永遠の操縦者と天才クリエイター   作:金宮 来人

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こちらのタッグトーナメントは三部に分けてあります。
前、中、後編で構成してあります。

さっそくでは、本編へどうぞ。


16 タッグトーナメント 前編

そして、トーナメント開催の日になった。今回は対策を取ってメタ装備などを準備しないように、それぞれの実力を見る事が目的という事で当日になってトーナメント表が発表された。ソレを待って、控室に居ると・・モニターに驚く。

「一回戦から一夏と鈴相手だね。」

「ラウラとシャルロットは二回戦だね。」

「・・一回戦を勝ち抜く事は決定してるんだね。」

「あんなクソライミーに負ける機体じゃない事は分かる。パラドが関係した機体が普通な機体に負けるとは思えないからね。」

「褒め言葉として受け取っておこう。」

そう言いながら考える。まぁ、組み合わせでどうするかは決まっていたんだけどね。

「簪、此処はシャルロット相手まであの兵装は温存したほうがいい。」

「そう。それなら作戦は?」

「先ずは鈴をボクが。一夏を簪が引きつけて分断。その後僕が鈴を速攻でやっつけて一夏をボクが相手する。簪は援護という作戦で行こう。」

「分かった。でも、なるべく早くして。ライダー相手に兵装無は結構きついから。」

「大丈夫、遠距離武器が《トリガー》一択しか無い一夏はミサイルでも打っておけばいいから。一気に《山嵐》を撒くんじゃなくて小出しで時間を稼いでくれればいい。そうすれば一瞬でケリつけて行くから。」

「わかった、信じる。」

そう言う事でボク達はアリーナのピットに向かう。そこで、ラファールゲンムと打鉄二式を起動してアリーナに飛び出す。向こうもエターナルと甲龍が出てくる。

「パラド、今日こそは白黒はっきりつけよう。まぁ、見るからに俺が白、お前が黒なのは知っているがな!」

「ふふ・・君が負けるビジョンがボクには見えているけどね。さぁ、始めようか、誰が君に訓練をつけていたのか再認識させてあげるよ!」

そう言うと試合開始のブザーが鳴った。≪ビー≫

開始直後に一夏が剣で突っ込んでくる。ナイフは構えていない。

「先手・・」

「甘い!!」

簪が山嵐の一部を打つ。それによって一夏はミサイルに追われて最初の位置から離れて行く。それでボクはそのうちに鈴に接近する。そのままの勢いを込めた蹴りをくらわす。

「一夏!?‥はっ!?いつの間に・・ぐへっ!」

「さぁ、君をさっさと落とす事にするよ鈴。」

そう言ってボクはガシャットを取りだす。

『タドルクエスト!』

「グレード3」

『ガッチャーン!レベルアーップ!マイティジャンプ、マイティキック、マイティアクションX!アガッチャ、タドルクエーースト!!』

ゲンム・タドルになって装備のガシャコンソードで切りつけて行く。どうにか剣を受けるが、ゲンムのパワーに押されて鈴は防戦一方だった。鈴は青龍刀を二本にして剣を相手し始める。ボクはそこにガシャコンブレイカ―をソードモードで出して同じように二刀流で相手する。そして、一本の剣を弾いた。

「っち、なめんじゃないわよ!!」

アンロックユニットの龍砲を構えて撃ってくるが、ガシャコンブレイカ―をハンマーモードに戻してその衝撃を叩き潰して相殺する。

「で、でたらめな・・」

「さぁ、君はここでゲームオーバーだ。」

《ガッシューン・ガシャット!!タドルクリティカルフィニッシュ!!》

剣にタドルガシャットを挿して必殺技を起動する。諦めたように鈴が・・

「まったくライダーシステムって奴はぁ・・」

そう言いながら鈴はボクの剣に切られてSEが無くなる。すぐさま移動して、その勢いのまま一夏の後ろから剣を振り下ろす。

「っぐぁ!?もう鈴が落とされたか!?」

「君より長くやってるライダーなめんな。」

「くそ・・二対一とは・・分が悪いとか言う状態じゃないぜ・・。」

「・・ふふふ・・ははは・・」

《ガッシューン》

ボクはプロトマイティとタドルを抜いてゲンムを解く。

「・・?どうしたパラド・・。」

「君相手にはコレを披露してみようとね・・。今まで隠してきた事を教えてあげる。そもそもガシャットは《プロト型》と《正規型》が存在し、正規型が体に負担が少ないように作られているんだ。実際、【マイティアクションX】は普通に存在するが・・それでもプロトを使っていたのは単に強いだけじゃなく体を負荷にならす為なんだよ。グレード2と言っていてもレベルはもっと上だったんだ。そして・・今、ボクはボクにできる最大のレベルを解放する。」

そう言って紫色の太い本体に黄色の突起がついたガシャットを取りだす。

《タドルファンタジー・・レッツゴーイング、キングオブファンタジー》

黄色い突起をまわすように90度動かすとそう音声が成りボクの機体の後ろに空中投影された画面が出る。そして、ボクはガシャットを挿す。そしてハンドルを開く。

「変身・・グレードレベル・・術式50!!」

《デュアルガシャット!!ガッチャーン!デュアルアップ!!タドルメグルRPG!タドルファンタジー!!》

騎士が剣を持っているその絵に包まれたボクは姿がまがまがしい色の騎士に変わる。

「レベル・・50だと・・?」

「ま、また知らないかっこいいのが・・!」一夏は戦慄して、簪は真逆な反応でに感動している。

「さぁ、始めようか・・ボク達の物語を!!」

ボクがシャコンソードを構えて突っ込むと、やっと気を取り戻したのかすぐに雪片とナイフを構える。が、

「甘い!!その程度ぉ!!」

二つをクロスさせるように構えたその上から押しきるように叩きつける。

《ガガギン!》と音がしてその力に一夏が顔をしかめる。

「つ、つえぇ!?マジでコレは・・」

「そんな口を開く暇などないわぁ!!」

すぐさまマントを翻しながら横に斬る。胴に思いっきり斬りつけ、ダメージが入る。

「ぐおぉぉ!?」

そこで一旦離れたので、ボクはマントを手で払い風になびかせる。

「・・さぁ、君の本気はその程度か?」

「負けるか・・負けてたまるかよ!!せめて、俺も強くなった事を証明させてやるぜ!!」

そう言ってナイフにヒートメモリを出した。体術とナイフで来るようだ。ならば、

「そう・・、簪。」

「ファイア!」

春雷をチャージしていた簪がすぐにソレを撃つ。メモリを挿していた途中の一夏はもろに食らってSEが一気に減った。

「ぐっは!?しまった・・パラドが印象強くて忘れてた。」

「ふふ・・じゃぁ、簪は下がってもらおうか。甘ければいっきに負ける状況・・気張れよ一夏!!」

「・・くそ!!行くしかねぇ!!」

そう言ってお互いにアリーナの中央でぶつかる。ボクの剣を一夏はナイフで受け流しながら炎の蹴りを放ってくるがボクが身をかわしてマントで視線を塞ぎ、そこに逆にけりを決める。

「ごふっ・・。」

「まだまだ甘い!気合で体勢を立て直さなきゃサンドバックだ!」

そのまま殴り、剣で切ろうとするとまたナイフでかわす。一番ダメージが有るのには気をつけているようだ。

「やられたまんまでいられるか!!」

蹴りをくらわす様にまた体を捻る・・が、そのまま回転してナイフで切って来る。かわすとそこに蹴りが入って、少しよろける。

「そうだ、それでいい。」

また、殴りに掛って来たが今度はソレを剣の方の手で払い、顔面に拳を叩きこむ。

「フェイントと本命の分け方が甘いんだよ!」

そのまま今度は逆袈裟に切って、下がる。

「うぅ・・くっそぉ・・マジ強ぇ・・」

「さて、終わらせようか。簪も暇してるようだし・・。」

「それは無い。ライダー同士の戦いは見てて燃える!」

「あ、そう・・。」

やっぱりこういうのが好きなのか。まぁ、終わらせるんだけど。

「じゃぁ、行くよ・・。」

ハンドルをいったん閉じる。そしてハンドルを開く。

《ガッチョーン・・ガッチャーン!決め技!!》

そう流れてボクは剣を構える。

《タドル・クリティカル・スラッシュ!!》

ソレを発動すると剣に黒っぽい炎が集まり、ボクはソレを振って剣から放つ。

「ま、まじかよ・・」

そう言って一夏はその技をくらい、SEが0になる。終了の合図が鳴り《ぶー》ボク達が勝者と表示される。

《ビクトリー!!》

最後にそう音声がベルトから流れる。ピットに戻りボクは変身を解く。

「・・ふぅ・・。」

「あんなの隠していたのは酷い・・。」

「ふふ、秘密が多い男はかっこいいって聞いたからね。ミステリアスなのを目指して見るよ。」

「いや、シャルロットが居る貴方はそれ以上はやめた方がいい。きっと、後ろから刺される事になるから。」

「・・うん、やめとこう。」

怖くなったボクはやめる事にした。

 




デュアルガシャット系は全く持ってないので音声系はちょっと自信が無いです。
サイトから調べて持って来てはいますが、あまりにもおかしかったら言って下さいね。

では、次回中編へ続く。
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