永遠の操縦者と天才クリエイター   作:金宮 来人

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今回は一夏とパラドの強化回です。
さて、どうなるか・・。
何が起きるのか・・。
あ、箒ぼっこ回でもあるので。

では、本編へどうぞ。


18 タッグトーナメント 後編

専用機部門で優勝したボク達は一度表彰される。そして、同じように訓練機部門で優勝した人も少々されその後、二つのチームで競い最優勝者が決定されるのだが・・出来レースと思う。どれくらい力の差が訓練機と専用機であるかを見せる様なものだ。

更に言うならそれがもし専用機を与えられていない国家代表候補ならば、その成績いかんによっては専用機獲得のチャンスになりえるが・・

「ッチ。よりによって貴様か。何故一夏が此処にいないのだ?」

「僕より弱いからだよ、篠ノ之箒。そして、君もここで負ける。」

決勝の為にゲンムを起動していたボクはそう言いながらも構える。

「貴様ごときがここまで来れるはずもないし、篠ノ乃流の一夏が簡単に負けるはずもない。どうせ卑怯な手でも使ったのだろうな!!」

「ふーん、貴女の目は節穴なのね。ペアを組まされた女子がかわいそうだね。」

そう言う簪、目が座っているのは自分が侮辱されたとかじゃない気がする。まぁ、気分は分かるけどさ。そっくりそのまま返してあげたい言葉だよね。

「まぁ、一夏が居ないのはいいとして、さっきのセリフは挑発?なら、本気でいいのかな?」

「貴様程度に負けるわけがないだろう!!私が勝てばその機体を貰う!!私は篠ノ之束の妹だ!IS一機くらいは自由に出来る権利はあるだろうからな!!」

そう言って俺の機体を指す。無理無理お前にゃ負担かかり過ぎで死ぬぞ?そう思いながらあえて口を歪ませて嘲笑する。

「やれるもんならやって見せれば?君程度がボクに勝てるならばねぇ!!」

『ガシャットギア、デュアル!』

青いデュアルガシャットを取り出してベルトとゲンムを収める。ラファールは普通の状態だ。右腰に小さな黒いスロット付きのベルトが巻いてあるだけの大きなベルトではない。

「遊んであげるよ、文字通りに。・・心が躍る。」

青いデュアルガシャットの黄色い突起を横にひねる。

『パーフェクトパズル!ワッツ ザ ネクストステージ?』

「さぁ・・君にも見せてやろう・・パラド・クリ・エイタの真の作品の一つ!大変身!」

『デュアルアップ!ゲット・ザ・グローリー・イン・ザ・チェイン!パーフェクトパズル!』

青い髪の目つきの鋭い仮面ライダーになる。機体色も蒼くなり、所々に金色があしらわれている。機体もシャープな装甲に変わっている。そして、変身後はガシャットは黒いスロットに収まっている。

「・・パーフェクトパズル・・レベル50。」

そう言いながら篠ノ之に指を挿す。

「パーフェクトにクリアしてやる。」

そして、簪も艦体兵装を起動。兵装は扶桑。大きな砲門が目立つ。

「さぁ、こちらの準備は整った。そっちはどうかな?イージーチャレンジャー?」

「なめるな!!貴様なぞ、この剣で十分だ!」

そう言って準備完了になりカウントがされる。そして、カウントが0になった時にすぐさまボクは篠ノ之を、簪はペアの1組の生徒、相川清香を叩きに行く。組んだ理由はペアを組まなかった同士のくじだそうだ。

ボクは振って来る剣を軽く避けながら、甘い振りを弾いたりして隙を作り攻撃を繰り返す。あえて弱パンチをくらわしてイライラを募らせる。

「くそぉ!?避けるな!それでも男か!?」

「ボクサーは男じゃないのか?ムエタイ選手は?テコンドーは?空手は?柔道は?剣を使う事に固執する君は実に愚かしい。まるで子供が駄々をこねているようで見苦しくて気持ちが悪いよ。それだから一夏にも嫌われるんだ。」

「い、一夏が嫌いと言ったと?!・・う、嘘を言うな!!私は幼馴染だぞ!?」

「昔からの知り合い程度で、一々癇癪を起して面倒と言っていたな。それなら幼馴染であろうと知り合いであろうと、嫌気がさすと言うのも理解できるけどね。」

そう言うと大ぶりで地面にまで剣を振り下ろす。ソレを避けて足で踏む。

「くっ!?い、一夏がそう言うはずがない!どうせ私をかく乱しようとする卑怯な手だろ!?この卑怯者!!」

「・・信じないなら勝手にすればいいさ。考える時間をあげただけだし・・。簪そっちはどう?」

「・・あ、話は終わった?もうこっちはとっくに終わらせれるけど。」

「・・報告はすぐしてくれて良いよ。そう言う事なら、・・一度後ろに下がるからこっちに援護射撃。」

「了解。」

その言葉とともに飛んできた砲撃で追撃を避けさせる。四門あるうちの二つをこっちに向けて撃ち続けるので篠ノ之は動けない。

下ったボクは端末からとある物を取りだす。コレがアイテムメダルだ。ソレを詰めたケースを開きパーフェクトパズルの機能を使う。宙に浮いたアイテムを並べ替えるように動かして連結させたアイテムはボクに降り注ぐ。

『マッスル化』『高速化』『高速化』

「じゃぁ、決めようか。」

抜いたガシャットの黄色い部分を一度戻してまた捻る。

『キメ・ワザ!デュアルガシャット!』

そして、高速で相川さんの機体に近づく。

『パーフェクト・クリティカルコンボ!!』

「はぁぁ・・セイヤぁ!!」

脚部が光りそこに集中されたエネルギーが纏われて、更に高速の勢いと共にボクは蹴りを放つ。

「き、きゃあぁぁぁ!?」

一度蹴り、ソレを追い越して反対の足で更に蹴る。それによって相川さんはアリーナの壁に叩きつけられる。

「・・さて、次だ・・心が・・滾る!!」

『ノックアウト・ファイター!』

またガシャットを抜いて捻りを戻し今度は逆にひねる。

『ザ、ストロンゲストフィスト!ラウンドワン!ロケット&ファイア!』

「大変身!」

『デュアルアップ!エクスプロージョン・ヒット!ノックアウト・ファイター!!』

肩のパーツが拳に付き、ナックルとなって機体色が赤に変わる。頭部もさっきまで青だった分が炎が燃えるように逆立ち赤に染まる。

「ノックアウト・ファイター・・レベル50」

拳同士をぶつけ会う。『ガシィン』と音がしてその強さがうかがい知れる。

「さぁ、僕の心をたぎらせた事、後悔する事だね!」

高速化とマッスル化の消えていない今、また高速で近づき、後ろから殴る。背中を殴られて慌てて振り向くが、それに合わせて反対を周りもう一度殴る。今度は動かず、慌てて振り向いた所、腹部を殴る。

「がっ!?クソ!?後ろ・・いな、がぁ!?また後ろだと!?きさ、がっふぅ!?」

ただのサンドバックだ。面白くなくなってきたので、決める事にする。

「さぁ、フィナーレだ。」

スロットから抜いたそれの黄色い突起部分を戻しもう一度捻る。

『キメ・ワザ!デュアルガシャット!ノックアウト・クリティカルスマッシュ!』

「ハァ!!」

「ぐぅ、・・ぐはあぁぁぁああああ!?」

まだ腹に効いているのか俯いてこっちを睨む篠ノ之の顎を左手で殴る。上にはじけ飛んだ篠ノ之はPIC操作がうまくいかず重力に従って落ちてくる。そして、ボクの反対の右拳に炎が燃えるように纏いつく。

「はあぁぁぁあああ!!」

「ぐああああああ!?」

落ちて来た篠ノ之をそのままストレートで殴る。マッスル化の影響もあってダメージは一発で残りのSEを0にした。

『K.O.!』

その音声と共にボクはガシャットを抜いた。捻りを戻して変身も解く。

「・・ガシャットは良かったけど・・あまり心が躍る戦いじゃなかったね。」

そう言ってピットに戻ろうとした。すると会場がざわめく。

「あぁ・・ああああああ!?」

篠ノ之がSE0のはずなのに立ち上がり叫び出したのだ。

機体からはスパークし、色が黒くなって装甲が形を代えて行く。そして、段々となって行くその形は・・

「織斑・・先生?」

「VTシステムだ!?でもなんで・・」

簪とボクが驚きながら距離を取って構えていると声が後ろから聞こえて来た。

「どうなってるのパラド!?

驚いた様に横に来たのはシャルロットとラウラ。ピットまで来ていたらしい。逆側には一夏も降りて来た。皆機体にはライダーシステムによって、SEは減ってもダメージはそうないはずだ。だがエネルギーは?・・補給する時間はあったか・・。見ると周りの観客席は緊急事態という事で閉じている。隔壁内からは非常事態で生徒達が避難する声が聞こえる。なら・・大丈夫か・・。

「聞いた事が有る・・モンドグロッソの優勝者のデータを使って操縦者を強制的に強化するシステム。」

「千冬姉の真似をするシステム・・許せねぇ」

そこに放送が入る。

『ザ・・ザザ・・』『さぁ、役者はそろったわ!そこの目障りな男を始末しなさい!』

校内では女尊男卑で有名なドイツ出身の教師、【アルマ・エーベンバッハ】だ。

昔に施設は破壊した(・・・・)のに・・データは残っていたか・・。

「・・実験で操縦者になった物のほとんどは・・精神に異常をきたすか、身体的にも破壊されて死亡するか・・どちらにしろ無事じゃ済まない。」

「なら、・・早く倒すしかねぇ・・。」

そう一夏が言うのでボクは肩を掴む。

「一夏・・彼女は君の嫌いな篠ノ之箒だよ?それでも・・助けるの?」

「誰がとか、何をとかじゃない!!俺は人を守るんだ!!」

「・・・分かったよ覚悟を決める。アレは攻撃さえしなければ時期に完全にエネルギー切れで止まるだろう。生命力というエネルギーまで奪って。ソレを止めたいなら・・力を貸そう。今なら、無理も無茶も承知でいける。行くかい?一夏!?」

言いながらゲーマドライバーを構えて付ける。

「あぁ、・・こんな事をした奴に地獄を見せてやるぜ!」

「なら・・ボクも本気を出す。無理でも無茶でもしてあげる。友としてね。」

ボクはガシャットギアデュアルを構える。

「あぁ。付き合ってくれよ・・パラド!!」

ロストドライバーを構えて装備してメモリを構える一夏。

『エターナル!』

「今のボクなら限界も超えられる。心が躍る・・これまでに無くね。」

『デュアルガシャット!ザ・ストロンゲストフィスト!ワッツ・ザ・ネクストステージ?』

「変身!!」

『エターナル!!』

「マックス・大変身!!」

『マザルアップ!紅い拳強さ、青いパズル連鎖、赤と青の交差!パーフェクトノックアーウト!!』

一夏はエターナルになり・・その後腕が燃え始めて、炎が青く変わる。そして体中にスロットが装備され、最後に黒いローブが装備される。思いを完全にまで熱するその青い炎の姿は、ISライダー 『エターナル・ブルーフレイム』。

「エターナルが‥答えてくれた・・。」

自身のその姿を見てぎゅっと手を握る。そして、顔をあげて構える。

「お前のゴールは地獄だ!まだ苦しみながらも生きる為の生き地獄だがな!誰が死なすかよ!ここでは俺が決める!」

「ボクも居るよ一夏。」

紅と青の混ざりあう姿に驚くシャルロットを押さえて、一夏の隣に立つ。その手には銃と斧が反対についている武器を構えて。

「お前‥パラド・・だよな?」

「パーフェクトパズル、ノックアウトファイター・・二つの力が今一つになった。コレが今できる最強の姿。その名も・・パーフェクトノックアウト!仮面ライダーパラドクス。レベル・・99!」

その言葉にシャルロットが驚いて止めにくる。

「レベル99!?無茶だよ!?体が壊れちゃう。」

「大丈夫だ・・。今のボクなら出来る。」

 

二人で前に立ち、構える。ボクはパラブレイガンを、一夏はエターナルエッジと雪片ニ型を。

そして一度武器を片手に持ち替えて手をたたき合う。

「さぁ、一夏・・超協力プレイで・・」

「あぁ、クリアしてやるぜ!!」

 

 




超協力プレイ時はパラドとエグゼイドのタッチシーンをイメージしていただけるとかっこよく見えるかと。
私はパラドはやはり大好きですね。
仮面ライダーパラドクス!さいっこう!!
エターナルも最高だし、この作品は私の夢と希望がつまってますよね!!

さて、次回はVTS攻略クエストです。
次回もまた見てらいだー。
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