いやぁ、前のと比べたら絶対稚拙だと思いますし、全然いい話ではないと思いますから、期待はしないでください。
では、本編へどうぞ。
俺は掴まっている。姉である織斑千冬が、IS世界大会で有る《モンド・グロッソ》に出場していてその決勝戦への出場を止める為の人質という事で俺は連れ去られた。
そして、俺の隣にはもう一人少年が掴まっている。丁度俺が捕まる時に一緒にいた少年。
こんな状況だと言うのに普通にしている。怖がっている風もないし、何故こんな状況を受け入れる事が出来ると言うのか・・。
「くそっ、あの女!!警告を無視して出場しやがった!!」
「作戦は失敗・・か。ならばこの子供に用はない。」
そう言って男たちは俺に向かって近付いてきた。その手に黒く光る銃を握って。
「ねぇ・・。」
そこに、その場の雰囲気をまるで無視した空気を読まない声がした。
「君が織斑一夏?」
今まで一緒に居たのに知らなかったのかよ・・。つかそれどころじゃないっつうのに・・。
「あぁ、そうだよ!!だからなんだって・・」
「そうか・・君だったのか・・。」
そう言って彼は縛られているはずのロープを手から外した。
「なに!?あのガキは縛っていたんじゃ・・」
「ちゃんと縛って居たぜ!!」
そう言われた少年は俺に向かって黒いグリップと何かをはめ込む部分のついたナイフを投げて俺の手のナイフを切った。
「さて・・そう言う事なら・・これが運命だ。これこそが運命だったんだ。今、この場で会う事になるとは・・面白い運命だね。」
そう言って手に白い何かを持つ。そして、紅い差し込み口が有る部分を俺の腰につける。それはベルトのバックルになりそこに何かを指す形になっている。片方しかないそれをつけられて俺も男どもも呆然としている。一体これは・・
「此処で君は死ぬ運命ではない。それは決まった。」
《エターナル》
USBメモリに似た何かのボタンを押して俺に渡す。その時に音声が流れた。
「さぁ・・運命は変えられた・・・足掻きもがき・・その先に進め!」
「よ、良くは分からないけど・・何かこのメモリからは感じる物が有る・・」
俺は覚悟を決めた。きっとこうするはずだ。
「行くぜ・・」
《エターナル》
ボタンを押してソレをベルトの差し込み口に差し込む。そして音が鳴りだしベルトのバックルが光る。
「・・変身!」
ベルトのバックルを横に倒す。
《エターナル!!》
その音声とその後音楽が鳴る。それと共に俺の体に白い鎧の様な物が纏われていく。
「おめでとう・・織斑一夏・・いや・・『仮面ライダーエターナル』。」
「う・・・うおぉぉおおおおお!?」
白い体に赤い炎の模様、そして黄色の無限の形をした複眼の戦士が誕生した。
「『エターナル』・・正義のライダーになれなかった哀れなその運命を変えようじゃないか!!」
そう言った少年は下がり安全な位置まで戻る。
「はぁ!!」
銃を持つ男の一人に飛びかかったエターナルはその手を弾いて銃を落とし、蹴りをくらわせる。男は壁に叩きつけられて気を失った。
「がはぁ!?」
「な、ん・・なんだよコイツはぁ!?」
近くにいた男は銃を撃つがまったくエターナルには効かず、逆に注意をひいてしまったようだ。即座に無効化されて次々と倒されていく・・。
「何をもたもたして・・なんたテメェ!?」
そこに女が入ってきてこの状況に驚いているようだ。
「クソ!?まぁいい!失敗したんだったら処分するつもりだったし、かまわねぇか。気色悪いテメェはしねぇ!!」
女はISを展開してエターナルに攻撃して来た。手をクロスして受けるが後ろに吹き飛ばされる。
「クッ!?」
自重が違うのが原因か力の差か・・エターナルは殴り負けた。転がった先で立ちあがる。
「どうせISには勝てないんだから!さっさと死にやがれ!!」
「があぁぁあああ!!俺は、負けない!こんな所で負けるかあぁぁぁあ!!」
地面に足を埋め込んで反対の手で殴り返す。
《ガシャアァァ》
ISの腕が壊れた。エターナルはその赤い模様が光り出し燃える。そして、紅い炎は蒼に変わり、体の後ろにローブがまかれる。
「エターナル・・ブルーフレア・・。完成した、適合した、正式に認めた!エターナルが君の心に答えた!!完全に!素晴らしい!そうだよ、それが見たかったんだ!!君を認めようエターナル!織斑一夏!!仮面ライダーエターナル!!」
少年が狂ったように狂喜乱舞している。
「あ、ISを壊すだと!?こ、こんな化け物を相手にできるか!?」
女はISを解除し逃げだした。そして、エターナルは変身を解きメモリを抜く。すると気が抜けたのか彼は倒れる。少年は彼を抱きとめて狂喜の笑顔を浮かべていた。
「君が選ぶ正義と、永遠を見届ける・・これこそがボクの使命だ。」
そう言った彼はベルトとメモリを回収して姿を消した。
その後、織斑千冬によって保護された織斑一夏はもう一人いたと証言したがその形跡はなく、政府が織斑千冬の優勝をさせる為に伝えてなかった事が分かり、担当官は織斑千冬によって制裁を受け、世界中にその事実が公表された。日本政府は何処までが関与していたかという事を突きとめられ議員の一部が隠ぺいを行おうとしたが、何処からか篠ノ之束名義での情報及び、謎の《クリエイター》という名義からの証拠も揃って拡散され、議員及び政府内閣は責任を取る事となった。これを機に織斑千冬は選手生命を終えると宣言し、日本政府に対する評価は更に酷い事となった。更に探す際にも日本政府は手を出さず、ドイツの会場警備の軍人が事件を受けて捜索に出た事もさらされ、世界中からのバッシングを受ける事になる。逆にドイツ軍人は他国で有ろうと人命を優先する善き軍人であると言う事で称賛されるが、過去のナチス時代の事を持ち出されて微妙な立場となった。しかし、当時に責任者となっていた軍司令から、
『確かに我々の国は過去に忌まわしき歴史を持っている。ソレを忘れることなどはない。しかし、今前線に立ち、人を助けんとしている若者、歴戦の勇者たちを悪く言われることは非常に遺憾である。彼らは人の命を救わんと必死に捜索をしたのだ。もしかして爆弾が有るかもしれない、人質に何かあってはならないと言う使命を胸に抱き、過酷な訓練に耐えている彼ら、彼女等を侮辱するのなら、同じ事を出来てから言いたまえ。』
という言葉が世界各国に発信され、先ずゴミどもは一斉に黙る事に。
その矢先、ドイツ東部の山中で兵器実験施設としていた施設が事故により爆発した。検証の結果、ネズミなどによってワイヤーが切れた事による漏電が火薬庫で起きた為だそうだ。
実際は裏で暗躍する一人の少年と、天災な兎がいたのだが、それはまぁ割愛しよう。
時は進み、織斑一夏は高校受験で間違ってISを動かしてしまう。そう、これも彼が初めから言っていた運命の歯車の一部だ。彼から言えば予定通り。周り出した歯車は時を進めて先へと進んでいく。時間などは巻き戻す事などはできない。そう言わんばかりに・・。
「楽しくなってきた・・心が躍る・・。」
エターナルメモリとロストドライバーを持ち、椅子に座る彼は彼との再会を夢見てその時を待つ。
その腰にある黄緑とピンクのベルト。
そして、目の前に広がる沢山のベルトに差し込む何かを前にして・・。
「終焉の時は・・もうすぐか・・?いや、逆に始まりの時だな・・。さぁ、ゲームを始めようじゃないか。」
■
『ゲーム・スタート・・』
物語は始まる。
『レッツゲーム・ムッチャゲーム・メッチャゲーム・ワッツユアネーム?アイ アム ア仮面ライダー・・』
コレは新たな時代の創世。幕開け。クロニクル。
『仮面ライダークロニクル』・・開幕。
とまぁ、こんな感じで仮面ライダーを絡ませて行きます。
何故ISネタしか書かないかって?
ソレはもちろん、そう言う風に頭がシナリオを考えられないからです。
では、また次回。