只一つ。
セシリアぼっこなので気をつけてください。
では、本編へどうぞ。
オルコットは二組のクラス代表と組んだようだけど、専用機持ちじゃない上にタッグもいまいちだったため、シャルロットに瞬殺されていた。アンジュの力じゃなく、基本装備で。ラウラは後方から適当にレールガンを撃っていただけだ。
後から聞くと、『一時期、オルコットがパラド達を馬鹿にした事が有ると聞いたシャルロットが、静かにキレて「アンジュは使わない。代わりに素の力でボコボコにしてくる♪」っと言って突っ込んで言った。やる事が無くなり、一応の援護をしていたが、全兵装を壊した後で地面にたたき落として、装甲の無い腹部に銃口を押し付けたマシンガンを一発づつ撃つ光景は狂気としか言いようがなかった。あんなシャルロットは相手したくない。するなら命をかけなければなるまい。』とラウラが語っていた。実質二人相手に無双状態でSEも減った値は三分の一以下だった。
「さて、二回戦・・キバっていかなきゃな。」
「・・イントネーションがちょっとおかしい?」
「そう?まぁいいか。んじゃ、構えようか。」
ボク達はお互いに機体を纏いボクは、ゲンムになってピットから出る。
「聞いたよパラド。体に負荷をかけるガシャットをわざと使ってたって。」
そうやってシャルから言われる。まぁ、予想はしてたが。
「それはしょうがない。初めはプロトしかなかった上に正規の【マイティアクションX】には適性が無かったんだもの。だからこそ・・これもゲンムを通さないと使えない。」
『バンバンシューティング!!』
「グレード3」
『ガシャット!レベルアーップ!マイティジャンプ、マイティキック、マイティアクションX、アガッチャ、ガガンガンガガン、イエィ、ババンバンババン、バーンバーンシューティング!!』
ガシャコンマグナムを手に取り、ゲンム・スナイプを展開する。
「さぁ、ボクとシャルロット、そして・・簪の機体の紹介だよ!先ずはシャルロットから見せてくれ!!」
「分かったよ。すぅ・・はぁ・・。フランスが誇るデュノア社の最高傑作にして、天才クリエイターパラドが手掛けた機体、ラファール・アンジュ。機能解放!!」
そう言って、光臨したのは天使の羽をもち、頭上に天使の輪を持つ光りの騎士の天使。
「光輪天使・ファギェル!!その光を以て敵を天へと召さん!!」
そう宣言し、羽を広げて剣を振りあげる。それに会場が歓声をあげる。
「・・じゃあ、次は君達の番だよ。」
「あぁ、簪。此処は一緒に行くよ。」
そう言いながらガシャットを抜く。『ガッシューン・・』
「分かった。・・専用装備展開・・」
「第50戦術・・」
『バンバンシミュレイション!アユゥレディ、フォウバトルシップ!!』
「ほ、本当にレベル50なんて大丈夫なの?」
「出来るさ・・今のボクになら・・。」
簪は手を前に出し体を斜めに横立ち気味に。ボクはガシャットの黄色い部分をまわして差し込む。そして、レバーを開く。
「打鉄二式・艦体戦装備!金剛!!」
「変身!!」
『デュアルガシャット!ガッチャーン!デュアルアップ!スクランブルだ!出撃!発進!バンバンシミュレイショーン!!』
ボク達はそれぞれ戦艦をイメージした装備を機体につける。
打鉄二式の背後には戦艦をイメージした船の様な物の艦橋、そして、左右に突き出した大型の砲門が。ボクの機体には船を逆さにして腕につけた様な形のパーツと各部に砲門、そして頭に海兵をイメージする帽子がついた。
「金剛型一番艦、金剛!全て撃ち抜くデース!」
「バンバン撃ちまくって・・沈めてやるぜ!!」
二人で戦艦装備を使ったのは、合わせやすいからと、シャルロット相手なら撃ちあいの方が派手になると踏んだからだ。どうせ、光輪天使で来るから、それなら撃って削ってやればいいとな。ボクだって考えてはいるんだよ。そもそも、轟力天使より、こっちの方が見栄えがいいからどうせ披露するならこれにすると思ったからね。それなら、こっちも圧倒的火力で押せばいいだけだ。
お互いに準備が済むと、試合開始のブザーが鳴る。コレで勝った方が専用機持ちの勝者だ。
「おらおらおら!!」
「撃ちまくるデス!!」
「させるか!!派手な登場なのに、コレ以上好き勝手させないぞ!!」
二人で砲撃を打ちまくると、ラウラが前に出て来てその砲撃をAICでとめる。だが、それも分かっていた。そこに・・簪が横やりを入れた。
「来ると思っていたよ。ソレの装備は情報が入っているからね。だから・・」
背中に丸いアンロック部位が出来る。ソレを自身の上にあげてそれに手を向ける。
「アンロック・アルペジオ『タカオ』!」
その二つの球体はお互いにスパークし始めてその真ん中に異常なエネルギー帯域を発生させる。
「一番出力は絞ったよ・・喰らえ!そして・・・沈めぇ!!!」
「がぁぁぁぁああ!?」
超重力砲が撃たれ、それによってラウラは壁まで吹き飛ばされる。
「ま、まだ負けてはいない‥」
見るとかろうじてSEが残っているが、機体の前面は溶解し、装備も全壊している。シャルロットもファギュルを解除すれば武器を渡せるが、攻撃を切り裂き、羽で弾き飛ばすのが精いっぱいだ。
「まったく、パラドは!!とんだ新機体紹介になったじゃないか!?」
「ははは!天才とは総じておかしい物さ!!おらぁ!!」
砲撃を打ちながら近付いて行き、蹴りをくらわせる。
「きゃぁ!?け、蹴り!?この砲撃戦の中で近づくとか馬鹿じゃないの!?」
「馬鹿となんとやらは紙一重って言うからな!!」
「隠すほう逆!!うああぁぁ!?」
話しながら後退すると簪が援護してくれる。
ボクはラウラを捕まえてそのままシャルロットまで投げつける。
「な、なに?うわあぁぁ!?」
「ラウラ!?きゃあ!?」
ぶつかったと同時に簪が一斉射撃を構えた。ボクもここらで決めるようにするか。
『ガッシューン!決め技!バンバンクリティカルファイア!!』
「いくぜ、うぉぉおおお!!」
「全砲門、ふぁいあー!!」
二人の一斉射撃が相手の二人を襲う。
「きゃああああ!!」
「うおおおぉぉおお!?」
吹き飛ばされ、ラウラは気絶。SEも完全に無くなり、ダメージレベルも大変な状況に。まぁ、後で直すのはボクだけどね。アフターケアも欠かしません。キリッ!
シャルロットはギリギリまだSEが残っていた。ラウラが前で壁になり、羽と剣でいくらかは切り落としたりして防いだらしい。
「うぅ・・新機体なのにもうボロボロ・・」
「じゃ、最後にまた新装備でも・・見せようか。」
『ガッチョーン、ガッシューン・・』
そして、ボクは手にガシャットを取りだす。
「さぁ、レジェンドの装備だ!締めにはふさわしいだろう!!!」
『ゼビウス!!』『マイティアクションX』
「変身!」
『レベルアーップ!マイティジャンプ、マイティキック、マイティアクションX!アガッチャ!ガンガン撃墜だ!ガストノッチガストノッチ!バンバンハイスコア!ゼ・ビ・ウ・ス!』
ボクはゼビウスガシャットを使い、出したガトリング砲をシャルロットの方に向ける。
「いきなり‥決めるぜ!」『ガッシューン・・ガッチャーン!決め技・・』
ゼビウスガシャットを抜いてキメワザホルダーに差し込む。そしてボタンを押す。
『ゼビウス!クリティカルフィニッシュ!!』
効果音と共に懐かしのシューティング音で攻撃のガトリングなどが発射されて全弾がシャルロットに当たる。
「きゃあああぁぁぁぁ!?」
それでSEが無くなり、勝者が決まったブザーが鳴る。
「ハイスコア・・99999990点・・パーフェクトゲームだ。」
後からしこたまデュノア社とシャルロットに怒られました。
たんこぶを作って正座しながら、通信モニターとシャルロットに説教されているボクを皆は笑いながら遠巻きに見ていたそうな。自業自得と言われたのは府に落ちないけど・・まぁ、やり過ぎた感はあるかな。
でも、引かぬ。媚びぬ。顧みぬ。の精神で、やってきたので反省はしても後悔はしません。コレがまた新たなガシャットの開発の礎になるんだから、後悔していたら新しい発想は生まれないもの。
天才とは、経験をしてからこそ更に発展した上を目指せる物だ。知らずに作っても、それが実際に仕えないという事例は多々ある。知るには経験が必要だ。そこから言うと戦闘経験を積ませたからというだけでここまで強くなる一夏は、やはり天才の一種だと思う。ボクなんかは小さなころからコツコツと体を鍛えて、やっと、出来たプロトガシャットは負荷が大きく、また鍛える羽目になったんだから。エターナルも負荷が大きいのによく初めから大丈夫だったよね。・・あ、気絶したか。仕方ないんだからいいや。
基本的に聖帝的な考えのパラドくんは自重をしません。
足をナイフで刺されれば少しは自重するかな?
一夏くーん、エターナルエッジ持ってきてー・・。
あ、ターバンを巻いた少年じゃないと駄目か?
しょうがない。諦めてシェイクでも与えておこう。
それではまだ次回、後編へ続く。