大きな声をだしたり、続いた長いセリフだとすぐ咳が出て止まらなくなる。俺はおかしいと思い始め、春菜と隣町の病院へ出かけた。すると、医者から元々持っていた喘息が酷くなっていると告げられた。中学二年生、春菜はスポーツが好きで、体力も男子の中でかけ離れて一番だった男の俺と同じくらいあったにも関わらず、すぐ咳がでて、激しい息切れが多かった。また、咳をする際は胸、背中、肩が激しく痛むようだった。本人は大丈夫と言って笑っていたが笑う度に苦しそうに見えた。もう笑わなくてもいい…そう心から思った時も沢山あった。体育の時、春菜はついに俺に助けを求めてきた。その時の春菜の顔は今まで見てきた顔の中で一番苦しそうだった。俺はいても立ってもいられなくなり、どうしても病院に行かないと言い切る春菜を無理矢理抱えて何も考えずに俺はただ三km程ある病院に走った。俺は疲れていた。キツかった。苦しかった。でもそれ以上に春菜はキツいはずだ。無理して笑ってこんなになるまで我慢して。俺はもっと早くこうすれば良かったと後悔していた。診てもらった結果、春菜はなんと肺がんだった。これは2年ほど前に発症したらしい。一年生の時に行った時と同じ医者だったから治療費は要らないし訴えてもいいと言ってくれた。(まず、訴えられない気がした。)その後も家に1時間もかけてほぼ毎日春菜のみにきてくれた。俺は毎日自転車の後ろに春菜を乗せて二時間自転車で通った。出来ることは全てしたかった。春菜が好きな俳優をTV局前で出待ちして、事情を話して、サイン、写真を貰ったり、優しい人は実際に来てくれたり、限定グッズをくれたりした。俺はこれ程心が熱くなった事は無かった。思わず目の下当たりがジーンと熱くなったことも何度もあった。
中学三年生の夏休み…。あれは夏の日差しが眩しく、セミの合唱が大きかった日。サマースクールのため、学校に行っていた。学校の友達には病気のことは伏せていた。そして病気のことを唯一知っている俺は三年生も同じクラスにしてもらった。ちょーっと色目を使えば五月蝿い女教頭もハゲ校長も説得出来た。
音楽の授業の時、合唱を終え席につこうとした春菜は急に倒れた。俺はすぐ駆けつけて先生に救急車を頼んだ。痛い、痛い。春菜はもっと痛い。でも俺も心が痛い。ドクンドクン。心臓がはち切れそうなくらいに鳴っていた。その後、春菜は一週間入院して日常生活に戻ることが出来た。勿論、周りの子には貧血で倒れたと言っておいた。
無事に中学を卒業し、俺は春菜に合わせて普通レベルの高校に入学した。沢山、推薦を貰っていたが俺はそんな高校に行くという選択肢は脳内に入れてもなかった。それより何より春菜が一番大切だったから。バスで三時間程かけて毎日通った。でも俺は後から後悔することになる…………。
ありがとうございましたー(*^^*)
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ではまたお会いしましょう!