永遠の操縦者と天才クリエイター   作:金宮 来人

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おはライダー!

別にお払いと言う訳ではありませんが。
まるで仮面ライダーゴーストみたいに感じますね。
今回はエターナル等に変身はしません。
が、オリ主人公の名前が明らかになります。
さて、彼の名前はなんでしょうか?
では、本編へどうぞ。


01 再会のクリエイター

「世界初、男性IS操縦者となりました。織斑一夏です。元は藍越高校へ進学予定でしたが事情からこちらに来ました。よろしくお願いします。」

アレから俺は普通に過ごしていた。攫われた時の男どもは皆が変な物にやられたと言っていたらしいがまったくそれが無かった事、ISの反応が有ったことから仲間同士でもめた結果だろうと結論付けられていた。そして、俺は中学も卒業し今は何故か女性しか動かせないはずのISを動かしてしまって此処、生徒の99%が女子のIS学園に通う事となったのだ。そして自己紹介が済み俺は座る。

「お前にしては随分とまともな自己紹介だな。」

そう声をかけられる・・。まぁ、アレから弱い自分が嫌いで剣じゃなくて体を鍛えた俺は喧嘩で素手なら千冬姉に近づく事も出来るぐらいになっていたが・・後ろを取られた状態で攻撃は避けれない。下手な事は言えないな。

「奇抜な事は言わない方がいいと思いましてね・・えっと、先生?」

「織斑先生と呼べ。慣れないだろうがな・・。」

「はぁ・・。」

「返事は「はい」だ。」

そう言ってでこをぺしっと叩かれる。

「も、もしかして・・」

「織斑千冬様!?」

そう言われて振りかえり教卓に立ち、

「私がこのクラスの担任、織斑千冬だ。疑問や聞きたい事は聞け。答えるかは内容によっては分からんがな。分からない事は恥じゃない。恥と思って隠す事こそ恥と思え。この私の言葉が分からない奴は直々に指導してやる。」

「「「「きゃぁぁぁ!!」」」」

クラス中が黄色い声で埋まった。その後躾けてとか声が聞こえたがまぁ、昔からそう言う輩はいたしもう知らん。

「静かにしろ。」

そう言うと教室が鎮まる。すげぇ・・。もう躾けてあるんじゃねぇの?

「後は、遅れて到着した奴がいる。事情が事情なために、今からの転入だ。」

「初日に転入生って・・」

「おかしいよね?」

そう女子が話しているが俺はもう気にしない事にした。そもそも俺が動かした時点でおかしいのだから。

「入って来い。」

『では入室します・・。』

ん?・・今の声は・・。

《カシュゥ・・》

ドアが開きそこに居たのはズボンを履いた生徒。

「初めまして皆さん。フランスのデュノア社から企業代表として来ました、《パラド・クリ・エイタ》と言います。日系のクウォーターです。ISを動かしてしまい、騒ぎにならないように機密で来ました。今頃、世界に放送されています。事実上は第二の男性操縦者という事になります。よろしくおねがいしますね。」

そう言って頭を下げるその少年。いや、パラド・クリ・エイタ・・コイツはどう見たって・・

「パラド‥お前は・・もしかして・・」

「ふふふ・・久しぶりと言っておこうか。織斑君。」

歩いて来て肩を叩きながら握手をする。やっぱり、あの時の少年だ。言おうとした時、

「シー。あの時のボクの正体は秘密だよ。」

口元で人差し指を立ててそう小声で行った。俺は頷きながら・・

「あの時は助かったよ。」

「まさか、ドイツのIS会場でのぶつかりあいからこんな事になるなんてね。あの時、道を教えたのは有っていたかい?あの時は日本語もつたなくてすまなかったね。」

「い、いや・・何とかなったよ。」

「どうした、織斑?知り合いなのか?」

「あー・・その・・」

「ふふ、言いづらいよね。彼が第二回モンドグロッソの時にボクもそこにいまして、会場の入口に行きたいのだけど決まったゲートからしか入れなかったのは覚えてますか?」

「あぁ、関係者はAゲートからしか入れなかったな。」

「その時彼は、Hゲートの近くで迷っていまして、ボクが年が近いからという事と、祖父から聞いていたから親よりも日本語を話せると言う事で話を聞いたのですよ。で、チケットはAゲートからしか入れないと言う事でその位置を教えて、見送ったんです。両親ともデュノア社の研究職なので、ボクもISが見たかったので最後までついて行かなかったのですけどね。コレがいきさつです。」

「い、言うなよな・・。海外って初めてで緊張してたんだよ。」

「確か・・あの時はボディーガードがいなかったのか?」

「用事が有るとか、担当官に呼ばれたとかで居なかったけど?」

コレは事実だ。なんか電話を取って走って去って言ったからな。実際置き去りになったのはマジの話だ。そん時は何とかいろんな人に聞いてたどり着いたんだが・・良く即興で作るな。

「そうか・・あの担当官め・・。」

まだ根に持っているようで。

「まぁ、よろしくお願いします。ボクはパラドと呼んでくれて問題ないよ。」

「おう、俺も一夏でいい。あの時は本当にありがとうな。」

言葉の裏に色々と含ませた二人での挨拶になったが、まぁいい。それよりも気になる事が有った。あの時の、心を通わせるような感覚のアレ・・それが気になった。

「エターナルは?」

「あるよ。大丈夫。君に渡すつもりだ。しっかりと管理してくれよ。放課後、部屋に戻ったらだ。」

「分かった。」

拳をぶつけ会い、お互いに席につく。

 

 

授業は難しい所もあったがそこは逐一聞く事で答えてもらい何とか初心者的な部分は理解できるようになってきた。もともと機械やロボット工学にも興味を持っていたのが幸をそうしたみたいだ。それでも分からない場合は山田先生や織斑先生に放課後に聞く事で補充、という事になった。元々素人なのだから分からない事は多くて当然と言う事と、一応先に渡された参考書は読んだが予備知識が無ければ分からないと言う事もはっきり伝えたのでそこも納得をされたらしい。そもそも、ISに関わって来させないようにしていたのが織斑先生だと言うと「こんな事になる予定などはなかったから・・一度危険にさらしてしまったからには関わってほしくはなかった。」という苦い表情の言葉を貰い、空気が悪くなってしまった。その後は部屋の鍵を渡してもらい自室に行く事に。なんでも政府が二人目もいる事で襲われる確率が上がったとか言って急遽予定を変更したらしい。織斑先生から携帯の充電器と着替え、数冊の本(気晴らし用の小説)とお気に入りのインスタント珈琲を受け取った。急な事でここくらいしか用意できなかったから今度休みに護衛付きで帰って必要な物を持って来いとの事だ。寧ろ十分でもあるが、確かに服はもう少しあった方がいいかもしれないので分かりましたと答え、部屋に行く事に。

着いた部屋は『1027』。ノックして中に声をかける。

「同室になったものだ。開けても良いか?」

『あぁ、良いよ。一夏君。』

「・・ん?あぁ・・。」

声を聞いてはいるとパラドがいた。

「やぁ。やっぱり君だね。男同士にするのが普通だものね。」

「確かにこれで女子なら頭おかしいと思うわ。んで、ベットは?」

「どちらでも構わないよ。」

「んじゃ、俺は窓側で。」

「ボクが廊下側だね。おっけー。」

そう言ってパラドは荷物を開き、こっちに投げてくる。

「おっと。コレは・・?」

「君の御所望の物だ。さぁ、手に取ると良い。」

そう言われて小さなバックからベルトとメモリを出して持つ。

「あぁ・・久しぶりだな。」

手に持つメモリから何か流れてくる懐かしさに目を細める。するとパラドが端末らしき物を渡してくる。

「コレは他のメモリが入っている端末。ISの技術応用で出来た物だよ。これにベルトとメモリを収めておくと何処でもすぐに取り出せる。学内でも持っておけるよ。」

「おぉ!コレは良いな。ありがとう。」

「いや、ボクも同じ物を持っていてね。」

そう言って見せたパラドの端末は赤と青。俺のは白と薄い青だった。

「エターナルをモチーフに作ったけど・・色は気に入らなかったら言って。作り直すからさ。」

「なんて事を言うんだよ。俺とコイツの繋ぐ物がこれじゃないなんて逆に嫌だね。」

「ふふっ、わかったよ・・じゃぁ、エターナルとロストドライバーは任せる。君にそのメモリを使ってもらって成長させてほしいからね。」

「成長?」

「適合するという事で言うならメモリにも意志が有る。コレはISにも言える事だ。結局は君達・・いや、ボクもだけど人間の意志や使用者に掛って居るのさ。」

「なるほど・・分かった。他のメモリも変身するのに使えるのか?」

「試してみると良いけど、おそらく今のところエターナルだけじゃないかな?他は癖が強かったり、いろいろとあるからね。特にエターナルは高位のメモリだから、それ以下のメモリを装備するのを嫌がるんじゃないかな?」

「へぇ・・。」

「エターナルの姿になった時、気がつかなかったろうけどEを横にして、王冠を現して居るのさ。」

「ほぉ・・それは知らなかったな。」

「つまり君はメモリの王様に選ばれたも同然さ。自身を持ってエターナルと付き合ってくれ。」

「分かったぜ。サンキュー、パラド。」

そう言って端末を操作する方法を教えてもらいベルトとメモリは俺の端末に収まった。

「そういや、企業代表って言ってたよな?専用機ってやつ、持っているのか?」

「有るけど・・まだ秘密だね。御披露目はもっと派手にしなくちゃ。あぁ、想像しただけで心が躍るよ。」

「はは・・俺も専用機ってやつもらえるのかな?」

「おそらくは。ボクも男だからって言う理由から専用機が用意されたからね。見つかったのは君のすぐあとだったんだけど、専用機が用意されるまで待ってから発表という事になったからね。今日までかかったという訳さ。もしかしたらもっと遅くなった可能性もあったけどなんとかね。」

そう言って手のひらを上に向けて肩をすくめた、所謂呆れたポーズ。

「なるほどな。じゃあ、俺も専用機を楽しみにしとくか。」

そう言って部屋着に着替えてベットに横になる。

 

「嫌なこと言うけど・・専用機を持つ事になるとそれに関する大量の法律等がついてくるからね。勉強する事がものすごく増える。覚悟しとくと良いよ。くくく・・」

そう言ってパラドの眼は死んだような眼をしていた。つぅかもっと勉強とかマジ勘弁してくれ・・。

 

 




はい、『心が躍る』で有名なパラドでした。
と言っても、彼にはガシャットを多数使わせるオリ主なので、ガシャットギアデュアルだけではありません。
どんな姿になるかはお楽しみです。
ではまた次回。
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