どう動くかって?
ソレは本編でのお楽しみ。
では本編へどうぞ。
ボクは砂浜にたどり着くとそこには、
「やっと来た。遅いよパラド。ほらおニューだよどう?」
そう言ってシャルロットがポーズを決めた。正直すっごくに会っていて可愛いがその胸やらを強調するようなポーズはやめてほしい。鼻血とかいろいろと大変な事になりそうだ。
「あれ?一夏は一緒じゃないの?」
「あぁ、・・まぁ途中で色々あってね・・。後から来るってさ。」
「そう・・ま、鈴達には言っておけばいいか。」
会話をしながらそこに端末からパラソル、敷物、椅子、飲み物の入ったクーラーボックスを置いて準備をする。後は端末にロックをかけて待機状態のラファールに入れておく。
ボクのラファールの待機状態はレザー性のリストバンドなのでぬれても問題は無い。それから出した物を並べて敷物が飛ばないように固定する。
「そうだね。・・よいしょ。・・それじゃ泳ごうかな。」
パーカーは水泳用だから大丈夫だ。そのまま着て入ろうとする。
「あれ?着て行くの?脱がないの?」
「パラドの上半身がどうなってるのか気になったのに・・。」
「え?コレは水泳用のラッシュガードタイプだから・・ってうおぉ!?か、簪か・・。びっくりした。シャルロットしかいないと思ってたよ。」
「良い日差しよけの場所を見つけたから。代わりに荷物番しておくから行ってらっしゃい。」
「チャッカリしてるな簪は。・・ボックス内の飲み物は飲んでいいよ。」
「わかった。ありがとう。」
そう言いながら早速ボックス内を物色して一本飲み物を取り出す。
「・・醤油ボトル?」
「それ、某メーカーが出したオレンジジュース。見た目がどう見ても醤油ボトルって言う分で面白かった分。他にも炭酸コーヒーや練乳入りの甘ったるいコーヒー、某ゲームの回復薬に、某会社の色とりどりの面白炭酸各種もあるよ。」
「ネタに走りすぎだと思うこのラインナップ‥。あ、意外にオレンジジュースは普通。見た目がアレなのに・・。」
「傍から見たら簪がしょうゆをがぶ飲みしてるように見えるね。」
シャルロットが言うと簪が何か考えて・・飲みかけをボクに渡してきた。
「・・え?」
「傍から見てみたいから。」
「い、いや・・それなら他のこのジュースを渡してくれれば飲むよ。」
「これ一本しか見えなかった。」
「あ・・いや、簪が口付けてるからね?飲むわけにはいかないよ。」
「・・っち。チキンヤロー・・。」
「簪から聞こえちゃいけない様な罵倒が聞こえた気がするよ!?」
「どうしたの簪!?やさぐれたの!?」
「・・外に居るとこんなもん。部屋の中が一番落ち着くから・・。こっちじゃ特撮もアニメも見れないから心落ちつく時間ないし・・。」
「「あー・・・。」」
納得してボクとシャルロットは声が揃ってしまった。そして、ボクはそこでひらめく。
「それじゃ、まぁ、そろそろ海言って泳いで来るから・・簪は荷物番お願いね。」
「そうだね、行こう、パラド。簪お願いだよー。」
そう言って二人で海に歩き始める。
「わかったー。・・・あー・・・あっつい。」
そして、二人で海に入って泳ぐ。
「・・あ、逃げられたのか・・っち。」
「簪があそこまで黒くなってきてるって・・臨海学校ってすごいね・・。」
「たぶん・・簪もパラドの優しさに甘えてるんだよ・・。だけど・・私が居るのを忘れないでね?パ・ラ・ド?」
「心得ています。・・って言うかそれだから逃げたんだけどね。ボクにはシャルロットが居るのにそう言う気は無いさ。」
「そう・・ならいいよ。うん、そう言ってくれてうれしいよパラド。」
「そうか・・まぁ、今は日本の海を楽しもうか。」
「そうだね。」
そして僕とシャルロットは泳いで楽しんだ。
▼
あぁ・・気分悪。
俺は途中で木陰にしゃがみこんで頭を押さえる。
「こんな状態になるなんて思ってなかったからな・・。気分重くて日差しがきっついぜ。」
篠ノ之にしっかりと考える機会を与えた。これであの性格が少しでも前を向いてくれる事を切に願う。というか・・、
「おれって、昔のこと考えるとひっでえよな。」
篠ノ之も鈴も俺の事を・・好意を持ってくれていると思う。篠ノ之は曲がっているが・・それでも昔は強い俺に憧れていたという事だろうからな。
「・・今の俺には少し速度が足りない・・というかアイツは止まって後ろばっか見てるからな。前見て進む覚悟と勇気を持たなきゃ、強くなんかなれないっての。」
自分にも言い聞かせてきた言葉だ。
「過去を変えれない。それなら未来を変えるために今を行動する。守れなかった人がいたなら、悔やんで止まるよりも、ソレを糧に足に力を入れて、地面という名の過去を踏みしめて更に強くなって前に進む。未来へと・・。それが出来なくちゃいまを生きていけれないから、人は進むしかない。束さんも分かってくれないかな?ISの使い道が間違った事を後悔するよりも、それをまた元に戻す為の道しるべを作るとか・・そう言うのを考えてくれればいいのに。たとえば・・IS学園に宇宙開発用の学科作るとか・・。」
そう言いながら悪くない気がした。おそらく講師にはパラドが入るだろう。そうなればパラドが宇宙という決まっていない未開の未来を作り、俺は地球で生きている人たちの未来を守る。
そんな未来ならいいかもな。
少しは頭がましになった俺は海に向かって歩く。泳げば少しはましになるだろう。
▼
ボクはシャルロットと一緒に泳いで戻ると一夏がちょうど簪の所へ来た所だった。
「一夏、遅かったね。」
「あぁ、ちょっと途中で忘れものに気がついてな。よく考えたら飲み物はパラドが持ってるんだからいいやとまた途中で引き返してきたんだ。無駄な時間食っちまったよ。」
「まったく、一夏ったら抜けてるんだね。私はパラドの元に引きこもる事は初めっから決定してたから大丈夫。」
シャルロットに一夏が答えていたらそう言う風に簪が横から答える。ちょっと、君はもう少し大人しかったんじゃなかったっけ?自重が無くなってきたな。
「簪?パラドは私の婚約者だよ?」
「それが何?私は唯パラドの好意に甘えているだけだよ?・・それに、パラドの婚約者であって、まだ結婚しているわけじゃないんだよね?奥さん面?早くない?」
何か二人の間に黒いオーラみたいなものが見える気がする。あれ?どうしてこんな事に?
「・・パラド、気をつけろよ?」
「一夏でさえ分かるんだよね。困った事になったよ。あはは・・どちらも有力者で怖いな。」
「最終的には正室と側室的な物になったりしてな。」
「マジで勘弁して。ボクの胃が持たない。」
日常的にこんな光景だけは本当に勘弁だ。
「さて、と。俺は少し泳ぐか。」
そう言いながら念入りに準備運動をする一夏。ボクも飲み物を取り出して一気飲み。
ペットボトルを飲み干してごみの袋に入れる。
「・・ぷはぁ。」
「お見事。」
「すっごいね・・。」
「冷たいもん一気飲みすると体に悪いぜ?」
簪とシャルロットは驚くように言うが一夏はどこか・・
「おばさん臭いというかおばあさん臭いというか・・説教臭い老人みたいだよ?一夏。」
「ひっでぇ・・。」
そのやり取りに二人は笑った。そう言う会話をしていると後ろから走って来る音がして瞬時にボクと一夏は構える。そして、砂を踏みきって飛ぶ音がした瞬間には二人とも動いていた。
「いっちかー・・・・ああぁぁぁああ!?」
ソレは鈴で、一夏の背中に飛びつこうとしていたらしいが、ボクと鍛えていた一夏はその音でボクと一緒に動きすでにその場には居なかった。
ボクはシャルロットと簪を守るように立ち、一夏はそこから横へ動いて迎撃できる体制になっていた。結果、誰もいない砂地へと鈴はダイブ。しかも顔から。
「ぶむぅ!?」
「「「「・・・・・。」」」」
四人でどうしようかという雰囲気になってしまう。特に避けてしまった一夏はすっごい声をかけづらそうにしている。
「ぶっはぁ!!良いから早く助けだしなさいよ!?何皆で見降ろしてんのよ!?」
「い、いや・・どう声をかけて良いか分からなくてなぁ・・。音に驚いてとっさに避けたんだが、まさか顔からダイブするとは思ってなくてな・・その・・すまんかった?」
「謝るなら謝りなさいよ!なんで疑問形なのよ!?・・まぁ、最近のアンタ見てたら気にしてしまうのも分かるけどさ。」
「分かった鈴。悪かった。」
「お相子で良いわよ。それより一夏、海にいかない?一緒に泳ぎましょうよ!」
「あぁ、いいぜ!それよりもお前もここで準備運動しておけよ。つったりしたらシャレにならないからな。」
「分かってるわよ。っふ!っふ!」
一夏は準備運動する鈴を満足そうに・・いや、どこか少し違う表情が見える気が・・?
「い~ち~か~?」
そんな風にシャルロットが声をかける。びくっとしながら一夏が振り返る。
簪とシャルロットが顔を合わせてにやりと笑いながら声を合わせて小声になり耳元で言った。
「「一夏のむっつりすけべ。」」
「ご、誤解だあああああ!!?」
そんな叫びが砂浜に響いた。
その後はボク達は簪と新しい水着を見せに来たラウラを連れて疲れるまで泳いだ。
最近思う事は、嫌いじゃないのにラウラの扱いが軽くなってきた事かな。
セシリアと箒はアンチなのでどうでも良いが、ラウラは好きなキャラなのにボコボコにされたり、吹き飛ばされたり、最後にちょろっと出てきただけだったり。
なんでだろ?
まぁ、そんな事もありながらも次回もまた見てらいだー。