永遠の操縦者と天才クリエイター   作:金宮 来人

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実は私、泳ぐのはそこそこいけますが、海水が苦手です。
目に入ると目が痛くて開けられないくらいに苦手です。
だから基本的には海水浴には行きません。
家族も金づちとハンマーとアンヴィルなので・・。
市の運営する室内プールで自分が泳ぐくらいしかありませんね。
釣りは好きなので、海に行くなら釣りがしたいです。

では、私的にもあまりに縁が無い水着選び回ですが、
本編へどうぞ。

あ、簪強化回でもあります。


20 休みと準備の買い物

「ねぇ、パラド?私にはこっちとこっちどっちの水着が良いかな?」

「私も。どっちがいいと思う?」

「えーっと・・自分が良いと思う方が・・」

「パラドが良いと思う方を着たいの!!」

「そう。だからどっち?」

「えぇー!?」

ボクはついに叫び声をあげる事になった。

 

こうなった原因は今朝、二人が誘いに来た事から始まる。

・・正確には四人だが。

「おはよう、パラド。今日はいい天気だから一緒に出かけよう。」

「パラド、おはよう。では早速、買い物に出よう。」

いきなり二人に誘われた。そして、同じ部屋の一夏にも鈴とラウラが買い物に誘いに来ていた。ラウラは鈴が誘ったらしい。どうやら普通の服がないらしく、鈴と一緒に選んでほしいとか。織斑先生に私服のセンスが良いと言って、どこで買うのか聞いたら一夏が合わせて買ってくれたのだと答えられたらしい。実際、買い物に出る時間があまりなく、忙しかった織斑先生はたまの休みに家に帰るだけで買い物に出ることなどは少ないらしい。一夏から、普段の織斑先生の事を聞いた話だ。お互いに家族の話になって、ボクの親はデュノア社のボクの下で働いてくれているという話で、「家族関係おかしくね?」と言われた。

仕方がないのだけどね。ボクが開発担当になるほど才能が有ったから。実力主義なのがデュノア社なのだから。経営力が有る分でシャルロットも副社長候補まですでに行っているよ?後は大きな契約が取れるようになるまでというのと、国家代表候補生なせいで色々とややこしいのが有るんだって。そこまでは聞いてない。面倒だったから。

まぁ、そう言う事で一夏はラウラの服を選ぶ為に、ボクはシャルロットと簪の水着を選ぶ為に買い物に出る事に。丁度臨海学校の時に必要な物が有ったので大型ショッピングモール、【レゾナンス】まで行く事になった。

 

そして、水着売り場に行くと例のごとく詰め寄られる事になったのである。

「シャルロットは・・そのオレンジと黒のストライプがついている方かな・・。ブロンドの髪が有る分蛍光色が映える気がする。簪は・・肌が白いし水色のワンピースの方かな。黒いのはなんか暗そうに見えるよ。」

「「わかった。」言う通りにする。」

そう言って二人は片方を戻すとレジに歩いて行った。ボクは自身の水着を選ぶ。

「・・そういや、水着なんて着た事無かったか。」

海には訓練で着衣泳をしたり、寒中稽古として服を着たまま泳いで、その後雪の中を走る過酷な訓練をした事が有るだけだな。

「それからすると、ボクは・・あまり実りのある人生ではなかったのかな?」

いや・・遊ぶ時間が有れば開発することが楽しかったんだ。あの夢・・異世界の情報収集も合ってこんな風になったけど・・、

「悲観するほど不幸じゃない・・むしろ幸せだってね。」

家族も存命していて仲が悪いわけじゃないし、可愛い婚約者も居る。会社でも自分は認められて楽しい友達も居る。コレが不幸だっていうなら、そいつはボクがぶん殴って見せるよ。

「この、騎士の様なマークいいな。これにしよう。」

選んだソレと水着用のパーカーを買って皆と合流する。

「あれ?パラドも水着買ったの!?」

「それなら選んであげたのに・・」

「それくらい自分で選ぶよ。奇抜じゃない分だしね。」

更に話しながら必要にしていた物を買うように店に入る。

日焼け止めとサングラス、ビーチサンダルとクーラーボックスを買って収納用の端末に収めた。

「それって、すごく便利だね。」

「ん?この端末?デュノア社製。・・というかボクオリジナル。ISの機能応用で量子変換とデータ保持能力が合って、銃で撃たれても壊れない耐ショック性の特殊端末だよ。」

「コレ、パラドが作ったの!?しかも。ISの応用ってまるでISコア作れるようなもんじゃない!?」

鈴が驚いてその端末をつつく。ラウラも「ほぅ・・。」と言いながらつつく。いや、つついても何も無いよ。

「うーん、それは無理だね。コア自体は動くエネルギーが違う。コレは唯の電力。SEを使うと壊れてしまうからね。それ用のシステムはまた別で難解なんだよ・・。出来ても『ISみたいな物』で劣化品のまがい物さ。それこそ、ボクは博士と話してコアの中の意志などについて話して見たいけど・・おそらく勝手に色々と応用しているボクは嫌われているだろうけどね。」

「ソレはどうだろうな‥。」

急に会話に入ってきたのは一夏だった。

「ソレはどう言う意味?」

「あぁ・・俺の知ってる束さんなら自分と同じくらいの天才という物を知らないからさ、そう言う同等に肩を並べる存在をどう思うか分からないなってさ。もしかしたら認めないかもしれないし、逆に話して見たいとも思っているかもしれない、あるいはどっちがより天才かなんて競いたいと思っているかもしれないしな。」

「へぇ・・。」

「なんか聞いた話だと、まともに取り合おうとしない人物って聞いたんだけど?」

「ソレはあの人から言って凡人という括りだからだよ。あの人から言うとそこら辺の石ころの価値しかないと言ってたからな。・・まぁ、正確には難が有るが、もし話して見る事が出来れば意外と話が合うかもしれないぞ?」

「そぅ・・。」

ボクは口元に手を当てて少し考え事をする。

もし、・・もしも篠ノ之博士にあったとしたらどう言う事になるかの予想を立てると・・・。

「パラド?どうしたの?」

「あ、いや・・もし会ったりしたらなんて話そうかなってさ。」

「そうか、やっぱり頭が良いとそう言う話す内容は多そうだもんな。」

「そうそう、色々と難しい事を話すから傍から聞いてたら知恵熱出しちゃうかもよ?」

「うわ!?俺のいないとこで話してくれよ?」

「ははは・・。」

そう、笑いながら買い物を続けた。ラウラの服は一番初めに買ったらしく、その次に鈴とラウラの水着、その後に一夏の買う物は買って、最後に皆でファミレスによってご飯を食べた。

 

部屋に戻る途中でボクは整備室に行く事にした。

「ちょっと今日出ていた時に考えついた事が有るから・・。あ、簪・・ちょっと打鉄二式貸してもらえる?明日には返すから。」

「・・何をするの?」

「ひみつ・・。君が喜ぶ事ではあるよ。少し改良さ。」

「・・分かった。変な事はしないでね?」

「おっけー。大丈夫、このボクが改良すると言うんだから、期待しといていいよ。」

「じゃぁ、お願いする。」

受け取った打鉄二式を持って整備室で改良のためのシステムを組み、ソレを組み込むまで一晩過ごす事になった。

朝に、軽く眠って目を覚ましたボクは新しい能力を説明するためにアリーナに簪を呼んだ。

「じゃぁ、返す。そして、普通に打鉄二式を呼びだしてもらえる?」

「うん、分かった。」

そう言って打鉄二式を展開してもらう。

「じゃぁ、端末のシステムに『ベルトシステム』という項目が有るでしょ?ソレを起動して?」

「ベルト・・ライダーシステム!?」

「ライダーじゃないけどその応用。先ずは起動してもらえば分かる。」

「分かった‥ベルトシステム。」

ソレを起動するとそこにはベルトが出て来ていてバックルの位置には・・

「・・羅針盤?」

「そう。そして、ベルトに一緒にある横のスロット。そこにはカードが入っているの。開いて見て。」

「確かに・・扶桑、高雄、日向、島風、赤城・・」「まぁ、色々とあるけど・・まぁ、先ずは基本システムに行こうか。羅針盤をまわして下に向いている針を上に向けて?」

「うん・・。こうかな?」

『ターンアップ!』

音声が流れて、目の前に青いゲートの様な物が現れる。ソレが迫ってきて自分を過ぎると基本フォームの艦体システム『金剛』が展開される。

「基本フォームは《金剛》。それじゃ次だ、高攻撃力のフォーム、扶桑のカードを取ってバックルの上からスロットにさせるから逆さに入れて?」

「逆さに・・、入れた。」

『フォームチェンジング・・』

音声と共に待機音が鳴る。

「そしたら今度は同じ方向に羅針盤をまわして針を下に向けて。」

「こう・・だね。」

『フォームチェンジ!ふ・ふ・ふ・扶桑!!』

音声とともにゲートがまた自身の体を通って姿が変わる。前は無かったスカートアーマー部分が増えて紅い袴の様な形の部分がついた。更に砲身も大きくなっている。

「なんか・・強化されてる?」

「基本フォームから他のフォームに色々と特徴をつけたんだよ。コレでライダーシステムと似た変身が簪もできるようになったわけだよ。」

「・・!?そう言う事!!確かにコレは嬉しい。一回、やりなおさせてもらっていい?」

「え?良いけど・・」

そう言うとベルトを反転させてカードを取り出して、ベルトシステムを解除する。あれ?解除の仕方教えてないのに・・?

「それじゃ‥ベルトシステム・・起動。」

そう言って手を開くようにして構えると、腰にベルトが装備される。

その後左手を腰に当て右手を開いて顔の前で構える。

「・・変身!」

『ターンアップ!』

ソレを弾き落とす様にして羅針盤を落として、ゲートを開き、そこに自身が飛びこむようにして変身した。

「・・貴方の運命は私が決める。」

そう言って決めポーズをしている簪になんて言葉をかければいいのか分からなかった。

「これは・・素晴らしい改良。しかも、【フォームチェンジ】でそれぞれの特性が有るから使い方も悪くない。何より、私も変身できた・・本当に素晴らしい改良。」

「そこが重要なのね・・まぁ、気に入ってくれたなら何よりだよ。良かった。」

「やっぱり、パラドは素晴らしい逸材。・・シャルロットから奪いたくなるほどに。」

「やめて、何故か知らないうちにフランスと日本が戦争にまで発展しそうだから・・。デュノア社と更識が手を組んでくれたら、改造はもっとできるからね。」

「そう、なら・・今後もよろしく。所でこの腕のスロットは?」

「あぁ・・ソレはパッケージ用スロットだよ。今回使わなかったあれを使う為の。

「なるほどね。ありがとう。良い物を貰った。」

そう言ってアリーナを出て行った。まったく、嬉しそうな顔で言うんだから。頑張ったかいがあるよ。ホント。

 

 

「・・私にも、あのような機体が有れば・・一夏は・・。」

 




ははは、某動画にて感化されました。
仮面ライダープラスの艦コレ。
ベストマッチ!て感じですよね!!
あまり気に入らない人がいる?確かにソレは私の責任だ。

【だが、私は謝らない。】

と言う事で、強化した簪さんは更にパラドを、
『ロック・オン!』で『ソイヤ!』しようと狙ってます。
シャルロットがどうなるのかが見ものですね。
では次回もまた見てらいだー。
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